私は右肘、左肩、右足首に疲労が溜まりやすい。それぞれ部活や交通事故などで痛めた箇所で、怪我や傷自体が治っても完全に元通りには治らなかった。最近土木作業員のようにスコップを持って畑に行っていると、当然のごとく該当箇所に疲れが溜まり、稼働域が落ちてくる。連動するかのように右手首、右膝などの動きも悪くなってくるので、仕事が終わると意識的に身体をほぐす毎日だ。
と言っても、事故に遭った直後は全く無自覚で、農業を始めるまで自分の身体に疲れが溜まりやすい箇所があるなんてことは分からなかった。農業を始めた直後、身体があまりにも辛すぎて紹介してもらって行ったカイロプラクティックの先生に「きみ右肘と左肩に疲れが溜まっているけどなにか大怪我したことはある?」ときかれた。交通事故にあったときもアゴの骨を折っただけだったので、そのときは全然思い当たる節がなかったのだが、後で考えた時に事故でアゴと同時に左肩も痛めていたような記憶があった。
肉体労働をしていると、身体にとって大事な部分を怪我しているので、なにかと不便だなと思うのだが、自然の流れを読むときにその自分の身体を「みる目」が案外役に立つことが分かった。自分の身体には怪我によって血が滞りやすくなってしまった部分があるのと同じように、自然にもよく滞りがちになってしまう場所があることが見えてくる。例えば水路の中にある大きな石。

(水路の中にある石。周囲には草や泥が溜まっていた。)
大きすぎて掘り上げるのが難しく放置されている石には、流れてきた草木が引っ掛かり、滞りが大きくなって水の流れを変えてしまうことがある。

(水の流れは写真下から上に流れている。写真真ん中右部分にある石で流れがさえぎられている。)
また石のある部分は下流数メートルにわたって水の流れがなくなっている。こういう場所は定期的にメンテナンスをしてあげないといけないのだろう。
なんてことを考えながら、自然と自分の内なる身体の声に耳を傾ける日々が続いている。
と言っても、事故に遭った直後は全く無自覚で、農業を始めるまで自分の身体に疲れが溜まりやすい箇所があるなんてことは分からなかった。農業を始めた直後、身体があまりにも辛すぎて紹介してもらって行ったカイロプラクティックの先生に「きみ右肘と左肩に疲れが溜まっているけどなにか大怪我したことはある?」ときかれた。交通事故にあったときもアゴの骨を折っただけだったので、そのときは全然思い当たる節がなかったのだが、後で考えた時に事故でアゴと同時に左肩も痛めていたような記憶があった。
肉体労働をしていると、身体にとって大事な部分を怪我しているので、なにかと不便だなと思うのだが、自然の流れを読むときにその自分の身体を「みる目」が案外役に立つことが分かった。自分の身体には怪我によって血が滞りやすくなってしまった部分があるのと同じように、自然にもよく滞りがちになってしまう場所があることが見えてくる。例えば水路の中にある大きな石。

(水路の中にある石。周囲には草や泥が溜まっていた。)
大きすぎて掘り上げるのが難しく放置されている石には、流れてきた草木が引っ掛かり、滞りが大きくなって水の流れを変えてしまうことがある。

(水の流れは写真下から上に流れている。写真真ん中右部分にある石で流れがさえぎられている。)
また石のある部分は下流数メートルにわたって水の流れがなくなっている。こういう場所は定期的にメンテナンスをしてあげないといけないのだろう。
なんてことを考えながら、自然と自分の内なる身体の声に耳を傾ける日々が続いている。