2012年05月29日

特別なレース

●日本ダービー
掛かり癖がある馬を積極的に買うというのは嫌なもので、ディープブリランテも皐月賞は買えてもダービーでは買いにくいというのが本音でした。しかし、今回もゼロスが飛ばしてペースが流れ、芝の状態も内の先行馬にとって圧倒的に有利な状況。△トーセンホマレボシのウィリアムズ騎手があれだけ速くしかけても3着に残るのですから、◎ゴールドシップと○ワールドエースにはつらかった。

ディープブリランテの岩田騎手は電光掲示板に「10」の文字が表示されたのがわかると、馬上で体を震わせ、握りこぶしをつくり、うずくまるようなしぐさ。満面の喜びを示すのではなく、心の奥底から噛みしめ、目には涙が。その前に色々なことがあり、苦しい思いがあったと思うので、気持ちはわかります。見ているこちらまで「ジーン」とくるシーンでしたね。馬を管理する矢作調教師もレース後の共同インタビューでは、冷静につとめながらも興奮がヒシヒシと伝わってきました。あらためて日本ダービーは特別なんだと感じる日でした。  
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2012年04月04日

ショウナンマイティが大外一気

●ダービー卿CT
久々に良馬場で行われた中山の重賞。実績上位馬の中では最有力と見ていた○ガルボが見事に優勝。ダイワファルコンとアプリコットフィズは馬券に絡むことができませんでした。オセアニアボスはちょっと買いにくい。3着のネオサクセスの方がまだ・・・という感じでしたが、最終的にはヌケ。◎タガノエルシコは道中のポジションが後ろ過ぎて勝負に加われませんでした。

●大阪杯
○トーセンジョーダンがハナを切らされる展開ということで超スローペース。◎フェデラリストは3番手でガッチリ押さえての追走。最後の直線ではいったん完全に抜け出すも、大外から△ショウナンマイティが凄い末脚。離れた外から一気に差し切りました。元々末脚に定評がある馬で、ヨーイドンの競馬になれば強い。しかし、後方2番手追走からかなり離れたところからG1馬らを相手にまとめてというのは、重賞未勝利馬とは思えないパフォーマンスだったと思います。

この後は天皇賞(春)か、宝塚記念が目標なのか。いずれにしても今回の1戦だけではまだ何とも言えないところ。今年は日経賞も阪神大賞典も大本命馬がズッコケているので、本番も予断は許しません。
  
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2012年03月15日

史上初、関東馬が桜花賞トライアルを完全制覇

●中山牝馬S
好メンバーによる注目の一戦も終わってみれば大波乱。レディアルバローザが逃げ切っての連覇達成で、2着は上がり馬オールザットジャズ。3着は伏兵エオリアンハープとなりました。近走不振だったレディアルバローザは福永騎手に手が戻り、好スタートからハナへ。戦前から逃げ馬不在とわかっていたはずなので、これが功を奏しました。前半600mを平均ペースで行き、中盤の600mでペースをガクンとダウン。後半600mでスパートするという完全な中だるみの展開。こうなると先団〜中団についていた馬は大にして厳しくなり、逃げ馬→追い込みという決着も結構納得のいくところであります。無論、馬場の影響もあったと思います。

中山牝馬Sにしてはめずらしい展開。レディアルバローザは元々力はある馬なのですが、これで完全復活と見るのはやや早計かと思います。次回のヴィクトリアマイルへ向けても、そのまま直結するとは思えない。実力馬が巻き返すことがあると少し穴馬券も期待できるかと思います。

●フィリーズレビュー
こちらは1番人気に支持された○アイムユアーズが強い競馬。例年通りの厳しい流れを先団で折り合うと、最後の直線で力強く抜けてきました。これでなんと今年はチューリップ賞に続いて、フィリーズレビューも関東馬が制覇。これは史上初の出来事。アネモネSまで含めると桜花賞トライアル完全制覇ということになります。

ただ、フィリーズレビューは例年通りの流れの競馬でしたし、だとするとこれが本番に直結はしにくい。同馬はおそらく1200〜1400mがベスト。阪神JFではマイルをこなしましたが、1400mの強さが際立っているので距離適性は短めに感じるのです。本番も再度好走するようならば、相当に能力が高い馬ということになります。
  
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2012年03月07日

新中京コースがオープン

●オーシャンS
道悪になったことで逃げた×エーシンダックマンが苦しくなったのは想定通りだったものの、先行馬もダメで好位につけていた◎ダッシャーゴーゴーもアッサリと沈んでしまいました。先団を見ながら内で脚を溜めた◎ワンカラットにとって流れは向いたかと思います。ただ、同馬は元々力がある馬。本番にはつながる内容だったと思うので、馬券は買う方向で考えています。

1番人気の○カレンチャンは4着。勝負どころでの手ごたえは◎よりも悪く見えましたが、最後までさすがの粘り。外を回りながら見せ場は作りました。順当に良化してくれば高松宮記念では最有力かと思います。

●チューリップ賞
ほぼ3頭立ての競馬かと思いましたがふたを開けてみたらビックリの競馬。関東馬のハナズゴールが直線外から豪快に突き抜けました。上がりの脚だけは相当と見ていましたが、馬体を大きく減らしながらもこれだけの競馬をする関東馬はめずらしいケースかもしれません。

◎ジョワドヴィーヴルは中団で折り合いをしっかりつけて、最後の直線では内の馬群を割に行くスムーズな競馬。スムーズなレースができたかと思います。流れ自体が例年よりも淀みなく進んだため、休み明けの馬にはやや厳しかったかもしれません。阪神JFでの強さは認めていますので、今回はひと叩きといったところでしょうか。悲観することはないと思います。同時に今回のハナズゴールは侮れません。本番にどれぐらい人気になるのかわかりませんが、軽視できないと思っています。

●弥生賞
今週の重賞はとにかく荒れますね。ただ、4重賞の中ではこのレースが一番内容的に怪しい。「着順・実力」の乖離がかなりありそうです。その要因はペース。スローの上がり勝負が常のレースとはいえ、いくらなんでもぬる過ぎると思います。それによって◎アダムスピークより外、後方の馬はかなり苦しくなりました。力を出し切れなかった馬が多いように思います。

そんな中コスモオオゾラは完璧な競馬。最後の直線に向いて視界も開くのが速かった。道悪も得意ということもありますけどね。本番も道悪ならば怖いですが、良馬場の高速決着では苦しいかと思います。

●中日新聞杯
いよいよ始まった中京開催。やはり直線が長くなり、坂が設けられたことで以前のレースとはかなり違う印象ですね。前残りの競馬が多かった感もありますが、派手な追い込みもありましたし、展開によって面白い競馬になりそうです。

さて中日新聞杯ですが前走小倉大賞典で復活を遂げたスマートギアが見事な勝利。以前まで追い込み一手だったのが前走から中団の競馬。今回もアッサリと中団につけると、最後の直線に入ると馬場のど真ん中を早々と割り、7歳にして待望の重賞初制覇となりました。結果的にはペースが遅かったので、あまり後ろから行きすぎると届かない。つまり以前のようなスタイルでの競馬では今回の勝利はなかったと思います。今後も中団からの競馬ができればまだまだ重賞で活躍できそうな印象です。

前述したようにペースはスロー。旧コースの中京芝2000m重賞でも見かけるレースラップではあったものの、今回は直線が長くなったのでやはり少しスローになりやすいのかもしれません。今週以降のレースも注目してみたいところです。
  
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2012年02月29日

道悪の中山記念で起きること

●アーリントンC
スローペースを後方に待機していた△ジャスタウェイが直線大外からの差し切り勝ち。上がりの勝負でラスト600mから200mまでのペースが速く、もたついてしまったように見えたのは仕方がない。ラップが落ちたラスト200mで一気に急追して勝負を決めました。じっくり溜めていきたいタイプにしては中距離よりもマイルでこれまで実績を残しています。もっともきさらぎ賞などは相手が強かったからという理由による結果かもしれません。

本当にハイレベルなマイル戦になると道中はもっとペースが厳しくなるので、こうした流れに対応できるかどうかが今後のカギになってくると思います。

●中山記念
道悪になると前残りを警戒しなければいけないレースで、シルポートが大逃げからまんまと2着に粘りました。ただ、ペース自体は大変に厳しく、楽なレースではありませんでした。大きく離れた2番手の▲フィフスペトルも単騎逃げのような展開。その後ろの内々で脚を溜めていたのが×フェデラリスト。トゥザグローリーらが押っつけて外からスパートする中、勝負どころでの手ごたえは抜群でした。

中山金杯も驚かされましたが、今回の方がインパクトある一戦。本当に強くなったことを認めなければいけないようです。G1でも楽しみかもしれません。◎リアルインパクトはシルポートから4馬身離れた3着。4コーナーでの手ごたえがかなり悪く、失速するかと思ったぐらいなので、よく残ったという印象です。

対照的にトゥザグローリーはブービー負け。小回りの芝1800mに一抹の不安を抱えていましたが、課題が解消されていませんでしたね。馬場の影響もあるかもしれません。そして、○レッドデイヴィスまでが失速し、なんとシンガリ負け。正直、これは意外でした。

●阪急杯
伏兵マジンプロスパー(4番人気ではありますが)が早め先頭からの押し切り。2走前の醍醐Sを評価していなかったので今回は軽視していました。今回、前々で競馬をして残ったのはこの馬だけですが、中盤に1ハロン緩んだので評価は微妙なところです。おそらく高松宮記念に行くとは思いますが、果たしてどうなるでしょうか。◎サンカルロは例のようなペースでしたし、大外枠なのでこんなもんでしょうかね。○スプリングサンダーはやはり阪神芝1400mではよく走ります。
  
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2012年02月23日

連覇は鬼門のフェブラリーS

●ダイヤモンドS
ケイアイドウソジンが逃げ切って単勝190倍という大波乱。近走の成績はボロボロでしたが、昨年春の状態にあれば好走しても不思議はないと思っていたので、少し悔しい気持ちです。同馬の2番手から進めた◎スマートロビンは少し掛かり気味でしたかね。それでも4コーナーの手ごたえは十分あったので、抜けられてもよかったように思います。1番人気の△ギュスターヴクライが2着。G1馬2頭に関しては全く見せ場なく惨敗。このあたりがこのレースのむずかしさです。

●フェブラリーS
圧倒的1番人気の○トランセンドがまさかの7着。予感していた通り、このレースは連覇を狙う馬に何かが起きる。ペース自体は昨年の南部杯の方が速かったのですが、今回は追走に苦労。藤田ジョッキーは押っつけていっても「馬が前に進んでいかなかった」とコメントしていました。

元々、ハナを切れないとモロい面がある馬。差すような競馬ができるタイプではなく、直線入り口で被せられる形になり、ここからはどうしようもない。南部杯でもこういう展開を懸念していて、なまじ2番手から押し切る強い競馬をしてしまったため、今回ここまで人気を背負うことになってしまいました。スプリンタータイプも出てくるマイル戦は本来難しい条件。この敗戦はあまり気にしなくていいと思います。

 一方、鮮やかな競馬を見せたのが△テスタマッタ。速い流れでも道中行きたがったように完璧な折り合いではなかったものの、最後の直線での伸びが素晴らしかった。おそらく状態が相当良かったのだと思います。あとはやはり東京コースが合っていますね。

シルクフォーチュンはいつものことながらスタートで2馬身ほどの出遅れ。結局はこの差が最後まで影響したわけですが、大外からの伸び脚は見事でした。

期待した◎ワンダーアキュートは3着。中団からの競馬で今回の流れを考えると悪くないポジション。マイル・東京での瞬発力の差が上位馬とはありました。△ダノンカモンとの接戦を制したことは大きかったです。
  
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2012年02月14日

クラシックへ期待膨らむ勝利

 トラブルによりアクセスできない状況で、長期間放置となりご迷惑をおかけいたしました。今週から再開させていただきたいと思います。

●クイーンC
 好スタートを切った△ヴィルシーナがスローペースを2番手につけてそのまま押し切り勝ち。◎イチオクノホシの追撃を振り切って重賞初制覇を果たしました。ジョワドヴィーヴルという分厚い壁を脅かすまでには至りませんが、収穫があった好内容でした。東京コースも問題なし。やり方によってはオークスが楽しみになりました。

●共同通信杯
 2強よる一騎打ちが予想されて結果はその通りに。しかし、内容は大きく明暗が分かれました。圧倒的1番人気だった◎ディープブリランテは好スタートから今回もスピードの違いで前へ。東スポ杯と違って誤算だったのが、ペースが遅くてハナを切らされる形になったこと。掛かる懸念は当然あったのですが、予想以上に行きたがってしまいました。休み明けで馬体重にも余裕があったのかもしれませんが、クラシックを考える上では大きな課題が残りました。平均ペースを追走しなければいけない皐月賞では強みでも、スローペースで緩急への対応が要求されるダービーでは折り合いが問題になりそうです。気性的にはマイル向きかもしれません。

 対照的に○ゴールドシップは好内容。テン乗りだった内田博幸騎手は、スタート直後から押っつけて好位へ。いつも出負けで後方からの競馬となっていた馬を先行させました。4コーナーの勝負どころで手ごたえが悪くなり、コスモオオゾラに置かれたシーンを見ると、単にズブいタイプだったようです。乗る人が乗ればこういうレースもできるし、東京に替わっても持ち味の末脚は生きました。クラシックへ向けて期待が膨らむ重賞初制覇だったように思います。

●京都記念
 伝統の一戦は△トレイルブレイザーが早めの競馬から押し切っての優勝。報道・実況では「ユタカ・マジック」との言葉が躍りましたが、ちょっと大げさかなとも思います。◎ダークシャドウをはじめ終い勝負の有力馬が多かったため、前々で競馬をする馬にも勝つチャンスがありそうな予感はしていたからです。実際は淀みない平均ペースではありましたが。ただ、○ウインバリアシオンは見せ場なく6着。ここまで負けるとは思わなかっただけに、今後が少し心配ですね。
  
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2011年08月17日

アヴェンチュラがクイーンSを制す

●クイーンS
 土曜日の大倉山特別でレコードが記録される絶好の馬場だったものの、日曜日はあいにくの雨。しかし、時計を見る限り道悪の影響は感じさせませんでした。カウアイレーンが逃げる意外な展開となりながらも、ペースは例年同様平均ペース。◎アヴェンチュラは終始外を回り、勝負どこでの手ごたえはイマイチに見えました。しかし、バテずにしぶとく伸び切って優勝。前走パフォーマンスの見立てが正しかったようです。

 ×コスモネモシンはほぼ最後方からの競馬。直線大外からグイグイと伸びて2着を確保し、馬連はなかなかの配当に。○レディアルバローザはどうしたことか6着。休み明けの影響があったのかもしれません。

●北九州記念
 こちらも例年通り、かなりのハイペースに。▲エーシンヴァーゴウはそのハイペースを積極的に行った分、最後力尽きた印象。×エーシンリジルは勝負どころで経済コースを通り上手く立ち回っての2着。△トウカイミステリーは大外一気の末脚で重賞初制覇となりました。データ的に穴パターンであったことと、昨年札幌でいい競馬をしていたように夏に強く、OPでもやれると思っていたので意外な感じはありません。◎タマモナイスプレイはいいところがなかったです。
  
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2011年08月09日

ファインチョイスが一番乗り

●函館2歳S
 ◎ファインチョイスが快勝。好位追走から危なげないレースっぷりで同世代の中で、重賞制覇一番乗りを果たしました。父アドマイヤムーンからは距離伸びても問題なさそうですが、母アフレタータは短距離馬。今後距離を伸ばすことがどうでるかは微妙なところです。1番人気のコスモメガトロンは勝負どころで失速。2着はアイムユアーズでした。となりの×プリサイスファインが穴と見ていたので、アイムユアーズは正直、あまり考えていませんでした。残念ながら単のみの的中です。

●関屋記念
 ◎セイクリッドバレーは5着。追い込み一手で勝ち切れるかは微妙なのは百も承知。しかし、この頭数で新潟での一戦。正直、3着は外さないと思っていただけに不満が残る結果でした。3歳牝馬のサトノフローラとの追い比べで見劣っていては、言い訳の余地もありません。

 ×レインボーペガサスは復活の勝利。3歳時の実績からは勝っても不思議はないと思います。▲エアラフォンはコース取りのロスが大きかったように見えました。しかし、昇級初戦で重賞初挑戦としてはまずまずの結果だと思います。

  
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2011年07月22日

エーシンヴァーゴウが快勝

●アイビスSD
あまり相性が良くないレースだった上、人気馬が中心だったのやや気が引けましたが◎エーシンヴァーゴウが期待に応えて快勝。内枠発走も問題なく、タイミングよく仕掛けて突き抜けました。直線競馬専用馬というわけではないので、今後の活躍も楽しみです。

 2着は▲エーブダッチマンで順当。3着アポロフェニックスが11番人気でやや穴。全く考えなかったわけではないので、納得はしています。  
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2011年07月14日

シルクフォーチュンの末脚炸裂

●七夕賞
 過去に中山芝2000mで重賞勝ち実績がある3頭が何らかの形で絡むと読んでおりましたが、○キャプテントゥーレをはじめとして全滅。▲シャドウゲイトの4着が最高でした。ペースは速くなかったにもかかわらずキャプテントゥーレが12着と大きく負けたのは意外でした。当日の中山競馬場はかなり砂埃が上がっており、内から追走した馬にとっては厳しい展開だったのかもしれません。

 ◎アニメイトバイオはしぶとく伸びるも3着まで。△タッチミーノットは見解でも述べたように大阪杯での斤量差を考えると上位進出は全くおかしくない。勝ったイタリアンレッドだけが個人的には誤算。夏場がいいことはわかっておりましたが、マーメイドSだけ走って足りるかどうかが焦点と見て、結論はヌケ。ここではちょっと買えませんでした。

●プロキオンS
 行きたい馬がいた中、△ケイアイガーベラが凄いスピードで飛ばして難なく単騎逃げの形に。手ごたえは楽に見えましたが、結果的にはオーバーペース。前半600m通過33秒9はさすがに厳しい。最後の直線半ばで一気に差し切られました。2着×ダノンカモンは休み明けでも地力を見せての好走。勝ったのはシルクフォーチュン。以前カペラSで本命にしたように能力自体は買っていた馬。ただ、オープンに上がってからは前の馬も止まらず、苦戦が続いていました。今回もいつも通りシンガリからの追走。ペースが向いた上、大外を回らずにばらけた馬群を捌けたことが大きな勝因でしょう。ただ、それにしても凄い脚。突き抜けてからが楽でした。

 期待した◎ナムラタイタンは6着。ケイアイガーベラを追いかけていき、勝負どころでの手ごたえが怪しくなりました。それでももう少し食らいつけると思ったんですが。
  
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2011年06月29日

アーネストリーがレコードで完勝

●宝塚記念
 ◎ルーラーシップは前走ほどではなかったですが、スタート後の行き脚がややつかず、後方からの競馬に。それでも差し切れるだけの強さがあると信じていましたが、さすがに厳しかったか。今回は伸びきれませんでした。▲アーネストリーも強い馬。前走を叩いて一変。ナムラクレセントが作った厳しい流れを押さえ切れない手ごたえで2番手で追走し、早々と抜け出しての完勝。レコードのおまけつきでした。強烈な持続力を要求される宝塚記念らしい競馬。タップダンスシチーを彷彿とさせる見事なパフォーマンスでした。上がりの勝負では厳しく、天皇賞(秋)やJCではどうかと思いますが、有馬記念では再びチャンスではないかと思います。

 ○ブエナビスタはかろうじて2着を確保。この馬はどんな展開でも国内では大崩れはしません。しかし、勝てないとわかっていて本命にするわけにはいきませんし、この結果はドンピシャでした。△エイシンフラッシュは内と外の差があったので、ブエナビスタには先着したかったところですが最後は力尽きての3着。ローズキングダムは頑張りましたね。一方のトゥザグローリーは異変。一部でうわさされていたように、体調がもう一つだった可能性が高いです。  
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2011年06月23日

連続開催の影響が出たか

●マーメイドS
 3連単は42万円台という波乱だったものの、△フミノイマージンとブロードストリートという重賞実績馬によるワン・ツー決着。しかも、上がりが速い競馬になり、上位陣は差し・追い込み馬が独占。これまでの傾向とは全く違う結果になりました。レース前はあまり気にしなかったのですが、今年は連続開催で4回開催、完全な開幕週ではなかったという点が結果に大きく影響したと考えざるを得ません。

 よって、今年の宝塚記念も例年とは違う状況。こちらは前残りばかりという傾向ではないので、決め打ちはしませんが、今回に限っては読みが大きく崩れて、大外れでした。
  
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2011年06月01日

ウインバリアシオンの好走に困惑

●目黒記念
 稍重でしたが予報通りの悪天候での一戦。レースもラスト3ハロンが11.4-12.1-13.2という例年に似た上がりがかかる競馬。穴でマークしていた×キングトップガンが優勝を果たしました。ジョッキーも上手でしたし、G2にしては喜びを出していたので、かなり嬉しかったのでしょう。

 2着は×ハートビートソング。3着は△ヤングアットハート。本命の◎マカニビスティーは5着でした。まずまずのレースで、チャンスはあったと思います。惜しい競馬でした。

●金鯱賞
 ◎ルーラーシップがスタートで大出遅れ。さすがに厳しく、ダメだと思いましたが、徐々に進出して、最後は外から差し切ってしまいました。相手は決して弱くないし、道悪を考えればペースもまずまず。宝塚記念で十分勝ち負けできる水準の内容だと思いますし、実際最有力馬の1頭です。

 ▲キャプテントゥーレはこれで差されては仕方がない。しかし、G2勝ちは依然として壁ですね。皐月賞馬ではありますが、古馬G2以上での勝利はまだありません。○アーネストリーはまだ状態が本物ではなかったかもしれません。これを叩いてですね。

●日本ダービー
 あいにくの激しい雨での一戦。一昨年、ロジユニヴァースが勝った時ほどではないですが、最終的な勝ち時計は2分30秒5。不良馬場の影響をモロに受けた芝状態でした。行くしかないオールアズワンは平均ペースでの逃げ。中盤は少し緩んで、もう少し上がりがかかるのかと思いましたが、レースのラスト3ハロンは12.3-12.2-12.0という徐々に速くなる展開。同じ不良馬場でも一昨年とは全く違うペースです。しかも途中から△オルフェーヴルとウインバリアシオンの2頭が後続をぶっちぎるという唖然呆然のレースでした。

 オルフェーヴルは強いの一言。直線入り口で○ナカヤマナイトに被せられて一瞬進路をなくしましたが、内に切れ込んで強烈な伸び。終わってみれば皐月賞での3馬身差は決定打と言えるものだったんですね。スプリングSからの上昇度は素晴らしいものがありました。

 勝ち馬はともかく意外だったのがウインバリアシオン。◎トーセンラーが11着に負けたことよりも、断然こっちの方が驚き。オルフェーヴルの後方からという決め打ち作戦とはいえ、あの青葉賞の内容で本番も走られたのはショックです。データ的には該当していても、レース内容の方が大事なんでね。今後の青葉賞組の取捨を考える上で、大いに困る結果となりました。来年までに解決できるのか。難しいところです。  
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2011年05月26日

エリンコートがオークスを制す

●オークス
 15時ぐらいから小雨が降り出し、その後雨脚が強くなりました。ただ、馬場発表は良馬場でしたし、勝ち時計は2分25秒7でそれほど道悪の影響はなかったように思います。勝ったエリンコートはピュアブリーゼが淀みないペースで飛ばす流れを中団からついていき、最後の直線で内に刺さりながらも勝利。内容的には地力を示す勝利で、決してフロックではないと思います。

 デュランダル×エリンバードという血統から、陣営がマイル以下がいいと思ったのは仕方がないかも。ただ、実際は距離を伸ばして持ち味を発揮し、3連勝で樫の女王に。忘れな草賞からの優勝馬は久々で、こういう形でオークスを制するケースもめずらしのではないでしょうか。

 逃げた2着ピュアブリーゼも強い内容。相手なりであるのと、思い切ってハナに行った鞍上の好判断でした。○ホーエルキャプチャは痛恨の出遅れ。最近は出がよくなっていただけに、残念でした。◎マルセリーナは後方待機で自分の競馬はしましたが、外を回るロスが大きく、4着とはいえ離されました。秋へ向けて出直しですね。

●東海S
 昨年に引き続いて不良馬場での一戦。8枠ながらハナを切った◎ランフォルセの鞍上横山騎手の好騎乗でした。欲を言えば勝ってほしかったわけですが、○ゴルトブリッツを退けての2着ということで配当的にはマズマズ。それにしても1分53秒7という凄いレコードが出ました。そんな中▲ワンダーアキュートが鋭く伸びて久々の重賞制覇。力的にはG2でも通用するのは当然。あとはG1へ行ってどこまでやれるか。兄と同様の課題がまだあります。×シルクメビウスはこれをきっかけに復調してほしいところ。  
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2011年05月05日

2強が引っかかり自滅

●青葉賞
 ×ウインバリアシオンは2戦目の野路菊S以来の勝利。こうした成績が下降気味だった馬がこのレースで勝つことはめずらしい。ただ、スローペースの上がり勝負に強いことは2戦目から明らか。外を回って一気に突き抜けるシーンはインパクトがありました。ただ、道中のペースがかなり緩んでいるので、本番で勝ち負けできるかはかなり微妙だと思います。皐月賞組が強いでしょう。

●天皇賞(春)
 ○トゥザグローリーは折り合いに心配を抱えており、その懸念がモロに的中。途中からハナを切らされる形となり、勝負どころでは脚が残っていませんでした。そして◎ローズキングダムまでもが掛かって自滅。こちらは折り合いに関して全然問題ないと思っていたので、非常にショックでした。馬場はあまり関係ないと思います。菊花賞とはまた違う競馬で、蓋を開けてみないと本当にわからない難しいレースです。

 ヒルノダムールは距離が全然ダメだと思っていたのでヌケ。あの出入りが激しい展開を内でうまく脚を溜められたことが勝因でしょう。▲エイシンフラッシュと勝ち馬とはコース取りの差。×ナムラクレセントは2周目の向正面から思い切ってスパート。スタートの出負けが痛かったですが、よく頑張ったと思います。  
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オルフェーヴルが3馬身差の完勝

●フローラ
待望の東京開幕週でしたがあいにくの雨。ペースや展開の読みが全く合いませんでしたが、◎ピュアブリーゼはなんとか3着。そして穴で狙った△バウンシーチューンが勝ちました。この2頭の馬連でもかなりいい配当だっただけに、痛恨の1−3着でしたね。マイネソルシエールは全然買えません。内枠がいいことは予測できましたが、この週はかなり露骨でした。

●福島牝馬S
こちらはペースを読み間違えたことで完全にアウト。意外と流れました。ポッカリ開いた内を捌いたフミノイマージンと、早めに動いたコスモネモシン。結局中山牝馬Sの勝ち馬が抜けただけの結果。同レースを重視できた人にとってはおいしい配当だったかもしれません。

●皐月賞
混戦が予想されましたが、終わってみれば×オルフェーヴルの完勝。終始経済コースを狙い、うまく前が開いたとはいえ、残り200mから突き抜けて3馬身差は決定的な差。最後の直線で全く内にもたれなかったことも、非常に大きな収穫でした。特に今年は東京で行われたため、ダービーへの直結度が増しそうです。個人的には距離は大丈夫だと思うのですが、勝利インタビューの際、池添騎手が折り合いについて懸念していたのは意外でした。そうそう楽観はできないのかもしれません。

 ○サダムパテックは痛恨の出負け。でも勝ち馬が強すぎたので、まともでも勝つまでは厳しかったように思います。ダノンバラードは枠を生かし、積極的な競馬。ジョッキーの好判断でした。4着デボネアは末脚目立ち、ダービーでは楽しみ。◎ナカヤマナイトは久々の影響が出ましたかね。ダービーでもう一度見直してみたいです。

●アンタレスS
500万クラスからの勝ちっぷりから1600万クラスまでは確実に行きそうだった△ゴルトブリッツ。躓いたのは東京大賞典のみで、一気の重賞制覇となりました。ダート馬としては速い上がりを使えるタイプで、中央場所の方がよさそう。これで地方もこなせれば今後がより楽しみになります。  
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2011年04月19日

当たらない阪神の重賞

●マイラーズC
 あまりに当たらないので言葉がでませんね。阪神芝1600mではよくある話とはいえ、こうも単調な展開を見せられると厳しい。△シルポートの刻んだラップと手ごたえ、後続との差を見て4コーナーで逃げ切られたと思いました。

 それにしても◎ゴールスキーの反応の悪さと脚はいかがなものか。▲ダノンヨーヨーは比較的前目にいたにもかかわらずクレバートウショウを捕らえ切れませんでした。正直、いいところなしですが、これで見限るわけにいかないのが現在のマイル路線。混戦なんですね。

 安田記念は逆に前で押し切るのが難しいレースなだけに、今回差し損ねた馬がチャンスとなるような気がします。
  
Posted by kanzennaru at 18:59TrackBack(0)重賞回顧

2011年04月13日

層の厚さを見せた松田博資厩舎

●阪神牝馬S
 奇しくもクロフネ産駒が1〜3番人気。予想もこの3頭が有力と結論しましたが、◎サングレアズールだけが12着と惨敗してしまいました。好スタートからサッと好位につけてペースはさほど厳しくなかったんですが、最後の直線での伸びがサッパリでした。

 対照的に○カレンチャンは弾けるような末脚で重賞初制覇。今の勢いでヴィクトリアマイルでどこまで戦えるか興味深いところです。

●NZT
◎グランプリボスの単で堅いと思っていましたが、あやうく4着だったところの3着。序盤掛かり気味なのは前走と同じ。距離が短くなった分のアドバンテージはなく、本番に向けて心配となる内容でした。勝ったのはそのグランプリボスと同じ前走スプリングSで5着だった×エイシンオスマン。まさにその理由で印を打ったわけで、12番人気は不当な評価だったのではないでしょうか。○リキサンマックスを目標に単独2番手。ペースも速くなく、楽に抜けての勝利でした。2着エーシンジャッカルはヒモで×と悩んだ馬。前走が平場戦ながら完勝だったのでね。1、2着馬ともにですが、デビュー時に比べてかなり上昇にている印象を受けます。

●桜花賞
予想外にペースが上がり、結果的には差し・追い込み馬が有利な流れ。しかし、勝った○マルセリーナは決してスムーズな競馬ではなく、よくぞあそこから抜けたと思わせる内容でした。△ホエールキャプチャとの差は、最後の直線でのコース取り。マルセリーナの安藤騎手は最後の直線で前が壁のところ馬場の真ん中に突っ込み、わずかに開いた一瞬のスペースを突きました。そこを抜けてくる時の末脚が秀逸。素晴らしい瞬発力で一気に突き抜けました。それにしてもレーヴディソールを失いながらも2番手(?)のマルセリーナを勝たせる松田博資厩舎の層の厚さには脱帽。3着もトレンドハンターでしたしね。2冠の可能性も十分ありそうです。

●マーチS
注文通り◎メテオロロジストがハナを奪う展開。ペースは遅かったのですが、最後の瞬発力比べで見劣り10着。ちょっと負けすぎの感はありますね。テスタマッタはハンデ58キロよりも体調面が課題でした。フェブラリーS2着以降、いい状態ではない感じでしたから。×ブラボーデイジー、△インバルコは買いたかった馬。タガノジンガロ、キングスエンブレムと上位人気が危ないとにらんでいた一戦だけに、なんとか取りたかった。残念です。
  
Posted by kanzennaru at 15:31TrackBack(0)重賞回顧

2011年04月11日

難しいレースばかり

すっかり忘れてしまいました。1週遅れなので簡潔に。
●日経賞
 予想された通り3強による上位独占。ただ、もう少し接戦になるかと思いました。蓋を開けてみれば◎トゥザグローリーが完勝。3200mはベストとは思いませんが、最有力候補の1頭と言えるでしょう。

●中山牝馬S
 大荒れでした。ペースは速かったですが、有力馬の末脚が軒並み不発。二けた人気馬による上位独占でした。ただ、レディアルバローザ、コスモネモシンは別に不思議はない。昨年の秋華賞でそれほど差がありませんでしたから。フミノイマージンの方が買いにくい。私には買い材料が見えませんでした。

●産経大阪杯
 こちらはレコード決着という意外な結末。◎ドリームジャーニーはダメですね。終わってしまったかもしれません。全くいいところがありませんでした。ヒルノダムールは使われている強みで待望の重賞初制覇。ダークシャドウは1000万クラスを勝ったばかりの格上挑戦での好走。しかし、デビューから2戦の内容は強かったですし、素質馬はある馬だと思っていました。これまでは広いコースで長丁場がベストという印象でしたが、いよいよ本格化かもしれません。

●ダービー卿CT
 この週は難しいレースばかりでした。ハンデ戦ということでやはりここもタダでは終わらない。×ブリッツェンも△ライブコンサートもマークしていたんですけどね。肝心の◎ダンツホウテイがダメでした。キョウエイストームは阪神でやれたことは収穫。○キングストリートは懸念していた負けパターンに完全にはまりました。
  
Posted by kanzennaru at 15:33TrackBack(0)重賞回顧