2007年05月10日

まともに収まるわけがない

●NHKマイルC
 「1番人気の単勝が5.0倍以上のG1って、過去はどんな結末だったのか?」。ふとそんな疑問が沸き、予想を入れる前にちょっと調べました。

 調査結果は、06年の安田記念(ブリッシュラック)、05年の安田記念(アサクサデンエン)と天皇賞(春)(スズカマンボ)、そして00年のフェブラリーS(ウイングアロー)と、過去10年ではわずか4回。注目の馬連配当はフェブラリーSを除く3回が馬連万馬券。しかも、荒れ方がハンパじゃない。上位人気馬総崩れで、2ケタ人気馬の激走は当たり前。にわかに、今回のNHKマイルCも大荒れムードの予感がしたものです。

 で、当然予想も穴狙い。「まともに収まるわけがない─」。それは案の定当たったわけですが、想像を超える結末が待っていました。
 
 大波乱の主役はピンクカメオ。昨夏の福島デビューの中では、今回同じく出走していたイクスキューズと並んで期待の素質馬と目された馬。しかし、阪神JF、桜花賞が大敗。今思えば、「関西遠征の競馬だったから」という言い訳が成り立ちますが、まさかという感じの激走でした。

 ピンクカメオは前半はそこそこいいスタートを切りましたが、すぐに控えて後ろから。マイネルレーニア、オースミダイドウが引っ張る展開で、前半3ハロンが34秒2。今回の馬場を考えると、前へ行く馬にとってはかなり厳しいペースとなり、チャンスが生まれてきました。

 しかし、4コーナーから直線にかけての攻防は熾烈。直線に入るところで包まれてしまい、馬群を割れずに外へ持ち出さざるを得ない展開。同じく追い込みにかける▲シャドウストライプと○ダイレクトキャッチのさらに外を回ることになり、まともに追い出せたのは残り400mを過ぎてから。

 ところが、これが逆にギリギリまで脚が溜まる要因になったのでしょうか。追い出されてから物凄い伸び脚。まるで半兄のブラックホークが安田記念を勝ったときを彷彿させるような大外一気が炸裂しました。

 展開、馬場、枠順。何もかもが味方しての結果でしょうが、それが競馬。ただ、実績的にも2走前にOPのマイル戦の菜の花賞勝ちがあり、ランク8に該当。完全に見落とす失態を犯してしまいました…。まぁ、それに気づいていても自分は印を打つことはできなかったと思いますが。

 2着の△ローレルゲレイロは仕方がない結果。あの展開を先行して残したのですから、十分の内容だと思います。皐月賞組では一番力があったということでしょう。

 3着のムラマサノヨートーが第二の波乱の主役。直線入り口のところでは勝ち馬と同じようなところにいましたが、この馬は馬群の中に突っ込んで捌いてきました。これが明暗とは言い切れないですし、馬自体はそんなに悪くないはず。500万を勝った時は、なかなか強いと感じました。ただ、もっと大穴を狙うと決めてかからないと、印にはなかなか加えられませんね。

 本命を打った◎ハイソサエティーは7着。道中はまずまず。直線に入ったところでいきなり手応えが怪しくなったので、「どこにもいないかな?」という感じたが、最後ジワジワ伸びてきました。結果的にもっと抑えて行けば、掲示板ぐらいは狙えたのかもしれませんが、今までそういうレースをしたことがないので、そこまで要求はできませんね。


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