2007年02月25日

蜂蜜:殺菌・加工工程 その25

dcc26d71.JPG皆様、こんばんは!

昨年の11月にニュージーランドにて私が体験をしました
『マヌカ蜂蜜の採取から製品になる迄』を連載で書いていきます。

現地で撮影をした写真を使い、その時の様子を解説していきます。

尚:このブログに掲載します、すべての写真のスライドショーや
  マヌカ蜂蜜についての詳細(マヌカ蜂蜜って何?等)は、
  HP: http://www.karadaomoiya.com を御覧下さい

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今日は、昨日からの続きで殺菌・加工工程の中のフィルターの交換の様子です。

昨日は、クリーン・ルームの説明でしたが、蜂蜜が巣箱の中の各フレームの側面に
たっぷりと付いている状態から遠心分離機により、蜂蜜と蜜蝋に分離されます。

蜂蜜は、流動性が少し有りますので、フレームから出てきますが、
大部分の蜜蝋はフレームに残ったままです。
(蜜蝋も、食べたいと言う方は、コムハニー:蜜蝋付き蜂蜜をお買い求め下さい)

フレームから出て来た蜂蜜は、何回もステンレスのメッシュ(網)を通過して、
さらに流動性を出させる為に少し熱を加えて、圧力ポンプにより圧力をかけます。

その後、高圧力でフィルターを通過させて、不純物を取り除きますが、
その殺菌工程の要でもあるフェルターの目の細かさは、いくらぐらいと思いますか?

私も、聞いて、びっくりしました。

100万分の6mmです。

100万・・・

おもわず、これってナノテクの世界?と頭の中でそろばんが測定不能の合図を
出していました。

ナノテクと言う世界になるのでしょうか?

どなたか、教えて下さいね。  よろしくお願いします。

確か、ナノとは10億分の1mだったような・・・?

そりゃ、そんなに細かかったらフィルターも日に何回も
交換する必要があると思いました。

それ程までに細かいフェルターを通過して、通常の蜂蜜屋さんでは、
ボトル詰めの工程に入りますが、我が社では、ここで一度ドラム缶に
入れて製品の品質を安定化させます。

このこだわりの一手間をすることで、ボトル詰めされて商品になった時に
消費者の舌で感じる食感がクリーミーになります。

*食感がザラザラしている状態を、結晶化(クリスタライズ)と言います。

さて、あなたなら、どちらの蜂蜜を選びますか?

 


                      










karadaomoiya at 21:56│Comments(0)TrackBack(0)

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