サンフランシスコ国際空港ペットボトル入りの飲料水の販売が今月禁止されることになりました。

大手ホテルチェーンも浴室にあるシャンプーなどを入れた小型のプラスチックボトルの提供をやめるほか、大量のペットボトルを使っているコカコーラやペプシコも対応に追われています。

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(CNN)

Washington PostはSFO becomes the first airport to enact a plastic water bottle ban, but reactions from travelers are mixed(サンフランシスコ国際空港、全米で初めてペットボトル入り飲料の販売を禁止するも反応は様々)の中で、サンフランシスコ国際空港が8月20日に、市の条例に従ってペットボトル入りの飲料水の販売を禁止すると報じています。

これにより、店舗、レストラン、ラウンジ、自動販売機でのペットボトル入りの飲料水の販売と提供が禁止されるということです。代わりに利用者は水道を持参して空港全体に約100ある給水器を活用するよう推奨されるということです。

空港の広報官よりますと、全米初の動きですが、ほかの空港から早速問い合わせが寄せられているそうです。

全体として好意的に受け止められているものの、「荷物(水筒)が増える」という苦情もある一方で、反対に「飲料水だけでなく飲料全体の禁止でないのは不十分だ」という批判もあるとういことです。

FTは、Holiday InnやCrowne Plazaなどを傘下に抱える大手ホテルチェーンのInterContinental
Hotelsが小型のボトルに入ったシャンプーなどの提供を2021年までに禁止すると伝えています。

世界で84万3000室を保有し、年間2億本にのぼり、大手ホテルチェーンとしては初めての禁止だということです。代わりにシャンプーなどは大型のセラミックの容器に入れて提供するとしています。

CEOは、環境のためだと説明すると同時に投資家からの脱プラを求める突き上げが急激に激しくなったことを理由に挙げています。

一方、CNNはCoke and Pepsi abandon the plastics lobby(コカコーラとペプシー、プラスチックの業界団体から脱退)の中でペットボトルを大量に使う大手飲料メーカーのコカコーラとペプシコが、Plastics Industry Associationというプラスチックを推奨する業界団体から脱退したと報じています。

この業界団体はレジ袋禁止の法律に反対しているAmerican Progressive Bag Allianceと関係があり、このまま業界団体に残っていてはブランドイメージが毀損しかねないということです。

コカコーラがEllen MacArther財団に提出した報告書によりますと、2017年に330万トンのプラスチックを使ったということです。ペプシコは明らかにしていません

両社はペットボトルよりもリサイクルが容易なアルミニウムの容器などを模索中で、ペプシコは来年にもAcquafinaのブランド名で販売している飲料水を全米のレストランなどでアルミ缶に代えると発表しています。

また両社ともに使い捨てプラスチックを廃止するためにハイテクの給水所を試験運用していて、消費者がみずから持ってきた水筒に飲料を入れる取り組みを急いでいるということです。