2019年05月

、毎日新聞GJ 丸山穂高 戦争発言全容

毎日新聞から
丸山議員「戦争しないとどうしようもなくないか」 
元島民との主なやりとり 毎日新聞 5/14(火)16:13配信
https://www.mag2.com/p/news/398636/

日本維新の会の丸山穂高衆院議員(35)=大阪19区=が国後島訪問中の11日夜、北方領土問題について元島民の男性に「戦争をしないとどうしようもなくないか」「(戦争をしないと)取り返せない」などと発言した問題。丸山議員と男性との主なやりとりは次の通り。

丸山氏
「団長は戦争でこの島(国後島)を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」
元島民
「戦争で?」
丸山氏
「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」
丸山氏
「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」
元島民
「戦争なんて言葉を使いたくないです」
元島民
「戦争なんて言葉を使いたくないです」
丸山氏
「でも、取り返せないですね。戦争しないとどうしようもなくないですか」元島民
「戦争なんぞはしたくありません」「
「先生、やめてください」
丸山氏
「何をどうしてですか。この島をどうすれば良いですか」
元島民
「それを私に聞かれても困ります。」
率直に言えば返してもらえれば良いと思います」
丸山氏
「戦争なく?」
元島民
「戦争はすべきでないと思います。」
「早く平和条約を結んで解決してほしいです」
丸山氏
「逆に関係なく平和条約が欲しいんですか」
元島民
「それは政府の方々に任せているわけで、
あくまで私たちは交渉をやりやすくする下支えのために交流している。
我々の署名運動などを今やめて元島民があきらめたと言われたら
大変だから継続してやります」
丸山氏
「取材はするけど何もしない人(マスコミ)に言ってほしい」
※11日午後8時前、国後島古釜布の「友好の家」で。
丸山議員発言、ロシア上院委員長が批判

ロシア上院のコサチョフ国際問題委員長
13日、北方領土へのビザなし交流に参加した日本維新の会の
丸山穂高衆院議員が
「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」
と元島民に発言したことは
「日ロ関係の流れの中で最もひどい(発言だ)」
と批判した。
モスクワで開催された日ロ知事会議の会場で記者団に。
コサチョフ氏は
「そのような挑発的な発言ができるのは、
存在する問題の解決を望まない人々だ」。
(共同)
日ロ関係が悪化すると、日本の国益になりません。
● 反日統一共同戦線を呼びかける中国
中国の戦略は、日米、日ロ、日韓関係を分断し、日本を孤立させ破滅させること。だから、日ロ関係が悪化すれば、一番喜ぶのは習近平なのです。

もう一つ。「戦争をやって取り戻す」発言は、中国、韓国のプロパガンダに力を与えてしまいます。中国の「反日プロパガンダ」、骨子は、

日本は軍国主義化している
日本は右傾化している
日本で歴史修正主義が台頭している
です。そして、彼らは、その「証拠」として、

総理の靖国参拝
アメリカ製日本憲法の改正
総理の「歴史修正主義発言」(たとえば、「東京裁判は勝者の断罪」など)
などをあげていました。たとえば総理が靖国を参拝されたのは、2013年12月26日。その約2か月後の2014年2月19日、米ブルームバーグには、「日本のナショナリスト的愚行、米国は強い語調で叱責を」という社説が載りました。何が書いてあったのか?

バイデン米副大統領が事前に自制を求めていたにもかかわらず、安倍首相は靖国参拝を断行した。非公開の場でのこの対話の内容はその後、戦略的に漏えいされた。恐らく、安倍首相の尊大な態度を白日の下にさらすためだろう

「安倍総理の尊大な態度」だそうです。

米国は反論すべきだ。それも通常より強い言葉で切り返すべきだ。4月のオバマ大統領のアジア訪問は、中国政府の外交的冒険主義を容認しないことをあらためて表明する良い機会であると同時に、安倍首相の挑発がアジアの安定を脅かし、日米同盟に害を及ぼしていることをはっきりと伝えるチャンスだ。
(同上)

「安倍首相の挑発がアジアの安定を脅かし」だそうです。

日本が何十年もかけて築いてきた責任ある民主国家として受ける国際社会からの善意を、安倍首相は理由もなく損ないつつある。首相が自分でそれに気づかないのなら、米国そして日本国民が分からせてあげられるだろう
(同上)

これは、「靖国参拝」に対するアメリカの反応です。今回の話とは関係ないと思えるでしょうか?私がいいたいのは、以下のことです。

日本は現在、ぴかぴかの自由民主主義国家であり、中韓は文句をいえない
そこで、「日本は過去、ひどい国で、今も本質的に変わっていない」とプロパガンダする
すると日本の愛国者が、「中韓のプロパガンダはウソだ!日本は、そんなにひどいことはしていない!」と反論する
中韓は、「ほら、日本は反省していない。彼らの本質は今も『軍国主義者』なのだ」と主張する
とまあ、こういうことになっているのです。たとえば、安倍総理の「東京裁判は勝者の断罪」発言。これ、正直私も、「その通りじゃないか?」と思います。しかし、こういう発言は、東京裁判史観をつくったアメリカと日本の関係を破壊します。それで、喜ぶのは習近平。だから、日本の特に上のポジションにある方は、「東京裁判は勝者の断罪」とか、「侵略の定義はさだまっていない」とかいってはいけない。

丸山さんの発言、自民党も日本維新の会も、マスコミも皆非難しています。もしこれを非難しなければ、
「なんだ日本には、こういう発言が許される土壌があるんだ。
日本は、今はおとなしくしているが、
やはり環境がかわれば何をするかわからない国だ」
と考えることでしょう。
除名を決めた日本維新の会は、日本の国益を守ったのです。

憲法記念日‣・・現行憲法でしっておくべきこと

憲法記念日‣・・現行憲法でしっておくべきこと
「憲法を弄ぶんじゃねえぞ 憲法学者」
一言でいえば河童が言いたいのはこれに尽きる。
旧憲法も硬性憲法で 改正がかなり困難な
憲法でした。

現行憲法は 旧憲法の改正手続きによらず
GHQの命令でやむを得ず改正せざるを
得なかったので 立憲主義から言えば統率の外道???
なわけです。

憲法学者という学問で飯を食ってる人たちからすれば
実態が学説に合わなくなるので
「昭和20年八月革命」
という珍妙なる迷学説を作り 
いや、ねつ造したんです。
本来、学説で憲法をいかようにもできるなどと
いうことは 立憲主義つまり法による支配という
原則に反しています。
それ=己の学説を正当化するために
1945 昭和20年8月ポツダム宣言受諾
「主権の所在」が「天皇から国民に」
移行し、日本国憲法は「新たに」主権者となった
「国民が制定」とする説。

主権の所在の移行を、革命という
法的なフィクション、いやファンタジーを用いて
法的な意味での革命としていること自体
国家国民のためではなく利己的な主張です。
昔の憲法においては天皇が元首です
元首というのは国を代表しますから
主体的に命令することもある。
が すべて 大臣=国民が選んだ人が多い=の
「副署と輔弼」が必要で責任は大臣が負うしくみでしたので
天皇主権 天皇が好き勝手する存在だった
というには少しだけ無理がある。

そもそも から この天皇主権としている時点で
無理スジかつ革命が起きたという説明自体
ファンタジーなんですね。
今の憲法学者の師匠筋にあたる 
宮沢や美濃部により提唱されてます。
だから今の憲法学者はファンタジー路線を歩むしか
ない。
憲法学者からすれば師匠の否定すなわち
自身の否定ですから
反対するのは当然
学者らしからぬ感情論しかないわけです。

そして憲法九条第二項。
河童は人殺しの条項と思ってますけど
それをつけ加えたいわゆる芦田修正とよぶ
修正案を出したのが芦田さんという憲法学権威の学者です。
当時 しかたないとはいえ
「陸海空」軍 まではいいがそのあとの「その他の戦力」
これがいただけない。
いい加減 憲法を現実に近づける努力をしたほうがいいと思う

戦争は軍隊だけでやるもんじゃありません。
軍隊が行動するためには国民の支持と
食糧、車両 兵器 通信機器などが必要。
補給するのは その国の産業全てとそれに従事する
労働力で行います。
つまり その他の戦力というのはその国の
産業と労働力のこと。
これから導かれるのは
「汝ら国民働くな飢えて死ね」
というとんでもない条文と解釈できますから。

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