2008年10月

2008年10月31日

大盛り食堂の常連客、其の二




田舎の大盛り食堂のつづき。



常連客の一人に大食いのルートセールスマンが居た。


四十代半ばの浅黒い男で、スーツ姿に渋い

ネクタイをキリリと締めた紳士である。

私はその男とは毎日挨拶もして雑談もしていた。


人が善さそうな印象を受けたが、彼は先ず

肉野菜炒めとライスの大盛り、更にラーメンの

大盛りも注文する!



この食堂の大盛りは先日も書いた通り

大きな器からこぼれる程に山盛りである。


並べられた肉野菜炒めとライスはラーメンを

スープ代わりにして、食べたり飲んだりしながら

ペロリと平らげてしまう。


そして、ホッとした顔つきになり、店に置いてある

スポーツ新聞を一時読んでから「行ってくるか」と

掛け声をかけてパネルバンのクルマを走らせて

何処かへ行く。



それが行く筈であったが!彼は満腹になり

眠くなるのか、毎日私のアトリエ近くの山の中で

夏は日陰、冬は日向で気持ち良さそうな顔して

クルマの運転席で午後三時近くまで昼寝をするのが

日課と成っていた様である。



今頃の季節は私のアトリエ二階の窓から

パネルバンの一部が時にはオレンジ色の

夕日の光に照らされたりしていた。







具たくさん肉野菜炒め6パック(10%OFF)




 【山田工業所】 鉄 打出両手四川鍋42cm




こんな料理で男はまいる。


kappa_gallery at 01:19|Permalink 雑談 

2008年10月30日

カッパの絵




カッパの絵9






























カッパの絵8






























カッパの絵7




kappa_gallery at 13:06|Permalink かっぱの絵・油彩、アクリル 

田舎の大盛り食堂、常連客・其の一




先日のブログに書いた大盛り食堂の

常連だったお客さんの顔触れの中から

特に印象に残った人々の話。




常連客は自ずと食堂の座るテーブルが

暗黙の内に決ってしまうものだ。


昼、十二時を少し過ぎると必ず若い従業員を

連れて食堂に遣ってくる中年の男がいた。


何時もの彼達の座るテーブルは店の右中央だ。


油の染み付いたツナギの作業着を着ていた。

昔からの常連客にも挨拶せず、黙って注文した

定食を食べ終わると、お茶を一口だけ飲んで

連れの分まで自分が支払いを済ませて、サッサと

ミニ・クーパを運転して帰ってしまう。


勿論、私も口を利いた事は無いが、油だらけの

ツナギ服や風貌から、そこら辺で外国人労働者を

使っている自動車解体屋のオヤジ位に誰もが

想像していた。


だが、ある日、私は自分のアトリエ近くの

人里離れた山の中を散歩していたら

鉄板の塀と防犯カメラに囲まれた砦の様な

工場が目に入った。


こんな所に何だろうと少しだけ開かれた

扉から塀の中を見てビックリした!


其処にはスーパーカーと呼ばれている

世界中の名車、フェラーリ、ランボルギーニ、

ポルシェ、AMG等、色違いのカウンタックを始め、

ズラリと何台もの高価なクルマが置いてあった。


そして、もっと驚いたのは毎日食堂で出会う

油だらけのツナギ服のオヤジが、スーパーカーの

ボンネットを開けて何やら修理をしていた。


そこは隠れたスーパーカー専門の修理工場であった。


後日、自動車関係の知人から聞いた話では

隠れたスーパーカーの修理屋さんで、ツナギ服の

オヤジは複雑なエンジンの修理にかけては

その筋で名人だとの事であった。



食堂の常連客にも知人から聞いた話は黙っていた。


知らぬが仏ではないが、本当のことを知らない事も

皆の想像が広がって雑談としては楽しいのではと

思ったからである。


暇人な常連客の明日の暇つぶしの為にもである。








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ランボルギーニ カウンタック LP400 (オレンジ)




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kappa_gallery at 01:25|Permalink 雑談 

2008年10月29日

かっぱの絵 三枚




カッパの絵3


























カッパの絵2


























カッパの絵1

kappa_gallery at 13:19|Permalink かっぱの絵・油彩、アクリル 

心に残る大盛り食堂




何年か前になるが、田畑に囲まれた

閑静な田舎に私のアトリエがあった。


毎日、自宅からクルマで通っていた。

四季折々な周りの畑の作物やアトリエの

窓から見える雑木林の風景等を観察したり

スケッチしたりしている間に直ぐに一年が

過ぎてしまう。


そして、仕事以外の毎日の楽しみは

昼時になるとクルマで十分足らずの

道沿いにある田舎風の食堂に昼飯を

食べに行く事であった。


ガランと広い食堂は昔風な田舎の食堂だ。

店内の装飾は殺風景であるが、食堂の

店主夫妻も料理人や従業員さんも皆、

家庭的で実家にでも帰った雰囲気で

落ち着いて食事が出来た。


店の客も殆ど同じメンバーが集まってくる。

皆が仲間意識で、誰かが時間に来ない時等は

誰ともなく「あの人、今日はどうしたか?」と

雑談に出たりする店である。


雨が降っても晴れの日でも、お昼になると

この食堂は常連客で満席であった。


それは、この食堂は全てのメニューが

大盛りである。


大盛りと書いてないが、出てきた料理の量を

見ると腹一杯に成る位な山盛りである。


一度、この食堂の大盛りを注文した事がある。

大皿からこぼれ落ちる程の量の多さには

恐れいってしまったが、折角の大盛りを

残しては店に悪いと思った私は全部を

無理矢理食べた。


翌日、また行って普通盛りを注文したのだが、

いざ出てきた野菜ラーメンはドンブリに

山に盛ってあった!


他店の大盛りよりも大盛りである。


私は僅かの月日で何キロも体重が増えてしまった。

出て来る料理の量を見ては勘弁してよ・・と思うが、

いざ食べ始めるとなかなか味が良く、結局は

全部残さず食べた。


何ヵ月の後に、私は太って体重が95キロにも

なってしまった。


この食堂には珍しい人や暇人、大食いの人、

奇人変人との出会いがあった。






大衆食堂




大衆食堂へ行こう



kappa_gallery at 02:24|Permalink 雑談 

2008年10月28日

牛玖健治の油絵 花




牛玖健治

kappa_gallery at 15:21|Permalink 洋画家・牛玖健治 

昔のシャープペンシル




私が小学校四年生迄の筆記用具は

トンボやヨット鉛筆を使っていたが、

ボールペンやシャープペンの子供でも

買える低価格の商品が町内の文具店で

売り始められた。


そして、その年の正月のお年玉で初めて

シャープペンを買った。


当時、小学四年生としては高い買い物

だった様に記憶している。


クロとアカの二色が右にキャップを回すと黒色の

芯が出て、左へ回していると赤色の芯が出てきた。


面白がって、かわりがわり何回も芯を出したり

入れたりを繰り返していたらシャープペンの

キャップが固くなり、左右に回らなくなって

壊れてしまった。


分解してみると赤芯と黒芯を交互にせりあげる二本の

コイルスプリングが絡まって修理不能になっていた。


初めて買ったシャープペンは図らずも字を

ろくに書かずにオシャカとなった。


落胆している私を側で見ていた姉が、何日か経った

ある日、仕事の帰りに千葉市の文具店から新しい

ペンを買って来てくれた。


黒いエボナイト製の軸はいかにも丈夫そうで重かった!

早速、黒芯や赤芯を出してみたが、キャップの回転も

スムーズだった。


今度は雑記帳に自分の住所と名前を恐る恐る書いてみた。

始めはそっと書いていたので何とか字が書けていたが、

慣れるに連れ、鉛筆で普段書いている様に指先に力が

入って、細いシャープペンの芯はポキポキと折れてしまった。


鉛筆で書き慣れた私にはシャープペンは実用には

成らず、何年も机の引き出しで眠っていた。


結局、実用に使う様に成ったのは高校生になってからだった。



姉の買って呉れた壊れてしまった黒いエボナイト製の

シャープペンシルは弟を可愛がって呉れた若い時の

姉の思い出に大事にしまって有ったが、アトリエの

引っ越しの際に煙の様に何処かにしまい無くしてしまった。



姉もそろそろ煙に成る歳になってはいるが、

元気でまだまだ線香に火を点ける時の火種の如く、

逞しく日々を送って居る様である。








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kappa_gallery at 01:20|Permalink 昭和の風景 

2008年10月27日

かっぱの絵、三枚




カッパの絵4































カッパの絵5






























カッパの絵6

kappa_gallery at 12:17|Permalink かっぱの絵・油彩、アクリル 

杏仁水




今年もソロソロ風邪が流行りだす

季節に成ってきた。



子供の頃、丈夫でなかった私は毎年、

風邪を引いて寝込んだものだった。


丈夫に成ったのは成人に成ってからであるが、

子供の頃は現在の様に嗽薬等は簡単には

市販されていなかった様だ。


私の両親も薬局で買って呉れなかったし、

富山の置き薬の袋や薬箱にも嗽薬は

入ってはいなかった。

有ったのは風邪薬や頭痛薬だけだった。



この季節、遊びから帰ってくると鼻の下に

髭を生やした明治生まれの親父が、尚更厳しい

顔つきで「手を石けんで洗ってから塩水で嗽を

しなさい」と毎日の様に言われたものだった。


それでも私は年中行事の如く、風邪を引いては

何日か寝込んだ。


我が家の咳止め薬は杏仁水と言う水薬で

これで嗽をしていると咳が止まって

風邪も治ったりした。



この水薬は香りが強く、嗽した後はノドと口内が

サッパリした感じになり、私は好きだったが、

父親が薬剤師の様に原液をメートルグラスで

正確に計って湯冷ましで薄めて目盛りの付いた

ガラスビンに入れて、私は一回に二目盛りを

口に含んでから「ガラガラ、ピシュッ」と嗽をした。


父が申すには「強い薬だからキチント目盛りを

守りなさい」とキツイお言葉が有った。



我が家の家庭医学者でもあった明治生まれの父が

他界してからは、この茶色の水薬も仕様が分からず

廃棄処分してしまったが、現在は嗽薬も多種類が

市販されているので便利である。



そして、風邪も引かなく成った様である。


カッパだから屁のカッパだ。







気分転換したい時に!ウーロン茶水仙の茶葉に杏仁の甘い香りをプラスしました。    杏仁水...




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2008年10月26日

缶ピース・深い紫色の煙




五十本入り、缶入りのピース!


缶の上蓋に付いている三角形の缶切りで

銀色に光る中蓋を開けるとブランデーの

香りとタバコの香りが混ぜ合った缶ピースの

愛煙家には何とも言われない良い香りが

満足感を与える瞬間である。

(現在の製品は簡単に蓋が開く様になったらしい?)



私も何度か吸ったが、私の兄達は缶ピースを

好んで吸っていた。


特に冒険家だった兄は終生、缶ピースの

愛煙家であった。


常時、缶ピースはタバコ屋には置いて無く、

もし在庫が有っても数が少なくて直ぐに

売り切れてしまうのでタバコ好きな兄達は

近所のタバコ屋のオバサンやオジサンに

注文して、まとめて買っていた。


この缶ピースの空き缶は私が子供の頃より

家の何処かに必ず、二つや三つは捨てずに

置いて有った。


子供の時はこの空き缶へ綺麗な模様の入った

ビー玉やおはじき等、小さな玩具入れにした。


学生の頃は自作の真空管ラジオや真空管アンプの

小物部品を幾つかの空き缶に種別に入れていた。


このピース缶は蓋がシッカリ閉まるので重宝していた。



我が家では缶ピース愛煙家の兄と共に

近年は缶入りタバコは見かけなくなり、

缶ピースの濃紫色の煙と鼻にツーンとくる

独特な強い香りも日本タバコの歴史の中に

紫色の煙となって冒険家の兄と消えてしまった。



現代の紙巻きタバコの煙は白っぽく

深みの無い煙の色が喫煙者の健康を

少しだけ守って呉れるのか?


何れにしても缶ピースの空き缶は色々と

利用価値が有ったものである。








こだわりのシガー




ハバナ・シガー、紫煙の誘惑


kappa_gallery at 01:21|Permalink タバコ