トランプ大統領の議会演説が日本時間の11:00過ぎに始まりますが、直前にオバマ前大統領とミシェル夫人の著書についてのニュースが飛び込んできました。

(FT)

FTがまずすっぱ抜いて、その後、出版社が発表したことで、欧米のメディア各社がいっせいに報じています。夫妻が別々に書いた本の出版権をまとめてオークションしたのは異例のようです。

FTRecord-breaking auction for Obama’s book deal tops $60 million (オバマ夫妻の本の出版に関する権利、6000万ドルを超す記録に)として、オバマ前大統領とミシェル夫人がそれぞれ執筆する著書を出版してグローバルに販売する権利をオークションしていて、 Penguin Random House日本円で約67 億円を提示してリードしていると伝えています。

この金額は飛び抜けて高いそうです。

クリントン元大統領が退任した後に執筆した回想録の My Life(「マイライフ クリントンの回想」)は1500 万ドル、ブッシュ大統領(子)の Decision Points(「決断のとき」)は推定1000 万ドルだったとしています。

オバマ前大統領はホワイトハウス入りする前に Dreams From My Father(「マイ・ドリーム:バラク・オバマ自伝」)、The Audacity of Hope (「高みへと向かう希望」)で作家としても高い評価を得ていたことから、大統領としての 28年の物語は注目されていた上に、夫人との共同契約 (join book deal)ということで、値が釣り上ったと指摘しています。

(Reuters)

その後、Penguin Random Houseが正式発表したことを受けて、 New York TimesObamas Make Book Deal With Penguin Random House (オバマ夫妻、ペンギンランダムハウス社と著書の契約)と報じています。

それによりますと、出版社が得たのは、本を世界的に販売する権利で、非営利団体に 100万冊を寄贈する予定だということです。

声明で出版社側は「オバマ夫妻は発言とリーダーシップによって世界を変えた(With their words and their leadership, they changed the world) 」としています。

AP通信は「著書のタイトルや出版予定日は明らかになっていない。オバマ大統領のホワイトハウスでの思い出について書くだろう。関係者によると、大統領のころの話を率直に書いたものとなり、ミシェル夫人は自らの半生をもとに若い人たちに向けてインスピレーションを呼び起こすような内容となる」と紹介しています。