2009年04月

2009年04月30日 02:30

先日のライブで差し入れに頂いたグリコアーモンドチョコレートを、次の一粒こそは最後まで口腔内で噛み砕かずチョコレート部分を溶かしアーモンドのみを出現させようと決意するのだが、どうしても途中で噛んでしまうという堪え性の無さを実感しつつ気付いた時には全て喰らい尽くしていたのである。

それにしても自分の堪え性の無さには我ながら日々驚愕しており、驚かれるやも知れぬが仮に気分が悪い時にコンビニエンスストアーのレジスターが混雑していれば、手にしている商品を棚に戻し店を出てしまう。そして苛々しつつ別のコンビニエンスストアーへ向かう事が本当に多いのである。冷静に考えてみればそちらの方が面倒なのだが、目先の事しか考えられぬ馬鹿丸だしのワタクシはその様な行動を平気でしてしまうのである。

先日とて洗濯をしようと洗濯機に香しき匂いを放つ衣類を放り込み、洗剤を投入、開始レバーを回した迄は良かったのだが、未だ二層式の洗濯機の不便さに苛立ち少しでも早く洗濯を済ますことは出来ぬものかと水流を眺めつつ思考した結果、回転する水流に両腕を突っ込み手揉み洗いを開始。
回転に加え手揉みまで追加された洗濯物はさぞや早く汚れが落ちるに違い無いと残り十分のレバーをじじじじじと停止位置まで戻した。脱水しながら放出している水で洗濯物一つ一つをすすぎ、脱水機に入れながらようやっとその面倒臭さに気付いたのだが、意地で作業を続けた。

脱水後部屋干しした結果、やはり落ちきって無い汚れよりよろしく無い菌が繁殖した様で、その臭いたるやリーサルウェポンの様なものが出来上がったのである。

急がば回れ。

2009年04月29日 03:22

今更ながら、そして人間として書くべきかどうかおよそ二分程悩んだところで、ワタクシの中の悪魔が『我慢は身体に悪い』と呟いた為に、我慢せず書いてゆくが、先日某有名アイドル集団の某有名アイドルが某公園内で棒の様なものを剥き出しにして愉快に過ごしていたところ、警察に捕縛されてしまった。

聞くところによれば想像を遥かに上回る飲酒をしていたそうで、中々に羨ましく報道を視ていた。記者会見を視ているうちに不謹慎ながらどうしても飲酒がしたくなり、自宅ならば棒の様なものを剥き出したところで誰にも迷惑はかけまいとラム酒の封を開けたのである。

当然そのうちに気持ちが良くなり、ギターを取り出し即興で『俺の棒』なる決してこのブログに記載出来ぬ歌詞の唄を唄い始めたのだが、脳内の端の方には愛と自由と平和の音楽祭典ウッドストックの映像が流れており、自由とは何て素晴らしい事か、ここはワタクシも全ての束縛より解放されようでは無いかと酔いも手伝い上半身のみ脱衣。

是非とも全裸になろうとも思ったのだが、先日のインフルエンザの発症により若干病に対して臆病になっており、上半身だけで止めておいた。
そう言えばギターを始めて何年かもう分からぬ程の年月は経過しているが、裸にギターをぶる下げるというパンキッシュな事を今までした事が無く、初めての体験に予想以上にテンションが上がっていた。その頃になると脳内は愛と平和のウッドストックでは無く、反骨のパンクになっており、『シド』と言いながらギターを首から下げた。

ギターの冷たさにひゃあと思わず発言してしまい、鏡には軟弱なミュージシャンが映っていた。


2009年04月28日 06:48

ここ最近の春の陽気は大変に気持ちが良く、このまま部屋に籠っていては脳内に何やらよろしく無い菌が繁殖し、ナウシカの世界が広がってしまいそうであった為に、これは外出しベスパにでも跨がり春風を感じようではないかとエンジン始動したのだが、やはり折角なのだからとベスパを磨く事を決意し、一度下車し雑巾だのを準備した。

車、バイクを愛して止まぬ人種は解ると思うのだが、あの磨いた部分より綺麗に輝いていく様は本当に気持ちが良く、若干変態的な表情になってしまう。この磨きに磨き倒した車両を人々は羨望の眼差しもて見詰めるに違い無く、その中を颯爽と走る快感を予想しながら必死にワックスをかけていたのである。

さあ世の中の人間よ、この太陽よりも真っ赤なベスパを御覧なさい、とエンジン始動、満足感と自信の満ち溢るる心地で烏丸通りという京都中心の大通りに出た。案の定歩道を歩く老若男女が此方を眺め、何やら噂をしている様子。わはははそうじゃろうそうじゃろう、素敵なバイクじゃろう、と恍惚のワタクシ。

それにしても歩道の人間だけに限らず隣接した車の運転手も皆が見る。しかも良く良く彼等の視線を手繰ればバイクでは無くワタクシを見ているでは無いか。
そうかそうか、この様な素敵なベスパに跨がる人間に興味があるのか、ナルシズムを満開にミラーで我が顔を見たところ、あろう事かヘルメットを装着していないのである。
しかもここは道路の真ん中。これではお洒落な暴走族では無いか。

一瞬のうちに様々な思考を廻らせ、結果暫くやんちゃな顔付きで走り歩道につけた。

まさに春。

2009年04月27日 06:47

不思議な話だがどうやら世間では暫く前より塩スイーツなる珍妙な物が流行っている様で、もう言葉の段階で矛盾が発生しているそれがどうにも気になり、コンビニエンスストアーのレジスター横に置いてあった『塩バニラ味』のチロルチョコを三つ程購入し一つを口に含んでみたところ、予想どうり何ともどっち付かずな味で、飽食の時代を迎えた世間は遂に味覚障害を引き起こしたかと心より懸念していた。

ううむ、どうして流行っているのかがやはり理解出来ぬともう一粒口に放り込んでみたのだが、やはりその複雑な味の異種格闘技戦を中々に受け入れられぬ。
そもそも甘いものを引き立てる為に塩分を、はたまた逆で塩気を引き立てる為に甘いものをという考え方ならば、どちらか一方が隠し味的に少量であるべきなのであって、このどちらも主張しているという現状は、やはりどう頑張ってみても理解出来ぬでは無いか。

もしかすればワタクシの味覚がくるくるぱあになってしまっているのやも知れぬ、と今一度チロルチョコを口に放り込んでみた瞬間に気付いてしまった。おおおう、短時間のうちにチロルチョコを三つも喰らってしまっているではないか。これは俗に言うところのやめられない止まらないかっぱえびせん現象では無かろうか。


甘党の友人にこの塩スイーツについて質問してみたのだが、一番の魅力は最後まであっさりと喰らえるところにあるらしく、更にもう一言、既に塩スイーツは流行しておらず、やはり友人も甘いものは胸焼けしても良いので甘いまま喰らいたいと言っていた。


塩バニラの在庫が気になる。

2009年04月26日 14:10

さて、5月3日は遂にやって来ました『騒祭り』です。
京都のロックオバケ騒音寺、そして東京より新宿コマ劇場のラストも飾られた歌姫渚ようこさん、そして我々カルガモネンドが出演します。
渚ようこさんのバック演奏を我々カルガモネンドがさせていただく事になりました。

騒祭り通しチケットの次に我々が持っているチケットが優先入場になります。まだ持っていない方は我々カルガモネンドのライブにお越し頂き購入してもらうか、メンバーに直接問い合わせるか、どうしてよいか分からない場合はカルガモネンドホームページからメールを下さい。何とかします。

勿論取り置きという形も一応考えておりますので、このブログにも問い合わせ、予約のコメントを下さい。

間違いないイベントですよ。

独り暮らしに於ける諸問題の最も頭を抱えさせるものが圧倒的に食事なのであって、もう毎日毎日一体ワタクシは何を喰らえば良いのか、またその為には幾らの金が財布より逃げてゆくのか、また栄養素は満遍無く摂取出来るのかを毎回考えねばならず、面倒臭くてやってられぬ。どうにか遺伝子が突然変異を起こし、毎日日清どん兵衛で過ごす事が可能にはならぬものか。
そんな時に嬉しいのがスーパーマーケットの惣菜売り場で、時間帯によっては値段も半額になっていたりと大変に重宝しているのだが、元来ジャンクフードを愛し、出棺の際には菊に代わりチーズバーガーで肉体を埋めて欲しいとまで思っているワタクシの選ぶ惣菜はやはり揚げ物中心になってしまうのである。
これではそのうちにサモハンキンポーの様な肉体が形成されてしまうと先日ようやっと気付き、購入した三つで百円のコロッケの衣を全て剥離し、イメージとしてはポテトサラダに近しいおかずにしようと思っていたのだが、案の定衣を失ったコロッケは見るからに猫の餌の様であり、どうにも食欲が湧かぬ。

それでは本日は魚にしようと心に決め、惣菜売り場に行ってみればカレイだか何だかの煮付けが売られており、揚げ物を喰らいたい気持ちを堪えてその煮付けを購入した。

帰宅しいざ喰らおうとするのだが、これがまた異常に細かな骨が湧き出て来るのであって、大変に喰らい難いのである。
このままではらちがあかぬと予め時間をかけ細かな骨と身とを分けてみたところ、それはそれで猫の餌のようであり、やはり不愉快であった。

明日はコロッケにしようと思っているライブ後。


2009年04月25日 00:10

先日ワタクシが保持しているギターアンプの調子がすこぶる悪かった為に、日曜大工的な作業をしなくてはならず、ドライバーを駆使するだの半田籠手と小学生以来格闘するだのしていたのだが、途中感電しかけ、あの世を少しく垣間見たりと中々に愉快な時間を過ごした。
そしてドライバーの回し過ぎで、あろう事か軽い腱鞘炎になってしまい、缶珈琲を飲もうにもアルツハイマー的にどうにも震えが止まらず難儀であったのだが、どうしてもネジがあと一本足りぬ事に気付いてしまい、面倒だが再度痛む腕でドライバーを回すべきか、見なかった事にするか暫く悩み、結果やはり完璧を求める事にしたのである。

しかしながら何処を探してもたった一本のネジが見付からず、こうなればホームセンターに出向くより他無いのだが、我が家からホームセンター迄は意外にも距離があり、何とか部屋及び廊下に既に使用されていて尚且つ抜いても良さそうなネジを探してはみるのだが、こういう場合に限って中々に見当たらぬもので、途中もうネジを諦めかけたその時、遂に発見したのである。

玄関の靴箱の側面に若干頭だけ飛び出させた状態で刺し込まれているネジには、恐らく大家の仕業によりほうきと塵取りが引っ掛けられており、まあ別に掃除道具なぞ靴箱に立て掛けておけば良かろうと思い何の悪気も無くそのネジを引っこ抜いたのである。
しかし抜いたその瞬間にネジが靴箱の下に滑り込んでしまい、どう頑張ったところで取れぬ。靴箱を持ち上げて何やら未知の昆虫か出現しても困る。

仕方無くホームセンターに出向き、今では新品のネジにほうきと塵取りが引っ掛けられている。


2009年04月24日 02:27

ツアーの途中の楽しみと言えばそれはもう高速道路サービスエリアなのであって、楽しみというよりも寧ろそれ位しか娯楽施設が無いという事なのだが、今回立ち寄ったサービスエリアが滅茶苦茶お洒落な場所で、軽く驚いた。

便所なぞもうデザイナーズマンションの様で、何処から個室に入るのか判らず壁より出現したおっさんの存在で初めて位置を確認出来た。仮に究極の便意がワタクシを襲撃していた場合、確実に矢沢永吉の様な表情で洩らしていたに違い無く、けったいな便所もあるものですな、と中に入り取り敢えず排泄、当然ウォシュレットなる機能も設置されていた為に、おしりと書かれたスイッチを押した。

しかしどうにも水流の当たる位置が悪く、ワタクシのストライクゾーンを若干外れていた為に、丸でコアリズムの様に自らの腰をぐねぐねと動かし、どうにかストライクゾーンに当てる事が出来た。

おしりスイッチを切ろうと指を伸ばしたその先にパワフルスイッチなるものを発見した為に、既に我が肛門周辺は綺麗に輝いているのは分かっていたのだが、どうにもワタクシのマゾ気質が疼き、パワフルスイッチを無駄に何度も連打したのである。

これが見事な迄にパワフルだったのだが、やはりストライクゾーンからは若干外れており、再度コアリズム方式でストライクゾーンを探し当てた。パワフルにストライクゾーンを刺激する便器に誰ぞ何かしらの賞を与えるべきでは無かろうかと本気で思いながら便所を出た。

その際、やはり当初のワタクシの様に入り口が判らぬ様子のおっさんが、嗚呼ここかと擦れ違いで駆け込んだ。

パワフルスイッチに笑みを浮かべるに違い無い。

2009年04月23日 00:10

人各々にストレス解消の方法はあると思うのだが、最近のワタクシと言えば帰宅時に部屋を暗くして呑む一本の缶ビールなのであって、そこにもう大好きな演歌でも小音量で垂れ流そうものならば一日の喧騒を一瞬にして忘却させてくれるのである。
これがビール一本で終了させるというところが重要で、それ以上飲酒してしまうと当然段々と気分が良くなって、結果真夜中であるにも関わらずギターを掻き鳴らし即興で『永田町ブギ』なる政治的な唄を熱唱するだのミッドナイトクッキングと称し何やらよく判らぬ食材でよく判らぬ調理法で奇妙なものを拵えるだのしてしまうので、微酔いで止めているのである。

それにしてもビールと一言で言っても今やその種類の多さには大変に驚いてしまうのであって、何時も立ち寄るコンビニエンスストアーのビールの棚の前で毎回扉を開けた状態で悩んでいるのだが、最近ではどういう訳かアルコール度数の若干高いものが流行りらしく、本日そのビールとしてはややアルコール度数の高い商品を購入し帰宅したのである。

わははははは馬鹿め、たかがアルコール度数の一度や二度変化したところで何が変わると思いつつ飲酒していたところ、これが大変にきつい。ビール一本にも関わらず飲み干した頃にはギターを掻き鳴らしてしまっており、永田町ブギだか何ブギかは覚えていないが兎に角何やら気分良くブギを唄い上げていたのは覚えている。

どうやらそのまま気分良く眠ってしまった様で先程起床したのだが、若干頭痛を感じるのが不愉快極まり無くもう二度とよく分からぬビールに手は出すまいと決めた。



2009年04月22日 00:04

気分転換に立ち寄った家電量販店にて何時もの様にマッサージチェアに横たわっていたところ、目の前に何やら風呂桶の様な物が転がっており、はてあれは一体と一旦マッサージチェアを停止し近付いて確認してみた。

『湯を使わない足湯』と書かれていたその風呂桶の様なものを何と無く理解し、どれどれ、湯を使わぬとは如何なものかと早速両の足を桶に挿入し開始ボタンを押した。

温かいと言えば温かく、別段変化が無いと言えば変化が無いそれに対し本当に稼動しているのか何度も電源を確認、その度にこの商品は社会的に必要かと思っていたのである。

ああ無駄な時間を過ごしてしまった、何が湯を使わぬ足湯じゃい馬鹿、たっぷり灼熱の湯を投入してやろうかと足を抜こうとしたその時、身体中がうっすらと汗ばんでいる事を確認した。これはまさか湯を使わぬ足湯効果なのでは無かろうかと、もう暫く風呂桶に両の足を入れておく事にしたのである。

数分後、昨今のジョギングライフにより確実に代謝が上がっているワタクシの肉体からは恐るべき発汗が見られ、足湯どころか丸で半身浴をしているかの様な汗のかき方なのである。しかしながら此処は家電量販店、周囲を見渡せば店員のおっさんの眼がワタクシを的確に捉えている。

マッサージチェアの様な外部刺激も勿論気持ちが良いのだが、こういう方法でリフレッシュするのも良いものだ、とわざわざ店員に聞こえる程の声量で発言し、汗を滴り落としていたのである。

しかしながらこの商品が欲しいかと問われれば全く要らぬのであって、家電業界も難しいものだと一人流行りそうな商品を考えていた。