お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
7日は4月1回目のお稽古日でした。
かるた2019.4.7-4

以前にお稽古した和歌を復習すると、
門下生全員がすぐに「覚えました」の挙手。
かるた2019.4.7

どんどん和歌を覚えている門下生は対戦に挑戦、伸び盛り!
覚え始めの門下生は、散らし取りから札に慣れていきます。
かるた2019.4.7-2

かるた2019.4.7-3

お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話。

今回は、新元号「令和」にちなんだお話でした
「令和」の典拠、万葉集「梅花の歌」の序文は
  大伴旅人邸で行われた「梅花の宴」が元
旅人は「中納言家持」(大伴家持)の父
家持は万葉集の編纂に大きく関わった人物で
  百人一首の和歌は「かささぎの…」

「令和」の典拠となった梅花の歌の序文
「初春の令月にして 気淑く風和らぎ
 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」を取り上げました。

この日、遍照寺の白梅は満開でした。
「佳人(うつくしい人)の鏡台のおしろいのように
真っ白に美しく梅の花が咲き誇っている様子」そのものです。

目の前の景色から、万葉集の一節を感じられたことでしょう。

「珮(はい)」は、
身にまとうもの、腰帯と腰から下げる「玉」や金属の飾りをいいます。
「玉(ぎょく)」をめぐって血の涙を流した「和氏の璧」の故事と
殷富門院大輔の和歌「みせばやな」をおさらいしました。

この話を仲間に話して聞かせられるほど
しっかりと覚えていた門下生もいました。
このあたりが普門坊の和尚さんのやりがいです

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
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次回のお稽古は、
4月21日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285