2011年03月

2011年03月29日

広帯域受信機




余震で揺れるこの処、連日、役所からの

防災無線が放送されているが、その日の

天候や風向きによっては折角の防災行政

無線放送もその内容がよく聴き取れない。


近年は放送する側でも聴き易くする為に

色々と工夫をしているようだが、此にも

限度があるだろう。


聴く側が室内で窓や扉を閉めきっている夜間は

尚更のこと、外で大きな声で騒いでいるが一体

何だろうと扉を開けて年寄の感度の衰えた耳を

声のする方角へ傾けている間に防災無線放送は

終了してしまったりする。


こんな時に広帯域受信機(レシーバー)の出番となる。


防災無線の放送が始まったら、先ず広帯域受信機の

スイッチを入れ、防災無線帯域に周波数ダイヤルを

合わせれば、(事前に地域の防災無線の周波数を

メモリーしておき、その周波数を呼び出せば良い)

どんなに悪天候であれ、室内にいながらハッキリと

その内容をラジオを聴くのと同じように傍受出来る。


他にもラジオ放送やアマチュア無線、業務無線などの

細かな情報を把握することが可能だが、この受信機で

傍受した内容は他人にべらべらと話すことは法律で

禁じられているから其の点は注意が必要だ。


それで、我が家では何年も前から防災無線用に

広帯域の小型受信機を用意してある。



今、完成品として売られている受信機はどれも

小型だが、私が学生の頃は現代のような超小型で

高性能な受信機は無かった。


何しろ、真空管が全盛期の時代だったので

大型でガッチリした無線受信機で高価だった。


また何処にでも売っているものでもなく、

本格的な受信機は舶来品だった。


当時、学生の身分では、こうしたメーカー製の

高性能な受信機はあまりにも高価過ぎて遠くで

見つめるぐらいだった。


そこで、私は何種類かの真空管式の受信機を

自作したものだ。


その頃、通っていた学校が午前中で終る土曜日に

東京の秋葉原駅で途中下車してラジオデパートや

ガード下の小さな部品屋を物色したり、秋葉原の

電気街名物、ジャンク屋で進駐軍払い下げ品?

らしき部品等を見つけてはジャンク屋のオヤジと

値段交渉と云うより、此方のポケットの持ち金に

値引きして貰ったりと一喜一憂したものだ。


真空管式の無線受信機は現代とは違い部品類の

精度もまちまちで、高周波回路での浮揚容量や

配線の引き回し等で自己発信したりで、組立から

完成迄には大変な苦労がつきまとった。


それでも、やや完成近くに真空管に明々と火が灯り、

ダイヤルを静かに回していると、雑音の中にパッと

遠く海の向の放送を受信したときの喜びは、今でも

昨日の出来事のように思い出す。


其から半世紀近く経った今日は僅か一万と

数千円で小型のレシーバーが簡単に買える。


受信だけであるから、資格も免許も要らずに

誰もが簡単に国内外の放送等も楽しめて

緊急時の災害にも役に立つ広帯域受信機は

一寸隠れた大きな耳である。









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2011年03月25日

危機感の無い人




今回の大地震で、とくに東日本に住む

大半の人々は毎日毎日、何かしらの

危機感に神経を磨り減らしている。


また食料品から日用品、飲料水、燃料と

矢継ぎ早に買い漁っている人々がいる。


このような時の買い占めは何時の時代でも

良くないが、毎日停電する等と言われたら

誰しも幾等かの備蓄はするだろう。



しかし、そんな事はまったく気にかけずに

マイペースで生活している人がいた。


此こそが昔風に表現すれば

『その日暮し』と言える。


これは決して悪い事ではない。

買い置きなどしないから、何時も安くて

新鮮な季節の物を美味しく食べられる。

子供の頃からの習慣であるのだろう。


そして何事にも呑気である。

大地震で自分の住んでいる家の屋根瓦に

バラバラに崩れてしまった箇所があっても、

そのうちに大家さんが直してくれるだろうと

まるで気にもせず、ズレた屋根瓦が今にも

落ちてきそうな場所に平気でクルマを止めて

自分はせっせと歩いて仕事に出掛ける。


職場まではクルマで通勤する距離であるが、

そのクルマにはガソリンがほとんど入って

いないと言っていた。


この人、体格は小柄だがパワーは凄い。

勿論、骨太家族である。


何れにしても、この呑気な性格は

私の神経質から比べれば羨ましい

限りである。



何事にも呑気であることは

精神衛生上、素晴らしく良いのだろう。


病気等は向こうから寄り付かず、

毎日が明るい太陽である。





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2011年03月22日

地震で足止め




東京のアトリエで一夜を明かしたのは

何年振りだろうか?思い出せない。



三月十一日、大地震の日の出来事。


私は、その日東京にあるアトリエの

すぐ近くのクルマの中で地震に遭遇した。


信号待ちをしていたら地震の大揺れがきた。

この時、地震の揺れ方は乗り合いの釣り船で

時化にあったような気持ちの悪さだった。



その後、アトリエで仕事が一段落したところで

先ほどの大地震のニュースを見たら、呑気に

絵バカになっても居られず、急いで自宅まで

帰宅する為に交通情報を調べたら、何時もの

通勤道路は完全に通行止めになって大渋滞で、

とても老人の私がクルマを運転して帰るのは

絶対に無理だと自分で勝手に決めて、家人に

そのむね連絡、その日は都内のアトリエで

一夜を明かすことにした。


そこで次に腹ごしらえをしようとしたが、

行きつけの食堂や馴染みの小料理屋等は

早目に店じまい。


コンビニへ行き、売れ残りらしき梅干し

入りのお握りと鮭のお握りを買ってきて

インスタント味噌汁で食べた。


さてと、朝までたっぷり時間がある。


普段は疎かにしている油絵具の整理やら、

キャンバスの在庫などを点検したあとは

一晩中絵を描きながら時のたつのを忘れ、

また、帰路のことで悩んだりした。



結局、翌日は大渋滞がある程度収まった

深夜に無事帰宅した。


そして翌日曜日、朝日に輝く室内を見渡せば

箪笥や棚の上の物がズレている。


物置に保管してある作品にも損傷した物は

無く、全てが無事だったと一安心した迄は

良かったが、ふと、自宅の屋根瓦を見たら

瓦の一部がズレている。


早速、瓦屋さんに来てもらって屋根の

点検をした処、結論としては屋根瓦を

全部はり直しとの事だった。



河童の頭のお皿で無かったから

未だ良かったと諦めた。






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2011年03月18日

遠方より救援物資が届いた




連日、朝から地震で何度も緊張させられる。


昼食を終り、多少落ち着いて家族でコーヒーを

飲み始めたら自宅の玄関先に一台のトラックが

横付けされた。


はて?

何だろうと外へ出てみると宅配便だった。


当ても無い宅配便だ。

重い箱を受け取り注意深く伝票の送り主を

見れば、それはカッパ絵のファンであり、

親友でもある愛知県のお米屋さんからだ。


早速、そっと箱の蓋を開けると精米したての

お米がキラキラして糠の香りがフワーッと

私の鼻先をかすめた。


さらに側に鰻の加工品、ひじきの炊き込み

ご飯用が添えられていた。


我が家の近辺のスーパーやドラッグストアーでも

お米を見掛けなくなっていた。


私はいつも買付けのお米屋さんで多古米を

精米してもらって食べているが、個人商店の

その在庫とて限られている。


自宅の台所の米櫃にはあと何日分も無いだろうと

心配をしていた矢先だったので嬉しいと言うより

助かった!との気持ちだ。


それにしてもカッパ絵のファンとは有り難いものだ。

一番先に安否の連絡をいただき、今回はお米の救援。


お米がこちらで入手困難であっても、

私は決してその事は口には出さなかった。


あくまでも私のカッパ絵のファンであり、

親友はお米屋さんだから、余計な心配は

掛けたくなかった。


しかし先方は情報収集で、お米が此方では

入手困難であることを察して送ってくれた。


この様な緊急時に以心伝心は

本当のファンであり親友である。


ありがとう・・。









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2011年03月15日

気軽な水性ボールペン




私の様な絵描きだったり、または原稿を

書く職業をしている方々は筆記用具には

必ず何かしらの拘りを持っているだろう。


例えば、このペンで書いたら良く書けたとか

傑作が出来たなどと縁起を担いだりもする。



私の場合は仕事場のアトリエや画廊以外でも

新しいカッパを突然に発見することがある。


自宅で横になって寛ぎながらポカンとしている時、

頭の中のキャンバスに色々なカッパが出て来て、

そのカッパが踊ったり跳ねたりと、珍妙な動作を

しながら横切って行くことがある。


このような場合は即座にそのイメージを描き留めて

置かない限り、二度と珍妙なカッパの姿には遭遇が

出来ない。


そこで、素早くテーブルや枕元など手の届く範囲内に

置いてある新聞紙や雑誌に手当たり次第描いてしまう。


この時に使う筆記用具は鉛筆でもマジックインキでも

何でも良いのだが、私はPILOT社製のVコーンという

水性ボールペンを使っている。


インクの色は赤、黒、青の三色があるが、青色の

インクが描き易くて、新聞紙や雑誌等の印刷面に

書き置きしても、後日、一番はっきりとして見易い。


このペンは使い易くてコントラストも気に入っており、

値段も一本100円未満で買えるので、纏めて箱ごと

買って到る所に置いて置く。


出先で私はスケッチブックに、この青色インキの

水性ボールペン、パイロットVコーンで写生をして、

後日、それをそのまま作品として画廊に展示して

自画自賛して喜んだり時には悲しんだりしている。









kappa_gallery at 00:07|Permalink雑談 

2011年03月14日

取り敢えず無事




先日の大きな地震、我が家では家の中の

家具がずれたり、絵や本が崩れましたが、

家族全員無事に生きています。


その後、家の中を片付けたり掃除などの

雑用に追われています。


夜もまだ安心して眠れないので

少し、疲れました。


今夜は眠れるかな・・。


kappa_gallery at 21:57|Permalink日々の出来事 

2011年03月11日

道路に描かれた絵




よく晴れ渡り暖かな日差しの午後のひと時、

自宅の前で賑やかな子供達の遊び声がする。


元気な子供が数人で騒ぐと時には煩くもある。



先程から外で一体何を騒いでいるのかと

玄関の戸を開けてみると小学校低学年の

女の子が4人集まり、各々が楽しそうに

道路上に大きな絵を描いて遊んでいた。


現代は白墨も私の子供時代の物とは違って

太くて折れにくくなり、色彩もカラフルだ。


道路上に描かれたこの子供達の白墨画は

何れも上手に描かれていた。


細身の子が描いた絵はダルマさんに手足が

付いていて、まるまると太った元気な子が

描いた絵は少し細身でバランスが良い人形?


絵を描いた子供に尋ねたら、自分のお母さんの

絵だそうである。


その子のお母さんは、もう少しこじんまりと

しているが、この子の夢か希望が道路幅一杯に

八頭身美人となったのだろう!


近年では道路上に子供が描いた絵などは

殆ど見掛けなくなったが、突き当たりの

私道で、クルマも人も僅かに通るだけの

道路上に開催された子供カラー白墨画展だ。


雨が降るまで開催されている・・笑。









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2011年03月08日

薬になった養命酒




台所の棚に置いてある養命酒を

忘れた頃に盃一杯だけ飲んでいる。


この養命酒、かなり前に何処かのスーパーで

買ったような記憶があるが、台所の棚の隅に

置いてある為に炒め物の油で瓶がベタベタと

汚れてラベルの色も褪せてきた。


未々、瓶の中には養命酒が残っているけれど

近いうちに廃棄しようと思っている。


我が家では毎回、養命酒を瓶が空になるまで

飲んだ事が無く、最後は必ず捨ててしまうのが

何時もの事だ。


こうして、せっかく買った養命酒が飲みきれず、

古くなり捨ててしまうと不思議なことに台所の

棚の隅が何か物足りない感じがする。


そして又、買い物に行った店屋に養命酒の箱を

見つけると衝動買いをしてきて、一杯飲んでは

棚の隅に置いて置く。


最近は行きつけの食料品店で養命酒を

見掛けなくなってしまった。


酒なのに酒屋にも置いてない。


法律が変わり養命酒は酒ではなく医薬品、

薬になったそうだ!


医薬品扱いで薬殿になったからには

薬屋やドラッグストアーの薬部門に

買いに行かなければならない。


何も目くじらたてて薬だと言う程の

物でもあるまい!


法律とは甚だ不便極まりない事もある。










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2011年03月04日

気の毒な東京タワー




夕陽に映える東京タワーは美しい。

この眺めは何時の日にも勇気と

若きエネルギーを与えてくれる。


テレビの進化や時代背景等、日本人にとって

東京タワーは一つの誇りでもあったが、その

主役のテレビ塔としての仕事も終焉を迎えて、

最近の人気物は雲の竹馬、東京スカイツリーに

群衆の関心は注がれ、連日、人々で溢れている。


まだ建設途上なのに東京スカイツリーの周辺では

今まで客足が途絶えて寂れていた何の取り柄も

無いような所でも行列ができたり満員だったりと

毎日がお祭り騒ぎだ。


新しい物や何かとお祭り騒ぎの大好きな人々には

またと無い相応しい東京スカイツリーである。



私はアトリエへ通勤する時に渡る橋の上からと

何時もお世話になっている駐車場の真っ正面に

高く聳える東京スカイツリーを目にしているが、

不思議と今は何の感情も湧いては来ない。


此から何十年か先になれば、この高い搭の背景の

雲の陰には色々な時代の出来事が多彩な造形を作り、

全く違った搭に見えてくるだろうから楽しみである。


その頃にはカッパ天国からである・・笑。
















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2011年03月01日

バンセールス




広い店内にあらゆる商品を山積みにした

ホームセンターやドラッグストアー等の

大型量販店が建並ぶ現代、ライトバンや

ワゴン車など普通免許で運転することが

出来る商用車に商品を満載して、個別に

お得意さん回りをして稼いでいる仕事に

バンセールスがある。


このバンセールスとは、例えば自動車の

修理工場なら作業中に工具が不足しても

整備士が改まって店まで買いに行くには

着替えをしなければならず、面倒である。


同じように絵描きである私の場合ならば

アトリエで製作活動中は油絵具だらけの

作業着姿だ。


このような時にタイミング良く「こんにちは」と

バンセールスの人が物を売りに来ると仕事の

手を一寸休めて一息入れながら、付き合いで

筆洗油などを買い求めたりする。


普段行きつけの画材店で買うよりも値段は高いが、

同業者関係の情報を教えてくれたり特別に新製品の

案内もあるので、何度かに一度はバンセールスから

買い物をしている。



以前に私は自宅から電話をして、アメリカ製の

超一流工具を専門に扱っているバンセールスを

呼び、自宅の玄関前迄来て貰ったこともある。


その時はバンセールスのクルマの荷台には整然と

各種工具が陳列されていて、工具数点を買い求めた。



この工具メーカーの看板を背負ったバンセールス、

以前は街道筋でよく見かけたものだが、近年は

どうしているのか、出会いが無くなってしまった。





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