みなさん、こんにちは。かんざき歯科医院院長の菅崎紳です。

最近、当院の新患の患者さんで多いのが、『他院の診察で、根っこの先端に膿の病巣(根尖病巣)があり残すのは難しいと言われ、抜歯を勧められました。何とか残せないものか一度診てほしい』という主訴で来られる方です。いわゆるセカンドオピニオンを求めて、といった感じです。

レントゲンを見ると大概は予想がつきますが、当院ではマイクロスコープにて直接根っこの中をのぞき診断します。
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他院で抜歯を勧められたケースの多くは、�@根尖病巣が非常に大きい、�A歯根破折、�B根っこの一部に穴があいている(パーフォレーション)のいずれかです。

この場合、マイクロスコープにて�A歯根破折が認められた場合、その割れ方次第ですが、完治させることは非常に難しくなってしまいます。ですが、�@と�Bのケースの多くは治ります。

根管治療は、治療が本当にうまくいったかどうかの結果が出るのは数年後になってしまいますし、はっきり言って経営的には歯科医院にとって何のメリットもない治療です。ですが、ものすごく大事な治療の一つです。決して手を抜いてはいけません。
医療人としてのポリシーとして、残せる歯は少しでも長く残すべきだと思いますし、歯科医師は、歯を長く残せるようにする技術の習得に励まなければいけません。
残せない歯を無理に残すことは、それはそれでデメリットも多くなってきますが、何とか残る道がある歯であれば、頑張って治療を受けてみてほしいです。