2013年05月31日

今年のノミ、ダニの傾向

今年のノミ、ダニは例年よりも遅く、4月後半から、5月くらいから出始めていますが、かなりたくさん出ているようです

琵琶湖周辺では、びわこむしと呼ばれているユスリカも今年は大量発生しそうみたいなので、どうも虫の年となりそうです

ノミ、ダニの予防は、現在スポットオンタイプのものが主流になります

市販ののものは、強い殺虫効果は期待できないので、動物病院でお求め頂いたほうがよいでしょう

副作用にに関しては、ほとんどありませんので、使い勝手は良いと思います


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2013年04月20日

チョコレート

チョコレートの語源はナワトル語のチョコラトルからきているといわれています

意味は「カカオの水」です

ナワトル語というのがまずわからないと思います

ナワトル語は北米、メキシコのインディアンが使っていた言葉です

チョコレートの歴史は古く、紀元前2000年頃からアメリカ先住民族の薬や嗜好品として使われていました

その頃は飲み物として利用されており、トウガラシを入れていたそうです

現在の甘い固形のチョコレートが生まれたのは19世紀に入ってからだそうです

チョコレートは質量あたりの熱量が非常に高いため、携帯用の非常食として軍隊なので使われていました

実際、脂質、糖質が非常に高いので、栄養食として有能な食品となります


動物の場合、チョコレート中毒という病気があります

人間がダメで犬猫がどうしてダメなのか?

という問題ですが、対象動物の大きさが小さいということ、そしてチョコレートの中に含まれるテオブロミンの代謝速度が人間より遅いというのが大きな原因となっています

しかし、体重1kgあたりに対して板チョコ1枚が中毒の目安となるので、そう簡単に中毒起こすことはありません

ただ、2kgの犬なら板チョコ2枚くらいなら、ペロっと食べてしまえるので、小型犬ほど注意が必要です



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2013年04月12日

ホルモン

今日はホルモンのお話です

ホルモンといっても、内分泌系で分泌されるホルモンではなく 焼肉のホルモンです

牛は4つの胃があるのは有名なことですね

第一胃、第二胃、第三胃、第四胃の四つの胃があります
なぜたくさんあるかというと
牛は草食動物であるため繊維質の多い草を食べます
繊維質は分解消化するのが非常に困難な物質なのでこれを栄養として身体に取り入れることは大変なことなのです
そこで段階をへて、分解消化吸収するためにたくさんの胃があるわけです

牛の第一胃にはたくさんのバクテリアを飼っていて、このバクテリアが繊維質を分解してくれます
大きな草は反芻(飲み込んだものをいったん口に戻して咀嚼する行為)することによって、
細かく裁断され、バクテリアが分解しやすい状態にされます
それを機械的に第一胃から第三胃までこなしていきながら、
第四胃で消化するというシステムです
第三胃までは食道みたいなもので
私達の胃は牛の第四胃ということになります

第一胃はルーメンと呼ばれ、非常に大きく120リットルの大きさがあります
ここに走っている筋層が「ミノ」なのです
これだけ大きな胃を動かす筋肉ですから美味しいはずですよね

第二胃は蜂の巣のような形をしています。そのことから蜂巣胃(ホウソウイ)と呼ばれています
「ハチノス」は第二胃のことです

第三胃は大小のたくさんのひだがあることからスウ胃と呼ばれています
「センマイ」がこのひだのついている第三胃に相当します

そして第四胃はアカセンマイという名で食べられています

では残りは一気にいきましょう!

小腸は「ヒモ」
大腸は「テッチャン」
舌は「タン」
心臓は「ハツ」
肝臓は「レバー」
横隔膜は「ハラミ」
腎臓は「マメ」
胸腺とすい臓は「シビレ」
子宮は「コブクロ」
肺は「ププッギ」

こんな感じです。
焼き肉食べたくなりますね


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