2012年07月
2012年07月08日
ぶどう(巨峰)の摘房・摘粒作業
今日の信州 生坂村は、曇りのち晴れ。
巨峰の「摘房(てきぼう)・摘粒(てきりゅう)」作業の
真っ只中です。
摘房の様子です↓
巨峰の自然形栽培は、短い枝以外は房作りをし
その後、葉っぱ約40枚で一房の計算で
せっかく房作りした房も
大変もったいないのですが
房のほとんどを落とし(摘房)
残す房に栄養を行きわたらせます。
残した房を、摘粒していきます。
一房ずつ粒抜きをし、
粒数・房型を整え、花カスを取り除きます。
自然のものなので、立派な房もあれば
そうでない粒数の少ない房も多くあります。
立派な房を摘粒した時は感覚が戻るまで、粒数を数えて仕上げます。
粒がどんどん大きくなっていくので、
これまたどんどん作業を進めて行かなくてはいけない毎日です。
が、透明感のあるまだ未熟な緑色のぶどうがなる光景は
とても美しく、気持ちがすがすがしくなります。
大好きなぶどう畑の風景のひとつです。
昨日は、夕焼けがとてもきれいでした。
巨峰の摘房・摘粒作業はまだまだ続きます。
一房、一房
巨峰と向き合っていきたいと思います。
「美味しくなあれ!」って、
応援してくださる方は「田舎暮らし」クリックで【かおりんご日記】も応援してね!
にほんブログ村
今日も応援、ありがとうございます
巨峰の「摘房(てきぼう)・摘粒(てきりゅう)」作業の
真っ只中です。
摘房の様子です↓
巨峰の自然形栽培は、短い枝以外は房作りをし
その後、葉っぱ約40枚で一房の計算で
せっかく房作りした房も
大変もったいないのですが
房のほとんどを落とし(摘房)
残す房に栄養を行きわたらせます。
残した房を、摘粒していきます。
一房ずつ粒抜きをし、
粒数・房型を整え、花カスを取り除きます。
自然のものなので、立派な房もあれば
そうでない粒数の少ない房も多くあります。
立派な房を摘粒した時は感覚が戻るまで、粒数を数えて仕上げます。
粒がどんどん大きくなっていくので、
これまたどんどん作業を進めて行かなくてはいけない毎日です。
が、透明感のあるまだ未熟な緑色のぶどうがなる光景は
とても美しく、気持ちがすがすがしくなります。
大好きなぶどう畑の風景のひとつです。
昨日は、夕焼けがとてもきれいでした。
巨峰の摘房・摘粒作業はまだまだ続きます。
一房、一房
巨峰と向き合っていきたいと思います。
「美味しくなあれ!」って、
応援してくださる方は「田舎暮らし」クリックで【かおりんご日記】も応援してね!
にほんブログ村
今日も応援、ありがとうございます
長野 ぶどう狩り 季来里ふぁーむすずき kirari-f.comのHPは弟の会社が制作しました♪
ホームページ作成・HPリニューアル等お気軽にご相談下さい 全国対応しています。
画像クリックで株式会社アクセスクリエイト www.access-create.co.jp webサイトへ
ホームページ作成・HPリニューアル等お気軽にご相談下さい 全国対応しています。
画像クリックで株式会社アクセスクリエイト www.access-create.co.jp webサイトへ
2012年07月02日
ぶどうの迷宮
今日の信州 生坂村は、晴れ
信州は、涼しいだなんてウソです(笑)
5月の遅霜の心配が無くなってから、
ぶどう作業の波が押し寄せ
6月に入り、ぶどうの花が咲き始めると
一気に作業の大波に飲みこまれてしまいました。
ぶどうの花です↓
ぶどうの花が満開になるまでに、
「房作り」作業を終えないと実にならないため
限られた時間内で、プレッシャーの日々が続きました。
ぶどうの「房作り」作業です↓
こちら地方では、房作り作業を行うことを
「すっこく」と言います。
手ですっこいていくので、ぶどうのアクで指先が黒くなります。
いったい、どのくらいの房をすっこいたことでしょう・・・
気が遠くなる作業です。
ぶどうの花の「キャップ」が飛び、受粉します。
キャップは、とってもかわいらしい形をしています。
小さな小さなぶどうの花です。
すっこいて、花芽を制限します。
これが、ぶどうになっていきます。
夕暮れ時が、一番ほっとします。
なぜなら、一日の作業の終わりだから。
朝食は、ぶどう畑で。
栄養ドリンクは、必需品です。
昼休みは、幌付き軽トラくんの中で
体を休めます。
どこでも、眠れます(笑)
雨の日も、カッパを着て
房作り作業を続けます。
数年前まで、ぶどうの花が少しでも咲く始めると
かなりあせったものです。
けれど、
房作り作業が間に合わず、
だけどあきらめず歯をくいしばって
最後まで房作り作業を成し遂げた
数年前の経験以来、房作り作業にかなりの度胸がつきました。
実は、今年も、ぶどうの花が一気に咲き
房作り作業が間に合わないだろうと覚悟を決めていました。
その上、房作り作業の合間には、
種なしぶどうの第一回目のジベレリン処理や
雨よけ内の下ろし枝切り・運搬作業も入り
いっぱいいっぱいの日々でした。
が、同じ新規就農ぶどう農家仲間の「同志」が自ら
助っ人役を名乗り出てくれたのです。
その気持ちが、本当に嬉しかったです。
雨の中、ぶどうの花を無駄にすることなく
同志とともに無事すっこき作業を完了することができました。
同志には、心から感謝しています。
そっと手を差し伸べてくれたこと、絶対に忘れないよ。
ありがとう。本当にありがとう。
今年も、カッパにお世話になっています。
もがいてももがいてもなかなかたどりつけない出口に
苦しむ日々が続きましたが、
朝日と夕日は、いつも心を穏やかにしてくれました。
房作り作業が終わると、
作らなかった大量の無駄花を落としていく作業がまっています。
この作業を終えて初めて、晴れて完全に「房作り」作業が終了したと言えます。
けれど、今年も花が一気に咲くことを想定していたので
房を作るだけ作った為、
全畑の無駄花落としをしなくてはならなくなりました。
その間に、ジベレリン処理をした種なしぶどうの粒は大きくなり、
粗摘粒の時期と重なってしまうのではないかと
かなり気持ちがあせりました。
なんとしても、とにかく早く無駄花落としを終えなくては・・・
そんなせっぱつまった時期に、台風が接近してきました。
台風上陸に備えて、
防風ネットをおろしました。
台風接近を心配して、弟からメールが来ました。
実は、そのメールが私たちを助けてくれるきっかけになりました。
膨大な量の無駄花落としを終えないと、
すでにせまっている次の作業に進めないため
パートスタッフさんの他に
助っ人さんがどうしてもすぐにでも必要と思いました。
農業を職業にしたことで、
両親や弟家族に迷惑ばかりかけているので、
これ以上迷惑をかけられないという気持ちが強く
だけど、ぶどう作業がせっぱ詰まってきている・・・
悩みに悩んで弟からのメールの返事に、
SOSを書き加えました。
海外旅行から帰ってきたばかりの両親が、
弟からそのメールのことをきき
「今まで、どんなに忙しくても娘からSOSは入ったことがなかったので、
これは一大事」と帰国した翌日の
21日、急きょ信州生坂村に両親が来てくれました。
作業を手伝ってくれた父、家事とわんわん軍団の面倒を見てくれた母
姉思いの弟に感謝しています。
【黒衣おじさんこと父】のブログ は、こちらから
もと園主さんからも電話をいただき、
もと園主さん、パートさん、父、私たちの合計5人がそろった日は
あれよあれよと無駄花落とし作業は進みました。
そして、本当の意味での房作り作業は
ようやく終了することができました。
長かった・・・
いろいろな方に助けていただき
房作り作業を終了することができました。
心から感謝しています。
無事次のステップ、
種なしぶどうの粗摘粒・ぶどう畑&ブルーベリー畑の草刈りに
進むことが出来ました。
今年も、ぶどうの迷宮に迷い込んでしまいました。
数年前から、ぶどう栽培について
何度となく壁にぶつかり
その度に悩みましたが
何も解決しないままでいました。
けれど、今回が決断時期の限界だと夫婦で感じています。
これから、本格的な巨峰の粒抜き作業に突入します。
歩みはのろくても、
最後まであきらめず頑張る気持ちにかわりはありません。
「頑張れ!!!!」って、
応援してくださる方は「田舎暮らし」クリックで【かおりんご日記】も応援してね!
にほんブログ村
今日も応援、ありがとうございます
信州は、涼しいだなんてウソです(笑)
5月の遅霜の心配が無くなってから、
ぶどう作業の波が押し寄せ
6月に入り、ぶどうの花が咲き始めると
一気に作業の大波に飲みこまれてしまいました。
ぶどうの花です↓
ぶどうの花が満開になるまでに、
「房作り」作業を終えないと実にならないため
限られた時間内で、プレッシャーの日々が続きました。
ぶどうの「房作り」作業です↓
こちら地方では、房作り作業を行うことを
「すっこく」と言います。
手ですっこいていくので、ぶどうのアクで指先が黒くなります。
いったい、どのくらいの房をすっこいたことでしょう・・・
気が遠くなる作業です。
ぶどうの花の「キャップ」が飛び、受粉します。
キャップは、とってもかわいらしい形をしています。
小さな小さなぶどうの花です。
すっこいて、花芽を制限します。
これが、ぶどうになっていきます。
夕暮れ時が、一番ほっとします。
なぜなら、一日の作業の終わりだから。
朝食は、ぶどう畑で。
栄養ドリンクは、必需品です。
昼休みは、幌付き軽トラくんの中で
体を休めます。
どこでも、眠れます(笑)
雨の日も、カッパを着て
房作り作業を続けます。
数年前まで、ぶどうの花が少しでも咲く始めると
かなりあせったものです。
けれど、
房作り作業が間に合わず、
だけどあきらめず歯をくいしばって
最後まで房作り作業を成し遂げた
数年前の経験以来、房作り作業にかなりの度胸がつきました。
実は、今年も、ぶどうの花が一気に咲き
房作り作業が間に合わないだろうと覚悟を決めていました。
その上、房作り作業の合間には、
種なしぶどうの第一回目のジベレリン処理や
雨よけ内の下ろし枝切り・運搬作業も入り
いっぱいいっぱいの日々でした。
が、同じ新規就農ぶどう農家仲間の「同志」が自ら
助っ人役を名乗り出てくれたのです。
その気持ちが、本当に嬉しかったです。
雨の中、ぶどうの花を無駄にすることなく
同志とともに無事すっこき作業を完了することができました。
同志には、心から感謝しています。
そっと手を差し伸べてくれたこと、絶対に忘れないよ。
ありがとう。本当にありがとう。
今年も、カッパにお世話になっています。
もがいてももがいてもなかなかたどりつけない出口に
苦しむ日々が続きましたが、
朝日と夕日は、いつも心を穏やかにしてくれました。
房作り作業が終わると、
作らなかった大量の無駄花を落としていく作業がまっています。
この作業を終えて初めて、晴れて完全に「房作り」作業が終了したと言えます。
けれど、今年も花が一気に咲くことを想定していたので
房を作るだけ作った為、
全畑の無駄花落としをしなくてはならなくなりました。
その間に、ジベレリン処理をした種なしぶどうの粒は大きくなり、
粗摘粒の時期と重なってしまうのではないかと
かなり気持ちがあせりました。
なんとしても、とにかく早く無駄花落としを終えなくては・・・
そんなせっぱつまった時期に、台風が接近してきました。
台風上陸に備えて、
防風ネットをおろしました。
台風接近を心配して、弟からメールが来ました。
実は、そのメールが私たちを助けてくれるきっかけになりました。
膨大な量の無駄花落としを終えないと、
すでにせまっている次の作業に進めないため
パートスタッフさんの他に
助っ人さんがどうしてもすぐにでも必要と思いました。
農業を職業にしたことで、
両親や弟家族に迷惑ばかりかけているので、
これ以上迷惑をかけられないという気持ちが強く
だけど、ぶどう作業がせっぱ詰まってきている・・・
悩みに悩んで弟からのメールの返事に、
SOSを書き加えました。
海外旅行から帰ってきたばかりの両親が、
弟からそのメールのことをきき
「今まで、どんなに忙しくても娘からSOSは入ったことがなかったので、
これは一大事」と帰国した翌日の
21日、急きょ信州生坂村に両親が来てくれました。
作業を手伝ってくれた父、家事とわんわん軍団の面倒を見てくれた母
姉思いの弟に感謝しています。
【黒衣おじさんこと父】のブログ は、こちらから
もと園主さんからも電話をいただき、
もと園主さん、パートさん、父、私たちの合計5人がそろった日は
あれよあれよと無駄花落とし作業は進みました。
そして、本当の意味での房作り作業は
ようやく終了することができました。
長かった・・・
いろいろな方に助けていただき
房作り作業を終了することができました。
心から感謝しています。
無事次のステップ、
種なしぶどうの粗摘粒・ぶどう畑&ブルーベリー畑の草刈りに
進むことが出来ました。
今年も、ぶどうの迷宮に迷い込んでしまいました。
数年前から、ぶどう栽培について
何度となく壁にぶつかり
その度に悩みましたが
何も解決しないままでいました。
けれど、今回が決断時期の限界だと夫婦で感じています。
これから、本格的な巨峰の粒抜き作業に突入します。
歩みはのろくても、
最後まであきらめず頑張る気持ちにかわりはありません。
「頑張れ!!!!」って、
応援してくださる方は「田舎暮らし」クリックで【かおりんご日記】も応援してね!
にほんブログ村
今日も応援、ありがとうございます
長野 ぶどう狩り 季来里ふぁーむすずき kirari-f.comのHPは弟の会社が制作しました♪
ホームページ作成・HPリニューアル等お気軽にご相談下さい 全国対応しています。
画像クリックで株式会社アクセスクリエイト www.access-create.co.jp webサイトへ
ホームページ作成・HPリニューアル等お気軽にご相談下さい 全国対応しています。
画像クリックで株式会社アクセスクリエイト www.access-create.co.jp webサイトへ