2015年03月

                     ~自動車ネタを追っかけて、今日も世界を東奔西走~

GTS試乗会→トホホの救援要請に

当然”朝から大快晴”な本日は、
「最高気温は25℃」という予報を耳に、
半袖ポロシャツの上に防寒ジャケットという、
”どっちに転んでもOK”?なフレキシブルないでたちにての出発。


ちなみに、朝のホテル発の時点では
タルガ4+カイエンというちょっと異色?な布陣。
はい、今回の日本チームは2台だけなんですヨ。。

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というわけで、ジブラルタル海峡もさほど遠くないスペイン南部の
この地を舞台に始まった今月2度目のポルシェの国際試乗会(驚)は、
今やマカン以外の全てのモデルに用意をされる
『GTS』のグレードを一堂に集めてのイベント。


極寒を求めて訪れた2月のスウェーデンでは、
余りの”グズグズ路面”に正直「きちんと乗れなかった」カイエンと、
GTSの中では最も新しいタルガ4を途中で乗り換えつつ、
ワインディング路を経由で1時間半ほどで到着なったのは、
最初はV10エンジンを積んだBMWのM6、
その次は3年前のパナメーラGTS・・・と、
かつて2度ほど訪れたことのある『アスカリ』という会員制サーキット。

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かくしてそんなコースで、
3種のボディに2種のトランスミッションと2種の駆動方式を用意して、
「それだけ」でも随分なバリエーションとなる911シリーズを筆頭に、
待望のサーキット初試乗となるボクスターにケイマン、
そしてここまで乗って来た前出のフロント・エンジン2モデルと、
様々なGTSモデルをとっかえひっかえ。

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一応、911ターボSによる先導がついて1セッションが4周ずつ・・・
という決まりではあったものの、
それでもこちらが”食らいついて”行く限りはどんどんとペースが上がるし、
参加ゲストの数も限られているしで、
昼食を挟んで午後まで乗っていると結構”お腹イッパイ”に w

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それにしても、途中のメンテなんて何にもせずに
サーキットを何時間も走り続けているのに、
”誰1台”として音を上げないんだから、
ポルシェ車ってばどんだけ丈夫なんでしょ。

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ということで、「やっぱり半袖ポロで正解だったナ」という中、
無事にサーキット・プログラムを終了し、
今度はケイマンとタルガ4という2台を連ねてホテルへと戻ることに。


推奨ルートをナビに設定してもらい、
まずはケイマンにてのスタート。
で、そんなコースを中ほどまで来たところで、
後続タルガ4のお二人と車両をチェンジに。


ちなみに、往路同様カメラのOさんと組んで、
ステアリングを握るのはずっと当方。


かくして、すでにインプレッションは十分に取れているので、
Oさんと相談して「ちょっと早めに帰ってビールでも飲みましょうか!」と意気投合
――って、こんな不埒な考えが、
その後のトホホの事態を引き起こすわけですが ww


なるべく早く帰りたい、と、ナビ設定を”ホテル直帰”へと変更。
と、推奨ルートを外れ、高速道路経由のコースが画面上に。


到着予想時刻は一気に30分以上の短縮。
「これで楽勝だね」とOさんとハナシをしつつ、
交通量がまばらな高速道を海に向けての快走。


で、しばらく進むと本線上に料金所が出現。
けれども、いつもは両面テープでウインドシールドに張り付いている
”ETC”の無線機が何故か見当たらず。。。


このままゲートに突っ込んでバーが上がらないと面倒なので、
念のために現金で通過をすることに。

ごめんなさい、サイフを持って来てないので、
Oさんお金を貸して貰えますか?


「あれ、自分も今日はサイフを持って来てないよ!」とOさん。
だったら、クレジットカードでも良いんですけど。


「それもサイフの中だ」とOさん。
わかりました、だったらトランクに入れたリュックに
サイフがありますから、と自分。


ところが、良く考えたら今回はサーキット試乗中に
荷物の管理が出来ないこともあって、
敢えてサイフはホテルの部屋に置いてきてしまい。

ということは、もしかして2人ともお金持ってないんですか!?


料金所のブースには『乗用車は5ユーロ』の文字。
その位だったら、手持ちのカバンの底にでも転がってるんじゃないかな、
と探してみれば、当方は1ユーロ・コインを発見し、
Oさんも25セントを発掘という、これまた情けない状況!


5ユーロのところを1ユーロ25セントじゃ、
やっぱり通してくれないですよね・・・って、
大の大人2人の手持ち現金が”200円”にも満たないんですか www


かくして、料金所の100mほど手前で立ち往生する私たち。
もしかして、どこかにETCが転がっているんじゃないか、
と、コンソールやグローブボックス内も家探しするものの、
どこにもその痕跡を発見出来ず。
今回の推奨ルート中には”有料区間”がないんだ・・・。


こうして、15分ほどをジタバタしてみたものの、
「無いものはナシ」という結論に。
いやいや私たち、ほんの650円ほどが払えないために
ここで立ち往生ですよ・・・。

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一時はOさんと、「有人ブースに行って事情を説明しようか」と
ハナシがまとまりかけたものの、冷静に考えれば
ユーロはおろか”自国通貨も一文無し”という、
シュトゥットガルト・ナンバーのポルシェに乗る怪しい東洋人を、
あっさり通してくれるとも思えず。


むしろ、そんな事をして”スペイン語しか話せない
恐いオバちゃん”にでも出会った日には、
それこそヤブヘビというものではありませんか!


かくして、そこまで考えた我々がとったのは・・・・・・
「万一の際にはここに連絡を」と車内に置かれた札に書かれた
イベントスタッフの番号に電話をかけるという最終手段。。。


んーと、えーと、今、高速の料金所の100m手前に居るんですが、
お金が無くて通れないんです・・・


「高速? 場所はどこ?? どっち向いてるの???」と
電話に出てくれたお兄さん。あ、そうなんだ。
ボクらは推奨ルートから外れてるので、これじゃ場所わかんないんだ。。


えーと、高速は多分46号線で、ホテルまでの距離は39km・・・って、
そんな風にいきなり言われても、確かに難解ではあるはず。


「だったら、GPSで居場所を教えて!」と言われ、
とりあえず電話を切ってのナビ操作。

で、これにも悪戦苦闘をしていると、
しばらくして緯度と経度を表示させる方法が、
ショートメールにて到着。


それに従って操作をすると、なるほど緯度と経度らしき数字が
・・・でも、これってエーゴだと何て読めば良いの!?


というわけで、口頭だと自信が無いので、
とりあえず数字の羅列をメールで返信。
”度”だか”分”だかは分からないけれど、
最後に”W”とか”N”とかをくっ付けておけば、
きっと緯度や経度だって理解出来ますよね(自信ナシ・・・)。


かくして、もはや”神頼み”状態で送信してみると、
しばらくしてメール着信。
そこには、
My colleague is on the way with money・・・」って、
一体どんだけ迷惑なヤツなのか。
でも、何とか通じたみたいだぞ(嬉)


そんなこんなで、結局立ち往生から小1時間で、
ついに夢にまでみたVWトランスポーターに乗る
救援お兄さんが到着!!


ちなみに、そんな立ち往生の最中には、
パトロールで通りかかった白バイ警官にも
”職質”を受けるハメに。


かくかくシカジカで、
ボクらお金が無くて止まってるんです。


「だったら、今回だけはブースに事情を話して通れるようにしてあげるから」
・・・と、もしやそんな展開になるかと思いきや、そんな気配はまるでナシ w


「じゃ、ここで待ってナ」と言い残して走り去る白バイ2台を眺めつつ、
日本でこのパターンだったら一体どうなるんだろうと、
さらにマヌケな事を考えたり。。


そんなこんなで最後は、アホな日本人に5ユーロを届けるために(!)、
往復80kmほどを助けに来てくれた
VWトランスポーターとのランデブー走行。


いやいや、これまでも特設の雪上コースで壁に刺さって救援されたり
とかはあったものの、
公道上での人生初レスキューの要請が、
こんな情けないものになるとは・・・(泣)


ハイ、もちろん予想時刻よりも大幅な遅着は当然。
そもそものトラブルの原因となった”ビールの時間”なんかは
吹っ飛んでしまったことも言うまでもなく w


しかし、やっぱり”世の中、金次第”なんですね~(?) 
というわけで、ホテルへの帰還後に、
試乗会用ポシェットに速攻50ユーロ札を忍ばせることに。


そんなこんなで今回の”最後の晩餐”は、
ホテル内テラスでのバーベキュー・ディナー。

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これもまた、「参加者が揃ったらバスでディナーへと出発」
なんてパターンではなかったのはラッキーだったかも。。
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ということで、思わぬメモリアルデーとなってしまった今年3月の最終日は、
無事・・・ではなかったけれど何とか終了に。

”3年前のホテル”着

今月最後の日曜も、そろそろ終わりという時間帯・・・と、
そんな時刻の自宅発にて、
空き空きの電車+モノレールにて羽田空港へ。

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国際線ターミナルの待ち合いラウンジにて日付けが変わったところで、
最近お馴染みのNH便へとボーディング。
定刻通りに1時ちょい前の出発にて、西へと飛ぶこと12時間弱。


まだ真っ暗な中にランディングとなったのは、
昨日までだったら午前5時、でも今日から”夏時間”なので午前6時過ぎという、
これまたお馴染みのフランクフルトの空港。


今回は、我が隣国から飛んで来た人々とかち合うこともなく、
入国審査はスムーズに終了。
その後に再度の手荷物検査を受けて、
次のフライトに繋げるべく待ち合いラウンジへ。

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ちなみに、そんな次のフライトの出発時刻は午後の1時15分。
はい、何とここでは「7時間の待ち(!)」なので、
ちゃんと原稿を書くための資料を持参して来たですよ w


かくして、意外にも眠くなることもなくそれなりにデスクワークが捗ったところで、
ようやく次の便の搭乗時刻に。


で、今度はLH便にて南南西へと飛ぶこと3時間弱。
「現地は25度超」という事前情報を耳にしていたのに、
着陸直前には雪山も見えたりして、
ちょっと焦りつつ到着なったのは、スペインはマラガの空港。

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それでも、機体を降りてみれば、肌に感じるのはやはり”初夏の空気”。
でも、ココには何度も来ているのに、何だかいつもと雰囲気が違うな・・・と、
そんな風に思ったのは多分”周囲が明るい”から!


かつては、日本からこの辺りにやって来ると大抵夜遅くになったのに、
羽田発の”夜行便”で日本を発つと早朝のフランクフルトに到着となって、
それから乗り継いでもヨーロッパの大抵の場所には、
まだ明るい時間に着く事が出来るんですよ。。


そんなことを思いつつ、日本チーム5名にて、
迎えのVWトランスポーターに揺られて海を左に移動すること30分ほど。


到着なったのは、「あれ? ここって前にも来たことあるじゃん」な
海岸沿いの瀟洒なホテル。

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出迎えスタッフのお姉さんに聞いてみれば、
「ここは3年前にパナメーラのイベントで使ったのヨ」とのこと。
あぁ、なるほどね~。


1時間半ほどの小休憩の後、他国の参加者と合流してディナーへと出発。
で、15分ほどの後に眼下に海を見下ろす山の上のレストランへと着いてみれば・・・
うわっ、ここも前に来たことあるじゃん(笑)


かくして、長い移動の末に3年前の思い出が蘇ったところで、
ホテルへの帰還にて本日終了~。

好印象は”素”のインプ

快晴の下を、茶ワニ号にて早朝の自宅発。
で、渋滞もなくすんなりと到着なったのは、
大磯は海沿いの”いつものホテル”。


本日この場を基点に開催されるのは、
『スバル2014年モデル ラインナップ試乗会』なるイベント。
もっとも、もう2015年なのに
この期に及んで”2014年モデル”がネタと言われると、
それはそれで妙な気がしないわけでもないんですが w

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かくして、数ある中からチョイスをした試乗車は、
XVの2・0i-LにフォレスターSリミテッド、
インプレッサのハッチバック2・0i-S/セダンの2・0iという全4台。


それはそうと、試乗車一覧の中には何故かBRZの名前はナシ。
もしかして、あれは”純粋なスバル車ではない”っていう扱いなの!?


で、そんな本日4台乗った中で最も印象が良かったのは、
実は”普通のインプレッサ”ということに。

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結局、無理矢理に背を高くしたり、
見栄え重視で大きなタイヤを履かせたりしない”素の仕様”というのが、
乗り味としては一番優れるというのを証明する結果に。


会場周辺の有料道路をぐるり一周するかたちでの、
およそ42kmという距離の同じルートを巡った末の
4台の車載燃費計による燃費データは、
前出紹介の順番で以下のごとく。

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2台のインプレッサはほぼ同じ重量なのに、
セダンの方が優れた値を表示したのは、
こちらの方がハッチバックよりも空気抵抗が小さいということか?

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それにしても、30台超も用意をされたスバル車の中で、
「MT仕様は4台のWRX STIだけ」とは、
時代も変われば変わったもの。


そうした中で、今回ハナシをした某エンジニア氏が呟いた
「2ペダルのトランスミッションを新開発のタイミングで、
DCTではなくCVTを選択した判断は、
もしかしたら失敗だったかも・・・」というフレーズに、
ワタクシも120%同意を致しますですよ!


そんなこんなで、要は「”今回初”の試乗車はないものの、
昨年発表のモデルを集めてみました」という
ちょっと風変わりなイベントに夕刻まで参加の後、
再びの茶ワニ号にて13km/リッター台の燃費を記録しながら、
さっくりと帰宅ということに。

フィット・ハイブリッドに再度の感心

そろそろ夕刻、というタイミングで、
電車で到着なったのは某webサイトの編集部。


で、そんなこのメディアの駐車場にて受け取ったのは、
何だか凄い色のフィット・ハイブリッド。

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ほんの数日前にナンバーが取れたばかりということで、
オドメーターの数字はほんの700km強。
それゆえに、”新車の香り”が凄かったけれど、
これほどまでに強く香るのは、最近では珍しいんじゃないですか!?


年度末の金曜日の夕刻ということで、首都高などは大変な渋滞
・・・となるかと思いきや、実はさほどの混雑もなく、
最寄りの都心入り口からあっさりとレインボーブリッジを抜けて台場方面へ。


リコールの連発ですっかり”おミソ”が付いちゃったイメージだけれど、
いやいや加速感は小気味良いし、ヒョコヒョコしない乗り味はなかなか上質だし、
もちろんネンピは優れているし・・・で、
これは文句ナシに「日本が誇るべきコンパクトカーの筆頭」ですよ!


ということで、久々乗ったそんなモデルにすっかり感動をしつつ、
さらっと20km/リッター近い燃費を記録しながら、
1時間半ほどのテストドライブを終えて編集部戻り。
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あ、そんなこのモデルに装着されていたメーカーオプションのナビには、
『逆走案内』なんていう項目があることも新発見。。
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で、そんなフィットを返却の後は、地下鉄にて某所へと移動の後、
某”夜の会合”をこなしての帰宅ということに。

”ナンバー付きロードスター”に横浜で初乗り

基本、”天気は良い週”なのに、木曜だけは雨模様
・・・と、週の始めから流れていたそんな情報を耳にして、
本来は昨日だった予約を今日金曜日へと変更して貰ったのが、
『オールニュー・マツダ・ロードスター 発表前事前試乗会』なる、
長い名前の上に冷静に考えると良くワカラナイ(!?)イベント。


ちなみに、このモデルの試乗会は
すでにクローズドのコース上でも行われているので、
これで”2度目の事前の催し”ということにw


で、それでも初めて”ナンバー付き”に乗れるということで、
会場である横浜は『みなとみらい』のホテルへと、
昼前の到着目指しいそいそと出掛けることに。


ちなみに、今日の脚は「早くて安くて安全で、
おまけに座って行けちゃう電車」ですけれども、何か?


で、そのものズバリ、”みなとみらい線の
みなとみらい駅”へと降りたってみると、
そこには晴れ着姿のおねえさん方がたくさん。


で、そんな彼女たちが向かうのは、
まさに当方が目的とするホテルと同じ方向。


はい、ホテルに隣接の『パシフィコ』のホールで、
どこかの学校の卒業式が行われるんですね。
となると、きっと”帰り”も同じくらいの時間だな()


かくして、会場に到着後はまず昼食をいただいた後に、
AT仕様の『Sスペシャル・パッケージ』→
MT仕様の『S』グレードという順番にて、
それぞれ約1時間ずつのテストドライブ。

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前回が「ほとんどワインディング路のみ」だったのに対して、
今回は「市街地と首都高速のみ」と、条件的には正反対という状況。


ちなみに、以前乗ったモデルがまだプロト段階の
”手組み”のモデルであったというのに対して、
今回ナンバーを取得して用意されたのは
「量産ラインを通した試作車」とのこと。


通常、組立ての精度が高まるので
きちんと整った生産ラインを通ったものの方が、
ボディの剛性感などは高まるのが一般的。


というわけで、まずはちょっと混雑した”赤れんが”前などを通過し、
2kmほど離れた入り口から首都高へと上がってみると
・・・あれ? こ、これはちょっと期待値に及んでいないかな!?


路面の継ぎ目などを通過すると思っていたよりも上下Gがきついし、
ボディの剛性感も、「オープンカーとして悪くはないけど、
期待したほどカチッとはしていないかな・・・」という感触。


ちなみに、天気は良かったもののルーフは閉じた状態。
だって、これを開けちゃったらどんなダメぐるまでも
”七難隠しちゃう”し、音だって全然分らなくなっちゃうし。。


で、初めて乗るAT仕様は、スタート時の蹴り出しの強さや
その後のタイトな繋がり感がDCTにもさして遜色ない印象で、
スポーツカー向けとしてもなかなか好感が持てる一方、
「2ペダル車のブレーキは左足で踏んじゃう」当方としては、
そんなブレーキペダルの踏み辛さが、
予想だにしなかったマイナスポイントに。


「ペダル・レイアウトの適切さ」が盛んにアピールされる昨今のマツダ車ながら、
実はこのモデルは「ブレーキ・ペダルの右オフセット」が強いんですよ。


もちろん、右足で操作する場合にはベストと言えるレイアウト。

ところが、それを左足で踏もうとすると、
ステアリング軸よりも右寄り配置のブレーキペダルは、
何とも具合がよろしくないんですね w


せめて世にある多くのAT車同様に、
ペダルそのものを大型化してくれれば扱い易くなるはずなのに、
このモデルの場合、ペダルそのものが
MT仕様と同様に小さいのも難点。


開発者の中には「左足でブレーキを踏む人は居ない」
ということらしいけれど、
今や多くの人が”AT免許”を取得し、
一生涯クラッチペダルを踏むことが無いというユーザーに向けては、
そもそもより合理的で、踏み間違いによる暴走事故を
激減させるに違いない操作方法でもある左足ブレーキングの導入を、
そろそろ真剣に考えても良い頃ではないですか?


というわけで正直なハナシ、
今日のところは先日ワインディング路のみを走った時のような
感激を受けるには至らず。


ちなみに、前出の2台で首都高速が7割ほどの距離を占める
全くの同コースをさらっと走ったところ、
AT仕様が16km/リッター台後半でMT仕様が18km/リッターを突破と、
「燃費はMTが圧勝」という結果に。

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昨今、カタログ燃費ではATが上を行く場合が多いけれど、
だからそれは「緩い加速を低いギアで無理矢理引っ張らされる」という、
MTに課せられた理不尽な測定法による影響が大なんですよね。。


そんなこんなで、「う~ん、これはちょっと期待をし過ぎだったかな・・・」などと思いつつ、
イベント最後の時間帯ということで、ロビーから撤収をされる展示車などを眺めながら、
会場ホテルから駅までのルートはやはり晴れ着のお姉さん方と同タイミング(笑)

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で、そんな本日は最後もまったりと、電車にての帰宅ということに。

箱根→袖ヶ浦でお腹イッパイ

2度の海外出張をこなしているうちに、アッという3月も後半戦
・・・という本日は、軽自動車としてはすこぶる珍しい、
箱根での試乗会へと茶ワニ号にて朝からの出席。


仙石原に古くからあるホテルをベースに開催されているのは、
『新型アルトターボRS試乗会』なるイベント。


実はこのモデル、”すべて本”執筆のために
すでにテストコースでは試乗済み。


とはいえ、実は「主に2輪車の開発用」というそのコースは
飛び切りの高速コースで路面も平滑であったため、
やはりもう少し”普通の道”でも乗っておきたいナ・・・と、
改めてのテストドライブへと臨んだもの。

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かくして、まずは敢えて”山”に向かわず、市街地方向へと進んでみると、
やはり改めて発見すること多数。


中でも、荒れた路面でのフットワークの仕上がりが思いのほかに優れていて、
「これは、”大人”でもちゃんと乗れる内容の持ち主ですよ」と、
再度感心をすることに。


ちなみに、そんな会場には、新装なったSX4や
モデルチェンジをしたエブリイなども用意されていたので、
もちろんそんなモデルたちも味見をさせて貰うことに。

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で、その中で一番感心をしたのは、実は
「商用エブリイのスライドドアが、とても軽く開閉出来る」ということ w

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最近は、軽自動車でも「パワースライドドアが当たり前」
のようになっているけど、そんなものをドンドンくっ付けて
重くしているのって、何だかバカげてませんか!?


ということで、たまたま年に一度という”山焼き”の現場に遭遇をしつつ、
ひと通りすべての試乗車に乗せてもらい、
昼食をいただいたところで、この会場は後にすることに。

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で、箱根の山を小田原側へと駆け下りて、
西湘バイパス→新湘南パイパス→横浜新道→首都高
・・・とルートを選び、最後はアクアラインを渡って
2時間ほどを掛けて移動して来たのは、
こちらも最近たびたび試乗イベントが開催される袖ヶ浦のサーキット。


そんなこちらで開催されているのは、
ホンダの『新型軽スポーツ・プロト試乗会』なるイベント。


だったら、もう名前を言っちゃえば良いのに・・・な
そんなモデルの情報については、
エンバーゴ付きなので解禁をされたあかつきに各メディア上にて。

ちなみに、そんなこの会場には
最近発売をされた各ホンダ車も用意され、
”プチ・オールラインナップ試乗会”風だったので、
これ幸いとNスラッシュやグレイスなど
ちょっと気になっていたモデルたちも短時間ずつながら
テストドライブをさせてもらうことに。

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で、そうした中でとても印象的だったのは、
Nスラッシュに注ぎ込まれたアイディアの多彩さと
各部の質感の圧倒的な高さ。


いやいや、”新型軽スポーツ”にしてもこのモデルにしても、
もはや自ら「『軽』という規格をぶち壊そう」としているとしか
思えないんですけど w


だって、こんなモデルたちを作っておいて
「小型車との間に税制面などの待遇差がある」なんて、
もはやどうやったってその理由を説明出来ないでしょ!?


かくして、そんなことを思いつつ、”閉店”の時刻まで粘った末に、
花粉症のヒトは辛そうだけれど、
どこに行っても天気が良くて暖かかった、
「もうお腹いっぱい」の本日のメニューはやっとこ終了に。



ミュンヘン経由で帰国の途

”13日の金曜日”のサーキット試乗を無事にこなした本日土曜日は、
「ヒコーキ3便を乗り継いで、日本へと戻る」という移動の日。


と言いつつも、ファロからリスボンへと向かう最初のフライトは、1120発。

かくして、当然ながら快晴の下、
遅めの朝のホテル・チェックアウトにて、
いつものVWトランスポーターに揺られて空港へ。


左の窓から美しい海岸線を眺めつつ、
まずはLH便によるリスボン空港までのショートフライト。

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そこにて2時間ほどの待ち合わせで、
お次はやはりLH便にてミュンヘンまで3時間弱。

さらにここにて2時間弱を待って、羽田行きNH便は2000の定刻出発にて、
「フランクフルトIN→ミュンヘンOUT」となった”待望だったイベント”は、
大満足の末に終了に。
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GT4でサーキット!

 期待通りの快晴の下、今日もSさんと組んで
ナビにインプットされた試乗コースをフォローしつつまず向かうのは、
ジャガーXKR-S、現行型のケイマンでのイベントに続き、
これで3回目ということになるはずのアルガルベのサーキット。

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まずはパドックを上手に改装した特設の会場でのプレゼン。
続いて、インストラクターの駆る911カレラGTSに引っ張られての、
待望の本コース走行に。

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ちなみに、一度にコースインするテスト車は3台に限られるものの、
昨日今日という日程でのこのイベントへの参加者は、
ロシアと中東からのゲストも含めわずかに8名のみ。


かくして、一旦走り終わってもさほど休む間もなく、
すぐ順番が回って来ることに。
もちろんそれは、「願ってもないこと」ではあるわけですが()

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一応”先導車”が付くとはいえ、ゲストが「くっ付いて行ける」と分ると
ドンドンとペースが上がって行くのが、
ポルシェのサーキット・イベントの常というもの。

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ちなみに、路面こそ完全舗装されてはいるものの、
コーナーは3速や4速主体で、
数十m前を行く先行車が視界から消えてしまうほどの
アップダウンも数か所というこのコース、
何度走っても結構コワいんですよ w


というわけで、昼食を挟んでそんなタフなコースを夕刻まで。
3台の”引っ張られテスト車”の中でポジションを前後に入れ替えつつ、
一回あたり4週の走行というパターンを多分5~6回は繰り返しつつ、
とりあえずサーキット走行の部は大満足したところで、ホテルへの帰路に。

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当初は、「もう存分に走れたので、最短直行ルートで帰りましょうか」
なんて言っていたものの、
そこは”放っておけばいつまでも走っている”というSさんと当方。

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結局、トータル2時間ほどという”ロングルート”をナビにセットして貰ったのち、
「これ以上行くと、帰着時刻に間に合わなくなりそう」というポイントで
直帰ルートへとナビ設定を入れ替えつつ、
指定された時刻に殆どピタリでのホテル着。

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ということで、「911カレラS用の心臓を譲り受けつつ、
シャシーやボディワークはバイザッハのモータースポーツ部門が
プロデュース」というこのモデルの詳細については、
いずれあちこちのメディアにて!

GT4に感動対面

日が変わり、0110という定刻に羽田空港を出発したNH便は、
こちらは定刻0525を前に、
早朝5時のフランクフルト空港”開港”を待つようにしての到着。

で、「いつもの」待合いラウンジにて4時間近くを過ごした後に、
お次は0920発のLH便。

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左手窓から”水道橋”などを見下ろしつつ順調に到着なったのは、
ポルトガルはリスボンの空港。

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で、今度はココの待合いラウンジでこれまた4時間近くの待ち w


最後は、1610発の国営ポルトガル航空便にて、
ほんの30分ほどのショートフライト。


かくして、やっとこ到着なった本日の最終目的地は、
広大な干潟に隣接したファロの空港。


さらに、迎えのVWトランスポーターに揺られること15分ほどで、
以前も訪れたことのある『ポルシェセンター ファロ』に着。


そこで待っていてくれたのは、個人的には(まだ3月だけど・・・)
今年最大の注目モデルでもあった『ケイマンGT4』ですよ!(嬉)

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ここから本日のホテルまでは、
ダイレクトに行けば高速道路経由で20分ほどとのこと。


「疲れていたらそうしても良いのよ」と、
受付のおねいさんに優しく言われたけれど、
「いやいや、”乗りに来た”んだから」と、
ナビに設定されたロングルートをフォローして行くことに。

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で、まずは同行Sさんにステアリングを委ねてパッセンジャー・シートへ。
途中ドライバー交代をして計一時間半ほどを走破し、
ちょうど陽が落ちたところで海沿いのホテルに無事に到着。

というわけで、部屋へと荷物を置いたところで、
すぐにディナーがスタート。


結局、フランクフルト着からでも
丸々12時間以上を掛けての会場入りですよ w

三浦半島でCX-3

”茶ワニ号”に4日分の荷物を積み込んで、
まずは昼前というタイミングで『webCG』の編集部。


で、ここにて取材車へと乗り換えて、
気持ちの良い快晴の下を最寄りの入り口から
首都高&”横横道路”経由にて、
22km/リッターという燃費データと共に到着なったのは、
三浦半島の東端にあるリゾートホテル。


というわけで、最新のアクアに乗ってやって来た
こんな場所にて開催されているのは、
『CX-3公道試乗会』なるタイトルのマツダ主催によるイベント。

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「この先、シュリンクする事が分かっている
日本のマーケットを見据えたクルマづくりなんか、
もうやってられませんから」と、
後ろを向いたらそんな事を言っているような日本車ばかりが目立つ中で、
そんなこの国の嗜好をも見捨てずに
ひとり気を吐いてくれているようにも感じられるのが、最近のマツダ車。


で、なるほどこのCX-3というニューカマーも、
まずはそのサイズ観からしてが「日本でも大いに売れそう!」と
そう受け取れるものであることが好感触。


スラリと長く伸びたノーズも含めて、見た目も「なかなかカッコ良いじゃん!」
というのが、素直な個人的第一印象。

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とはいえ、「デミオと価格がラップするのを避ける意味もあって・・・」と、
ディーゼル・オンリーとされた車種構成はいかがなものか。


きっとこの後、ガソリン・バージョンも発売されるはず
・・・と、そんな予想に1000万ジンバブエドル!


かくして、そんなCX-3をAT、MT、4WD・・・と次々乗り換えてみると、
やっぱり”本流”なのは「FWDのATでしょ」という印象。

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ちなみに、トランスミションを大容量対応化したことで、
MT仕様にもトルクアップを図ったエンジンが搭載されるものの、
それでも1500rpm付近までのトルクはかなり細いので、
ちょっと乗り難いという印象はデミオの場合と同様。


同じマツダのディーゼルでも全域トルクフルな2・2リッター版とは異なって、
こちら1・5リッター・ユニットを搭載したモデルの場合には、
「MTは選ばない方が無難ですよ」(キッパリ!)


ところで、そんなCX-3のエンジンでは、
ピストンピン内に錘を仕込んでノイズを低減させるという
”ダイナミックダンパー”なるアイテムが新機軸。


で、早速そんな装備の有無を乗り比べてみたものの・・・
正直なところその効果のほどは、余り顕著には実感できず w


そもそも”ナシ”のモデルでもことさらノイジーとは感じられないし、
オプション設定されるのも日本向け仕様のみとのこと。


「長年ディーゼルに乗り慣れている方が多いので」という理由から、
欧州向けには設定されないとのことなれど・・・まぁ
”その程度のアイテム”ということなのか。。。


で、そんな会場に夕刻まで居たところで、
再びの取材車アクアにて一路向かうは、
3日ぶりとなる羽田空港 w


駐車場にて、待ち合わせをした編集氏と無事に合流して、
アクアを返却&氏によって運ばれて来た茶ワニ号を受け取り、
というちょっとトリッキーなことをやった後、
日本人にとっては永遠に忘れ得ぬはずの”3月11日”という日は、
国際線ターミナルの待ち合いラウンジにて終了と相成り。

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フランク経由で帰国の途

駅前郵便ホテル”をチェックアウトして、
同行メンバー一同が曇天の下をタクシー分乗にて、
ラッシュとは無縁の土曜日の朝にイエテボリの空港へ。

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で、そこからはA320型にて2時間弱で、
まずは右手に”マインハッタン”のビル群を眺めつつ
フランクフルトの空港着。
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さらにそこにて1時間半ほどの待ちで、
今度は成田までA340型で11時間強・・・と、
いずれもLHエアバス便にての順調なフライト。

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朝の到着にて成田空港隣接パーキングで茶ワニ号をピックアップし、
「せっかく洗車をして貰ったのに雨じゃん・・・」というトホホの状況の中、
それでも日曜なので渋滞とは無縁のルートを、
”同方向”の広報Aさんを乗せて帰宅の途へ。

ボルボ本社であれやこれや

ホテルの窓から見えるのは、
小雨に煙る金曜朝のイエテボリ駅前。

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でも、実際外に出てみると”見た目”ほどに寒くはなくて、
体感温度は「東京と変わらず」と、そんな印象。


そうした中を、参加者一同にて迎えのミニバスに揺られること20分ほど。
東京は”レインボーブリッジ”ばりの大きな橋を渡って到着なったのは、
ボルボ・カーズの本社。


昨晩遅くの到着で、遠くバルセロナから遥々飛んで来たのは
日本チームのためにこの地で特別にアレンジをされた、
様々なプログラムに参加をするため。


で、本来であれば門外不出・・・じゃなくて、
普通は立ち入り厳禁であるはずのデザイン・スタジオにて
まず朝一番からスタートしたのは、
新型XC90に関するデザインのプレゼンテーション。

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そういえば、試乗会場ではデザインに関する説明は何故か殆ど無かったので、
これはちょうど良い機会。


ちなみに、XC90のヘッドライト・ユニットの中で
特徴的に輝くLEDによるシグネチチャーって、
”ハンマー”をモチーフにしたものなんですよね。

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で、そんなデザインの部に次いで行われたのは、
自慢のセーフティ・センターに移動をしての、
ボルボの安全に対する考え方のプレゼン+衝突実験施設の見学。

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ちなみに、ガラス越しの観客席(!)までが用意をされたこの衝突実験棟、
我らがホンダと「世界で初の完全インドア全天候対応式」というタイトルを争った末に、
2000年にオープンされたもの。

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だから、そのオープニング・セレモニーに参加をしたのは、
もう15年も前ということなんですね。
いやいや、月日の経つのは恐ろしく早いもの・・・。


午前中に降っていた雨もすっかり上がり、
青空も顔を覗かせる天気となったその後は、
”VCDC”こと『ボルボ・カーズ・デモ・センター』なるショートコースへと移動して、
「近いうちに日本へも導入する予定」というディーゼル・エンジン搭載モデルを含む、
20台ほどの様々な最新ボルボ車を、とっかえひっかえの乗り放題タイム。

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ちなみに、そんなこの場所の建屋に用意をされていた”ボックス・ランチ”は、
嬉しさの余り写真を撮るのも忘れて一気に食してしまった『寿司セット』。
いやいや、こんなところで和食に出会えるとは(笑)


さらにさらに、ボルボ本社地区での最後のメニューは、
ブランドイメージ向上のために一般のお客さんも受け入れている
『ブランド・エクスペリエンス・センター』での、
案内お姉さま付きのガイデッド・ツアー・・・ってここ、
ワタクシ何故かひとりで”上海経由”にてこの場を訪れた、
一昨年の7月にも見せて貰っているんでけど。。。

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そんなこんなで日本チーム向けスペシャル・プログラムはすべて滞りなく終了し、
再びのミニバスにて一旦の駅前ホテル戻り。


で、つかの間の休息の後に今度は徒歩で、予約をされたレストランへ。
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何故か日本語ぺらぺらなウエイトレスさんのアテンドによるディナーを頂いたところで、
最後は真っ暗になった中を再び駅前ホテルへと徒歩にて戻り、本日は完全終了に。
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試乗2日目→”北”へと移動

昨日は『ツインエンジン』車のみだったため、
今日は気合いで”シングル・エンジン”車(?)に試乗の日。


部屋をチェックアウトしてから荷物を預け、
まず日本ではシリーズ中の”本命”になるであろうと思しき
ガソリン・モデルから。


昨日は、「せっかくこんなところまで来たのに
残念無念」という天候だったものの、
今日は朝から待望の快晴!

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試乗ルートは3つほど用意されているものの、
モデル間の違いをより鮮明に感じ取りたいという思いもあって、
同乗のOさんと協議の結果「昨日と同じ最長コース」を選択することに。

ちなみに、アイシン製の6速ATとの組み合わせで
この『T6』グレードが搭載する最新4気筒エンジンは、
要は昨日乗った『T8』から、「後輪用のモーター駆動系を含む
ハイブリッド・システムを省略した」、と表現しても良いもの。


排気量は「わずかに」2リッターながら、
メカニカル・スーパーチャージャーとターボチャージャーを
併用した結果に得られる最高出力は320hpで、
最大トルクも400Nmというだけあって、
絶対的な加速力は文句ナシ。


ただし、それでは「すべてに渡って文句ナシ」かといえば、
必ずしもそうも言い切れず・・・といった話題については、
各メディア上にておいおい詳しく。。


で、そんな『T6』のテストドライブを終えて一度ホテルに戻り、お次は「日本にも導入の予定アリ」とアナウンスがされるディーゼル・モデルの『D5』へと乗り換え。15-0305 3


















基本は同じルートを選択しつつも、
時間の関係から最後はショートカットで再びホテルへと戻り、
昼過ぎの時点でテストドライブを終えて、
テラス・レストランにて昼食。


ちなみに、新型XC90での大きなセールスポイントのひとつが、
「スイッチ数の削減のにも貢献をした」という、
まるで”フルサイズiPad”をビルトインしたかのような、
大きな縦型センターディスプレイ。


で、”初モノ”ゆえにそんなこのディバイスを
あ~でもない、こ~でもない、、、とOさんと2人して触っていると
・・・別に自分たちの指先が「格別汚い」(!)
というわけではないはずなのに、表面はたちまち皮脂まみれに。


結果、大きなガラス製サンルーフからの
陽の差し込み具合などによっては、
それが乱反射をして悲惨な状況に。

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う~ん、こうなると、MBやBMW、アウディなどが採用する
”ジョイスティック方式”の方が良いのでは!? 
とも思えてしまったり。


ちなみに、北欧だったら冬季は手袋必須
という場面も多いのでは? と問うてみると、
そこは当初から重要なポイントゆえ、
しっかりと考えながら開発したとのこと。


一応”タッチ式”と表現はされるものの、
厳密には実際にタッチが必要な静電容量式ではなく、
表面に走る赤外線を遮って指の位置を認識するタイプとのこと。


実際、持参していた手袋をはめて操作を試みると、
問題なく動作することを確認。
これで、皮脂さえ目立たなくなってくれれば、
合格点を与えても良いんだけどな・・・。


で、こうしてテストドライブのプログラムが終了の後は、
今日はこのまま”北”へと大移動の始まり。


昨日とは逆の行程でバルセロナの空港までバス移動の後、
16時過ぎ発のLH便にて2時間ほど飛んでフランクフルトの空港。

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さらにこの地で3時間ほど待って、
再度のLH便にてまたも2時間ほど。
定刻通りではあるものの、23時過ぎにようやくと到着なったのは、
本日の最終目的地であるスウェーデンはイエテボリ。


そんなこんなで、”本拠地”らしくターミナルビル内に
最新ボルボ車がディスプレイされている空港から、
タクシーに揺られることさらに30分ほど。

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「昔は郵便局だった」という、レセプション前の吹き抜けの壁に
”郵便車のなきがら”が張り付けられた妙な駅前ホテルに到着したのは、
ちょうど日付けが変わろうというタイミングでしたよ(疲)

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バルセロナでXC90

朝のラッシュアワーに重なるので、
ホテルのチェックアウトや空港での手荷物検査に
それなりの時間が掛かるかも・・・ということで、
ちょっと早めの行動にて昨日に引き続きの移動を開始。

ところが、どこも思いのほか空いていて、
アッと言う間にフランクフルト空港ターミナル内の
待合いラウンジへと着 w


1010発のLH便もスムーズに飛んで、
昼を回ったタイミングで到着となったのは、
何だか今にも雨が降ってきそうな、
この地に相応しくない曇天のバルセロナ空港。

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そこからは、たった6人にも拘わらず
用意をされた大きなバスに揺られて、
地中海を左に見ながら40分ほど。


玄関ホールにど~んと”今回のネタ”がディスプレイされた、
何だかとってもオシャレな海岸沿いのホテルが今回の目的地。

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というわけで、本日午後からここを基点にスタートされるのが、
待望だった『ボルボ新型XC90試乗会』なるイベント。

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まずはバフェット・ランチを頂いた後の
プレゼンテーションから始まった”第一部”は、
同行Oサンと組んでの3時間ほどのドライブ。

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ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド・・・と、
ここに用意をされた3種類のモデルから最初にあてがわれたのは、
後輪駆動用のモーターもエンジンに見立てて?か、
『ツインエンジン』なる日本人にはちょっと紛らわしい呼称が与えられた、
「7シーター・モデルとしては世界初」が謳われるプラグイン・ハイブリッド仕様。

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そんな動力源への興味もさることながら、
「今度のXC90の”見せ場”はインテリアだよね」などと、
途中土砂降りになったりするトホホな天気の下を
Oさんとしゃべりながら走った印象については、
今後精力的(?)にあちこちのメディア上にて。


かくして、明日こそはこの地に相応しい晴天となることを祈りつつ、
ホテル内レストランでのディナーにて本日は終了に。




フランクに、移動のひなまつり

朝ラッシュがピークに達しようという
”ちょい前”のタイミングでまずは自宅発。


首都高+東関道という”王道”ルートにて向かったのは、
何だか随分と久しぶりな気がする成田空港。


かくして「久しぶりですね~」などと挨拶をかわしつつ、
”いつもの民間駐車場”へと茶ワニ号を置き去り。


ネットでチェックインを済ませ、
すでに搭乗券もプリントアウト済みだったものの、
念のため(?)にカウンターへと立ち寄ってみれば、
何と「80分遅れ」というトホホの報 w。


それでも気分的には”ヨユウ”だったのは、
今日はこの後に乗り継ぎがないから。


はい、目的地はフランクフルトで、今日は「そこが終点」。


で、”80分遅れで順調に出発”をするかと思いきや、
今度は「具合が悪いとおっしゃるお客様が発生した」とのことで、
せっかく”新しい定刻”に離れた搭乗ゲートへと、再びのUターン w


さらには、安全上の理由から降機をした乗客が預けた荷物を
「探して下ろす」ということで、結局定刻1025だったフライトは、
正午を回ってからの出発に。。


いやいや、これは本当に
今日は乗り継ぎ便が無くってヨカッタですよ。。
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そんなこんなで、ラッキーにも隣が空席だったLHのエアバス340は、
12時間ほどを飛んで夕刻のフランクフルト空港着。

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当初は久々に”ルポ蔵”に会いに行こうかとも思っていたものの、
結局すぐに暗くなっちゃいそうなこともあって、
同行メンバーと共に大人しく隣接のホテルへとチェックイン
&ホテル内レストランでの夕食にて、
『ひなまつり』の本日はあっさりと終了に。

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