お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
2月9日は、お稽古日でした。

1〜2首の和歌を暗唱したのち、札取りをします
この日は、対戦相手を替えて2試合。
画像は、散らし取りです。
かるた2020.2.10-8

和歌を覚えてきたら
散らし取りから対戦形式にレベルアップします。
かるた2020.2.10-2

上達に応じて歌詠み(読手)にも挑戦します

人前で歌を詠むのは、なかなか難しいものです
お稽古を重ねるごとに、少しずつ身につきます
かるた2020.2.10-6

 
 
お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話が定番です。
前回の復習
「ゆふされば」を詠んだのは「大納言経信」
「うかりける」を詠んだのは「源俊頼朝臣」
「よもすがら」を詠んだのは「俊恵法師」
百人一首にこの親子3代の和歌が撰ばれている
歌枕「初瀬」には名刹「長谷寺」がある

今回の和歌は「うっかりハゲ」と親しまれ、子供に大人気の和歌
「うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
         はげしかれとは いのらぬものを」 

冷たくつれないあの人(を振り向かせたいと
長谷の観音様にお祈りしたのに)初瀬の山おろしよ、
山から吹き下ろす風のように冷たく激しくなれとは
祈らなかったのに……という意味ですね。

この和歌を見ると
「観音様は願いを叶えてくれないんだ〜」という声が聞こえそうですが、
いえいえ。

この和歌は「祈れども逢はざる恋」という題で詠まれました。
相手のつれない態度を重ねるのに、激しく冷たい「山おろし」はピッタリ。
たくさんの人が参拝する長谷寺の観音様は皆が知っている、
だからこそ和歌の舞台「祈る場所」として選ばれたのでしょう。

「初瀬(はつせ)」は、和歌に詠まれる名所「歌枕」です。
初瀬の山の中に位置する長谷寺の御本尊十一面観音様には
登廊の階段を上って参拝します。
長谷寺の画像は「普門坊の和尚さんの冒険」シリーズ

霊験あらたかな仏様として広く知られ、
百人一首でお馴染みの紫式部も清少納言も参拝しました。

「遍照寺かるた会」では、エピソードや、和歌の様子を
思い浮かべられるようにと、このお話の時間を大切にしています。

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報はこちら

次回のお稽古は、
2月23日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがあります。
初参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285


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