かっぱウェーブ研究所

というわけで、今回はタイトルの通り、キャラクターとしての初音ミク全開の楽曲をいくつか紹介したいと思います。
正直このあたりになると、大抵皆さんご存知の曲ばかりになると思うので、
また僕の思い出話でも適当に添えておきます。

なんかパソコンで頑張って音の高さや長さや出し方を調整すると、さも女の子が可愛い声で歌っているかのような音を出してくれる、それが「VOCALOID 初音ミク」というシンセサイザーソフトなのですが、
これが2007年8月に発売されるやいなや、全国の軟弱なやつらが寄って集り、パッケージイラストの素敵ガールに見合った可愛い歌を、正に各々のキャラクターソングを作ろうと躍起になったのだった。軟弱。
更には自分と「歌い手」の初音ミクが必死に歌を歌おうとイチャイチャ試行錯誤した様を歌にする猛者(あなたの歌姫)、あげくに体験版の試用期間が終わることで初音ミクが消えてしまう!なんて想いを曲にしてしまう(タイムリミット なんだこの恥ずかしい設定は)まで現れる始末である。あまりにも軟弱。

いやだって仕方ないやん。見てくださいこのキャラクターデザインを。

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初音ミクパッケージイラスト。あまりにも未来、あまりにもかわいい





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公式SDデザイン。あまりにもかわいい



当時このデザインを見、そして数々の楽曲を聞いた時、「ああ、俺今未来に生きてるわ」と、それはもうしみじみと実感したものです。
初音ミクネタのひとつに、有名な「胸が熱くなるな」コピペがありますが、まんまあの通り、これは世界が変わるでぇ…と、当時は一人静かにウホウホしておりました。

今回は、そういった2007年秋以降の、軟派野郎共のリビドーとも言うべき至極の楽曲を、僕が特に好きなものから4曲ほど紹介したいなと。

①メルト

ryo氏の初音ミクオリジナル第二作。
個人的にはおそらく当時2番か3番目に視聴した曲ではなかろうか。
音・曲の完成度、歌詞の可愛さ、そして119氏のこの「イラスト」の破壊力。全ての初音ミク要素が一級品となっております。
初音ミクのイメージはこの曲で、という人はもう相当多い、はず。
あとたぶん女性受けも良いと思われる。歌詞が良い、うん。

いやだって、人生一度はおめかしした女の子とデートして、なんか色んなお話しして「なんてね♪」って言われてみたいやん。男の子としては。

このryo氏は、後々Supercellというグループを組むと更にメジャーデビューまで果たし、そのデビュー曲が、アニメ化物語のEDだったりするのですが、それはまた別の話。

②私の時間

くちばしPのボカロ曲2作目。ボカロPは2曲目が、UKロックはセカンドアルバムが当たり。
この曲もそうだが、当時初音ミクを使う側を「マスター」、初音ミクの歌声を上手く調整することを「調教」と言っていましたね。今思うといささかサムい気がせんでもないが、オタクの身内ノリなんか全部そんなものなので許してヒヤシンス。
「さぁ練習練習You are my master」というサビは、まさに初音ミクと2人3脚で作曲する喜びを、多くのボカロP達そして僕ら聞き手に伝えてくれる、素敵な歌詞となっています。

この楽曲は2008年1月に3D PVも作られ、当時としては画期的な派生を見せていたりも。


ちなみに、発表から約4年後にくちばしPとあたたたP(絵師さん)によってセルフカバー、というか大幅リメイクされています。

当時僕はこの絵師さんの描く初音ミクが好きで、イラストやらPV動画やらを追っかけまわしており、このコラボには、それはもう大喜びしたものです。
その後、このコラボ発表後におふたりはめでたくご結婚。後には涙に枕を濡らす妖怪がひとり残されたのでした。

③Packaged

kz氏のボカロ楽曲 記念すべき第一作。
Packageに描かれた初音ミクが、その内側の力と想いで外の世界に歌を届けるという、なんともキャラクターキャラクターした楽曲。
歌詞とは裏腹に、この初音ミクはkz氏お得意の4つ打ちサウンドに乗せて淡々と機械的に歌っている(音声加工してロボットっぽい声質に換えている)のだが、一方でVOCALOIDとしての自分の想いを歌うこの相反する魅力に、一体誰が抗えるのだろう。
ここからlivetune kzの伝説が始まったのだ。

④ファインダー

続けてkz氏のボカロ第3作。
持ち前の4つ打ちサウンドに爽やかなメロディーを乗せて、のびのびとミクに歌わせている。

2017年までで、kappa in BJが最も聴いた楽曲、それがファインダー。
もうイントロからヤバい。こう、イラストのミクのように体がふわぁ~ってするようなこの錯覚。

歌詞も、作曲側が見た世界・感じた世界を初音ミクが歌うよという、ボーカロイド初音ミクの存在意義とでも言えるような、まるで現実の自分とミクが本当に共存しているような、素敵なものとなっております。

まあそういうのは置いておいて、今日の記事はこの曲をオススメしたいがために、ここまで大層にああだこうだ講釈を垂れてきたのです。知らないあなたは、興味が湧いたら聴いてみて、是非。最近聞いてなかったあなたも、聴いてみて、久々に。

本曲はProject DIVA ACにも収録されているのだが、そこでの自己プレイ回数も、おそらくダントツでNo1だと思われる。ダンスがかわいい。特にサビの部分でクルッと回るのがかわいい。

1:18~「君だけの~」からの一回転。かわいい

余談ではあるが、その後kzはlivetuneという同人作曲グループを形成し、
初音ミクProject DIVAのタイアップ曲を次々作成していく(Yellow、こっち向いてBaby、Weekender girl、Decoratorなど)。
まさにDIVAをプレイする者にとって、象徴のようなボカロPと言えるだろう。

更にはGoogle chomeと初音ミクがコラボCMをする際の楽曲も手がけている。

2012年 このCMの発表に往年の初音ミクファンは涙した。神クオリティ

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今日はここまで。
カテゴリ的に分けて紹介をしてみているが、やっぱり自分のために、自分の好きな曲について、
自分の好きなように書きたいと思いました。
今日の記事は、結局後半のkz氏パートに引っ張られて、バランスというか話の筋立てがあまりよろしくなくなってしまったので、また次回以降に活かします。

今回は有名所ばかりだったので、次はちょっと変わり種で行きたいところ。

では




というわけで、表題の通り早速紹介していきたいと思います。

初音ミクの楽曲というと、如何にも「萌え」や「可愛らしさ」や「キャラっぽい」イメージがあるかもしれませんが、
僕はオタクではないので、今回そんなものは紹介しません。硬派なので。

今回は3曲、そういった「初音ミクのイメージ」とは違った、僕の好きな曲を紹介したいと思います。
(といっても、3曲とも人気のある楽曲ですが)

※僕にはいわゆるテクノサウンドや機材に対しての知識はないので、そういったところは目をつぶってね。
あくまで個人の、できるだけ聴いた当時の感想を書くようにしています。

①サウンド

ボカロ初期から活躍するbaker氏の曲。たしか1曲めだったか2曲目だった気がする。
聴いて、そして見ていただければ分かるのだが、なんとこの曲、歌詞にも映像にも初音ミクや初音ミク的なものが一切出てこない。硬派。

楽曲としては、なんかジャンルとかはよく分かんないけど爽やかなギターとかっこいいベースラインとドラミングという、こう、いい感じのバンドサウンド。硬派
そこにこれまた爽やかなVo.初音ミクの歌うイイ感じの歌詞(ブレス音もちゃんと入れてる)。
これを20歳そこそこで聴いたら、かぁーーーーーっ!かっこいいわ~~~こんなんたまりませんわあぁああってなりますね。

ちなみにこの楽曲は例の初音ミクゲーム”DIVA”にも、けっこう経ってから追加されている。
baker氏の楽曲はカラオケにもなかなか入らなかったり、公の場に出てくるのは難しいのかと思ってたのに、そんなことはなかった。

PVを見ていただければ分かるが、この楽曲では初音ミクがギターを弾いているだけなのである。
キャラの可愛らしさを押し付けてくるDIVAでこれは、あまりにも硬派。

また、この楽曲はカバー版もまたかっこよく、そして初期から幅広く「歌ってみた」されていたりする。

OSTER projectによるアレンジ版。だいぶフワフワになっている

英語にして歌ってみた。歌ってみた的なイヤラシさがそこまでない初期の良動画

②Celluloid

こちらは、先程紹介したbaker氏のボカロ1曲目だったか2曲目。
あれ?どっちが1曲目なの?とか言われても気にしません。

この曲は、2007年爆発的に流行し始めた初音ミクソングの中で、
なんと当時発売元であるクリプトン社代表取締役に「お気に入りの曲です」と言われた名曲である。
まぁ、とりあえず誰がなんて言ってたかなんてことは気にしないで、一度聴いてみてください。

この曲も、歌詞にも映像にも初音ミクらしさが一切ないという、しっとりとしたセンチメンタルな楽曲。
でもなんかこう、心に染み込んできません?この優しくも儚げなVo.初音ミクの声が体にスゥーーーっと入ってきません?
いわばただのシンセサイザーで、萌えキャラとしての「ガワ」しかないボーカロイドが、そのキャラクター性を全く露出させずにここまで「聴かせる」というのは、それはもう本当にすごいことだと思うんですよね。
しかも投稿日2007年10月ですからね。発売して1ヶ月ちょいですよ。

この楽曲はいわゆる萌えオタクでない人たち(僕とか)にも幅広く受け入れられ、
非常に多くの歌ってみた動画に派生していったんですな。
逆に、やはり初音ミクとしてのキャラクター性が弱く、イラストやPV動画はなかったという。

こういった、「イチボーカルとしての初音ミク」というのもまた彼女の魅力であり歴史なのです。

③計画都市

ラスト3曲目は、millstones氏による「計画都市」。
楽曲としては、ドラムンベース?っていうの?なんかこう低音とかリズム隊がドコドコズンズンしてるやつですね。
この楽曲も、初音ミクのキャラクター性は消されており、動画の後ろに影が映るのみです。硬派。
歌詞もこう西尾維新的というか、中二臭いのですが、これをなんかの乗り物で移動中の夜に是非聴いていただきたい。こう、体にズンズンズンドコ響いてくるから!ほんとだよ!
「初音ミクの曲はなんて歌ってるか聞き取れない」というのは、どれだけボカロ曲聴いてても一生ついてまわる課題なんですが、この曲では初音ミクは、しっかりと歌詞を歌うボーカル要因としてではなく、曲の中に電子楽器、つまりシンセサイザー的な音の出し方で見事に溶け込んでいる、そんな感じがしませんか?
こういった「普通の歌手とは違った表現」が発揮できるのも、初音ミクの大きな強みだと思います。
歌詞としては、「日は西に沈み星は輝き出す」というサビだけ聴ければ最高にアガる仕様になっております。細かいことは気にするな。硬派にいけ
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以上、今日はここまで。
なんかサックリ書くために紹介を分割したはずなのに、結局けっこうな文字数になった気がします。

次回は打って変わって「初音ミク」度全開の楽曲を、いくつか紹介したいです。

ではまた


皆様どうも、先日は初音ミク10週年をお祝いいただき、ありがとうございました。

久々に自分の頭の中をダダ流しにしたら、これが思いの外気持ちよかったため、
しばらくは初音ミクネタを中心に、いくつか書いておこうと思います。

とはいえ、調子に乗って色々と考えていると、
”お気に入りの初音ミク曲10選!”が18曲になって絞れなかったり、
DIVAについて書いたらロキノンの2万字インタビュー並のボリュームになりそうなので、
小出しに書いていこうと思います。

例えば、好きな曲をテーマ絞ってまとめてみるとか、そういう感じ。

前の記事でも書いたけど、どちらかというと自分への忘備録、というかタイムカプセルみたいなものにしたいなと。
なので、後日読んで恥ずかしくなったら消します。

今日のうちに一つくらい書きたいです。

暇だったら聞いた感想とかその他なんでもいいからコメントしていってね

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