19秒に及ぶ握手、顔に近いところで両手をにぎにぎ、それにハグハグ。
ゴルフ場ではハイタッチ。ウマが合うのでしょうね。
(Reuters)
安倍首相の「まいったな」というしかめっ面(grimace)に多くのアメリカ人が同情したと、The Telegraph
の
Donald Trump mocked for "awkward" handshake with Japanese prime minister Shinzo Abe(トランプ大統領、安倍首相との"居心地悪そうな"握手をいじられる)は伝えています。
(Reuters)
19
秒の握手の動画はこちら。よく見たら安倍首相の方からShall we shake hands?と呼びかけていました。
ゴルフ外交、グリーン会談に焦点をあてた欧米のニュースが多いですね。おおむね好意的です。
The Wall Street Journalは、
To Bond With Trump, Japan’s Abe Takes a Swing at Fairway Diplomacy(トランプとの関係構築に向けて安倍首相はゴルフ外交を展開)では、トランプ大統領が選挙期間中に日本の貿易や安全保障を巡ってバッシングをしたことを指摘した上で、ホワイトハウスとフロリダの
Mar-a-Lago
での首脳会談についてはこう解説しています。
「アメリカの大統領がひとりの外国首脳にここまでの時間をさいて、同じ飛行機に乗るのはまれだ(It’s rare for and American president to devote that much time to one foreign leader, and to fly with one on the same plane) 」
。
ほかの各国の首脳がトランプ大統領との距離感を測りかねている一方で、安倍首相は■国内で50
%以上の支持率を誇るという「珍しいまでの政治的安定」と、■同盟国の間で問題になっているアメリカの入国禁止令が「過去
2年間で55人の難民しか受け入れていないなど移民に厳しい制限を設けている日本では、争点ではない
(nonissue in Japan)」という背景を冷静に分析。
New York TimesはA Presidential Golf Outing, With a Twist: Trump Owns the Place
(大統領のゴルフ遠征にはひねり~そこはトランプの所有地)では、大統領とビジネスマンの混同に対する懸念を指摘しています。
(Twitterより)
写真にあるような光景(星条旗がたなびくアメリカの美しい光景)を示すことこそがトランプ大統領が首脳を招待する目的だとしています。
さらに、今回、安倍首相を招待したMar-a-Lago
の新規会員になるための会費が
2倍の20万ドル(約
2200
万円)に引き上げられたと伝えています。
トランプ政権によると、トランプ大統領は安倍夫妻へのプレゼント("gift")として招待したということで、トランプ大統領の所有地で外国政府の人が滞在したことで得られた利益は、大統領職で儲けたと受け取られることのないよう(avoid the appearance that he was cashing in on his office)
、すべて米財務省に寄付するということです。
The Economistの最新号の表紙は強烈。Courting Russia(ロシアへの求愛)。
その中の"Fairway friends – Japan’s prime minster cozies up to America’s new president
(ゴルフ友達~日本の首相、米新大統領にすり寄る)では、「安倍首相のベッドサイドにはトランプ大統領の著書"The Art of the Deal
(日本語では「トランプ自伝~アメリカを変える男」)があると言われている」と書き出しています。
トランプ氏の勝利に世界が呆然としている最中、安倍首相はゴールドのゴルフクラブを握りしめて飛行機に飛び乗って会いに行ったと紹介。
その機動性を評価しつつ、読売新聞の世論調査を引き合いに出して「日本国民が信頼していないリーダーにすり寄ることで安倍首相は政治的なリスクをとっている」とも指摘しています。
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