152e33ef.jpg教会のミシンを借りてまりあのクラブ(こん棒)ケースを作った。
2ヶ月ほど前に布を買ってはりきっていたのだけれど、ミシンを使いはじめたとたん“バチッ”と音がしたかと思うと針が折れた。早朝で店もあいてない時間で、なんかやる気を失って・・・その後、イスースターやらバザーやらといろいろと忙しくてそのままになっていた。

そのミシン、ある老婦人がしょっちゅう使っている。そして、“壊れた、調子が悪いからなんとかしてくれ”と、しょっちゅうやって来る。でも、それはミシンに限らず、家の物もそうで、“誰かが入って来て壊された””いたずらされた”と再々口にされる。もちろん被害妄想だが、本人にとっては深刻な悩み。それは現実のことではないと否定しようものなら、すごい勢いで怒る。

ということで、“さぞかしミシンも悪い空気を吸ってるんだろうな、ここはひとつ私がお払いを・・・”みたいな気持ちで、糸の調整を丹念にして“なかなかいい感じじゃない?”と作業できたのはつかの間。その日はあっけなくしてやられた感じ。

そして今日、2ヶ月ぶりにミシンとご対面。老婦人は“調子が悪い、壊れた”と言って最近は使ってない様子。
なるほど、下糸の調子が悪く全然縫えない・・・ということで、ボビンを分解して掃除し、丁寧に組み立てたら、めっちゃ快調となって、ちゃっちゃとクラブカバーを作成。

でも、あまりにも快調なので、気をよくして余り布でいろいろ縫っていたら、“バキッ”
今度は下糸を固定する部品が壊れた。良く見ると、部品一部のバネがはずれたようだったので、直した。
そして快調、快調。

快調・・・と、とばしてご機嫌に縫っていると、また突然縫えなくなった。“ん?”と思うと、今度は別のネジが緩んでいるのに気付いた。ということで、ネジをしめて修理完了。

3回も壊れたなぁ・・・さすが、よっぽど悪影響うけてたんだねぇ・・・と、ミシンをよしよし、となでなでして終了。多分、もうこれ以上は壊れまい。私が使う限りにおいては。

何にもないことでも、悪い方にばかり考えていたら、きっと悪いことが吸い寄せられてくるに違いない。
それはまさに負の信仰と言える。
よいことを考え、期待して、良い事を吸い寄せられるようになろう!