風俗に来るお客さんって本当に普通の人が多いと私は思います。

風俗を知らない時は、風俗を利用する人ってとても変わった人だったり、変態だったり、癖が強かったりする社会不適合者なのかな?なんて思うこともありましたが、朝仕事に行って、夜家に帰って、ビールとおつまみを口にしながら晩酌してテレビ見て適当に眠る。そんな人は多くいます。

特にデリヘルだとお客さんの自宅に行くのでその人の生活感もリアルに垣間見れますよね。

  質素に暮らしをしている人、
  漫画本に囲まれて生活する人、
  散らかり放題の部屋に暮らす人、
  パソコンとコンポと布団しか置いていない人、
  タワーマンションの最上階に高級ベットとテレビとテーブルしかないシンプルな暮らしをしている人、
  アイドルのポスターを張り巡らせている人、
  嫁さんや親に先立たれ残された家の一間で静かに暮らしている人、
  同棲や嫁子供と住んでいる家にこっそりとデリヘルを呼ぶ人

様々ではありますが、多くの人は「普通」といわれる暮らしをしている人がほとんどでした。

そんな普通に暮らしている人々の生活の一部に自分という存在がたった1時間や2時間の中に溶け込む不思議さが面白いと感じていました。

でも、お客さんは、初めて自分と出会う時は、私をどんな人かわかりません。

  どんな声をしているのか?
  どんな身体をしているのか?
  どんな態度をするのか?
  どんな動きをするのか?
どんな会話をするのか?

なにもわからぬまま、数万円を先払いして100%射精できるか?100%満足できるか?なんの保証もないものにお金を出すのです。

だからこそ、
  その人がどんな人生を歩んでどんな気持ちでいて、
  今までどんな人間に出会って
  楽しんだり、
  傷ついたり、
  励まされたり
  満たされたりしてきたのか?

いつも頭の片隅にその人の人生に対して興味関心をもって接します。

一人の人間として生きてきた今までを、私との出会いが加わることで新しい化学反応が起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。

でも、

  楽しかった。
  よかった。
  安心した。
  ほっとした。
  気持ちよかった。

と何かしら心に満たされるものが残ってもらえるような接客ができたら、私は嬉しい。と思えるし、お仕事させてもらえて良かった!と思うし、人生のほんの一瞬でも心地よさを感じてもらえたら頑張ってよかった!と思える。

気持ちよくお金を頂いてしっかりお仕事して楽しんで貰えたらいいなと純粋に思います。

楽しい風俗を提供することで一番重要なのは、

 「お客さんを一人の人間として尊重すること。」

まずそれが本当に基本のキ。

娯楽産業で一番大事なことだと思います。