2011年11月

2011年11月29日

生モツ




今年も三の酉前夜、東京下町は

大賑わいだった。


気温は十度を下回り、『もつ煮込み』と

大きく書かれた提灯のぶら下がった

店には、吸い込まれるように年配の

グループが入っていった。


このモツの煮込みは、亡くなった

冒険家の兄の好物の一品でもあり、

兄が煮込むもつ鍋は味噌仕立てで

とても美味かった。



私が豚モツを初めて見たのは

戦後間もない子供の頃だった。


家に遊びに来る運送業で酒好きな人が、

冬の寒い週末の昼過ぎに小さな紙袋を

大事そうに抱えてニコニコしながら我が家へ

遣って来て、「とっても活きの良いモツが手に

入ったから此からモツ鍋で一杯遣りましょう」と、

その人は自分で長くてヌルヌルな大蛇の様にも

見えた生モツをまな板の上に広げて調理するのを

当時の私は「気持ち悪いなー」と見ていた。


其から十数年後、私は下宿人が四人の

小さな下宿屋住まいをしていた。

やはり、寒い初冬の夜に下宿屋の肥って

人の好いおばさんが、「モツの煮込みで

一杯やれば風邪も吹っ飛ぶよ!」と言って

私達、下宿人達にご馳走してくれた。


この時、初めて私はモツの煮込みを食べた。

初めて口にしたモツ煮込みは軟かに

味噌の風味と相まって美味かった。


若かった私は腹が空いていたせいもあり、

ムシャムシャと食べながら、当時流行りの

丸瓶トリスウヰスキーを飲み過ぎてしまい、

悪酔いして朝まで酷い目にあった事と、

下宿屋中にあのモツの茹でた時の臭いが

充満していて、寒いのに部屋の窓を全部

開けっぱなしで、翌日は風邪で町医者へ

行った記憶がある。


この生の豚のモツは、近年は見掛ける事が

無くなった。


肉店でもスーパーでも、茹でて小さく切ったものを

パック詰めしてあったり、バットに盛ってあったりと、

如何にも家庭で簡単に調理出来る様になっている。



生前の兄は、モツは生のモツを最初から自分なりに

何回か茹で溢しながら調理するのが美味く出来ると

言って生のモツを台所で茹で始めると、何時もお袋が

「臭いから、外にコンロを持ち出してやりなさい」と

顔をシカメて小言を言っていた。





モツの話をアレコレ色々と思い出したついでに

今日はイトーヨーカドーのネットスーパーから

届けて貰ったモツの煮込みに畑から採りたての

長葱を加えて美味しく食べた。







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2011年11月28日

真空管アンプの製作、途中経過




製作途中の真空管アンプ、コンデンサーや抵抗を

ハンダ付けしました。

今週は忙しいので、続きの作業はしばらく中断です。


シャーシー裏側2


kappa_gallery at 13:37|Permalink 真空管・オーディオ・他 

2011年11月27日

自作真空管アンプ、ハンダ付け開始




製作中の真空管アンプ、配線を始めました。

シャーシー裏側


kappa_gallery at 14:55|Permalink 真空管・オーディオ・他 

2011年11月25日

やる気の無い会社




世の中、毎日景気が悪くて不況不況と

言いながら、従業員を数百人も抱える

電気部品の製造会社に先日、少数だが

見積依頼を兼ねて製品を注文をした。


しかし、その会社は注文書を快く

受けたのは良いが、待てど暮らせど

何の連絡も無い!


ようやく何度かの此方からの催促電話で、

やっと担当者らしきオバサンが電話口に

出て、「今から見積書を送る処でした」と

不味い蕎麦屋の出前みたいな返事をした。



そして、もう一件。

これは家内工場にある加工を依頼した。


その工場も仕事を簡単に引き受けてくれて、

こちらとしては大変有り難く思っていた処、

納期一週間の約束が、一ヶ月以上もの間、

音信不通だ!



こんな対応をしていては、世の中景気が

悪いからと言っている以前に老舗の名に

胡坐をかいて、全くやる気の無いこんな

会社や工場が存在する限り、周辺の様々な

国に先手をとられて、何時までたっても不況

脱出は難しいと感じられるが、これとは逆に

やる気十分な東京下町の小さな会社もある。


その会社の経営者は一体、いつ寝ているのかと

思うが、夜中の十二時過ぎに仕事依頼のメールを

送信すると、ものの数分で返事が来る!


江戸っ子の経営者は気が早いことは

先刻承知していても、スピーディーな

その受け答えには恐れ入っている。



さて、遣る気の無い会社とヤル気満々な会社、

この先、五年、十年後はどうだろうか?


老衰か早死にか、観察したいものである。














kappa_gallery at 00:03|Permalink 雑談 

2011年11月23日

真空管アンプ、製作途中です。




ただいま製作中の真空管アンプ、途中経過です。


穴あけ、塗装が終わったシャーシー。

シャーシー1




電源スイッチ、真空管ソケット、端子などの

小物部品を取り付け完了。

あとはトランスを取り付けて裏側で配線作業をする。

シャーシー2


kappa_gallery at 16:04|Permalink 真空管・オーディオ・他 

2011年11月22日

今年の焼き芋




寒くなる此からの季節は、里の親戚の

裏山から枯れ枝や枯れ葉を集めてきて

焚火をする。


そして、火の中には太めの薩摩芋を何本か

埋めておき、焼き芋を焼く。


半分近く焦げてしまった熱くて真っ黒な芋を

取り出して軍手を嵌めた手で二つに割ると、

中は半熟卵の黄身のようにトロリと焼けていて

サツマイモの味が一段と濃くなり、実に美味い。


早速出来上がった焼いもは、焦げたところを

避けながら食べているつもりが、食べ終れば

口の周りは焦げかすで黒くなっている。


今年は放射能騒ぎで、枯れ葉とて安心は

出来ないし、そんなことを心配をしながら

落ち葉焚きの焼き芋を食べても、せっかくの

旨味が半減してしまうだろうから、何か別の

方法で焼き芋を焼くことにした。


落ち葉の代わりに石焼き芋の道具を

揃えるか、それとも壷焼きにした方が

旨いかと色々考えている処だけれど、

取敢えず焼き芋に適したサツマイモ

だけは手配してある。



もう少し気温が下がったら、例年に倣い

ボツボツ焼き芋を楽しもうと思っている。















kappa_gallery at 00:02|Permalink 雑談 

2011年11月18日

貴重な直熱管交流点火



今、ここに書く貴重な交流点火とは

直熱三極真空管の話である。


現代の直熱三極真空管のオーディオ用

アンプの殆どは直流点火方式である。


その理由は至って簡単なハムノイズ対策である。


私は、先日約80年前の直熱三極真空管で

未使用の送信管を手に入れた。

これは自分よりも歳上である。


このような古くても新品の真空管には

敬意を持たなければ罰が当たる!

マァ〜、そんな気持ちで思考錯誤しながら

オーディオ用アンプの製作に取り掛かって

結果的には自分好みの素晴らしい音色で

交流点火のアンプが出来上がった。


この道程はスタートラインから未知への

冒険心を駆り立て楽しいものであった。


それは、7.5Vの直熱型フィラメントを

直流点火するのならば何の事はなく、

ハムノイズは極端に小さくなって何の

問題も無いが、其では何の為に今から

八十年前の直熱三極真空管を使かうのか

意味が無い。


其処で、私はこのアンプに使用した真空管

フィラメントはすべて交流点火とした。


そして、今までの経験と知識をフル活動して

アンプの配線をした。


其でも、ハムノイズは最小限改善されたと云え、

ブリッジダイオード使った直流点火とはいかず、

「ブーン」と、交流点火特有なノイズは出る。


何故、そこまでしてノイズのある交流点火に

拘りを持つかと云えば、それは直流点火より

真空管らしい音色である。


それでも一度は製作調整中に直流点火を

実験してみたが、八十年前の直熱管では

何ともし難い音色になってしまい、直ぐに

取り止めて当初の設計に戻した。



この音色の違いは炭火で煙りだらけの

焼肉屋で、店内の空気そのものからも

焼肉の味を堪能するか、それとも現代風な

無煙の焼肉屋で焼肉だけの味を味わうか!


人それぞれである・・。






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kappa_gallery at 00:04|Permalink 真空管・オーディオ・他 

2011年11月15日

我が街に巨大電器チェーン店オープン




先日のことだが、私が暮らしている

四街道市に全国に展開する巨大な

家電量販店が開店した。


普段、これと言った話題の少ない

静かなこの街では何処へ行っても

この電器店開店の話題で持ち切りだ。


オープン初日の売り出しには周辺の

道路も大混雑、早朝から店の前には

行列が延々と続いていた。


新し物好きな暇人が多くいるものである。



さて、話は今から二十年位前だろうか!

全く同じような光景を見たことがあった。


それは同じ四街道市内で、以前に私が

住んでいた自宅近くに家電チェーン店が

オープンした時のことだ。


その時も開店直後の売り出し期間は

黒山の人だかりで、用意された臨時の

駐車場まで満車になって、付近は路上

駐車で近所の住民はクルマの出入りに

迷惑したものだった。


この時、この家電チェーン店の経営者は

恐らく連日超満員になるお客さんを見て

「此はやったり、大当り」と、大いに喜び

勇んだ事だろうが、そうは問屋が卸さず、

数日間のオープン記念特売が終ると客は

水が引く様に来なくなり、店内の客の姿も

極端に少なくなった。


当時、私も近所だったので家電製品を

幾つか買おうかなと思って店まで行って

見たものの、店員の商品に対する知識は

無知で話にならず、売値も地元で古くから

営業している電器店より高くて乾電池だけ

買って帰ってきた。


やがて、このチェーン店は街の人々から

相手にされなくなり閉店した。



あと、もう一つ四街道の街で電化製品の

販売は大変だ。 


何故なら、四街道には昔からある地元の

某電器店で、金持ちな客からは絶大なる

支持があり、さらに恐ろしく強力な販売網も

確立していて、この店の頑固な店主は今まで

色々な販売戦略を行使しては自分の店よりも

遥かに規模の大きな家電チェーン店だろうが、

安売りディスカウントショップだろうが、それを

名指しで宣戦布告して、相手の店を他の地へ

追いやるか閉店させる様である。



この電器屋の店主は美食家でもあるらしく、

他店を駆逐した勝利の祝にか?

それは分からないけれど、千葉市内にある

高級とんかつ専門店へ自分の店の名前が

大きく入った派手なサービスカーで乗り付け

食事(勝つライス?・・笑)をしている姿を

何度か見掛けた。



今回、オープンした超大型の家電量販店と

地元で信頼のある頑固な電器店の戦いは

この先、一体どうなるのか?


それを最後まで見届けたいが、長期戦に

持ち込まれて、終戦時には私は遠い空の

果てから見物しているかも分からない!


何れにせよ、面白い戦が見物出来ることは

確かである・・・・爆。
















kappa_gallery at 00:01|Permalink 日々の出来事 

2011年11月11日

お通い帳




お通い帳は昭和五十年代まで

近所の食料品、それに雑貨屋と

乾物屋、酒屋などで常連の客に

限って、通い帳を出していた。


これは現代版のクレジットカードの

草分けみたいなものだった。


当時、母親からお使いを頼まれた時は

この通い帳を持たされた。


たとえそれが子供であっても、お通い帳を

持って行けば、近所の食料品、雑貨屋で

何でもツケで買うことが出来た。


このように店屋と客の信頼関係で生まれた

通い帳だが、今に思えば実にいい加減な

システムだった。


店屋に客が少ない時は商品と単価を細かに

通い帳に書き込んでくれるので月末になって

支払う総金額も間違いは少ないだろうが、

夕方等、買い物客で店屋が混んでいる時は

客の買った物をソロバンでパチン、パチンと

怪しき手つきで計算をして、「野菜、その他」、

幾ら幾らと合計の金額を記すのみであった。


それで、後になってから買った品物と

金額が納得のいかない時も何度かは

あったようだが、別段、誰もが文句も

云いに行かない時代だったようである。



近所に店屋が少ない頃は、この通い帳も

便利だったが、ポツポツと大型の店舗が

出来てきて、新鮮な生鮮食料品が容易に

買えるようになってくると近所の商店には

足が遠退き、いつの間にかお通い帳での

買い物客も居なくなって、その後は細々と

商いを飽きずにしていたようだが、全ての

その頃の商店は閉店してしまった。



このお通い帳には私の直ぐ上の兄との

思い出深い事も幾つかある。


それはある夕方、私は母にお使いを頼まれ、

何時も通りにお通い帳を持たされ八百屋へ

買い物に行った折りなど、兄の入れ知恵で

好物の生菓子や菓子パンを食べたいだけ

買ってきては洋間の勉強机の上へ並べて、

腹一杯、ゲップの出るまで生菓子を食べた

挙げ句に兄弟で胃痛やら下痢をして、父に

内緒で、母にこっ酷く怒られた事もあった。



現在、そんな昔の思い出の店屋跡は

月極めの駐車場になったり、また分譲

マンションが建ったりして変貌してしまい、

長閑な四街道で育った私にはチョッピリ

つまらない街になってしまった。












kappa_gallery at 00:15|Permalink 昭和の風景 

2011年11月08日

コーヒー豆いろいろ




私は昔から広い応接間のある大きな

家を建てたら壁に棚を作って、そこに

色々なコーヒー豆の入ったガラス瓶を

並べ揃えて、その日、その時の気分で

其々の味を楽しもうと考えていた。


しかし、これは未だに夢の世界である。


現実はカッパの世界も不況に見舞われて、

現在は小さなウサギ小屋に住んでいる。


居間を始め、家の中は何処もかしこも荷物が

転がっていて布団も満足に敷けないほどだ。


其でも、比較的簡単に入手可能な数十種類の

コーヒー豆の中から誰でもが名前を知っている

ブルーマウンテンNO1、ハワイコナEXファンシー、

トラジャ、キリマンジャロ、モカマタリ、ガテマラの

六種類を選び、それを並べる為のコーヒー豆棚を

自分で製作して、タンス横に見つけた僅な隙間に

押し込み、日替りでコーヒーの味を楽しんでいる。



この様に狭い家ではあるが、せめてもの

救いは自宅の庭で炭火を熾して、焼肉や

脂がのった時季の秋刀魚等を隣り近所に

迷惑をかけずに焼きながら家族で舌堤を

打てる事と、趣味のオーディオでは好みの

音楽を大音量で聴けるぐらいである。



何年先になったら念願の立派なコーヒー棚に

いろいろなコーヒー豆の瓶をずらりと並べて、

それらの味や香りを楽しめるのか、はたまた

夢の世界で自身の命が尽きるのか!


そんな事を考えていると、此からの人生も、

夢と希望が膨らんで面白いものである。






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kappa_gallery at 00:03|Permalink 雑談