7/1に松尾先生の研究所にお邪魔させて頂きました。

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緊張しました(@_@;)





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佐賀大学医学部助教授松尾清美(まつおきよみ)氏

1953年生まれ、大学在学中に交通事故で胸髄を損傷し、車いす生活となる。
労働福祉事業団総合せき損センターに24年間勤務し、2003年5月より佐賀大学准教授として、大学院医学系研究科と医学部附属地域医療科学教育研究センター福祉研究科学部門で兼務。福祉機器や住環境の研究開発をおこない数多くの特許・実用新案・意匠権を取得すると共に、身体に障害をお持ちの方々の住環境設計と生活行動支援を1600件以上行ってきた。






今まで見たことがない機器を丁寧に説明して頂いた中で

中心軸を見直した車イスの違いを、今までの車イスに乗りくらべながら研究室で実際に体験・・・

ワンタッチ、ボタンひとつで取り外しが出来るホイール、ショックアブソーバを利用した「ウイリー」・・・

ウイリーは段差などがある場所で使います。



それでは、実際に体験です!


先生「倒れないから、思いっきりやってみて!」



車イス椅子に乗って


おもいっきりのけぞって・・・・・・・・・・



って!


おもいっきりいけないです先生!



先生が「絶対倒れない!」と言われるのですから



頭では、「倒れない!」と分かっているのですが、私の脳が、筋肉が、「のけぞったら、車イスごと倒れる!」とゆう反応をしてしまいました。


そうです、チキンです。


それを見て先生はニガ笑い・・・・・・



次は限られたスペースでの旋回!

左右の車輪をお互いに逆方向へ廻しながら旋回します

壇上の狭いスペースでも、中心軸を見直した車イスは、壇上から落ちることなく、その場をくるくると旋回します。

しかもレスポンスが違います!車輪を手でまわすと、普通の車イスに比べて、すぐ反応するんです!すごく軽いんですよ。


車イスっていろいろあるけど、これは扱いやすい!自分を中心に綺麗な円で廻っているイメージです!


病院などに置いてある、普通の車イスでは、こんな綺麗に弧をかいて廻る事はできません


私も骨折した時や結石になった時に数ヶ月間程、車イスに乗りましたが、乗っただけで、「これはスゴイ!」と思う程の違いを体験できました!



ほんと、今まで経験したことのない世界が研究室にはありました


そして、たくさんのご助言を頂くと共に、激励して頂き、松尾先生の情熱に心から敬意を表し、これからも自分たちの道を頑張っていうと、スタッフ一同、再度感じ、気を改め直した1日でした。

松尾先生、本当にありがとうございました。

今後、益々のご活躍を祈っております。