~自動車ネタを追っかけて、今日も世界を東奔西走~

”想定内”のフリード

「車検完了」の報を受け、まずは自宅の最寄り駅から電車に乗ってもはや”旧車増税”に該当となった2009年式のスマートmhd号をピックアップ。

で、小雨降る中をその足で向かったのは横浜のみなとみらい地区。そんなエリアに新しく出来た結婚式場?で開催されているのが、新しくなった『フリード』の試乗会。

フリードが実質”5ナンバー・サイズ”をキープしながら3列シートのレイアウトとリアのスライドドアを実現させて、国内でトヨタのシエンタと共に根強い人気を維持していることはご存じの通り。一部のモデルが”フェンダーカバー”の装着によって3ナンバー枠へと踏み込んでいるものの、新型もそうした”肝”の部分に拘ったパッケージングで登場をしたことは、もちろん予想通りの事柄。
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例によってこの付近を基点とした試乗会の場合、”走り”をチェックしようとなると最寄りのランプから首都高へと上がる以外に選択肢はないので、今回もちょっと迷った末にそのパターンを選択。

で、結論からすると基本同様のパワートレーンを採用するフィットに対して車両重量もボディ全高も「走りに不利」になる方向の諸元の持ち主であるにも関わらず、少なくとも街乗りを基本としたシーンではそうしたハンディキャップは感じない、と言える実力の持ち主である事を確認。

というわけで、ホンダ=スポーツモデル、という式を期待する向きからは確かに期待値に達しない部分はあるかも知れないけれど、このところ登場する最新ホンダ車はいずれも”静かなクリーンヒット”を連発しているという印象。

それはそれとして、世の中のこのところの趨勢に対して先日改めて「2040年にグローバルでのEV/FCEVの販売比率を100%とする目標に変化はない」と表明したこのメーカーだけれど、”本当のところ”はどうするの??






新型ヴェゼル再び

早朝の自宅発でアクアライン経由の千葉方面。朝ラッシュを警戒して早め展開で動いていたら、目的地に到着をしたのは受付の開始時刻よりも1時間ほども前ということにw

それでも、「遅れるよりはずっとマシ」ということでスタートをしたのは、『Honda SUV カスタマイズモデル試乗取材会』なる長いタイトルが与えられたイベント。要はホンダアクセスと無限という”ホンダ直系”のメーカー製アクセサリーを装着した、『ヴェゼル』と『WR-V』と『ZR-V』という最新ホンダSUVをネタとした催しですね。
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で、それぞれのブランドのホイールやボディキットを装着したモデルを次々と乗り換えてのテストドライブ。ただし、執筆依頼が入っているのはヴェゼルに関してのみなので、当然それを念頭に置いてのチェックということに。

なるほど乗ってみると、大差とは言えないまでもそれぞれのパーツによる微妙な違いは感じられるものの、そうは言ってもそもそも直系のパーツメーカーの作となるとベースとなる仕様に明確な”ダメ出し”をするのことは出来ないわけで、ドレスアップ系以外の機能パーツはちょっと難しい立場ではありますよね。

それでも、安くはないコストを払ってくれるユーザーさんにはやっぱり結果は出さなければいけないわけで・・・ということで、詳細はCD誌上にて。

どちらも”巨大”なドイツ発2車

昨日引き取り済みのまだ乗ったことのなかったディーゼルの『5シリーズ』で、途中で1度高速を降りてマルヒのスペシャルルート?で走りのチェックを行いながらの河口湖方面。

なるほど乗り味はしごく上質だけれど、何で日本の5シリーズにはガソリンもディーゼルも6気筒を入れてくれないのかな~などと感じつつ、オーナードライバーにとってはもはや7ではなくてこちらが実質的なBMW最上級車だよね、と納得しながらの目的地着。
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で、そんな目的地ですでにロケが進行中だったのが、ついに全長が5mを超えた5シリーズを目にした後でも「大きい!」と思わず声をあげたくなるボリューム感の持ち主である、こちらも新世代となった『AMG GT』。
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ちなみに、止まった状態でドライバーズ・シートへと乗り込んでみても、ボディの前端がどのあたりなのか皆目見当が付かないという状況w
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ということで、昼食後の都心戻りはクルマをチェンジ。こちらでも途中で高速を降りて例のスペシャル・ルートへ・・・と、それは良いもののもう走り慣れたこの道が、何とも狭く感じられること。

だって、実はAMG GTってば全幅がほとんど2m! なんですよね。う~ん、新しい5シリーズもこのモデルも、ある意味日本では”走る道を選ぶクルマ”って言えますよね。

とは言え、AMG GTの走りのパフォーマンスはさすがに「たいしたもの」で、特に高速道路上での振る舞いときたら動力性能にしてもフットワークにしても余裕に溢れた感覚がバリバリの無敵の存在。

当然、公道上ではその真価の半分も発揮できない感にちょっとストレスを抱きながら、都心の編集部へと到着&返却で最新ドイツ車2台ロケは無事終了に。




「進化した」GRヤリス ロケ

昨日引き取り済みの「ATのGRヤリス」で早朝の自宅発。

で、従来からの”MT版”との待ち合わせ予定時刻より1時間ほど早く現地入りをして、まずは単独での走りチェックから。

待ち合わせ時刻となったところで編集&カメラ氏と無事に合流。ということで、今日は「進化したGRヤリス」と紹介をされるATとMTの最新GRヤリスの1dayロケ。
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そんな2台をとっかえひっかえ乗ってみると、なるほどこれは”普通のドライバー”だったATの方が速いだろうな、と納得することに。構造的にはATとしてオーソドックスと言えるトルコン式のステップATではあるものの、8速仕様ゆえ変速時のステップ比は小さいしDCTには一歩及ばないと思えるものの駆動力伝達のダイレクト感も十分に高いし、自信をもって後追いローンチされただけのモノではあるという印象。

さすがにフットワークのセッティングは硬派そのものだし、ロードノイズも容赦のない大きさで個人的には普段使い用に欲しいとはとても思わないものの、アクセル開度が浅い状態ではごく普通のAT車としても違和感なく使える仕上がりなので、絶対的なスピード性能の高さにフォーカスしたモデルの中にあっては実用性も十分な高さかと。
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ただし1点、最後まで気になったのはルームミラーを通しての後方視界が「比較的近距離までしかを映してくれないこと」で、これは他のスタッフも同様意見だったので自分だけの印象ではないはず。

これは残念ながら、運転視界改善のために「ドライバーズシートの高さを25mm下げた上でルームミラーの取り付け位置を上方へと移動した」と伝えられるリファインによる”改悪”と受け取れてしまう部分。う~ん、ここだけは残念賞!









マイチェン効果『大』の最新ヴェゼル

マイナーチェンジを受けた『ヴェゼル 』の試乗会出席のため、遅い午前の自宅発にて東名御殿場インター隣接のホテルへとケイマン号にての出発。

リファインの内容は「内外装の一部デザインの変更や、ハイブリッド・システムのエネルギー・マネージメントの変更」などと伝えられているものの、パッと見の印象ではそう大きく変わったようには受け取れず。
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ところが、走り始めてみるとまず大きく変わったと実感出来るのが静粛性の向上で、これだけでも車格が半クラスは上がったようにも思えたもの。さらに、「ハードウェアは何も変更していない」と言われたもののEV走行の領域が広がるなど全般に”電動感”が増したという印象も明確。
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実は時節柄もあってマイチェン前のモデルに対して価格もそれなりに上昇してしまったものの、単に値上げをするだけでなくこれだけのリファインの実感を伴えばそれにも納得をしやすいかと。

実際、従来型に乗る同行カメラ氏の顔には、ちょっと悔しそうな表情が見え隠れをしていたり(笑)






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