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どうも、現在零感(笑)の小津です

この前日記に書いた、ケセランパサランの話と+αで何か不可思議な話を書いていきます
※怖いのが怖い人・過度のホラーを期待している人へ。別にホラー要素は入っておりません。すみません

○午後のケセランパサラン

これは、僕がピチピチの高校生3年生だったころの夏休みのお話です。
まだセブンティーンだった私はリビングで優雅に寝転がりテレビを見ておりました
ふと網戸の向こうの中庭に目を移すと、そこにふわふわとした綿毛上のソフトボールくらいの物体が屋根の上あたりで浮遊して来ました。
なんじゃあれ。
綿毛にしちゃでけーな。あんなでかい植物でもふもふしてんのこの地区では見ない。
それに、綿だとしてもあんな高く飛ぶか?しかも上昇してるし、落下してこない。風鈴はなってないから風では飛ばされてないぞ
しかも、綿の密度が人工的に作ったものではなさそうなくらいの薄さで、一番変なのは「核」がある
ぼんやり観察していると、それは急に上昇して視界から消えてしまった。
しばらくして、捕まえておけばよかったと気づいた。ぬ~べ~先生、ぼくはバカでした。

もう一つのお話も見てみる?

○次期当主

ぼくん家の中庭は割かし小さいけれども立派なつくりをしています。少々手入れがアレなため大木が朽ちている以外は僕の誇りの庭です。秋になると小さいながらにザクロがなったり、冬には赤いナンテンの身がなったり、大きなさまざまな種類の岩が置いてあ理ます。
そして、この中庭には何代か前から言い伝えがあります。
僕の家の昔商人(屋号からの推測)をしていた時代の家の当主が
「すべては栄枯盛衰。この家の庭には宝が埋めてある。その宝の場所は、家の当主しかわからない。だが、我が家が食べるものもなくなるようになったなら、その宝を掘り起しなさい。」
そんなことをばーちゃんから聞きました。
嘘つけぇ、んなのないだろ
しかし、そうでもないみたいである。家の文献にも記録があるようだ。
ある日、家の当主の父と母と次期当主予定の僕とで中庭を見つめていると、その話になった。
母は宝のある場所ってどこだと思う?と聞き父と僕とにいっせーのーでで指をさしてもらうことにした
いっせーので。
・・・正直鳥肌が立った。僕と父は同じ方向を指していた。
母はその指と、指先を見て困惑していた。
「なんで二人ともそんなとこさしてるん!?それ、岩やないの!」
そう、二人ともいろいろな種類の岩がある中とある一つの岩を指さしていたのである。言い分はこうである
僕「感が一番だが、ここいらの山をいくらか上ってるが、あんな岩見たことない。あれは知らない岩だ。だからたぶん、お宝は埋まってなんかないね」
父「感やな。それに、ここらの山で見たことない。あれはうると高く売れるだろう。宝は埋まってないでしょう」

その岩は一つだけでなくもう一つある。たぶんご先祖様はピンチになったらその岩を売れと言っているのかもしれない。
ある日、庭の木を切ってもらう時に庭師の方に母が言われたそうな
「この岩は価値のある岩だ。見る人が見たらわかる。お金があったら買い取りたいね」
その岩は僕たちが指さした岩だった

不思議なことに、今は実家を離れているせいか、長男坊の彼氏ができたせいか、場所は覚えてはいますがこの岩が宝ものだという確信が薄くなってしまいました。自分が次期当主という立場から遠くななりつつなってから感じなくなったことにまた不思議を感じました。

世の中不思議なことってよくあるもんですね
私の家は霊感の強い人が多く、こっちに越してくるまでは私自身感がさえているほうの人でした。
私以外には、父、叔母などが感の強い人で、特に叔母が家にいるときは予知夢、霊視することが多々ありました。
現在は家を離れ大阪に行ったのですが、感は衰えているとかなんとか…
叔母が家を出てから私の感が強くなり、不幸なことの前触れを予知夢として感知することが増えました。しかし、家を離れてから衰えています。その代り、零感であった妹の感がさえてきています
父はぼちぼち、火の玉を見たとかそんな感じです。
きっと、家のピンチをいち早く察し報告できる、家にいる父型の血を引く女が何かしらを感知できるのでしょうね

因みにばーちゃんは霊感はなく、そういう話をすると、UFOを山の上で見たと言い張ってきます。
うちのばーちゃんかわいい


いかがでしょうか、ぞくぞくした方、つまんねーと思った方
つまんねーなら貞子3Dでも借りて来い

それでは