ROUTE 999

かおりん☆GOの徒然日記。

『イン・ハー・シューズ』

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【あらすじ】
周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症というハンディキャップがコンプレックスとなっているマギー。一方姉のローズは弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。定職にも就かず、ローズの家に居候していたマギーは、ある時、ローズの留守中に訪ねてきた彼女の恋人にちょっかいを出してしまい、怒ったローズに家を追い出されてしまう。どこにも行く当てのないマギーは、仕方なく亡くなった母方の祖母エラのもとを訪ね、彼女が世話役をする老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。

シゴトはデキるけど、自分の容姿には自信が持てない姉と、何をしても中途半端でシゴトも続かないが容姿とスタイルだけは自信がある妹のお話。

私は、同姓の姉妹がいないので少し分からない感覚だけど、「家族」であり「親友」であり、「ライバル」。
どんなに傷つけられても、最初に何かを打ち明けたい相手だったりするってちょっとうらやましい・・・かな。

脚本を担当したスザンナ・グラントの「あなたを最もよく知る人物は、あなたを最も傷つけることが出来る。さらにその人物は、あなたが傷ついているときに最も助けてくれる人でもある」という言葉がとても印象的でした。

そして、この映画のキーアイテムである「靴」について。
タイトル意味は、「彼女の立場になって」とか、そういうことみたいだけれど、自分には似合わないけれど、ただ「眺めて癒される」ために美しい高級靴を買う姉と、それをちゃっかり拝借しては汚したり壊したりする妹っていうう構図は面白かったです。

靴は、履く人を選ぶ。
だから、二人と「靴」の関わり方がそのまま二人の成長にもつながってて、脚本と演出の上手さを感じました。

いい映画だと思いますので、ぜひ。


それはそうと、、、。
この作品を観たことで再認識したキャメロンディアスの魅力について。

キャメロンディアス、と言えば世界中で最も知名度のあるハリウッドセレブ女優の一人。
ものすごく美人では無いけれど、ながーい足と、スレンダーなボディーと大きな口が特徴で、ちょっとアタマの弱そうな女性を演じさせたらピカイチ、な女優さん。ってイメージかな。

実際、そういうイメージの作品は多いけれど、実は、この人の静かな演技ってすごく好き。
「彼女を見ればわかること」で彼女が演じた盲目の女性は秀逸でした。

メジャー作品も良いけれど、こっち路線での良作にめぐり合えることを期待します。


かおりんご的おすすめ度・・・★★★★★★★☆☆☆(7.5)



イン・ハー・シューズ [ キャメロン・ディアス ]
イン・ハー・シューズ [ キャメロン・ディアス ]

『グラン・トリノ』

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【あらすじ】
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。
 
ずっと観たかったこの映画を2013年の1本目にしたのですが、元旦から号泣してしまった。。。
 
あらすじの通り、妻にも先立たれ、息子家族とも疎遠になり、仲間たちと悪態をつくしか楽しみも無いガンコ老人ウォルト。(この偏屈っぷりが秀逸・笑!)
 
彼が大切にしているのは、家族と過ごした家と庭。そして、1972年製の「グラン・トリノ」。
それは、彼が生きてきた「アメリカ」の象徴。
アメリカが世界を牽引するという時代を、自分たちが創ってきたという証。
 
でも、時代は変わりりつつあって、、、。
息子は皮肉にも「トヨタ」のセールスマンとなり、気がつけば隣人のほとんどはアジアからの移民たちに総入れ替え!
でも、ある事件をきっかけに隣人の気弱な青年タオと交流し始め、人種を超えて自分の家族よりも親しくなっていく。 
そんな中、貧しいアジア系移民がアメリカという地でまっとうな道を歩むために一肌脱ごうと、タオに執拗に絡むギャングを黙らせたつもりが、それが最悪の事態を招く結果に・・・。
 
しかし、報復がさらに理不尽な報復を呼ぶことを覚ったウォルトは、怒りと憎しみの連鎖を断ち切るためにある行動のですが、もうそれが信じられない衝撃のシーン・・・。
 
で、ワタシは号泣・・・と・・・・・。。。。。
 
はぁー・・・。
 
 
この映画の見所はたくさんあるけれど、C・イーストウッドが言いたかったことの一つは「暴力の正当化とその代償」じゃないかなと思います。
 
アメリカを筆頭に、自国を、そしてその仲間となる国々を救うという大義のもとに他国を攻撃し、敵よりもさらに強い武器を作り出すことで相手を黙らせることができるという論理は、哀しいかな今もずっとワールドスタンダード。
 
ウォルトは、朝鮮戦争でタオと同年代の少年兵を殺めてしまっていたのですが、敵地で「敵を殺した」彼は祖国に戻れば「英雄」であり、戦争という狂気の中での殺人は賞賛されるべきこと。しかし、彼はこの矛盾にずっと悩み苦しんできました。
でも、そんなウォルト自身もまた、相手よりも強いこと、相手よりも強い武器を持つことが自衛のため、また暴力への抑止力になる、と多くの銃を所持し、もめごとの解決には必ず「銃」が出てくる。
 
しかし、本当にそれでいいのか?
映画の中でも描かれるように、暴力を暴力によって一度は押さえつけたところでそれはいたちごっこ。
9.11を例に出すまでもなく、暴力は手に負えないところまで際限なくエスカレートしていく・・・。

それを断ち切るためには「あの方法」しかなかったということに、納得させられる部分とどうしても納得できない憤りが交錯する・・・。
 
でも、ウォルトとタオの年齢や人種を超えた友情と、グラントリノが颯爽と走り抜けるラストシーンに、C・イーストウッドがアメリカに対して抱く、かすかな明るい希望のようなものを見た気がしました。
 
うーん、またいつかもう一度観たい一本です。
 
 
かおりんご的オススメ度・・・☆☆☆☆☆☆☆☆★★(8)

2012年 映画鑑賞&読書ログ

放置しっぱなしだったコチラのブログですが、2013年はボチボチ更新していこうと思います。

その前に、2012年に観た映画と読んだ本を一応おまとめ。

■DVD
・「ソーシャルネットワーク」・・・(★6.5)
・「ブラックスワン」・・・(★8)
・「みんなの家」・・・(★7)
・「武士の家計簿」(★7)

■映画館
・「夢売るふたり」(★7.5)
・「ヘルタースケルター」(★3)
・「最強のふたり」(★8)
・「レ・ミゼラブル」(★8)

うわー・・・。少なすぎですね・・・。
映画はDVDは週イチ、劇場は月イチをマストにせねば。

■本
・「舟を編む」・・・(★8)
・「水の柩」・・・(★7)
・「ジェノサイド」・・・(★7.5)
・「下町ロケット」・・・(★7.5)
・「心を整える」・・・(★7)
・「シューマンの指」・・・(★6)
・「あしたも、こはるびより」・・・(★7.5)
・「マスカレード・ホテル」・・・(★6)
・「憂鬱でなければ、仕事じゃない」・・・(★7.5)
・「その日、東京五時二十五分発」・・・(★6)
・「我が家の問題」・・・(★6.5)
・「神去なあなあ日常」・・・(★7)

うーん、本ももっと読みたいなー。本屋大賞全制覇もまだまだ程遠い・・・。

■マンガ
・進撃の巨人・・・(★7)
・信長協奏曲・・・(★7)
・ぼくの地球を守って・・・(★8)
・ホタルノヒカリ・・・(★7.5)
・ブラックジャック創作秘話・・・(★8)
・花のズボラ飯・・・(★7)
・昭和元禄落語心中・・・(★7.5)
・バクマン・・・(★7.5)
・午前三時の無法地帯・・・(★7.5)
・ヒロインの条件・・・(★6)
・HER・・・(★7)
・午前三時の危険地帯・・・(★7)
・午前三時の不協和音・・・(★7)
・BELIEVE・・・(★6)

マンガはけっこう読んだかな(笑)
2013年も引き続き面白いマンガを読むぞ!


そして、2013年はきちんと感想を残しておこうとおもいます!

2011-2012年ラルク&VAMPSライブまとめ

ちょー久々にこちらのブログも更新★

健忘録として、2011-2012年のラルクとVAMPSライブを記録しておきます。

■2011.09.17&18・・・ラルク「20th L'Anniversary TOUR」@マリンメッセ福岡
■2011.12.03&04・・・ラルク「20th L'Anniversary TOUR」@京セラドーム

■2012.04.20・・・ラルク「Premium Night」@LIQUIDROOM(Ustream視聴)
■2012.05.12&13・・・ラルク「WORLD TOUR 2012 THE FINAL」@日産スタジアム
■2012.05.19&20・・・ラルク「WORLD TOUR 2012 THE FINAL」@USJ特設ステージ
■2012.05.26&27・・・ラルク「WORLD TOUR 2012 THE FINAL」@国立競技場

■2012.07.07&08・・・VAMPS「VAMPS LIVE 2012」@Zepp Tokyo
■2012.09.08&09・・・VAMPS「VAMPS LIVE 2012」@Zepp Fukuoka
■2012.09.16・・・VAMPS「VAMPS LIVE 2012」@Zepp Tokyo
■2012.09.10.05&06・・・VAMPS「VAMPS LIVE 2012」@Zepp Nanba

うーん、今年はライブ13本かな?
結構行ったような気もしたけど、こんなもんだったかー・・・。

2013年のライブに関しては、ラルクもVAMPSも発表がまだ無いけれどどうなるかな〜。
たくさんして欲しいけど、お金も貯めたいな(笑)

31歳になりました!

ちょー久々にこっちも更新。

一応ね、足跡残す意味でも。。。

お祝いメッセージを頂いた皆様、ありがとうございます!
いくつになっても、やっぱり誕生日は素直に嬉しいです(^^)


ミソジ突入から、あっという間の1年。

めまぐるしすぎてあんま記憶が無い!(笑)

以前、興味本位で行った占いでは、31歳からの10年間は
「戦いの星」になると言われていたので、今からかなり
ドキドキ!(笑)

色々と環境的には厳しいコトが続いていますが、その中
でも自分らしさを大切にして(あと、自分も大事に!)
ちょっとずつ人間的に成長できたらと思ってます。

そして!
来週は、ラルクのライブ2DAYS@マリンメッセ福岡なので
今からドキドキ!!!
(↑ココはもう一生治らないビョーキです・笑)


やっぱ人生潤いがなくっちゃ!!!


『20th L’Anniversary Live』@味の素スタジアム

久々に、コッチも更新。


5/28、29とラルクの20歳のバースデーをお祝いしに上京してきましたハート

台風が迫る中でのライブってんで、二日目なんてかなりの雨!
しかも二日目は屋根の無いアリーナ席なのに・・・!

そもそもあんまり野外ってしないバンドなのに、よりによって今日降るかなぁ・・・ってかんじでしたが、カッパ着てひざから下はズブ濡れで、逆に忘れられない思い出になりました(笑)

今回のライブは、1日目がインディーズの時からの楽曲を含めて98年まで、2日目がそれ以降っていうセットリスト!

ファンにはたまんないですね〜。
一曲一曲、イントロが流れるたびに「おぉっ、そうきたか!」ってかんじでもうワクワク!
初期の2〜3枚のアルバム曲に関しては、定番以外はもうなかなか生で聞ける機会って無いから興奮しましたわ〜♪

でもこうやって二日間を通して聞いてみて、このバンドの進化というか、バンドとしての成長をヒシヒシとかんじました。。。


私がラルクを始めて知ったのは1994年で14歳のとき。
忘れもしない、WOWOWで彼らが東京ベイNKホールで行ったライブドキュメントを兄に録画するように言われたとき。

WOWOWの番組冊子のに載ってる写真を見て、キレイな外人さんだなぁと思って正直その時はあまり興味がなかったんだけど、その後スグくらいにたまたま欲しかったCDが無くて何故か買ったシングルがラルクのファーストシングル「Brully Eyes」というCDで。
あの時、何であのCD買ったのかほんと謎なんだけど。。。

今まで聴いたことのなかったメロディーラインと独特の歌詞と歌い方に衝撃を受けたっけ。

そして、スグに買ったアルバムは「Tierra」。
その世界観にますます衝撃を受けて、はいどっちの声にシビれて、歌詞にウットリして、メロディーにどっぷりつかった一枚。
お気に入りは「風の行方」って曲。
切ないメロディーがたまんないんだけど、今回のツアーでも披露してくれて嬉しかった!

そのあとインディーズの時に出した「Dune」を買って、もうそっからはホントどっぷり(笑)
でも、他のバンドとかってあんま興味が無くてねー。
正直、今もラルク以外って全然興味がナイ(汗)
よっぽど肌に合うんだろうなぁ。。。


初めて行ったライブは、高校生になってからで、これも忘れもしない1996年5月3日の広島・アステールプラザというホール。
たしか10列目かそこらで、今思い出しても本当にすーーーーっごくいいライブだった。(メンバーも後に会報で言ってたけど、会場の一体感ハンパなかったんだよね。)

当時はあんまりまだ警備員とかがいなくて、ホールなのに席を離れてステージ脇の花道まで走っていったりしてた(笑)
あ〜〜〜〜、楽しかったなぁ。今やったら絶対ダメだけどね。
昔はなんかちょっと・・・ユルかったです(笑)

その時に初めて至近距離で見た生はいどっち、美しすぎました。
手を伸ばしたら届きそうなとこに、いたんだよねぇ〜。(溜息)
ピカピカキラキラしててほんとキレイだったなぁ・・・。

まぁあれから15年経つけど、その美貌は未だ衰えることなく保たれていてほんとウレシイ限りですわ。

それから、一体何本のライブに行ったのか正直よく分からないんだけど、毎回本当に楽しいんだよね。

一緒にその場所で、同じ時間を共有できるだけで幸せって思えること自体幸せだな〜って思う。

これからも、たぶんずっと応援していくと思うけど、いっつもドキドキワクワクさせてくれるラルクでいて欲しいな〜〜〜。


ってことで・・・。
発表されちゃったよーーーーーー。ツアー・・・。


<2011秋“20th L’Anniversary Tour” >
9月10日(土)、11日(日)さいたま さいたまスーパーアリーナ
9月17日(土)、18日(日)福岡 マリンメッセ福岡
10月1日(土)、2日(日)札幌 札幌きたえーる
11月2日(水)、3日(祝)名古屋 日本ガイシホール
12月3日(土)、4日(日)大阪 京セラドーム大阪


えと、全部行きたいんですケド・・・。(本気)
でも・・・チケット取れないだろうなぁ・・・。

9/10、11は、誕生日の次の日だしなんとしてでも手に入れたい!
けど、コレはムリだろうなぁぁぁぁ。
争奪戦だろうなぁぁぁぁぁ。行きたいのになぁぁぁぁぁ。

まぁ、できる限り行きます。ハイ。まじで。(メラメラ)

2011年にはラルク始動することは分かってたしさ〜。
VAMPSのツアーにあんま参加できなかったのも悔しかったけど、ラルクのツアーに行けないなんて働いてる意味ナシってくらいなんで、ガシガシ仕事して休み奪取して、思いっきり行くぞーーーーー!!!


30歳になりました・・・☆

13dd0504.jpg本日、9月9日に30歳になりました。

20代・・・色々ありましたが、なかなか充実して楽しい10年だった気がします♪

30代も私らしく、ボチボチのんびり歩いていこうと思います☆

VIVA!ミソジーズ☆

VAMPS LIVE 2010 @ZEPP福岡

4e526696.jpg今日は午後から無理矢理休んでこのツアー最初で最後のライヴに行ってきました!

チケットの番号は良くなかったけど、作戦どおり後ろの一段高くなったポールポジションをゲットしたので、とてもよく見えました☆

相変わらずかっこよかったし、久々の金髪も良く似合っててステキ♪

ここのところあまり休みもなく連日深夜まで仕事だったので、体力に不安があったのですが、、、やはり杞憂でした・・・!

やっぱこれがなきゃ働いてる意味ナシです!

あーこれからまだまだライヴ続くのにこれっきりだなんて寂しい(涙)

『私がいてもいなくても』(全3巻) いくえみ綾

私がいてもいなくても 1  マーガレットコミックス私がいてもいなくても 1 マーガレットコミックス
著者:いくえみ 綾
販売元:集英社
発売日:2001-12-14
おすすめ度:5.0
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【あらすじ】
晶子は18歳のフリーター。恋人、友達、仕事というそれなりの日常の中、心は何故か満たされない。そんなある日、偶然、漫画家の友人からバイトを頼まれて…。明日へ繋がる不確かな今日。


ここのところ、ワタクシは勝手にいくえみ綾祭りです。
んー。やっぱり面白いですワ。

自分には生きる価値が無い、とまでは言わないけれど、特にこれといった才能も無く、シゴトも上手くいかず、恋人も浮気性で、家族とも何となくギクシャク・・・。
まぁよくある話・・・かもしれないけど、このまま生きていくことに漠然とした不安を抱えた主人公の晶子。

友達でも、家族でも、もちろん恋人でも、誰かの「特別」になりたい、という気持ちは少なからず誰もが持っている感情だと思うんだけど、その気持ちが強すぎたり弱すぎたりするとなかなか人生が上手くいかないものです。

でも、この作品では、何となく昨日より、先週より、一ヶ月前よりちょっと前向きに生きられたら、振り返ってみればずいぶん前向きな人生を歩めているかも?みたいなほのかな希望みたいなものを感じました。

うーむ・・・。
このラストに関してはかなり物足りなさを感じつつ、でも逆にそれがいくえみ綾っぽいといえば・・・っぽい?

みんなそれぞれハッピー!で妙にスッキリした読後感よりも、最近はこのモヤっとしたラストに私なんかは妙に共感してしまう。。。

それはそれでどうかな、と思うのだけれど・・・。


かおりんご的オススメ度・・・☆☆☆☆☆☆☆★★★(7.5)

『潔く柔く』 いくえみ綾

潔く柔く 1 (マーガレットコミックス)潔く柔く 1 (マーガレットコミックス)
著者:いくえみ 綾
販売元:集英社
発売日:2004-11-25
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

【あらすじ】
カンナとハルタは幼なじみ同士。周りに恋人同士と誤解されるほど仲が良い二人は、同じ高校に入学する。入学式の日、カンナにちょっかいを出したマヤという男の子とハルタは殴り合いのけんかになる。それを止めたのは、カンナと、そして、マヤの幼なじみのアサミだった。ハルタ、カンナ、マヤ、アサミは、それ以来仲が深まり、いつも4人で行動するようになる。しかし、簡単に口には出せなかったが、4人とも胸の中にそれぞれのおもいを抱えていた。そして、ある日、ハルタの身に信じられないほど不幸な出来事が起こる・・・。

久々の更新!
最近、またちょいとシゴトの息抜きにマンガ借りてます。いやされる〜。
面白いマンガあったら教えてください♪

そして、以前から読んでみたかったいくえみ綾の「潔く柔く」を読みました。

やっぱり・・・いくえみ綾ってスゴイ・・・。

コチラの作品は現在12巻まで出ています。
それぞれエピソードによって主人公が違うんだけど、話が進むにつれてその人たちが微妙にリンクしていきます。
特に時系列で描かれているというわけでもないので、以前別の話で見たシーンがデジャブのように出てきたりもします。
どれだけ綿密に構想を練ってこの作品を描いているんだろう。。。

それぞれの過去、現在、そして未来。
色んな出会いと想いが交錯し、それぞれの人生が紡がれていきます。
描く視点が変わるだけで、同じ物事や人が違って見え、ぼんやりとしか見えなかったものの輪郭がだんだんハッキリしてくるんですよね。
その描き方は見事としか言いようが無いです。
作品としての完成度の高さは最近読んだ中でもピカイチです。

そして、いくえみ綾の描くマンガには、生身の人間の体温を感じます。
「あ、分かるカモ・・・」っていう、リアルな感情の揺れの描き方とか本当に上手い・・・!

うー。続きが気になります。
カンナちゃん、シアワセになって欲しい・・・。
でも、正直登場人物が多い&相関関係がややこしいのでレンタルだとちと厳しいかな。
完結したら大人買いして、もう一度ゆっくり読みたいな。


かおりんご的オススメ度・・・☆☆☆☆☆☆☆☆★★(8)

『ブラッド・ワーク』

ブラッド・ワーク [DVD]ブラッド・ワーク [DVD]
出演:クリント・イーストウッド
販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2003-08-08
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

【あらすじ】
元FBI心理分析官テリー・マッケイレブは2年前、連続殺人犯“コード・キラー”を追跡中、突然心臓発作で倒れてしまい、犯人を捕り逃す。心臓を移植して何とか一命を取り留めたテリーは早期退職し、現在はクルーザーでの隠居生活を送っている。そんな彼の前にある日、グラシエラと名乗る見知らぬ女性が現れ・・・。

家でグダグダしてたらWOWOWでしていたので、鑑賞。

ここ最近は、監督としての評価が高いクリンストイーストウッド自身が出演し、監督もしているコチラの映画。
二転三転するストーリーとクリント・イーストウッドのサスガの演技で最後まであっという間に見終わりました。

まぁ、役柄としては年齢的に色々無理があるなぁと思わなくもないけれど(『北の零年』の吉永小百合みたいな?)、クリント・イーストウッドならしょうがないか、と許されてしまうような稀有な存在であります。

なかなか面白かったです〜。


かおりんご的オススメ度・・・☆☆☆☆☆☆☆★★★(7)

上京してきました☆

IMGP35674/29〜5/5まで、上京してきました。

半年ぶりに上京するとあり、色んな人と会えて本当にあっという間の一週間でした!

個人的にも、昨年末に就職したこともあって募る話もあったので、一週間ずっと人と会っては喋り倒していた気が・・・!

遊んでくれた皆さん!ありがと〜ん☆

それと、今回の上京では二人の友人のベイビーちゃんたちにも会ってきました。
一人は共通の友人たちと一緒に横浜へ、そしてもう一人は私だけで西荻窪へ。

地元の友人たちがママになっているのには慣れたんだけど、学生時代からの友達がママに・・・というのは、やはりまたちょっと違った感動がありました。
そして赤ちゃんがかわいいのなんの!小さな手で指をギューっと握られると、それだけで本当に無条件で愛しい気持ちが込み上げてきますね。
友人たちも、眼差しがすっかり母のそれで、やはり守るべきものができた時、人は変わるなぁと感じました。

そして、今回の上京の一番の目的は、友人たちが参加する舞台を観に行くためだったのですが、これもまたすごく良かった。(舞台真下の最前列での観劇でちょっとドキドキでしたが・・・)

人として生きる喜び、悲しみ、そして生の消滅。
生きるとは何か、死ぬとは何か、なぜ死ぬことは怖いのか?と問いかける舞台となっていて、とても興味深かったです。

それに、忙しい仕事の合間にみんなで集まって一つのものを作り上げた彼らが、終演後に見せた充実した表情が忘れられません。
すっごく羨ましかったなぁ。。。

今の仕事はちょっとそれに近いものはあるけれど、やはり仕事は仕事だからね。

仕事の忙しさを言い訳にせずに、新しいフィールドに一歩足を踏み入れる勇気も大事ですね。パワーもらいました!ありがとね!

また次回公演も観に行きたいです!

次は9月くらいに上京できるといいなぁ〜〜〜。。。


今年のフィギュア。

maoまたまたあっという間に時間が過ぎていきました・・・。

この前、一回女子フィギュアについて書いたのに、寝ぼけてアップせずに消してしまった・・・。が、再度トライます。


今年のフィギュア、やっぱり燃えましたね〜。
これぞオリンピック!ってかんじの試合でした。
キムヨナの圧倒的な強さに関しては、現状の採点方式ではもう仕方が無いとしか言いようが無く、もう数年は誰にも(たぶん本人にも)破ることができないだろうなぁ、と思います。

世間的には、表現力のキムヨナとジャンプの真央ちゃんという図式になっているけれど、ジャンプの質や得点でもキムヨナは真央ちゃんよりずっと点を稼いでいるしね。(個人的には、ジャンプの加点をもう少し低くした方がいいんじゃないかなぁとも思うのですが、、、)

キムヨナの演技は確かに完璧でとってもキレイで精神力もズバ抜けていたけれど、やはり私は真央ちゃんの今年一年の物凄い成長に拍手を贈りたい。
シーズン前半から表彰台も逃してしまったり、グランプリファイナルにも残れなかったりと、真央ちゃんには今までで一番ツラいシーズンだったと思うんだけど、最終的にはオリンピックで銀、世界選手権で金。やっぱりすごいですね。オリンピックのあの気迫、ゾクゾクしたもん。

でも・・・、まだもっともっと上手くなる余地があります。

大ちゃんにしても、真央ちゃんにしても、やっぱり上を目指して貪欲にチャレンジする姿って見てて気持ちが良いし、心の底から応援したくなっちゃう。

あせらず、着実に、一歩一歩前進して、これからもたくさん私たちにステキな演技を見せてほしいです。

やっぱ真央ちゃんは、表彰台の真ん中が一番似合うわ〜☆

バンクーバーのフィギュアスケート

なんだか、すごく久し振りになってしまいました・・・。

仕事がバタバタしていて何だか慌しい毎日を過ごしております。
入社して三ヶ月。そろそろ慣れたいな〜と思いつつ、慣れる間もなく次から次へと仕事が降ってきます・・・。

そんな日々の中でもやはり書かないわけにはいけません。
オリンピックのフィギュアスケート!

daisuke

まずは男子。
残念ながら、男子のフリー時間は外回り中だったためリアルタイムでは携帯のワンセグでの観戦で、しかも大ちゃんの途中に電話がかかり(!)、プルシェンコの途中で受信不能になる(!!)という悲劇に見舞われてしまいました・・・(涙)

でも、バッチリビデオを録っておいたので家でゆっくり見直しました。

で、今回論議になっているライサチェックの四回転回避プログラムの話題ですが、正直、やっぱり私も男子は4回転を跳んで欲しかったかな〜。
ここ最近の男子シングルの「絶対王者」不在状態に危機感を抱いたプルシェンコが出てきたのもすごく納得する。

個人的に、あまりライサチェックの演技が好きじゃないのもあるけど、金メダルかぁー・・・。ってかんじだもんなー・・・。
かといって、プルシェンコもジャンプの出来自体が良くなかったのももちろんだけど、全体的なスピードや内容の濃さはこのオリンピックのために磨き上げてきた現役選手たちに比べてやや薄かった印象も否めなかったから金メダルと言われたらうーん・・・ってかんじ。

やっぱり一番良かったのは大ちゃんですね。
四回転の失敗は本当に残念だったけど、それを引きずらない精神力とその他のプログラムの素晴らしいこと・・・!

彼は、あの大怪我の間に挫けることなく磨き上げてきた肉体とヒップホップなど新しい表現との出会い、オフシーズンにプロと一緒に回ったアイスショーなどで培った「魅せる」能力の開花、そして彼を取り巻く素晴らしいスタッフたちに囲まれて本当に良い演技をしたんじゃないかな。

こういう世界に「もし」は無いけれど、もし大ちゃんが四回転を決めて金メダルを取っていたらプルシェンコは素直に受け入れただろうなー。

ともあれ、今回の結果は結果。
大ちゃんには、絶対王者の称号をゲットするべく自分の道を突き進んで欲しいです。引退なんて言わないで!

その他にも印象的な選手はたくさんいました。
小塚君の4回転は、彼の未来にとって大きな糧となるだろうし、彼の美しい正統派のスケーティングは世界屈指と言っても過言では無いです。
織田君のアクシデントは本当に残念だったけど、あの「やわらかい」ジャンプは素晴らしいと思うし、これからも更に進化し続けて欲しい。

世界でも、個人的に大好きなウィアーの演技はやっぱりステキだったし(ジャンプはイマイチだけど・・・)、今回は不調だったけどスケーティングの美しさではカナダのパトリック・チャンは絶品だし、ジュベールやランビエールの挑戦にも感動しました。。。

今日行われたエキシビもみんな良かったですね。
プルシェンコの圧巻の演技にはただただ脱帽。試合以上に気合が入ってた気がする・・・。あとは、ランビエールが想像以上に良くてビックリ・・・!

今回のオリンピックも、色々あったもののみんな大きなケガなども無く、それぞれいい演技が出来て本当に良かったですね。面白かったよーーー!

ひとまず、3月の世界選手権が楽しみ♪

長くなったので、女子の感想はまた後ほど!



あけましておめでとうございます☆

今年もよろしくお願いいたします☆

2009年・・・。
3月に職業訓練校を卒業してから、スペイン、イタリア、ハワイ、沖縄、長野、北海道などなど半年間の怒涛の旅行強化月間を経て12月に就職、と本当にあっという間の一年でした。

仕事に関しては、就職早々バタバタと走り回っていてかなり余裕が無いかんじなのですが(笑)、早く慣れてもっと落ち着いて仕事ができるようになるといいなぁ・・・と思う日々です。

仕事の話(グチ?笑)は、mixi日記に書いているのでこっちのblogの更新が滞りがちなのですが、むしろ映画や本をたくさん読んで、blogの方が頻繁に更新できるくらい余裕が出てくるといいなぁ〜と思っています。

今年は、細木和子的には三年間の良い年の最初の一年なので、いいことがたくさんあるといいなぁ〜♪うふふっ♪

また、G.Wあたりに上京しようかなぁと思っているので、会える人は会いましょうね!


『十二人の怒れる男』 @シアターコクーン

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もう随分前になってしまいましたが、上京中に舞台を観に行きました。

演出蜷川幸雄、主演中井貴一というなかなか面白そうな組み合わせ。
その他も西岡徳馬や筒井道隆などが出演していて、なかなか渋いチョイスです。

この舞台はアメリカ同名映画を舞台化したもので、陪審員制度をテーマとした物語です。
三谷幸喜が「12人の優しい日本人」という舞台でリメイクしたことでも有名ですね。

この物語は、とある殺人事件の陪審員に選ばれた12人の男たちが初めて集ってから裁判の結論を出すまでを描いた密室劇です。
彼らは、数ある証拠からこの事件について当初「死刑が妥当」という結論を出します。
しかし、ただ一人その結論に疑問を投げかける人物がいました。

彼の登場により、簡単に「死刑」と決めてしまおうとしていた彼らの考えに少しずつ変化が現れ、話は思わぬ方向へと向かってきます・・・。

この舞台では、人が人を裁くことの難しさを描いているのですが、昨今では裁判員制度が導入されたこともあり、こういった形で裁判に関わることは身近なこととなってきました。

人一人の命がかかった裁判に、間違いがあってはいけない。
細心の注意を払って事実は何なのかを見極めなければいけない。

モチロン犯罪が無くなることが一番良いけれど、それはとても難しいし、人間が罪を犯す限りやはりそれは人間にしか裁けないとも思うので、私たち一人一人がちゃんと向き合わなきゃいけないんですよね。
現在は裁判員制度が始まっていることもあってホントに他人事ではないしね。

それはそうと、この舞台では何と言っても中井貴一がステキでした☆
すごく聞きやすい声で、立ち振る舞いがとても上品で、存在感がとてもある俳優さんでした。
ファンになっちゃいそう。

ん〜、やっぱ舞台は面白いっ!
またちょこちょこ観たいです。


かおりんご的オススメ度・・・☆☆☆☆☆☆☆★★★(7.5)


12人の優しい日本人 [DVD]12人の優しい日本人 [DVD]
出演:塩見三省
販売元:パイオニアLDC
発売日:2000-10-25
おすすめ度:4.0
クチコミを見る

遅くなりましたが。

IMGP7206

12月1日から、無事社会復帰しました。

入社早々色々ありますが、とにかく前を見てしばらく走り抜けようと思います!

それはそうと、先月上京した際に撮った写真を←のサイドバーに少しだけアップしました。

ってか、実はあまり撮れていなかった。。。
結構長くいたのにな。。。

また、ぼちぼちカメラの勉強をしていこうと思います!

東京上陸☆

75d53d52.jpg朝イチで上京しました☆

直前までバタバタしていたので今日はノープランだったのですが、羽田でぴあを買って見つけた舞台をお昼からシアターコクーンで見て、ロートレック展行って、メガネ買って、兄と焼肉食べて(笑)、ミッドタウンのイルミネーションに萌えて写真撮ってたら一日が終わってしまった・・・!

今日はゆっくり寝て、明日からまた東京満喫しま〜す♪

ご報告。

ワタクシ、とうとう就職先が決まりました・・・☆

地元でフリーペーパーを発行している創立5年、従業員数も5名の小さな会社で、企画営業をする予定です(^ ^);



こっちに戻ってきてから約1年半。
長いようであっという間でしたが、自分のこれからを考えるにはとてもいい期間でした。

が、正直なところ、今でもまだ、自分がどんな仕事をしたいのか分からないままです。

でも、ここで働く自分を想像したとき、とっても「ワクワク」したんです。

面接で、社長さん(織田裕二のモノマネする人に似てる・笑)と1時間くらい話したのですが、私の話はそこそこに(笑)、「これからこの会社をこうしたい」という夢を熱く語る人で、この街が元気になるために何かオモシロイことはできないか、若い人に「終わってる」なんて言わせたくない、と真剣に語る姿にすごく共感しました。

なんかね、想像通りだったんです。

ここが作っている冊子には、ただ毎月広告を取ってくることを目的とするんじゃなくて、みんなで知恵を出し合って本当にイイと思う情報や企画を載せたいっていう気持ちが詰まっている気がしていたのですが、話を聞いているとほんとその通り!

私は、楽しいことを考えたり企画したりすることが大好きなので、全力でそういう仕事をしてみたかったんですね。たぶん。
というか、ほんと全力で仕事してるーって気持ちに飢えているんだと思います。
今までは、仕事に対してどこか消極的だったり遠慮している部分があって。。。

でも、今度の会社は、ほんと、イイと思ったらなんでも受け入れるよー!的な柔軟性のある会社のようなので、ほんとワクワクしてます。
むしろ、やろうと思ったら自分で何でもやらなきゃいけないかんじかな。
慣れてきたら、誌面に載せる写真も自分で撮らせてもらえそうだし☆
母ブログ(←写真は私が撮ってるの。)での経験を活かして、なんちゃってカメラマンデビューです♪(笑)

仕事に対して、こうウキウキする気持ちって、大事ですよね?

まぁ、、、実際のところは、やはりお給料はビックリするくらい安いし、ボーナスは無いし、土曜もお休みじゃないし、厚生年金も無いし、とナイナイづくしなのですが、田舎ってそんなもんです(笑)

企画営業なんて未経験の分野で不安も大きいし、これが本当にやりたい仕事なのかどうか分からないけれど、取りあえず何でもやってみないと分からないので、ひとまず、自分の気持ちを信じて突っ走ってみようと思います!
もう十分過ぎるほど休んだしね(笑)


がんばるぞ〜☆

訃報

大学時代に所属していたサークルでお世話になった先輩が亡くなった、と連絡がありました。

実際に活動をされていた時期はほとんど重なっていなかったのですが、とあるイベントの実行委員をご一緒させていただいたことがあり、そのスマートな佇まいと優しい笑顔でみんなから慕われていらっしゃって、とても尊敬している先輩の一人でした。

今月末に行われる共通の友人の二次会で、もしかしたら少し顔を出せるかもしないとおしゃっていたので、お会いできたら嬉しいなと思っていた矢先の訃報に、今でもまだ信じられない気持ちです・・・。

仕事上でも本当にこれからという若さで、プライベートでもご結婚もされ、もうすぐパパになる予定だったとも聞きました。
ご家族の心中を考えると・・・本当に言葉になりません・・・。

心よりご冥福をお祈り致します・・・。

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