オークスは◎サークルオブライフ : カンマネの安心できるかわからないブログ

今日は優駿牝馬オークス。このレースはどの馬も初めての経験となる2400のクラシックディスタンス。桜花賞から距離が800メートルも長くなることで、距離の適性が読みづらく混戦模様になると一般的には言われている。

ただ実はそうでもなく桜花賞からのステップが好走するパターンなのが近年。さらに1番人気馬は昨年のソダシこそ8着に負けたが2016年のシンハライトからソウルスターリング、アーモンドアイ、ラヴズオンリーユー、デアリングタクトまで5年連続の勝利。さらに遡っても過去10年で1番人気が【5-2-1-2】と馬券にならなかったのはソダシと10年前のミッドサマーフェアだけなのだ。

そして牝馬の初経験コースという割に桜花賞出走組が7勝を含む12連対と他のステップからの馬を圧倒しているというのは意外にも映る。ただ紐荒れは注意で特に近3年は3年連続で2桁人気馬が馬券圏内と注意が必要。さらにその3頭とも桜花賞以外からの臨戦だった。

◎6サークルオブライフ
という事でやはり中心視したいのは桜花賞組。そんな中でも当馬を本命に。桜花賞は2番人気で4着。4着と言っても勝ち馬からはコンマ1秒差。そもそも桜花賞は3着のナムラクレアから10着のナミュールまでがコンマ2秒差の大接戦。レースリプレイを見直してみたが4着以降は7頭くらいがほぼ同時にゴールしたようなもの。上位馬のほとんどが1桁馬番の内枠有利な馬場状態の中で、2桁馬番のこの馬が上がり最速で突っ込んでの4着は価値がある。血統背景も距離延長は問題なさそうで阪神ＪＦに続いてのＧⅠ2勝目はここだ。

〇1ウォーターナビレラ
あわや勝ちかと思えた桜花賞2着馬の評価が低い。過去10年で桜花賞2着馬のオークスは【1-1-2-3】と侮れない。近年ならラッキーライラックも桜花賞2着からオークスは3着。オークスは前に行った馬が不利な傾向もあり、前走のゴール前差された展開から嫌われているのかもしれないがそれは逆に狙い目となる。この馬の勝負根性で馬券内もしくは勝ち切ることもあり得る。

▲17ニシノラブウインク
実はこの馬を◎に抜擢しようと昨日までは考えていた。フラワーカップからのステップは好走例がなく評価を下げたが紐荒れありならこの馬を筆頭に取りたい。三浦皇成はＧⅠ104連敗中。最近は年に1回か2回ＧⅢを勝つペース。でも騎手人生いつかは、1回くらいはＧⅠを勝てるかもしれない。その可能性があるのはこのレースだ。◎と同じエピファネイア産駒。半姉のニシノアカツキはオークスを17番人気で4着の背景。当馬は負けたとはいえ前走は強さを感じる内容。4角を馬なりで回って直線後続を突き放し並ばれても抜かせない勝負根性。最後の最後にスタニングローズに屈したが勝ち馬より距離延長がプラスになるのはこの馬だ。本当に皇成にGⅠを勝ってホシーノ。

△8ナミュール
前述のとおり桜花賞10着と言ってもコンマ3秒差。週中は桜花賞1番人気10着というイメージが悪いのでもっと人気が落ちて狙い目だと思っていたものの現時点で4番人気。血統的にはこの距離は微妙に長いと思うんだが、鋭い末脚で差し込んでまとめて負かす可能性は秘める。

×18スターズオンアース
×11ベルクレスタ
×15ピンハイ
桜花賞馬には敬意を表しさらに桜花賞僅差の2頭は押さえておきたい。

◎の1頭軸3連単流しマルチ。▲から馬単流し。△から3連複流し。