雑談

2013年10月24日

フレックスライト




フライフィッシングを愉しむ釣り人に

根強い人気がある小道具、白熱球で

何ともマニアックなフレックスライト。


先日、現在は数少くなった貴重な

新品の一つが手元に届いた。

時代の流れでLEDに代わり、残念な事に

製造終了となってしまったこの昔ながらの

フレックスライトには色々な思い出がある。




Flex Lite 2























今から三十数年以前に高級釣具の

輸入を生業としていた友人がいた。


本人の話では小学生時代から、一流大学生の

時代まで常に主席だったそうである。


見るからに頭の良い顔をして人柄もよく、

何をするにも手際が良かった。


友人3人で毎朝、千葉駅で特急に乗り換えて

東京駅迄行き、東京駅近くの珈琲店でモカを

一杯飲みながら20分〜30分程雑談をして、

各々自分の会社に出勤するのが日課だった。



ある時、その友人がサンプルで輸入した

フレックスライトを私にくれた。


当時としては大変珍しく、私も興味を持ち、このライトが

きっかけとなって輸入業務の実務をこの友人から色々と

アドバイスを受けたり、海外のオーディオ機器メーカーや

総代理店への商談や有名美術館などにも足を運んだもの

だったが、其から数十年、仕事の内容も変わり大切にして

いたのだが、このアメリカ製のフレックスライトは壊れだすと

修理のしようもなくなり、廃棄するはめになった。



この十数年、私は絵描き仕事の忙しさと

その遣り甲斐のある楽しさの中で、この

真鍮のフレックスライトのことはすっかり

忘れていたが、先日、倅が幼い頃の記憶に

残っていたフレックスライトを見つけ出して

買い求めてくれた。



何とも手触りが懐かしい青年実業家時代の

思い出が宿るフレックスライトである。



居間のテーブルの上に置いては、ロウソクの

炎のような暖かみのある色合いで、見ていて

心が癒されるフレックスライトを時々点けたり

また、消したりしながら元気と夢に燃えていた

若き時代を懐かしく思い出している。














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2013年10月15日

秋葉原ラジオストアー閉館




秋葉原のラジオストアーが閉館。


学生時代と言ったら良いか、其とも真空管アンプ狂時代の

想い出の一角が消えてる東京秋葉原のラジオストアー。



学生時代は土曜日の午後は他に余程の用事が無い限り

東京、秋葉原のラジオストアーを始め、ラジオデパート、

ラジオガーデン等々を歩き回り珍品の真空管や出物の

小物パーツや、時には以前より欲しと思っていた舶来の

珍しい電源トランスや出力トランスなどを偶然見つけると

ポケットの中の僅な紙幣を数えては買ったものだった。


当時、ヤッと買えて喜び勇んで家に持ち帰った真空管や

オイルコンデンサーに小物パーツ、制作中に何かの理由で

突然設計変更したためにお蔵入りとなり、現在でも倉庫の

ジャンク箱で出番を待っている部品もあるし、メーター類は

ヒゲやコイルが腐蝕断線して出番なしに朽果てる部品もある。


そして、社会人になってからも量産型の蛍光表示菅の

デジタルカークロックの草分けとなった。

商品名は『デジテンス』。


試作実検中には時々、小物パーツを買いに行っていた。


思い出せば次から次と数え切れない秋葉原電気街の一角。


新しい時代へ、各々の店主の方々の躍進を祈りながら、

私は自宅の庭に置いた白いテーブルで!秋の夕日に

紅く染まっているような感じがする側の椅子にドカリと

腰掛けて愛用のパイプでプカリと一服、風が爽やかに

煙を運んでいった。






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2013年10月01日

池貝鉄工所 AM−20




工作機械メーカー、池貝鉄工所の

精密旋盤の名機、AM−20、これは

是非にも欲しいと思った旋盤である。


鉄や真鍮、ステンレス、銅、アルミ棒、

砲金、その他樹脂等を思い通り削り、

カメラのレンズマウントなどの改造用

部品や、自作真空管アンプの部品を

作れたら改造の楽しさも、また一段と

面白くなり、遣り甲斐もある。



今から二十数年前に日本製の別メーカーの

旋盤を据え付け、200ボルトの動力を引き

入れた作業場を自宅のある四街道市内に

持っていた。


世界的に見ても、日本製の旋盤を

始めとする工作機械は優秀である。


その中でも池貝の旋盤はというのは

細部までの造りや精度が別格であり、

プロの職人さんはもとより、私の様な

マニアでさえも欲しくなる逸品である。



カメラの部品は、自から精密でなければ

使い物にならない。


其処で池貝鉄工所の旋盤、

AM−20が欲しかった。


私はAM−20を探すために東京都内の

新品や中古機械の販売店に何度も足を

運んだ。


だが、流石にこのAM−20という旋盤は

当時品薄だった。


中古販売店でヤッと見つけても値段の割には

余りにボロボロのポンコツで気に入らないとか、

程度が良くて気に入ったら、今度は販売価格が

相場以上に高値であって、私の予算を遥かに

オーバーして買えなかった。


その後も暫くの間は時間があれば

小まめに機械屋に足を運んでいた。


そのうちにNC旋盤の進歩に伴い、単品の

面倒なプログラム設定も楽になりだした。

その頃になるとデジタルカメラの進歩も

目覚ましくなり、フイルムカメラの改造から

デジタルカメラにも興味を持ち出し、自然と

手動式旋盤も疎遠となり、池貝のAM−20型

旋盤は買わず終いになった。

















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2013年09月24日

人生は旅




最近、物忘れをしないようにと

気を遣うことが面倒になった。


それならばと、メモ用の手帳を

一冊用意する事にした。



トラベラーズノート



































外出時は常に携帯したいから

忘れないように何か印象深い

手帳は無いものかと探した処、

トラベラーズノートが手に入った。


トラベラーズノートの表紙は

一枚物の牛革である。


旅の一寸した覚え書きなどに

便利なノートだ。


表紙が硬くないので、ジーンズの

ポケットに入れてもゴツゴツとした

違和感が無いから気に入った。



最近は旅にも出ることもない、

しかし、このトラベラーズノートを

手にすると、昔の旅の思い出が

甦ることもある。


そして、また何処か遠くへ旅に

出たくなる気持ちにもなってくる。




簡単な小さなこのメモ手帳にも

楽しい幸せなひとときを過せる

トラベラーズノートである。
















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2013年09月17日

オリンピック




今や、新聞やテレビや雑誌などは

オリンピックの話で盛り上がっている。


先の1964年、東京オリンピックの時は

私は、まだ若者だった。


学友達と国鉄御茶ノ水駅のホームで

待ち合わせてから競技場へ出向いた

記憶がある。


開催中は道路も電車も方向によっては、

やたらと混み合っていた。


嫌いではないが、取り分け好きなでもない

スポーツの祭典中は、友達からの誘いも

断り、秋葉原ガード下の部品屋からアルミ

シャーシや部品を買ってきて短波受信機を

自作して、当時は遠い海の向うの短波放送を

受信して楽しんだ。



現在、騒がれている七年先に開催される

東京オリンピックまで元気で生きているか、

それとも、その時にはもう灰になっていて、

海流に乗り太平洋を気楽な旅をしているか!



今の時点では、交通が混雑するからと

前回の様に短波受信機で静かに遠い

国の音楽を聴いて楽しんでいないことは

確かである。


何故ならパソコンやiPhoneなど、家の中には

老人のオモチャが揃っているからである。















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2013年09月10日

夏の疲れ




あぁー、嫌だ嫌だ。


歳はとりたく無いものだ!


余りにも月並みの老人の

嘆きをしてしまう昨今である。


暑かった真夏も過ぎて、朝晩は

大分過ごしやすくはなったものの、

昼間は未々暑い。


この夏の始めから暑さに負けずにとばかり、

老骨に美味美食を与え、暴飲しながら

自分ながらに精一杯頑張った。


ところが、そのツケが朝晩の涼しげな

風と共にヒシヒシと老人の私の身体を

攻めてきた。


冷たい風が生まれる高性能エアコンのお陰で

夏の間は快適に過ごせた室内だったが、体の

彼方此方の関節やら筋肉が痛くなってきた。


暑さを乗りきるためとばかりの暴飲暴食が、

胃腸に炎症等を起こさせた。


胃腸は弱るは、腰やら脚の関節も痛くて、

堪え難い老人となった。


年寄りの冷や水の結果である。



此れからの季節は食欲の秋でもあり、

また、野山の景色も見応えがある。


カッパの頭のお皿に満々と水をためて、

アトリエ近くの落ち葉の降り注ぐ雑木林の

細道をサク、パリン、ポキンと小さな音を

たてながら散歩するのが楽しみである。













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2013年09月03日

水鉄砲




自宅の庭に鳩が来る。


庭のテーブルで思い立った時に描いた

アクリルや油絵を段ボール箱や脚立の

上に置いて、時々乾かしている。



ところが最近、我が家の庭に鳩が飛来して

鳩は絵が好きなのか、油絵具の匂いにでも

惹かれるのか、鳩の気持ちは分からない。


とにかく私としては大変に迷惑な事態である。


鳩の小さな羽の毛や、鳩がバタバタと飛び

立つ時の埃等が生乾きの画面に付着したり

するからである。


鳩は図々しく、パンパンと手で追い払おうとしても

私を無視しているから、こちらも段々と腹立たしくなる。


だからといって、小石等を投げて鳩が傷ついたら

可哀想だしなぁーと、苛々している時に思い出した。



子供の頃に青竹と篠竹で水鉄砲を作って

近所の友達とよく遊んだものだった。


その時代にブリキの玩具でピストルの形をした

水鉄砲が、文具店や駄菓子屋で販売されていた。


子供だった私も買ったことは数回有る。


しかし、形は良いものの、水の出方が少なく

直ぐに壊れた。



そこで、自作で青竹製の水鉄砲を作る。

水圧も水の量も思い通りのものを

作ろうとしても失敗ばかりだった。


失敗したところで、材料は近くの竹藪に

行けば豊富に揃った。


細くて軽く持運びが楽なものから、

太くて扱い難いが、焚き火の残り

火くらいは消せそうな大きなものまで

作ってみた。


殆どが思い通りには出来ず、

失敗の繰返しだった。


其でも何回目かに一回は上手く出来た。

作る過程の楽しさである。



ふと!それらの青竹製水鉄砲が

頭に浮かんだ。


よし、水鉄砲で水をかけたら

鳩は無事に飛び去るだろう…


直ぐに作ろうと、竹の代わりに現代は

ホームセーターでエンビ管を買ってきて

先をバーナーで炙り溶かして加工すれば

高性能水鉄砲の出来上がりとなる。


此のところ多用な日々となって、

未だ水鉄砲は作れないが、鳩が

私の敵意を感じ取ったのか、

三日ほど姿を見せなかった。


今朝は仲間を連れた鳩が悠々と

我が家の庭を闊歩している。


この鳩どもは、どこぞの国の偵察船団の

行動と重なって見えたりもする。


多勢に無勢で鳩を追い払うには

大型で多気筒な水鉄砲の製作を

思案しているが、それは失敗に終る

結果が大である。


仕事の合間の老いた脳みその運動。(笑)








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2013年08月27日

一本の耳かき




自宅で使っている竹の耳掻きは

十数年来、重宝にしている。


机の上の筆や万年筆を挿してある茶色の

小さな壺に耳掻きも挿してある。


だが、不思議なことに、いざ使う時には

壺の中には耳かきが無くなっている時が

年に数度はある。


そして、数日のうちに積み重ねた本の隙間からとか

郵便物入れの中からヒョッコリ出てくる。


竹の耳掻きは、使えば使うほど飴色になって

耳の穴の表面をやさしく静かに気持ちよく垢を

取り出せる。


この竹製の耳掻きは床屋さんが粗品でくれるので、

わざわざ買ったことも無かったが、五、六年前から

私は床屋さんに行かなくなったので、近年の事情は

わからない。


仕事場に置いてある耳掻きも竹製品で、あめ色に

使いやすくなってきたと思っていたところ、

先端部にひびが入ってしまった。


耳掻きは無いと不思議に耳が痒くなったりするものだ。


散歩を兼ねて夜の下町に耳掻きを探しに出掛けた。


しかし、気に入った竹製の耳掻きは有るようで、

なかなか自分の気に入ったものが見付からず

自宅の引き出しをかき回して、数年前に

行きつけだった床屋さんからお年頭に貰った

耳掻きセットを見つけてアトリエ用にした。


此で当分と言ったらよいか、現役を全うするまでは

もう耳掻きの心配は無くなった。


細い竹の棒の耳かきにも長年の悲喜こもごもの

出来事が蓄積され、自分なりの拘りの一品となる。















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2013年08月13日

ショボいビーフジャーキー




私は、若い此からビーフジャーキーが

好きだった。


しかし、国産のビーフジャーキーは

何れも此れもスパイスが強い。


味つけが強い弱いは好みの問題もあるから

それは良しとしても、一袋に入っている量が

少なすぎるし、折角の肉片も小さくて何かの

破片の様子さえ思えてくるほど実にショボイ

ビーフジャーキーである。



昔、兄貴がアメリカ大陸横断の旅をした時、

お土産に買ってきてくれたビーフジャーキーは

風呂敷程の大きさで吃驚した。


物凄く硬かったが、手でむしり取り食べてみると

始めは硬いだけで、これは何だと云うほどの物

だったが、噛み締めている間に段々と肉の味が

滲み出てきて、本来の牛肉の味が溢れ出てきた。



素朴な味は、何回食べても飽きなかった。


その量と素朴な味が忘れられず、私が海外旅行を

した時に兄貴の買った土産と同じビーフジャーキーを

折に触れては探したが、出合うことは無かった。


冒険家の兄貴は旅馴れているので通りすがりの

アメリカ大陸の何処かの寂れた田舎町で、珍しい

ビーフジャーキーを目敏く見つけ、弟の私へ土産に

買ってきたのだろうから簡単に見つかるはずもない。


今となっては思い出のビーフジャーキーだが、兄貴の

旅の物珍しい話を写真を見ながら深夜遅くなるまで

バーボンを飲みつつ、この巨大なビーフジャーキーを

摘みにしたものだった。



其から比べれば、現在スーパーやコンビニで

販売されているビーフジャーキーは、その容量も

少ない上に肉片も小間切れである。



店から買ってきたビーフジャーキーをツマミながら

映画鑑賞を始めても、映画が終るよほど前には

肝心なツマミのビーフジャーキーは無くなって終い、

物足りなさを感じさせる。


素味が豊かで大型なビーフジャーキーは、島国の

日本のコンビニでは永遠に無理な商品だろうか?


「ショボイなー」と自分勝手に思っている昨今である。

















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2013年07月16日

駐車場探し




東京下町にある私のアトリエ近くの駐車場が、

ついに閉鎖された。


資産家の年老いた大家さんが遺産相続の

税金対策で、今まで駐車場だった敷地に

高級賃貸マンションを建てることになった。


私も、立地条件が良かったから

その駐車場を五年あまり借りていた。


この大家さんは義理堅いご夫婦で、

何故か私のことを気に入ってくれ、

季節の花や、自宅の庭で採れた

果物、土地の銘菓等をいただいた。


数ヵ月前から代替えの駐車場を探していたが、

月額料金の安い駐車場はクルマの出し入れに

神経を磨り減らすような難しい運転技術を

要する場所である。


生まれた時から東京の下町で育ち、

生活をしてきた住人であれば日常

茶飯事で、パッ、パッと何の苦労も

無く、駐車場にクルマの出し入れを

簡単に済ませられるだろうが、今の

年老いた私には面倒臭さが先に頭を

霞めてしまう。



クルマの出し入れも楽に出来て、治安も

マァマァ良い駐車場は其なりに料金も高く、

場所柄、ロールスロイスやベンツ等の

高級車が当然の様に鎮座しているから、

カッパ画人の私には一寸敬遠だ。



等々、クルマの駐車場探しも難しいもので、

取敢えず当分の間は100円パーキングを

利用する事にした。


100円パーキングならば、空いてる場所に

ヒョイと駐車して、その都度現金払いだから

気軽さはある。


其で困るのは、近所の大学祭などで人が

大勢集まる時、周辺のコインパーキングは

全て満車になって、さて困ったと運転席で

タバコを吹かしながら嘆く時である。



現在のアトリエの場所も飽きてきたので

秋の御祭りぐらいまでには環境の良い

駐車場付きのマンションでも見つけて

其処へ引っ越す予定である。





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