2013年11月07日

トニーノランボルギーニ




先日、知人の一人が珍しく

私のアトリエに寄った。


仕事中の私は無愛想である。

しかし、この知人の挨拶と笑顔には

一時の安らぎさえ感じさせる。


私もつられて笑顔で迎えた。


彼はカバンからタバコを出して、韓国製の

「トニーノ ランボルギーニをどうぞ!」と笑った。


確かに煙草のパッケージには自動車メーカー、

ランボルギー二の赤いマークがあった。



トニーノランボルギーニ






































私は韓国産の煙草は好きではないので

吸いたくはなかったが、ランボルギー二と

あるから、どんなものかと一服することにした。



知人の話しによれば、韓国を旅行中に

田舎のリンゴ園を見学したそうである。



韓国のリンゴ園については、私も子供の頃に

父親から話を聴いたことがある。



私の父は、戦前は実業家だった。


その事業の一部には朝鮮半島で鉱山や農地、

牧場等を所有していた。


日本国内とは土地の購入単位が異なり、

当時の朝鮮では、一つの村の田地田畑を

一単位として国から買い取った。


鉱山は山脈の尾根一本が一単位で、

それを購入していた。


一村単位で農地を幾つも買う中には

当然リンゴ園等も含まれていた。


収穫されたリンゴの出荷先は日本の

大手酒造会社と契約していた。


地主の父がスポーツとしていた狩猟用の

猟銃を肩に馬に乗って、朝鮮人の通訳や

番頭を連れ歩く姿が想像された。


髭を蓄え、明治生まれで精悍な父親を

思い出し、私はトニーノ ランボルギーニに

火をつけ一服した。



このタバコは韓国で発売当時に

大変な人気だったそうである。



私は、終戦後の昭和25年頃に小学校の近くの

文具店の片隅で販売されていた駄菓子の中に

ハッカいりの紙巻きたばこ型の駄菓子があって、

一度、親には内緒で買った事があった。


それを口にしたら、いやにハッカが辛くて

不味くて捨てた事があった。


この折角のお土産の煙草も、韓国料理やキムチを

食べた後等で辛さに舌が麻痺している時や、カルビ

焼きを大量に食べたあとには、このキツイ、ハッカの

タバコはお似合いかも知れない!



私は、知人が近くて遠い隣国から煙草好きな

私の為に買ってきてくれた優しい心の香りを

プカリと胸一杯吸い込んで、窓の外の秋空に

向かい大きく煙を吐き出した。


海の彼方のリンゴ園に届くことは無いけれど。









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kappa_gallery at 00:33|Permalinkタバコ 

2013年10月31日

昭和の味わい・ジンライム




先日、買い物に出掛けたついでに

酒屋でライムシロップを1本買ってきた。



今でこそ、生のライムやレモン等は

何処のスーパーや八百屋にでも

売っているから容易に求められる。



昔の我が街の八百屋さんでは

大根や人参など季節の野菜と

その時期の果物が主に売られていた。





ライムだのレモンは買いたくても

八百屋で取り扱っていなかった。



自宅でジンライムを飲みたくなれば、

酒屋へ行き、棚の隅っこに埃を被った

ライムシロップを宝物でも見つけたように

埃ごと大事に買って帰って、ジンライムを

作っては飲んだものだった。





現代は、生の搾りたてのライムや

レモン汁を使えるので、味も本物、

これぞジンライムと言いたいけれど、

私の若い頃に飲んだジンライムとは

香りも味も異なっている別世界の

ジンライムに思われて仕方がない。



人間、古くなると、やはりジンライムとは

昔風なライムシロップで作られた

ジンライムを飲むと!

これぞジンライムとホッとする。


一見、古臭いライムシロップのジンライムも

平成の世に生き生きと浮かび上がれる

確かな飲み物である。







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kappa_gallery at 19:31|Permalink昭和の風景 

2013年10月24日

フレックスライト




フライフィッシングを愉しむ釣り人に

根強い人気がある小道具、白熱球で

何ともマニアックなフレックスライト。


先日、現在は数少くなった貴重な

新品の一つが手元に届いた。

時代の流れでLEDに代わり、残念な事に

製造終了となってしまったこの昔ながらの

フレックスライトには色々な思い出がある。




Flex Lite 2























今から三十数年以前に高級釣具の

輸入を生業としていた友人がいた。


本人の話では小学生時代から、一流大学生の

時代まで常に主席だったそうである。


見るからに頭の良い顔をして人柄もよく、

何をするにも手際が良かった。


友人3人で毎朝、千葉駅で特急に乗り換えて

東京駅迄行き、東京駅近くの珈琲店でモカを

一杯飲みながら20分〜30分程雑談をして、

各々自分の会社に出勤するのが日課だった。



ある時、その友人がサンプルで輸入した

フレックスライトを私にくれた。


当時としては大変珍しく、私も興味を持ち、このライトが

きっかけとなって輸入業務の実務をこの友人から色々と

アドバイスを受けたり、海外のオーディオ機器メーカーや

総代理店への商談や有名美術館などにも足を運んだもの

だったが、其から数十年、仕事の内容も変わり大切にして

いたのだが、このアメリカ製のフレックスライトは壊れだすと

修理のしようもなくなり、廃棄するはめになった。



この十数年、私は絵描き仕事の忙しさと

その遣り甲斐のある楽しさの中で、この

真鍮のフレックスライトのことはすっかり

忘れていたが、先日、倅が幼い頃の記憶に

残っていたフレックスライトを見つけ出して

買い求めてくれた。



何とも手触りが懐かしい青年実業家時代の

思い出が宿るフレックスライトである。



居間のテーブルの上に置いては、ロウソクの

炎のような暖かみのある色合いで、見ていて

心が癒されるフレックスライトを時々点けたり

また、消したりしながら元気と夢に燃えていた

若き時代を懐かしく思い出している。














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kappa_gallery at 00:13|Permalink雑談 

2013年10月15日

秋葉原ラジオストアー閉館




秋葉原のラジオストアーが閉館。


学生時代と言ったら良いか、其とも真空管アンプ狂時代の

想い出の一角が消えてる東京秋葉原のラジオストアー。



学生時代は土曜日の午後は他に余程の用事が無い限り

東京、秋葉原のラジオストアーを始め、ラジオデパート、

ラジオガーデン等々を歩き回り珍品の真空管や出物の

小物パーツや、時には以前より欲しと思っていた舶来の

珍しい電源トランスや出力トランスなどを偶然見つけると

ポケットの中の僅な紙幣を数えては買ったものだった。


当時、ヤッと買えて喜び勇んで家に持ち帰った真空管や

オイルコンデンサーに小物パーツ、制作中に何かの理由で

突然設計変更したためにお蔵入りとなり、現在でも倉庫の

ジャンク箱で出番を待っている部品もあるし、メーター類は

ヒゲやコイルが腐蝕断線して出番なしに朽果てる部品もある。


そして、社会人になってからも量産型の蛍光表示菅の

デジタルカークロックの草分けとなった。

商品名は『デジテンス』。


試作実検中には時々、小物パーツを買いに行っていた。


思い出せば次から次と数え切れない秋葉原電気街の一角。


新しい時代へ、各々の店主の方々の躍進を祈りながら、

私は自宅の庭に置いた白いテーブルで!秋の夕日に

紅く染まっているような感じがする側の椅子にドカリと

腰掛けて愛用のパイプでプカリと一服、風が爽やかに

煙を運んでいった。






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kappa_gallery at 00:06|Permalink雑談 

2013年10月08日

アルカポネ・葉巻煙草





このアルカポネという小さな葉巻煙草を

知ったのは、朝日新聞大阪本社ビルの

地下街で新聞社からの依頼でカッパ絵の

個展を開催中、新聞社の方々と道頓堀へ

出掛けた帰り道に寄った煙草店で偶然に

見つけた。


アルカポネと云えば、テレビドラマ等で

数十年前にたいへん人気があった悪人の

代名詞なような名前である。


この名前の葉巻が、小さな黒い箱に

ギュッと十本詰まっている。




アルカポネ



















味も香りも、小さな煙りの中からスーッと

出てくる辛さや苦味は、山椒は小粒でも…

と言ったことわざ通り、吸っていて其なりの

葉巻煙草の充実感がある。



その時以来、時々大阪でのやり甲斐のあった

カッパ絵の個展成功の歓びと、大阪に在住の

友人や知人と毎晩のように北に南へと飲食に

歩いて、その時々に色々な楽しかった思い出と

共に、名前は大きいが、小さくて可愛らしいこの

葉巻を吸っている。


一寸渋い葉巻である。


















kappa_gallery at 00:03|Permalinkタバコ 

2013年10月01日

池貝鉄工所 AM−20




工作機械メーカー、池貝鉄工所の

精密旋盤の名機、AM−20、これは

是非にも欲しいと思った旋盤である。


鉄や真鍮、ステンレス、銅、アルミ棒、

砲金、その他樹脂等を思い通り削り、

カメラのレンズマウントなどの改造用

部品や、自作真空管アンプの部品を

作れたら改造の楽しさも、また一段と

面白くなり、遣り甲斐もある。



今から二十数年前に日本製の別メーカーの

旋盤を据え付け、200ボルトの動力を引き

入れた作業場を自宅のある四街道市内に

持っていた。


世界的に見ても、日本製の旋盤を

始めとする工作機械は優秀である。


その中でも池貝の旋盤はというのは

細部までの造りや精度が別格であり、

プロの職人さんはもとより、私の様な

マニアでさえも欲しくなる逸品である。



カメラの部品は、自から精密でなければ

使い物にならない。


其処で池貝鉄工所の旋盤、

AM−20が欲しかった。


私はAM−20を探すために東京都内の

新品や中古機械の販売店に何度も足を

運んだ。


だが、流石にこのAM−20という旋盤は

当時品薄だった。


中古販売店でヤッと見つけても値段の割には

余りにボロボロのポンコツで気に入らないとか、

程度が良くて気に入ったら、今度は販売価格が

相場以上に高値であって、私の予算を遥かに

オーバーして買えなかった。


その後も暫くの間は時間があれば

小まめに機械屋に足を運んでいた。


そのうちにNC旋盤の進歩に伴い、単品の

面倒なプログラム設定も楽になりだした。

その頃になるとデジタルカメラの進歩も

目覚ましくなり、フイルムカメラの改造から

デジタルカメラにも興味を持ち出し、自然と

手動式旋盤も疎遠となり、池貝のAM−20型

旋盤は買わず終いになった。

















kappa_gallery at 00:15|Permalink雑談 

2013年09月24日

人生は旅




最近、物忘れをしないようにと

気を遣うことが面倒になった。


それならばと、メモ用の手帳を

一冊用意する事にした。



トラベラーズノート



































外出時は常に携帯したいから

忘れないように何か印象深い

手帳は無いものかと探した処、

トラベラーズノートが手に入った。


トラベラーズノートの表紙は

一枚物の牛革である。


旅の一寸した覚え書きなどに

便利なノートだ。


表紙が硬くないので、ジーンズの

ポケットに入れてもゴツゴツとした

違和感が無いから気に入った。



最近は旅にも出ることもない、

しかし、このトラベラーズノートを

手にすると、昔の旅の思い出が

甦ることもある。


そして、また何処か遠くへ旅に

出たくなる気持ちにもなってくる。




簡単な小さなこのメモ手帳にも

楽しい幸せなひとときを過せる

トラベラーズノートである。
















kappa_gallery at 00:21|Permalink雑談 

2013年09月17日

オリンピック




今や、新聞やテレビや雑誌などは

オリンピックの話で盛り上がっている。


先の1964年、東京オリンピックの時は

私は、まだ若者だった。


学友達と国鉄御茶ノ水駅のホームで

待ち合わせてから競技場へ出向いた

記憶がある。


開催中は道路も電車も方向によっては、

やたらと混み合っていた。


嫌いではないが、取り分け好きなでもない

スポーツの祭典中は、友達からの誘いも

断り、秋葉原ガード下の部品屋からアルミ

シャーシや部品を買ってきて短波受信機を

自作して、当時は遠い海の向うの短波放送を

受信して楽しんだ。



現在、騒がれている七年先に開催される

東京オリンピックまで元気で生きているか、

それとも、その時にはもう灰になっていて、

海流に乗り太平洋を気楽な旅をしているか!



今の時点では、交通が混雑するからと

前回の様に短波受信機で静かに遠い

国の音楽を聴いて楽しんでいないことは

確かである。


何故ならパソコンやiPhoneなど、家の中には

老人のオモチャが揃っているからである。















kappa_gallery at 00:02|Permalink雑談 

2013年09月10日

夏の疲れ




あぁー、嫌だ嫌だ。


歳はとりたく無いものだ!


余りにも月並みの老人の

嘆きをしてしまう昨今である。


暑かった真夏も過ぎて、朝晩は

大分過ごしやすくはなったものの、

昼間は未々暑い。


この夏の始めから暑さに負けずにとばかり、

老骨に美味美食を与え、暴飲しながら

自分ながらに精一杯頑張った。


ところが、そのツケが朝晩の涼しげな

風と共にヒシヒシと老人の私の身体を

攻めてきた。


冷たい風が生まれる高性能エアコンのお陰で

夏の間は快適に過ごせた室内だったが、体の

彼方此方の関節やら筋肉が痛くなってきた。


暑さを乗りきるためとばかりの暴飲暴食が、

胃腸に炎症等を起こさせた。


胃腸は弱るは、腰やら脚の関節も痛くて、

堪え難い老人となった。


年寄りの冷や水の結果である。



此れからの季節は食欲の秋でもあり、

また、野山の景色も見応えがある。


カッパの頭のお皿に満々と水をためて、

アトリエ近くの落ち葉の降り注ぐ雑木林の

細道をサク、パリン、ポキンと小さな音を

たてながら散歩するのが楽しみである。













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2013年09月03日

水鉄砲




自宅の庭に鳩が来る。


庭のテーブルで思い立った時に描いた

アクリルや油絵を段ボール箱や脚立の

上に置いて、時々乾かしている。



ところが最近、我が家の庭に鳩が飛来して

鳩は絵が好きなのか、油絵具の匂いにでも

惹かれるのか、鳩の気持ちは分からない。


とにかく私としては大変に迷惑な事態である。


鳩の小さな羽の毛や、鳩がバタバタと飛び

立つ時の埃等が生乾きの画面に付着したり

するからである。


鳩は図々しく、パンパンと手で追い払おうとしても

私を無視しているから、こちらも段々と腹立たしくなる。


だからといって、小石等を投げて鳩が傷ついたら

可哀想だしなぁーと、苛々している時に思い出した。



子供の頃に青竹と篠竹で水鉄砲を作って

近所の友達とよく遊んだものだった。


その時代にブリキの玩具でピストルの形をした

水鉄砲が、文具店や駄菓子屋で販売されていた。


子供だった私も買ったことは数回有る。


しかし、形は良いものの、水の出方が少なく

直ぐに壊れた。



そこで、自作で青竹製の水鉄砲を作る。

水圧も水の量も思い通りのものを

作ろうとしても失敗ばかりだった。


失敗したところで、材料は近くの竹藪に

行けば豊富に揃った。


細くて軽く持運びが楽なものから、

太くて扱い難いが、焚き火の残り

火くらいは消せそうな大きなものまで

作ってみた。


殆どが思い通りには出来ず、

失敗の繰返しだった。


其でも何回目かに一回は上手く出来た。

作る過程の楽しさである。



ふと!それらの青竹製水鉄砲が

頭に浮かんだ。


よし、水鉄砲で水をかけたら

鳩は無事に飛び去るだろう…


直ぐに作ろうと、竹の代わりに現代は

ホームセーターでエンビ管を買ってきて

先をバーナーで炙り溶かして加工すれば

高性能水鉄砲の出来上がりとなる。


此のところ多用な日々となって、

未だ水鉄砲は作れないが、鳩が

私の敵意を感じ取ったのか、

三日ほど姿を見せなかった。


今朝は仲間を連れた鳩が悠々と

我が家の庭を闊歩している。


この鳩どもは、どこぞの国の偵察船団の

行動と重なって見えたりもする。


多勢に無勢で鳩を追い払うには

大型で多気筒な水鉄砲の製作を

思案しているが、それは失敗に終る

結果が大である。


仕事の合間の老いた脳みその運動。(笑)








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2013年08月27日

一本の耳かき




自宅で使っている竹の耳掻きは

十数年来、重宝にしている。


机の上の筆や万年筆を挿してある茶色の

小さな壺に耳掻きも挿してある。


だが、不思議なことに、いざ使う時には

壺の中には耳かきが無くなっている時が

年に数度はある。


そして、数日のうちに積み重ねた本の隙間からとか

郵便物入れの中からヒョッコリ出てくる。


竹の耳掻きは、使えば使うほど飴色になって

耳の穴の表面をやさしく静かに気持ちよく垢を

取り出せる。


この竹製の耳掻きは床屋さんが粗品でくれるので、

わざわざ買ったことも無かったが、五、六年前から

私は床屋さんに行かなくなったので、近年の事情は

わからない。


仕事場に置いてある耳掻きも竹製品で、あめ色に

使いやすくなってきたと思っていたところ、

先端部にひびが入ってしまった。


耳掻きは無いと不思議に耳が痒くなったりするものだ。


散歩を兼ねて夜の下町に耳掻きを探しに出掛けた。


しかし、気に入った竹製の耳掻きは有るようで、

なかなか自分の気に入ったものが見付からず

自宅の引き出しをかき回して、数年前に

行きつけだった床屋さんからお年頭に貰った

耳掻きセットを見つけてアトリエ用にした。


此で当分と言ったらよいか、現役を全うするまでは

もう耳掻きの心配は無くなった。


細い竹の棒の耳かきにも長年の悲喜こもごもの

出来事が蓄積され、自分なりの拘りの一品となる。















kappa_gallery at 00:02|Permalink雑談 

2013年08月20日

懐かしい道のり




仕事場等が変わると、それまで通い

馴れた通勤の道は余程の用事でも

なければ通らなくなる。



廿数年前から約十年程の間、

私は仕事や趣味を兼ねて週に

数回ほど立ち寄ったことがある

レストランが田園風景の中に

ポツンと佇んでいる。



私の個展で、此処の経営者ご夫婦が

買い求めていただいた数点の作品を

観ながら、ゆっくりと食事をするのも

心癒されるものがある。



この十数年、私はアトリエの引越しやら

東京都内での画廊オープン等で、暫く

足が遠退いていた。



先日、久し振りにこの懐かしい

田園風景の中のレストランまで

知人たちと田畑を見物しながら

食事に行った。



処が、十年ひと昔の例えの如く、

途中の雑草地や畑は開発されて

新しい商店街や民家が建ち並び、

十数年前のこの季節には緑の

多かった風景は何処にも無くて

唖然とした。



其でもクルマを暫く走らせていたところ、

ヤッと見覚えのある懐かしい田園風景が

目に入ってきて、ほっと一息つけた。


レストランのあるその部落だけ生存競争の

世界から取り残されたように昔と変わりなく

ヒッソリと佇んでいた。



レストランは平日の昼下りでもあり、

隅々まで掃除の行き届いた店内は

ガラリと空いていた。



注文してから、少々時間がかかって出された料理、

引退した先代の店主の味を懐かしみながら味わった。



清潔に掃除の行き届いた広い店内の壁に

展示されている私の作品の油彩や水彩画の

カッパたちも、明るい雰囲気で安心、安心、

一時を過した後に店の皆さんに見送られ、

産地の土産を戴いて帰路についた。






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2013年08月13日

ショボいビーフジャーキー




私は、若い此からビーフジャーキーが

好きだった。


しかし、国産のビーフジャーキーは

何れも此れもスパイスが強い。


味つけが強い弱いは好みの問題もあるから

それは良しとしても、一袋に入っている量が

少なすぎるし、折角の肉片も小さくて何かの

破片の様子さえ思えてくるほど実にショボイ

ビーフジャーキーである。



昔、兄貴がアメリカ大陸横断の旅をした時、

お土産に買ってきてくれたビーフジャーキーは

風呂敷程の大きさで吃驚した。


物凄く硬かったが、手でむしり取り食べてみると

始めは硬いだけで、これは何だと云うほどの物

だったが、噛み締めている間に段々と肉の味が

滲み出てきて、本来の牛肉の味が溢れ出てきた。



素朴な味は、何回食べても飽きなかった。


その量と素朴な味が忘れられず、私が海外旅行を

した時に兄貴の買った土産と同じビーフジャーキーを

折に触れては探したが、出合うことは無かった。


冒険家の兄貴は旅馴れているので通りすがりの

アメリカ大陸の何処かの寂れた田舎町で、珍しい

ビーフジャーキーを目敏く見つけ、弟の私へ土産に

買ってきたのだろうから簡単に見つかるはずもない。


今となっては思い出のビーフジャーキーだが、兄貴の

旅の物珍しい話を写真を見ながら深夜遅くなるまで

バーボンを飲みつつ、この巨大なビーフジャーキーを

摘みにしたものだった。



其から比べれば、現在スーパーやコンビニで

販売されているビーフジャーキーは、その容量も

少ない上に肉片も小間切れである。



店から買ってきたビーフジャーキーをツマミながら

映画鑑賞を始めても、映画が終るよほど前には

肝心なツマミのビーフジャーキーは無くなって終い、

物足りなさを感じさせる。


素味が豊かで大型なビーフジャーキーは、島国の

日本のコンビニでは永遠に無理な商品だろうか?


「ショボイなー」と自分勝手に思っている昨今である。

















kappa_gallery at 00:49|Permalink雑談 

2013年08月06日

仕事場に大画面テレビを据えた




今まで私は絵を描く仕事場では

テレビを観ることは殆どなかった。


戸棚の上に置かれた13型の小さなテレビで

ニュースや天気予報を時々観る程度だった。


ところが、最近は悪天候が続いたり、

仕事の合間の息抜きに散歩するには

年寄りの私には暑すぎたりと仕事場に

篭っている時間が以前よりも多くなり、

テレビを観る時間も少し増えてきた。


そうなってくると新しい大画面のテレビが

欲しくなり、大型電器店へ行って各メーカー

最新型機種の値段交渉をしてみたものの、

何処の店も人気の新型は強気である。



電器製品等、此の道の裏事情に詳しい

私の予想価格には程遠い値引きである。


そこで、普段は覗きもしなかった超激安電器店に

立ち寄ったら、今人気の新型テレビが目の前に

段ボール箱入りで置いてあった。


実売価格も私の予算通りであったので、

早速現金で買い求めた。



実は今までの13型に比べれば大型に見えるが、

アトリエのスペースも考えて42型にした。


現代風に言えば、42型程度の大きさなら

大型テレビというよりは中型テレビである。


最新型なだけのことはあって薄型で、邪魔くさい

縁も無いのでスッキリとしたテレビである。


この日本全国でも、一、二を競っている超激安の

電器店は、私が若い頃に使っていた事務所と

同じ町内だった。


今でもアトリエまでの通勤には、この店の前を

往き来している。


以前から、この激安電器店の存在だけは

噂で知ってはいたが、コレと言った用事も

無かったから見向きもしなかった。



この安売り電器屋界隈は、カッパ画人の私が

青年時代を過ごし、数多くの楽しい思い出が

詰まった軒並みでもある。















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2013年07月30日

仮歯と食欲




入れ歯にも困ったものである。


若い頃から馬の歯のように

ガッチリしていた私の歯だった。


其も画家の仕事が忙しくなりつつある頃から、

夜更かしに朝寝坊と生活のサイクルが

滅茶滅茶となり、其にともない歯磨きも

いい加減となってしまい、気が付いた時は

今更ら手遅れ!虫歯だらけと、寄る年波も

拍車をかけて入れ歯だらけとなった。


其でも昔から、ウルメイワシやスルメ、

冷燻製で歯応えのあるサケやニシンだの、

ビーフジャーキーなどが大好きな私は

度々入れ歯を壊しては歯医者さんの

お世話になる。



先日は、焼きトウモロコシをガブリとカジって

修理した前歯を壊してしまった。


歯医者に行ったら、新しく土台から治すことになり、

新な入れ歯が出来上がる迄、十日ほどかかる。


その間の仮歯を入れてくれた。



帰りがけに技師さんが、パン等は

前歯は使わないで食べるようにと

細々と説明してくれた。



毎度の事なので、私も注意事項を守り

軟かなものをソッと噛んで食べていた。


三日ほどたった日曜日の深夜に仕事が

一段落した処で、軟かな消化の良い夕飯で

すっかり腹が減り、夕刻に知人が夜食にと

買い置いてくれたサンドイッチに手が伸びて

前歯でパクリと食いついてしまった。


「アッ・・・」と思った時はすでに遅し、仮歯は

見事にポロリと根こそぎ外れてサンドイッチの

具と混ざり、ガツカリッと嫌な音がした。



前歯のとれた顔は歯欠け爺だ。


歯の無い口ではパイプタバコも感触が悪いので

私は翌朝の九時を時計とニラメッコをしていて

歯医者さんに電話で直ぐに予約を入れて一安心。


掛かり付けの歯医者さん、治療に40分かけて

仮歯の強度を少し上げて入れ直してくれた。


大変な面倒をかけてしまったが、

歯医者さんも毎回のことであるから

笑っていた。


あと一週間、我慢の日が続くこととなる。








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2013年07月23日

柄杓




昔、柄杓は何処の家にでも

見掛けたものだった。


長い柄のついた大型の柄杓は、

当時、下水道が完備されてなかった

私の住む町では、家庭の排水等は

敷地内の吸い込み式の穴に捨てていた。


地面に掘った穴はやがて泥沼化して、

汚物や雨で穴の周りから流れ込む

土砂で吸い込みが悪くなると長柄の

大きな柄杓で泥水を汲み出す。


当時は便所も汲み取りだったので、

通称、汲み取り柄杓と呼んでいた。



また、井戸から台所の大きな瓶に

汲み置いた水を使う時の中型の柄杓。

手洗い用の小型の柄杓等である。



そして思い出すのが、夏の夕暮れ時に

バケツの水を庭に水撒きして、一時的に

涼をとる時に使う柄杓だ。


現代は上下水道の完備で、柄杓の出番は

自然に無くなり、水撒きホースに変わった。


私の住む家の庭に置いた水桶に雨水が

溢れるほど溜まっていたりすると、この水を

柄杓で庭に撒きたいなどと昔を思い出す。


ブリキ製等、様々な柄杓が有った。

今は、我が家を見渡しても柄杓は一本も無い。


何処かで手頃な柄杓をそのうちに買って来て、

私が少年の頃、親に厳しく言い付けられ、嫌々

やらされた水撒きを今度は懐かしく愉しみながら

パーッ、パラパラとリズミカルに撒こうと思っている。










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2013年07月16日

駐車場探し




東京下町にある私のアトリエ近くの駐車場が、

ついに閉鎖された。


資産家の年老いた大家さんが遺産相続の

税金対策で、今まで駐車場だった敷地に

高級賃貸マンションを建てることになった。


私も、立地条件が良かったから

その駐車場を五年あまり借りていた。


この大家さんは義理堅いご夫婦で、

何故か私のことを気に入ってくれ、

季節の花や、自宅の庭で採れた

果物、土地の銘菓等をいただいた。


数ヵ月前から代替えの駐車場を探していたが、

月額料金の安い駐車場はクルマの出し入れに

神経を磨り減らすような難しい運転技術を

要する場所である。


生まれた時から東京の下町で育ち、

生活をしてきた住人であれば日常

茶飯事で、パッ、パッと何の苦労も

無く、駐車場にクルマの出し入れを

簡単に済ませられるだろうが、今の

年老いた私には面倒臭さが先に頭を

霞めてしまう。



クルマの出し入れも楽に出来て、治安も

マァマァ良い駐車場は其なりに料金も高く、

場所柄、ロールスロイスやベンツ等の

高級車が当然の様に鎮座しているから、

カッパ画人の私には一寸敬遠だ。



等々、クルマの駐車場探しも難しいもので、

取敢えず当分の間は100円パーキングを

利用する事にした。


100円パーキングならば、空いてる場所に

ヒョイと駐車して、その都度現金払いだから

気軽さはある。


其で困るのは、近所の大学祭などで人が

大勢集まる時、周辺のコインパーキングは

全て満車になって、さて困ったと運転席で

タバコを吹かしながら嘆く時である。



現在のアトリエの場所も飽きてきたので

秋の御祭りぐらいまでには環境の良い

駐車場付きのマンションでも見つけて

其処へ引っ越す予定である。





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kappa_gallery at 00:10|Permalink雑談 

2013年07月09日

無くなった榎




四街道十字路の歴史を何もかも知ってはいても、

何も語らずに黙って佇んでいた大木だったが、

長い年月には勝てずに風に吹かれて年老いた

榎は倒れてしまった。


子供の時から知っていた懐かしい榎であった。



近年は、特に大きな姿も継ぎ接ぎだらけで

痛々しい姿であったが、其でも外観だけは

立派に十字路に聳え立っていた。




近くの四街道小学校にも大きな榎があった時代の

流れにのまれるように四街道の街中から歴史を

物語る大木は消えていく。



昔からこの街に住んでいる私にとっては、

幼い頃からの記憶の中で春夏秋冬それなりに

葉が繁ったりして元気だった大木が、その場所から

消えてしまうと子供の頃に榎木の下で色々な友達と

けん玉、ビーダマ、ベーゴマ、紙芝居等々、楽しく

遊んだ思い出の一頁を何やら剥ぎ取られたような

錯覚にも一瞬陥り、寂しい気持ちになる。




それだけカッパ画人の私も年老いてしまったのだろうが、

いざ!キャンバスを相手に筆と絵具で闘い始めると

廿八歳頃の青年になるからこれも不思議な人生である。










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kappa_gallery at 00:04|Permalink雑談 

2013年07月02日

ダイキンのエアコン




私は自宅に二台とアトリエに倉庫、

毎年、夏になると数台のエアコンの

お世話になっている。


それらのエアコンはメーカーも性能も

各々異なっている。


三流メーカーと思われる以外の国産メーカーは

過去に殆ど使ったり、現在も使っている。


だが、昔から気になる専門メーカーの一社は

何故か縁が無くて買わなかった!



例年は暑い夏には何れかのエアコンの

調子が悪くなり、買い替えを急がれた。



今年は、早目に転ばぬ先の杖にあやかり、

自宅の居間のエアコンを早々と長年の間、

気になっていたダイキンの機種に交換した。


流石は専門メーカーの製品か!

今の処はエアコンから吹き出てくる風の

冷たさの質が、さらりと気持ち良く冷たい。


此からの本格的な高温高湿の真夏に

何れだけ専門メーカーの威力を発揮

出来るのか!


今から楽しみである。



是非とも、このダイキンのエアコンには

長い間、私が思い続けた期待に沿って

貰いたいものだなァ〜と、昨今流行りの

白くてノッペラボーな冷風が出てくる箱を

見上げたりしている。

















kappa_gallery at 00:12|Permalink日々の出来事 

2013年06月25日

卓上用ライター




卓上用の大きくて武骨なライターだが、

これは見た目は立派で使うとこれまた

実に使い勝手が悪いものが多かった。



昔は商事会社や不動産屋、土建屋等の

応接室のテーブルの上には必ず卓上用

喫煙器具が置いてあった。


灰皿は石、ガラス、鋳物等の超特大の物で、

そこに置いてあることが常識じみていたが、

現代では遠い昔の風景となった。


我が家にも昔は卓上型の灰皿やライターに

煙草入れなどが数セットあって、季節により

色々と取り替えて、テーブル上の雰囲気を

楽しんだことがあった。


ある時、Zippo型のオイルライターで、

その大きさが、ハガキ大の物を知人が

持ってきた。


火をつけるとボウボウと極太なロウソクのように

炎が黒煙りを出しながら燃えて、さすがに煙草に

火をつけると処ではなかった記憶も懐かしい。


その後、使い捨て100円ライターの性能も安定して

デザインも色々と出てきたので、わざわさ使いにくい

大型ライターは飾り物となり、影を潜めてしまった。



現代は公共施設ばかりか、あらゆる場所で禁煙となり、

卓上型の喫煙器具は殆ど見掛けなくなった。


喫煙者としては不便な世の中になったものである。

他人様の健康を害するとなるのだから、喫煙者の

不便さは致し方が無い。



私が愛車の整備を頼んでいるディーラーの

喫煙所は建物の外で、国道の脇にある。


良く晴れた日には暑く、悪天候の日は風雨に

さらされながら喫煙をしなければならないので

惨めな姿で喫煙もしたくないので我慢している。


禁煙すれば良いかと思うこともあるが、

自宅やアトリエで使い馴れたダンヒルの

ライターを手にとり、素晴らしい炎をみれば

一服タバコを吸いたくなる。


そして、また一服と、天に煙が届くまで

ドクターストップ等は一切気にかけずに

タバコを満喫するカッパ画人である。
















kappa_gallery at 00:09|Permalink昭和の風景 

2013年06月18日

鮒の甘露煮と幼い頃の思い出




私が小学校の一年生と二年生の時、

直接の担任の先生ではなかったが

同じ学年で他のクラスの若くて丸い

目で長めな黒髪を頭の後ろで束ねた

乙女風な先生が居た。



時が経てば特に若い女の先生は結婚して

名前も変わってしまうので半世紀以上もの

空白があると消息がお互いに解らなくなって

しまうものだ。


それでも余程ご縁があったのか、其とも偶然の

悪戯か、先日、この先生にお会いすることが出来た。


有り難いことに数えきれない教え子が居る中で、

直接担任だったこともない私を憶えていてくれた。


まぁ〜、其だけ私は他の生徒より奇人変人の

カッパだったのだろうが、其にしても有り難い

ことである。



早速、お会いした際に私の歩いた人生の一端を

書き記した画集、『幸せのかっぱ』を進呈した。


再会を約束して、その日は終った。




数日後、先生から「ご足労だけど自宅の方に

お出でいただけないか」との伝言を頂いた。


私も、丁度多忙中であったが、何はともあれと

万事時間の調整をつけて、先生の都合の良い

時間帯に訪問した処、私の画集を殊の外気に

入られて「私の宝にします」とのお言葉。


其ではと、私が五年半の歳月を費やして仕上げた

油彩の河童画でF120号の大作を先生が創設した

特養老人施設に寄贈するお約束をした。


帰りがけに!「此を召し上がって」と、

成田名産の鮒の甘露煮と水羊羹を頂いた。



昨夜、鮒の甘露煮を肴に幼き頃を思い出しながら

久し振りに成田の地酒で顔を赤らめた。



そうそう、私は今でもそうだが、裸足が何よりも

嫌いで、戦後間もない昭和23年、24年頃は

体操の時間になると全員裸足で運動する中で

私は一人だけ下駄を履いたまま駆け足やラジオ

体操をしていた。


そして痩せていて、ひ弱な体質だった。

自称、痩せカッパの子であった。


私の体重が80Kgを上回る体格になったのは、

大人になってからである。


肥りだしたのは、当時真空管式オーディオ

アンプを自作し始めた頃からだと思う。


其れまでは食も細かった私だが、部品の

買い出しで、東京秋葉原の電気街を隈無く

歩き回ったり、重いトランスや大型スピ―カーを

持ち上げたりして、結構運動量も増えたのと

自作したアンプを大音量で鳴らすと腹の底に

低音がズシン、ズシンと響き、此が以外にも

お腹を空かせて、ご飯や惣菜などを以前の

倍以上ペロリと美味しく食べた。


また、秋葉原に行けば、肉の万世に寄って

ステーキを食べて、帰りには牛肉をドッサリと

買って帰っては、母に焼き肉やすき焼きなどを

調理して貰って家族で楽しんでいたものだから、

見る見る私の身体は肥り始めた。



現在も三百グラムの松坂牛のステーキーを

週に一度は友人との食事で必ず食べている。


他の日は自宅で、スーパーで買う香りの無い

和牛肉や松坂ポークを食べたり、鮪の刺身を

つまんだりしているので、10年前は96kg〜

98kg有った体重が今は、ヤッと80kg位に

減ってしまった。


マァ〜、老人には丁度よい体重だ。


幼い頃から食欲旺盛で立派な体格だったら、

画家ではなく写真家になり、今以上に貧乏な

暮しを漫喫していただろうな〜と、本棚の上の

ハッセルブラッドを見上げなから、幼い頃の

思い出に鮒の甘露煮が舌の上で踊っていた。

















kappa_gallery at 00:08|Permalink雑談 

2013年06月11日

ピーターソン・シャーマイン 『ブルーサファイヤ』




高級洋菓子のような香りと甘さがある

パイプ煙草のピーターソンシャーマイン、

ブルーサファイヤ。




ピーターソン・シャーマイン ブルーサファイア


























この煙草の葉が卓上に置いてあるだけでも、

甘く漂うこの香りは疲れを癒される。


煙草のケースの色や形のデザインも

落ち着いた上品さがある。


私は常用のドイツ製のパイプに

確りと詰めて、一服した。


梅雨時とは言え、今年は天気が良く

カラリとした空気だ。


パイプの煙は、よどみなく広がって行く。


きめ細かい煙草の味の終りには、

上等な洋菓子を食べた後のような

香りと甘さがある。


銀色に美しく残る燃えた灰にも

優雅な姿があった。


しかし、このパイプ煙草は、残念ながら

今回買った分で終りだそうだ。


私の好きだったパイプ煙草が、また一つ

この世から消え去った。


煙草の煙も、最後は空気の中に溶け込むように

消えて終うものだから、ファンに惜しまれながら

この煙草も消えた。


















kappa_gallery at 00:07|Permalinkタバコ 

2013年06月04日

自動車ドロボー




旧い映画に『自転車泥棒』があった。



最近、と言っても少し前になるが、

テレビや新聞、インターネットなどの

ニュースで私の住む街での事件が

大々的に取り上げられた。


ソレは、国産人気スポーツカーの盗難事件。


被害にあわれたお宅は、何と私の作品を

保管している倉庫の近所である。


盗難車は証拠隠滅のためか?

燃やされてしまったそうである。


この街も、昔は自動車は滅多に走っていない

閑静な街だった。


近年は、私の倉庫のある路地も引っ切り無しに

大小、様々なクルマが走り抜けて行く。


被害者の人気スポーツカーも、倉庫の前を

何度となく、独特な排気音を轟かせて軽快に

走り抜けて行っただろうし、事件当日の夜は

自動車泥棒も倉庫の前を走って行ったのかも

知れない。



其にしても、我が街は時代と共に物騒な街に

変貌したものである。


他人事では無い嫌な出来事である。
















kappa_gallery at 00:47|Permalink雑談 

2013年05月28日

老舗の嗅ぎ煙草




この処、本業の絵描き仕事と、

その他の雑用に追われる日々に

明け暮れしていた。


絵描きは楽しくもあり苦しくもあり、

生まれながらの天命のようである。


雑用が一番苦手でもあり、

心身共に重労働だ。


しかし、生きていく以上避けては

通れない事でもある。



仕方が無いのは煙草である。

いくら喫煙席でも葉巻やパイプ煙草は

煙も大量に出るから、辺りを煙だらけに

してしまい困ったものだ。


ある日、吸いたくても我慢をしている最中に

遠い昔の洋画のシーンを思い出した。


嗅ぎ煙草を遣っている画面だ!

当時は、殆どの場所で喫煙が出来たので、

嗅ぎ煙草などは気にもとめなかったが、

現在のように至るところが禁煙やら禁煙の

人々がやたらと多いと喫煙者は周辺に気を

付けながら喫煙しなければならない。



嗅ぎ煙草



























こんな世の中では、嗅ぎ煙草は素晴らしく

満足感を与えてくれる。


喫煙に煙は出ないし、香りは葉巻の香りの

ものもあるし、病院での延々と続く診察の

待ち時間などには老舗の葉巻の香りのする

嗅ぎ煙草は、頼りになる逸品である。



この嗅ぎ煙草を携帯することから、

ストレスも無くなり、病魔も去って

元気を取り戻した。



まあ〜、良いことだらけの陰には煙草の害が

人体を蝕んで要るのかは私には分からない。




煙草を始め、好きなものまで我慢して

命乞いをするのも、その人の生き方、

カッパのように水陸両用に生きるのも

一生である。
















kappa_gallery at 00:01|Permalinkタバコ 

2013年05月21日

革鞄を提げて歩く




肩掛けの牛革鞄。


私は何時もアトリエに出掛ける時には

この鞄を持って行く。


今の鞄は何代目なのか忘れてしまった。


この三年間程はリュックサックを

背負って歩いていた。

理由は色々な物が沢山入るからであった。


革鞄にしろ、リュックサックにしても

入れてある中身が自分の年代と

共に変わるものだ。


十年前迄は小型カメラやフイルム、

交換レンズ数本に万年筆をはじめ、

文房具、喫煙用具などで生活用品は

殆ど入れて無かった。


しかし、近年になったらカメラは小型の

コンパクトデジカメ一台だけで、あとは

生活に欠かせないティッシュペーパー、

マスク、老眼鏡、医者から処方された

薬一式に常備薬等で、あとは小型の

メモ用紙とNHKのロゴ入りボールペン

(以前、FM放送の番組に出演したときの記念品)

一本だけとなった。



現用の鞄は東京都内の鞄専門店で

十年前に四万八千也で買い求めた。


下町の職人さんが端正込めて作っただけあって、

細かなところまで頑固に出来上がっていて、私の

お気に入りの鞄だ。


他にも鞄は色々持っているので

今までこの鞄の出番が無かった。


時々箱から出しては陰干ししながら

良い鞄だな!と、一人で微笑んでは

部屋の棚に仕舞って置いた。



使わないのも革には良くないので

最近使い始めた。




さて、この革鞄が私の終世の鞄になるか、

其とも、此から幾つの新しい鞄を買い換えるか、

神のみが知る限りである。



















kappa_gallery at 00:20|Permalink雑談 

2013年05月14日

夏時間の庭




忙しい都市の住宅密集地に住んでいると、

長閑な郊外に住みたくなる。


自然の多い場所は、其だけ不便もある。

その不便さを乗り越え、自分の世界を

築くことが、其を好む人の生きている

楽しさなのだろう!


先日、DVDで『夏時間の庭』と云う

題名の映画を観た。





夏時間の庭





















郊外の旧い家で育った三人の子供たちは

大人になり、海外や都会で各々異なった

生き方の社会人と成った。


やがて、両親も他界して遺産相続の

家族会議となった。


子供の頃を過した思い出深い屋敷や

調度品、また美術骨董品への思い入れは

三兄弟一人一人が違っている。


各々生き方の異なる三人兄弟は

親のコレクション一つにしても、

その価値観は違っていた。


霧深い朝日のように、雲のちらつく真昼の如く、

霞む夕陽のようにと、遺産売却後の資金の

使い途は異なった。


過去に、現在に、そして未来に、

さて、この兄弟三人の行く末は?


恐らく平凡な一生を全うするのだろうと

勝手に想像しながらDVDを棚にしまった。













kappa_gallery at 00:10|Permalink雑談 

2013年05月07日

ビールテイスト飲料、キリンフリー




今年になってリニューアル発売され、

評判の良いノンアルコール・ビール

テイスト飲料、『キリンフリー』。




キリンフリー


























今日は暑い!

昼飯に握り寿司を摘みながら、

冷やした大ジョッキでグイッと

生ビールを飲みたい心境だが、

私は東京のアトリエまでクルマ

通勤しているので、ここは皆さんが

美味しいと評判の『キリンフリー』を

飲んでみた。



先ずは一口、流石に喉ごしは良い。


しかし、私にはあの麒麟ビールの

特徴とも言える独特な苦味が薄くて

ビリッとしまらなく感じるのだけれど、

この味が現代的な味なのだろうと

諦めた。



何故か、個人的にはサッポロビールの

ノンアルコール、ビールテイスト飲料が、

其れなりに美味く感じられる。
















kappa_gallery at 00:06|Permalink雑談 

2013年04月30日

ニシンと筍




季節の香り、筍。


先日、小料理屋で旬の軟らかで

香りの良い筍料理を食べた。


出された筍料理を味わっていたら、

急に元気だった頃のお袋を思い出した。


生前は筍の出る頃になると、掘りたての

筍を親戚や知人が持って来てくれる。


それを早速、キリリと日本手拭いを

頭に被り、色々な筍料理を作って

食べさせてくれた。



懐かしいオフクロの味である。


竹の子のこの季節、各々の家で

独自の味付けをして旬の香りを

堪能されているだろうが、、私は

子供の頃、お袋が、筍をみがき

ニシンと一緒に煮付けたものを

印象深く思い出す。


美味しかったな〜、と思っても、

今はオフクロも妻の筍料理も

思い出の世界に残るだけである。


今日も風が洗濯物を揺らしている。






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kappa_gallery at 00:05|Permalink雑談 

2013年04月23日

ダビドフ・ブルーミックスチュア




パイプ煙草も各々特長があって、

最大限にその煙草の持つ良さを

引き出すために自分なりの工夫を

するのもパイプ煙草を吸う魅力だ。



日頃常用しているフランスのパイプで

『ダビドフ・ブルーミックスチュア』を

何回か喫煙した。




ダビドフ




















この煙草は香りも味も良いのだけれど、

もうひとつ気に入らない。


あれや此やと実験しているうちに

以前、買い置いて、未だ一度も

使っていないドイツのパイプで

吸ってみた。


パイプのエージングも終り手や唇に

馴染んできたころから、この煙草の

味と香りがズシリと落ち着き、きめの

細やかな香りが一層豊かになってきた。


其からは、自宅で一日を過すときには

暑さや寒さに関係無く庭のテーブルで

プカリ〜…、プカリ〜…と煙りが、空や

樹木の間へ風で流され散って行く様を

楽しむことにする。



優等生のパイプ煙草であるから、

取分け此れと言った癖も無く、

然りとて、飽きない香りと味を

持ち合わせている。


















kappa_gallery at 00:33|Permalinkタバコ 

2013年04月16日

名刺入れ




この時期、名刺入れが売れるそうだ。


几帳面な日本人は、名刺の角が

折り曲がったり、ほんの少しでも

汚れたりしたものは論外である。


安い紙であろうが、高価な名刺でも

キチンと角を揃えて持ち歩くには

名刺入れは必要だ。


我々、絵描き仲間の名刺には

ヤタラと肩書きや団体名などを

並べて喜んでいる輩がいるかと

思えば、逆に何やら高価そうな

名刺の紙の中央に名前だけが、

ドカンと印刷されていたりする。


後日連絡するのにも、相手の

住所すら判らない名刺もある。



どちらがどうだとは言わないが、

名刺入れにはキチンと入っていたの

だろう。


折り目や傷もなければ、汚れなど

微塵も無いスッキリとした立派な

名刺である。



カッパ画人の私は、布製と革製の

名刺入れを幾つか持ってはいるが、

名刺は面倒だから持ち歩かない為、

出番は少ない。


個展の時や、アトリエには箱ごと

名刺を置いて置くからである。
















kappa_gallery at 00:06|Permalink雑談 

2013年04月09日

サミュエル・ガーウィズ  ベストブラウンフレイク




サミュエル・ガーウィズの

ベスト ブラウン フレイクを

ドイツ生れの黒いパイプで

思いきり吸ってみた。



ベストブラウンフレイク


















無添加のこの煙草は、細い帯状で

缶に入っている。


それを自分の好みの大きさに指で

千切ったり、細かくほぐしたりしながら

パイプに詰めて吸うことが出来るから、

その時の気分次第で色々に楽しめる。



自然な白い煙りと枯れ葉のような香りは

昔の落ち葉焚きを彷彿させる。


どの様にパイプに煙草を詰めようが、

簡単に火が着くのも嬉しい限りだ。


春は満天青空でも、風は冷たい。


私は庭のテーブルの冷たい合金の椅子に

ドカリと腰掛けてプカリ、プカリとこのベスト

ブラウン フレイクの煙りを口の中一杯に

吸いながら、寒さや風の冷たさをすっかり

忘れて、無添加なこのタバコで昔懐かしい

庭の焚き火で落ち葉の燃えるような匂いを

連想して、パイプからの白い煙りの香りを

存分に満喫した。


クセの無い吸い易いタバコである。



















kappa_gallery at 00:04|Permalinkタバコ 

2013年04月02日

エンジンオイル添加剤、ワコーズS−FV




私の乗っている愛車も、走行距離が

十万キロを越えた。


エンジンが特に衰えた訳でも無いのだが、

今年も暑い夏を乗り切る為、エンジンに

添加剤を入れることにした。


エンジンオイルも、一昨年までは

ワコーズの高級オイルを使用していた。


このワコーズのエンジンオイルは、

何時も親戚の板金塗装屋さんに

取り寄せて貰っていた。


この板金塗装屋さん、仕事の方は

なかなかの腕でセンスも良い。


オマケに板金塗装の修理代金も良心的で、

近年は人気が上昇中。

毎日、仕事に追いまくられている状態に

なってしまった。


マァー、親戚と言いながらでも利益にならない

エンジンオイルを取り寄せて貰うのは何かと

気の毒。



此のところは、ブレーキ部品のディスク

ローターやブレーキパットを有料で頻繁に

交換大好きと、明らかにクレーム処理でも

良い部品も有料請求大好きなディーラーで

純正オイルを入れている。


何れにせよワコーズの添加剤、「S−FV」も

一時の清涼飲料みたいなもの。


それでも、気分的に良ければ此で良しとする。


気分最悪なのが、前輪のディスクブレーキ

アッセンブリーそっくりを親切心!先日交換した

ディーラーさん、交換当初からブレーキを踏むと

「キィー、キィ〜」と、異音が発生だ!



困ったものだ。


ディーラーに言えば、他の部品も悪かった等と

又々、貧乏絵描きの軽い財布にとっては高額

請求されそうだ。


前はミッションオイルを強引に交換させられ、

部品を壊され、高額を支払した経緯がある。


当初の工場長や、フロントマンは

クレームで処理してくれていた。



会社に実直な工場長やフロントマンに代わり、

会社の金庫は重くなるだろうが、今は桜が

満開の季節だと言うのに、私の気持ちは

落葉の季節である。


しかしながら、皆さん親切で真面目な人達だから

私は好感を持っている。















kappa_gallery at 00:04|Permalinkクルマの話 

2013年03月26日

トレジャラ−、ラグジュアリー・ゴールド




舶来の新製品で既製品の紙巻き煙草、

トレジャラー、ラグジュアリー・ゴールドを

吸ってみて、辛い、苦い、渋い、これが

この煙草を吸った時の私の舌の感触だ。




トレジャラー ・ラグジュアリー・ゴールド1























日頃から葉巻やパイプタバコは

仕事場か自宅の庭で吸っている。


主に仕事中や、一息ついた時に

ぷか〜り…プカ〜リとやっている。


その他の時は手巻き煙草を吸って楽しんだり、

嘆いたり、喜怒哀楽を煙草の煙とともに空に

舞い上げたり、風にのせたりしている。


既製品の紙巻き煙草は雑用で忙しいときだの、

クルマの渋滞中だの、単純作業の時に吸っている。

だから結構、味や香りがシビアになる。


このトレジャラ―、ラグジュアリー・ゴールドは

一つ一つの辛みや苦み、そして渋みが煙の中で

ハッキリとした輪郭があるようだ。


まるで、それぞれの味がカプセルに入っていて、

吸った瞬間に口の中でカプセルから各々生まれ

出るような従来には無かったような新しい感触だ。




トレジャラー ・ラグジュアリー・ゴールド2






















好む好まざるは喫煙者次第だが、カッパの私には

この煙草の総体的な味は、少しばかり几帳面過ぎて

取り分け吸いたくなるような煙草ではなかった。
















kappa_gallery at 00:03|Permalinkタバコ 

2013年03月19日

中古万年筆




入学祝の季節。


昔なら高校や大学の入学祝いには

万年筆や腕時計が定番だった。


現代は入学祝いもノートパソコン等、

種々色々だ。



万年筆は、今では需要も少い。


しかし、中古の万年筆は少し事情が異り、

特に高級万年筆で数十年以前のものは

その材質も今となっては珍しいエボナイトや

セルロイド製である。


それらは今流行りの樹脂製とは違い、

万年筆マニアの間では希少価値があり、

外観やペン先の調子の良いものを手に

入れるには、若干の無駄な投資もある。


また、前の持ち主が使っていた古い万年筆は

外観は傷も無く美品であっても、ペン先には

必ずクセがある。


其処で、そのクセを自分に合うように

調整を施さなければならない。


このペン先の微妙な調整には、

勘と経験も必要である。


勿論、新品の万年筆も自分好みの

書き味に調整する。


この拘り調整には万年筆を自分用にする

醍醐味がある。


そして、万年筆収集の別の楽しさでもある。













kappa_gallery at 00:16|Permalink雑談 

2013年03月12日

新生活開始




春は新芽や若草が私を癒してくれる。


そして、学校や会社の寮生活や新天地での

新しい生活が始まる季節でもある。


我が家の家内も、遂に寄る年波と

心身不調には勝てず炊事洗濯等の

家事から先日、全て引退して一人で

老人の施設に収まり新生活を始めた。


残された私は炊事洗濯、買い物等を

遣らざるをえなくなった。


私も、春からの新生活の始まりだ。


隣町に住んでいる倅の嫁さんが

忙しい仕事の合間を遣り繰りして

家事を手伝って呉れるのも有り難い事である。


生まれながら楽天家の私は時々、庭で七輪に

炭火を熾しては焼き肉やら焼魚等を焼いて

舌つづみを打ちながら食事を楽しんだり、

独居老人も気持ちの持ち方次第では

気楽な新生活である。


今年の梅雨時が終ったら、東京下町の

アトリエを拠点にスケッチブックを片手に

旅に出掛ける用意をしている。


旅先で気に入った場所が有れば、

其処で暫くの新生活も良いだろう、

数年後にはカッパ画人も大地の

土になるからである。





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kappa_gallery at 12:14|Permalink日々の出来事 

2013年03月05日

ノルウェーの水  VOSS




我が家では、飲料水は各自が自分好みの

ボトル入りを買って飲んでいると以前に

書いたことがある。


現在も飲料水はボトル入りを買って飲んでいる。


処で、先日ノルウェーの洒落たガラス瓶に

入った水、『VOSS』を買って飲んでみた。



VOSS



























この飲料水は海外でも超一流の女優さんや

ファッションモデルなど有名人達が好んで

愛飲しているそうである。


よく冷されたVOSSを一口飲むと

何とゴツゴツとした感触と

何処かに甘さがある、


何でこの飲料水が高価にもかかわらず、

人々に好まれるのか不思議にも感じられた。


そして従来から私の飲んでいる輸入品の

水を飲んでみた。


これ迄は感じられなかったが、VOSSと比べると

何だか味が華奢に感じた。


従来から飲んでいる水は、色々なボトル入りの

飲料水を自分なりに飲み比べて個性の少ない物を

選んだ。


水の個性が強く感じて、高価で旨い水も

時には良いかも!


十数年前に東北を旅した折りに、山の中で

味わった湧き水は格別に美味かったことを

記憶している。

飲んだ時の環境も良かった。

暑い夏の昼下りで、緑に包まれた湧水の周辺は

静まりかえり、湧水は神様からの清い贈り物の様に

渇いた喉を静かにゆっくりと癒してくれた。


今までで、その湧水が一番美味かった。

そして何より無料であった。


大自然の猛威により、今は遠い昔話になってしまった。












kappa_gallery at 00:26|Permalink雑談 

2013年02月26日

耐火金庫




先週は昼間の雪のせいか、割りと空いている

靖国通りを千葉方面に向かってクルマで走り、

神田、淡路町の交差点に差し掛かると、深い

霧のように辺り一面、白煙がもやいでいた。


それは、近くの老舗蕎麦店の火事の煙だった。

私も東京に住んでいた頃には、この蕎麦屋に

何回となく食べに行ったものだった。


青年時代の懐かしいお店が火災で消失とは

哀しい出来事であり、お気の毒な限りである。



火事と言えば、以前、我が家の床の間の隣に

ドンと居座っていた昔懐かしい耐火金庫を

思い出した。


近年は、現金を持ち歩かなくとも買い物など

殆どカードで用が足りるのは当たり前の話である。


だが、私の若い頃はカードで買い物が出来る店は

ごく一部の店に限られていたため、外出時は常に

現金を持ち歩いていた。


当時、銀行で貯金を引き出すにしても、土曜日や

日曜日、祭日は休みだ。

面倒だから、若干まとまった現金を家に置いていた。



さて、ある時、家族で食事に出掛けた。

鮨をつまんでいると、店の前の大通りを

サイレンを鳴らしながら消防車が何台も

通るので、いったい火事は何処だろうと

気にはなったが、料理に舌づつみをうって

旬の味を呑気に堪能していた。


やがて満腹になり、近くを散歩しながら

自宅に向かった。

自宅の近くに来るにしたがい、焼け焦げた

煙の臭いと共に消防車の赤色ランプの

光りや、野次馬が大勢集まっていた。


何と、我が家の近くの木造二階家が炎と

黒い煙りと白い煙に見る姿もなく霞んでいた。


其からは現金や大事な書類は耐火金庫に

入れようと、小型と中型の耐火金庫を買い

求めて、早速、僅な現金や小物を格納して

少しだけ気持ちが安堵の日々を過ごした。



しかしながら、耐火金庫は家財道具とは

違って重いし、部屋の中で場所は取るし、

日常生活には邪魔な物である。



其から十数年が経ち、銀行のATMも出来て、

金銭の出し入れも容易になった。


耐火金庫の需要性も我が家では無くなり、

年末の大掃除の折に三人掛かりで庭に

放り出して、顔見知りの解体業者に廃棄

処理を依頼した。


耐火金庫を新しく買った日は、寿司屋から

出前を取って家族で楽しく食べた思い出が

あるが、クレーン車が来て耐火金庫を吊り

上げて廃棄した日は、仕事の仲間が一人

減ったような感傷にチョッピリ浸った。


昼間から寒かった今日は、気持ち迄も

寒くなったのか!

チョッと寂しい一日でした。















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2013年02月19日

大阪の煙草屋




大阪市内や兵庫県宝塚市には

私の友人知人が何人かいる。


当然ながら、その中には画廊のオーナーや

カッパ絵のファンもいる。


そして、大阪に行けば必ずと言っても

良いほど立ち寄る煙草店がある。


その煙草屋、店内には煙草は勿論のこと、

高級パイプも数多く陳列されていて、流石に

関西一と言われるだけの品揃えである。


丹念に銘柄や自分の好みのスタイルの

パイプを探したり、眺めたりしていると

出先の仕事の疲れも癒される。


勢いに流されて、あれや此れやと

買ってしまいそうに気持ちが動くが、

思うにまかせて大人気なく買うと

折角の絵の売上金も無くなるハメに

なってしまうが、其処が珍しいものや

旨い煙草には、ついつい財布の口が

ダラリと閉まりが悪くなり、気がつけば

煙草だけが鞄一杯になっている。


昨年は例年になく仕事が忙しく、

夏は猛暑の日々だった。

そして今年の冬は寒い。


舶来煙草は東京都内の煙草店から

通販で買い求める事が多かった。

煙草には過酷な気候だ。



もう少しして春が来れば気候も良くなり、

旅の季節にもなってくる。



関西方面へ出掛けた時には、またあの煙草屋に

寄って来ようと、旅の楽しみとはまた別の色々な

顔をした珍しい輸入煙草が煙草店のウインドウで

待っているだろうかと気持ちが今から弾んでいる

毎日である。














kappa_gallery at 00:07|Permalink雑談 

2013年02月12日

パイプ66




パイプ煙草の葉で、『パイプ66』は

面白い缶に入ってる。


一般的にはパイプ煙草の葉は丸い

金属の缶に入っている物が殆どだ。


しかし、『パイプ66』はお菓子の缶のような

一風変わった缶に入っている。




66





童話の挿絵に出てくる宝の箱にも見える。


テーブルの上に置いてあっても、

夢の膨らむデザインでもある。


いざ!フタを開けると高級洋菓子のような

甘い香りが漂い、美味しそうな煙草である。


先ずは常用のパイプに私の基本に沿って

パイプ66の葉を詰めてからソッと火をつけ、

プカリ・プカリと吸ってみた。


軟かな煙は、味も軟らかである。


パイプの火も穏やかで、

比較的取り扱いが楽である。


アトリエでパイプを銜えながら作業するには

味も香りも程よく重宝な煙草だ。


自宅でも仕事場でも最近は当然のように

『パイプ66』の出番が多くなりつつある。


















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2013年02月05日

アクロポリス




別格に美味い手巻き煙草『アクロポリス』。



アクロポリス




これは値段も高いが、香りも味も好感が持て、

要らぬ神経も使わずに確りと巻きやすい。


しかし、初心者には味が少々キツイと

思われるかも知れない。


アクロポリスは繊細な煙草本来の味だから、

ゆっくりと憩の一時にプカーリ、ぷか〜り…と

じっくり味わうほどにこの煙草の美味さが、

より豊かになってくる。



このブログを書いていたらアクロポリスを

また一服吸いたくなってきたので、此より

厳冬の夜空の下、庭に置いた白い椅子に

腰掛け、薄明かりを頼りにアクロポリスを

指先でクルリと巻いて一本吸うことにする。















kappa_gallery at 00:01|Permalinkタバコ 

2013年01月29日

彫刻刀セット




今年も、年賀はがきのお年玉

当選番号発表があった。


改めて、一枚一枚の年賀状を見ていると

皆さん同じ様に綺麗にプリントされている。


この話は少年時代から左手の人差し指先に

残る彫刻刀の切り傷の痕を見て、ふっと思った。


私が小学生の時、彫刻刀セットを

学校で学年全員が買わされた。


何処から来たのか彫刻の経験者らしき、

ひょろひょろの黒ぶちの眼鏡をかけた

オッサンが学級へ来て、二回か三回

彫刻刀の使い方を教わった。


その後、私は彫刻にも興味を持ち、

彫刻も勉強した。


年賀状用に木版を彫って年賀はがきに

印刷する時などは、未熟な私は両手を

インクだらけに汚してしまい、それを

落とすのに苦労したものだった。


近年はプラスチックやゴム系の極薄手の

グローブが手軽に求められるから、手を

インクで汚さずに済んでいる。


木版で出来上がった年賀状の絵は

一枚一枚に其れなりの温もりがあり、

私は好きだ。


特に近年は、年に一度摺るか摺らないかで

準備に結構手間暇掛かる。


パソコンとプリンターを使えば失敗もなく、

均一な綺麗な年賀状が素早く出来上がり、

手も机も汚さずに後片付けも簡単で良い

とこだらけである。


であるけど!何だか味は無い!


やはりカッパ画人は趣味人なのかも知れない。
















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2013年01月22日

汁粉




冬の参道には、温かい甘酒や

お汁粉の旗が閃いている。


其らしい味がする店もあれば、

不味い店もある。


正月等はお汁粉一杯の味が、

その年の運試しみたいなものだ。


昔、我が家でお汁粉を作るのは

鏡開きの時と、後は私のお袋の

気紛れで年に二回か、三回だった。


豆の香りと、トロリと円みを帯びた

甘さが印象的だ。

何かにつけて母を思い出すと、

お袋の汁粉の味を未だに思い出す。


年に一度ぐらい家内が作ってくれる。

しかし、今一つ何かが足りない味だ。

鍋や熱源も、遠い昔とは異なるから

味の違いは致し方の無いことだと

自分に言い聞かせて美味そうな

顔をして食べてはいる。



私のアトリエがある東京、上野界隈には

甘味処の老舗が繁盛している。


私も先日、友人と店先でお汁粉の旗が

北風にパタパタと手招きのように揺れている

甘味処に入った。


しかし、繁盛しているが為に狭い店内は

女性客でザワザワとしているし、一杯の

汁粉の量も、お上品で私には少なすぎて

物足りない!



昨年の春頃から、変わった珍客が

私のアトリエに出入りするようになった。

カッパの絵が好きで、月に数回立ち寄る

焼肉屋の店主さん。

この焼肉屋さんにお袋の昔風なお汁粉の話を

何かの折りに話したことがある。


暫く、沈黙の後、私が今度!作りましょうかと

申し出て呉れてから、数ヵ月たったある日に

大きな土鍋を提げて、アトリエにやって来た。


キッチンで何かコトコと暫く遣っているうちに

アトリエ中にあのお汁粉の匂いが充満し出した。


日暮の早い冬のアトリエに大きめなお椀に

美味しそうな香りと湯気をたてたお汁粉が

絵具で汚れたテーブルに四つ並んだ。


居合わせた四人で早速食べたお汁粉の味は

温かで本当に美味かった。


次回は、鏡開きの御供えの餅で

作ってくれるそうである。


はたして、今度はどんな味に仕上がるか、

専門外の調理師さんが作る努力の

お汁粉の味に期待をしている。


折角の汁粉の味に柳の下に鰌が

何匹もいて欲しいものである。


あまり意気込み過ぎると誰かさんみたいに

一匹、いや一度で嫌われる可能性大である。


程好く頑張って楽しませて欲しいものと

空のお椀に葉巻の煙を吹き付けた。

















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2013年01月15日

パティ・ペイジさん、85 才でテネシーの水泡に!




テネシーワルツで、その名を知った

パティ・ペイジさんが亡くなられた。


あの歌声は、私の頭の中に半世紀以上も

以前より、メモリーされている。


特に若い頃の彼女の歌声は大好きである。


私はマグロのトロよりも、赤身の爽やかな

味の方が好きである。

歌手も脂が乗りきった声で、此でもか!

と、堂々と自信を前面に吹き出しながら

歌い上げるより、一生懸命に少しだけ

顔を赤らめるぐらいの歌い方の方が

好感をもって聴ける。


少年時代に大型な真空管式電気蓄音機で

江利チエミさんのテネシーワルツを初めて

聴いてから、数年後にレコード店でパティ・

ペイジのレコードを求めた。


その一枚のレコードから、カントリ―等に

私を目覚めさせてくれた思いで多い歌手であった。


永遠に流れる河の水のようにパティ・ペイジの

歌声も天国への階段を静かに、時には激しく

止むことなく流れ続けることだろう…。

アーメン。















kappa_gallery at 10:21|Permalink雑談 

2013年01月08日

トレジャラー ブラック




正月はノンビリと最高級紙巻き煙草、

『 トレジャラー ブラック』を堪能。



トレジャラー1




舶来紙巻き煙草の最高級品を正月休みにでも

ゆっくりと吸えばと倅がプレゼントしてくれた。


それを元旦からノンビリと吸ってみた。



トレジャラー2





高級品の煙草に有りがちな香りと味は

優等生的なバランスが良いだけではなく、

この最高級な煙草は葉巻とも、パイプ

煙草にも似ていない。


紙巻き煙草独特の凝縮された煙の中には

苦味ばしった独特の味がある。


無論、香りもワイドレンジである。



トレジャラー3



火口から流れ出る煙も穏やかで、

アトリエの静かな空間に舞い立つ

一条の煙は、正月の空気を一段と

浄化してくれる様子でもある。


新年早々であるから、この煙草の

良いことのみ記憶させて置くこととした。








kappa_gallery at 00:48|Permalinkタバコ 

2013年01月01日

トレジャラー・ラグジュアリー・ブラック




高級煙草、『トレジャラー・ラグジュアリー・ブラック』。


トレジャラー ・ラグジュアリー・ブラック1




金縁で黒い紙の箱の中には、黒い紙で巻かれた

煙草が美しく並び、フィルターの模様が煙のようで

外観からも高級感がある楽しいタバコだ。


トレジャラー ・ラグジュアリー・ブラック2




この煙草は吸えば吸うほどに味が深く、

そっと静かに舌の奥へと潜航して行き、

その時の香りと味のバランスが何とも

言葉では表現し難いほどの良さがある

ブラック系の煙草である。







kappa_gallery at 14:10|Permalinkタバコ 

2012年12月28日

ベガフィナ・ミニ




金色の金属ケースに入ったベガフィナは、

穏やかなゴールドの感触とは裏腹に

メリハリのハッキリしている香りである。


ベガフィナ・ミニ1




味は小さな葉巻の形態にギュウギュウに

詰め込まれている缶詰の感じである。


一本吸い終わると満足感と云った方が

良いのか!それともウンザリ感か!

何時も吸い慣れた葉巻とは全く違った

満足感である。


ベガフィナ・ミニ2



葉巻の銘柄にもよるが、ボウボウと太い

煙の中には長閑で時を忘れさせる香りと

旨さが漂って、年老いた私とて精神的な

若さを取り戻し、心身ともに元気はつらつと

なり、バリバリと音が聞こえてきそうに力が

沸いてくる。


特に、この葉巻ベガフィナを吸っていると

私の若い頃に流行ったマンボを思い出し、

当時流行ったレコードを引っ張り出して

聴きたくなってくる。


何れにせよ、私は葉巻が大好きである。








マンボ

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2012年12月25日

7本入りミニ葉巻 オリファント ・ミニ・スマトラ




今年もいよいよ大晦日まであと僅である。


東京下町にある老舗料理店の一室で

友達四人で毎年恒例になった忘年会。


過ぎようとする今年一年の出来事や、

新しい年の抱負を各々が語り明かした。


このような席では、当然ながら私は

煙草をプカリと吸いたくなる。


しかし、ヘビースモーカーである友達の

一人が、現在禁煙中だ。


喫煙席ではあるが、店の中の客には

禁煙家もいるので、あまり大袈裟に

パイプや葉巻を吸うには気がひける。


其処で、ミニ葉巻で香りや味がよくて、

スマートフォンよりも小さな金属製で

確りとしたケースに入った七本入りの

葉巻を持参した。



オリファント ・ミニ・スマトラ2





薄くて小さな金属パッケージは、自分の

携帯電話機の下にスルリと身を隠して

しまい、煙草ケースの存在が他人には

分からなく、私がたまにプカリ、プカリと

吸っていても、話や飲食に夢中になっている

仲間には大して気にもならず、喫煙の楽しさも

満喫しながら忘年会はお開きとなった。



オリファント ・ミニ・スマトラ1





そして、7本のミニ葉巻も吸い終り、

空の金属ケースが友達に貰われていった。




















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2012年12月21日

キンテロミニ




木枯らしが吹く寒さの中、煙草店の

ショーケースに椰子と青い海の絵柄が

目だつパッケージの葉巻があった。


キンテロミニ1




冷たい風の中で、パッケージの絵柄は

南国の空気を思い出し、寒さもひととき

和らぐ感じだ。


如何にも安物らしいパッケージの蓋を開けると

ミニ葉巻がズラリと並び、一寸好い気分だ。



キンテロミニ2





葉巻はミニでも、ユックリとした動作で火をつけ、

ユックリと吸う…。


値段相応な味である。


一本吸い終わると、舌の上に苦味が残る。


何時も愛煙している葉巻一本で、これを二箱

買ってもお釣りがくる価格であるから、まあ…

仕方のないことだ。



私もパッケージの絵柄で衝動買いをした。


今年は比較的秋らしい気候は短くて冬になったせいか、

例年より風が寒く感じる中で気分転換をするためだけの

目的であった。






キンテロ・ミニシガリロ 20本入

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2012年12月18日

インデペンデンス




銀色のかっこいい金属のケースに納められた

葉巻煙草のインデペンデンス。



インデペンデンス1



誰でもが葉巻を手軽に楽しめる優等生な煙草だ。


私には、この様な優等生を吸っても、嫌いでは

無いが、上品な菓子でも口にしているようで

何処か物足りない。


この煙草は、これで値段から計り見れば、

随分と旨いし、丁寧な作りである。



インデペンデンス2



かっぱ画人の私は自由奔放で、ある時は天真爛漫な

人生を堪能しているから、優等生とは付き合い難いと

言ったらよいのか、面倒臭いのか!


河童の背中の甲羅で跳ね除けてしまうのである。


近年は年老いて、その甲羅も随分と軟らかく

なった様にも自分ながらに思うのが残念である。















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2012年12月14日

ダンヒル・マイ・ミックスチュア965




別に何のヘンテツも無い金色で円形なパイプ煙草、

『ダンヒル・マイ・ミックスチュア965』、この缶の蓋を

開けるが早く、部屋中にまるで正露丸をばら撒いた

ような臭いが飛び散っていく。


昔からダンヒルのバイプ煙草ミックスチュア965は、

この臭みが好きではなく自然と遠退いていた。



ダンヒル965




この度、パイプを数本新調したので、その中の

一本のパイプで、この臭くて嫌なやつともう一度

闘ってみようかと思い、他のパイプ煙草と一緒に

買ってみた一缶のダンヒルのパイプ煙草である。



一番人気のあると云う『ダンヒル・マイ・ミックスチュア965』。


臭みを我慢して毎日吸っていると、大勢の愛煙家に

人気があるように段々と正露丸臭さにも慣れ始めて

旨くなってきた。



この煙草は初心者でも、比較的取扱いが容易である。


参考書通りに煙草の葉をパイプに詰めてから

火をつけるのが理想だけれど、自分の流儀で

適当に詰めても、結構其れなりに美味く吸える。


但し、この正露丸のような臭いには好き嫌いが

ハッキリ分かれる。


この香りが嫌いな人なら、一度煙草に触れば、

指先からは正露丸風な臭いは石鹸で念入りに

手洗いしない限り、指先からは逃げていかない

面倒臭い煙草でもある。
















kappa_gallery at 18:03|Permalinkタバコ