2013年10月01日

池貝鉄工所 AM−20




工作機械メーカー、池貝鉄工所の

精密旋盤の名機、AM−20、これは

是非にも欲しいと思った旋盤である。


鉄や真鍮、ステンレス、銅、アルミ棒、

砲金、その他樹脂等を思い通り削り、

カメラのレンズマウントなどの改造用

部品や、自作真空管アンプの部品を

作れたら改造の楽しさも、また一段と

面白くなり、遣り甲斐もある。



今から二十数年前に日本製の別メーカーの

旋盤を据え付け、200ボルトの動力を引き

入れた作業場を自宅のある四街道市内に

持っていた。


世界的に見ても、日本製の旋盤を

始めとする工作機械は優秀である。


その中でも池貝の旋盤はというのは

細部までの造りや精度が別格であり、

プロの職人さんはもとより、私の様な

マニアでさえも欲しくなる逸品である。



カメラの部品は、自から精密でなければ

使い物にならない。


其処で池貝鉄工所の旋盤、

AM−20が欲しかった。


私はAM−20を探すために東京都内の

新品や中古機械の販売店に何度も足を

運んだ。


だが、流石にこのAM−20という旋盤は

当時品薄だった。


中古販売店でヤッと見つけても値段の割には

余りにボロボロのポンコツで気に入らないとか、

程度が良くて気に入ったら、今度は販売価格が

相場以上に高値であって、私の予算を遥かに

オーバーして買えなかった。


その後も暫くの間は時間があれば

小まめに機械屋に足を運んでいた。


そのうちにNC旋盤の進歩に伴い、単品の

面倒なプログラム設定も楽になりだした。

その頃になるとデジタルカメラの進歩も

目覚ましくなり、フイルムカメラの改造から

デジタルカメラにも興味を持ち出し、自然と

手動式旋盤も疎遠となり、池貝のAM−20型

旋盤は買わず終いになった。

















kappa_gallery at 00:15│ 雑談