お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
10日は3月1回目のお稽古日でした。


100首を覚えた先輩が後輩に和歌を教え
各回1〜2首の和歌を新たに暗唱できるようお稽古を積みます。


1対1で向かい合い、
この日覚えたばかりの和歌の札を前にすると、門下生全員が札を取れました。
百人一首が初めてでも、コツを掴むと、すぐ楽しい

後輩を指導する門下生の腕も上がっている証拠です。


ある程度お稽古を積んだ門下生は、読手にも挑戦します。
この日は、抜粋した和歌を5人が詠みました。

その後、上達に合わせて対戦と散らし取りを2試合。集中力が試されます。


お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話。

これまでお稽古に登場した「嵯峨天皇」にまつわる歌人と豆知識の総まとめ
遣唐使:「参議篁」「阿倍仲麻呂」
三筆:「空海」「橘逸勢」
血縁:「参議等」「河原左大臣」 
それぞれのエピソードや地図、植物の写真と共に和歌を振り返りました。

井戸を通じて冥界の閻魔大王に仕えた「参議篁」の説話を
よく覚えていた門下生。
「河原院」を舞台に、廃れた宿に秋が訪れる景色を詠んだ
「やへむぐら」をイメージできた門下生。
はたまた、これらの話をすっかり忘れていたけれど、
文字や写真を見て「あ〜!聞いたことある」と、思い出した門下生。

反応はそれぞれですが、
何かが伝わっていることがわかるのは、指導にあたる和尚さんの喜びです。

門下生には、いずれ和歌に詠まれた景色や人の心が感じられるように
なってほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
3月24日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285