2020クリスマス_otome



lu
ルートヴィッヒ「よし、ツリーも完成したし、プレゼントも用意したし、準備は
完璧だ。きっと忘れられないクリスマスにしたいしね」


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リューン「あのね、君……これで、本当に彼女が喜んでくれると思うかい?」



lu
ルートヴィッヒ「何か不満ある? 僕の斬新な芸術に」



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リューン「まあ、不満はないよ。疑問はあるけど。今日の僕はツリーの気持ちに
なって彼女の笑顔を引き出すことにしよう。一応、森の住人の誇りにかけて」



lu
ルートヴィッヒ「そうして。飾り付けは全部僕が頑張ったんだし? 立ってるだ
けならラクでしょ? あと足りないのは、笑顔だけだよ」


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リューン「これ、僕なりの笑顔なんだけど……」



lu
ルートヴィッヒ「嘘……まあ、それで満面の笑みを浮かべられても恐いけど。
さあ、ヘンリエッタたちが来たようだぞ?」



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リューン「あ……シャルロッテが笑ってくれた? というか……大ウケしてる?
何も、そんなに笑わなくても……」




lu
ルートヴィッヒ「ほら、だから言っただろう? きっと、忘れられないクリスマ
スになるって」



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リューン「確かに、忘れられないよね……彼女の、あの笑顔は」



lu
ルートヴィッヒ「でも、あはは……! それにしても……おかしい!! そろそ
ろ、魔法のイルミネーションも始めようか?」


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リューン「ああ、頼むよ。今夜は彼女のためにひときわ、輝くとしよう……夜空
の一番星のようにね」




〜 ♪We wish you a merry Christmas♪〜

イラスト:廣田
SS:菜摘かんな