お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
4日は、8月1回目のお稽古日でした。

ものすごい暑さとなったこの日。
扇風機をフル稼働しても、
本堂で2時間のお稽古には熱中症の心配がありました。

今年は暑さが違う!
急遽、空調のある客殿でお稽古をすることにしました。



いつも通り、和歌の暗唱してお稽古スタートです。
百人一首が初めてというお子さんも、ここで少しずつ和歌を覚えられます。

この場所でのかるたは大会特訓以来。
今回初めてという門下生がほとんどで
畳の目の向き、縁の位置が違う場所で札を取るのが新鮮な様子です。


札取りを終えると
遍照寺かるた会の定番、普門坊の和尚さんのお話の時間です。

今回は、
前回に続いて「忍ぶ恋」の和歌について。

「平兼盛(たいらのかねもり)」の和歌
「忍ぶ」は「耐え忍ぶ」「こらえる」という意味で
  「忍ぶれど」で、「こらえていたけれど」という意味
「いろ」は「色」と書いて「表情」のこと

しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
             ものやおもふと ひとのとふまで

こらえていたけれど、私の想いは表情にあらわれてしまった。
「恋の悩み?」と、他人が問うほどに。

人に知られないように恋する想いをこらえていたんですね。
「心に秘めていたけれど」という意味の「しのぶれど」がポイント
この和歌が好き!と、門下生にも人気のある一首です。

「遍照寺かるた会」では、和歌にまつわるエピソードや景色を
思い浮かべられるようにと、このお話の時間を大切にしています。

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
明日、8月25日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285