ウチの和尚さん

遍照寺(へんじょうじ)&普門坊(ふもんぼう)のブログ 

遍照寺かるた会

遍照寺かるた会 2019.6-1

お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
9日は6月1回目のお稽古日でした。

お稽古が始まる午後2時よりも早く到着して
札流しや前回の復習をする熱心な門下生。


定刻になると、
この日参加の門下生全員が揃って、和歌を1~2首暗唱します。
写真は、覚えたことを挙手で確認しているところです。


この日は、小学5年生が100首試験に合格しました。

「遍照寺かるた会」では、試験で暗唱の進み具合を確かめ、
実力に応じて、散らし取り、対戦、とステップアップしていきます。


笑顔いっぱいの散らし取り


真剣モードの対戦



お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話が定番です。

今回は、前回取り上げた「右近とその和歌」に続いて
「右近」と恋がうわさされた歌人たちのお話。
「あひ」を詠んだ「権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)」
「みかき」を詠んだ「大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)」
「あふこ」を詠んだ「中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ)」

この「右近」のうわさは門下生を大いにざわつかせました!
一生のうちに、恋はただ一度きりという人もいれば、
どの恋も真剣と、たくさんの恋をする人もいるでしょう。

「右近」のお話では、人間味を感じることができますね。

今回登場した歌人について
百人一首の和歌を振り返ると、全員「恋の歌」が撰ばれています
面白いですね〜

百人一首の歌人の中には、
「右近」との恋をうわさされた人物がまだいます。
これには、門下生も「え〜」と輪をかけて驚いていました。

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
6月21日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285




遍照寺かるた会 2019.5-2

お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
26日は5月2回目のお稽古日でした。

小学生から大人まで、揃って和歌を暗唱します。


「これ、なんだっけ?」
「え〜っと……」
門下生が暗記時間に札を手に取りながら和歌を確認しています。

今回は、散らし取りの中で
2月〜4月までにお稽古した和歌の総復習をしました

詠みが始まると、対戦チーム(手前)も、散らし取りチーム(奥)も真剣!
ぐっと札に集中します。


勢いのある取りで札が飛ぶことも しばしば。

お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話が定番です。

今回は、前回取り上げた「宮中を舞台にした和歌」に続いて
宮中に仕えた女性「右近(うこん)」が詠んだ和歌
和歌を送った相手は一説によると
「あひ」を詠んだ「権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)」
意味を知ったら、「あ〜恐ろしい!」という和歌

「忘らるる 身をば思はず 誓ひてし ひとの命の 惜しくもあるかな」

忘れられてしまう私の身は何とも思いませんが
愛していると神に誓ったあなたが誓いを破り
神罰が下って命を落としてしまうことが惜しまれてならないのです……
という意味です。

怖〜いと、表情豊かに話を聞く門下生たち。
「ホントに神様の罰で死んじゃったの?」と、
物語の登場人物たちの姿を想像していました。

「興味を持ったら調べてみよう!」と、普門坊の和尚さんは言います。

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
6月9日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285




遍照寺かるた会 2019.5-1

お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
12日は5月1回目のお稽古日でした。

夏が来たかと思うような日差しと気温でしたので、
麦茶で水分補給をしつつお稽古に励みました。

こんな気候ですから空札には
「春すぎて 夏きたるらし 白妙の 
           衣ほしたり 天(あめ)の香具山」がピッタリ

普門坊の和尚さんが「今日は『万葉集』の和歌ですよ」と言うと、
門下生の一人が
「今年一年は、それ(万葉集)がいいんじゃないですか」と、答えました!
4月のお稽古で取り上げた新元号にちなんだ話を踏まえた答えです。
何と素晴らしいことでしょう
指導を担う普門坊の和尚さんは、こうしたところに喜びを感じます。

「これから「令和」は長く続くだろうから、
『万葉集』だけという訳にはいきませんよ〜
沢山の和歌とその周辺の話を学んでいきましょう」と言うと、
「は〜い」と、よい返事が返ってきました。


この日は、
前回山形市から体験に来た小学生とお母さんが揃って入門、
中学校の部活のためお休みしていた門下生が復帰、と
嬉しいことが重なりました。

上達に応じて、対戦(手前)、散らし取り(奥)、それぞれに励みます。


お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話。

今回は、前回の「伊勢大輔」に続いて
「伊勢大輔」の祖父「大中臣能宣朝臣」が詠んだ和歌
「いにしへの」も「みかきもり」も舞台は宮中

「御垣守 衛士のたくひの 夜はもえ 昼は消えつつ ものをこそおもへ」

大切な人を想って物思いにふける様子を
宮中の門を警護する「御垣守」が焚く篝火に例えた和歌です。
夜は赤々と情熱的に燃え上がり、
昼には消え入るように落ち込んでしまう、という風です。

人を想う心を自分なら何に例える?

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
5月26日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285




遍照寺かるた会 2019.4-2

お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
21日は4月2回目のお稽古日でした。

門下生が散らし取り(奥)、対戦(手前)に励んでいます。


今回は、山形市の小学生のお子さん、親御さんが体験で参加。
新しい仲間と もっと対戦したいと、門下生のやる気が伝わってきました。

お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話。

今回は、桜の時期にちなんで
京の都、宮中に献上された「奈良(古の都)の八重桜」のエピソード
この時の和歌「いにしへの」は「伊勢大輔」が詠みました
「紫式部」に桜を受ける役を譲られ
  「藤原道長」の即興で和歌を詠めというムチャ振りに見事応えました

「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふここのへに にほひぬるかな」

かつての都、奈良の八重桜が
今日、この宮中(九重)に美しく咲きほこっていることです。
「いにしへ」と「けふ」の対比、
「八重」と「九重」という言葉の連なりが素晴らしい和歌です。

「いにしへ」は「古」と書きます。
「稽古」は「いにしえ」を「考える」という意味ですね。

百人一首道場では、速く巧みに札を取るというだけでなく
先人たちの和歌に学ぶことを大切にしています。
「練習」ではなく「稽古」というのはこのためです

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
5月12日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285




遍照寺かるた会 2019.4-1

お寺の本堂でお稽古を重ねる百人一首道場「遍照寺かるた会」。
7日は4月1回目のお稽古日でした。
かるた2019.4.7-4

以前にお稽古した和歌を復習すると、
門下生全員がすぐに「覚えました」の挙手。
かるた2019.4.7

どんどん和歌を覚えている門下生は対戦に挑戦、伸び盛り!
覚え始めの門下生は、散らし取りから札に慣れていきます。
かるた2019.4.7-2

かるた2019.4.7-3

お稽古の締めくくりには普門坊の和尚さんのお話。

今回は、新元号「令和」にちなんだお話でした
「令和」の典拠、万葉集「梅花の歌」の序文は
  大伴旅人邸で行われた「梅花の宴」が元
旅人は「中納言家持」(大伴家持)の父
家持は万葉集の編纂に大きく関わった人物で
  百人一首の和歌は「かささぎの…」

「令和」の典拠となった梅花の歌の序文
「初春の令月にして 気淑く風和らぎ
 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」を取り上げました。

この日、遍照寺の白梅は満開でした。
「佳人(うつくしい人)の鏡台のおしろいのように
真っ白に美しく梅の花が咲き誇っている様子」そのものです。

目の前の景色から、万葉集の一節を感じられたことでしょう。

「珮(はい)」は、
身にまとうもの、腰帯と腰から下げる「玉」や金属の飾りをいいます。
「玉(ぎょく)」をめぐって血の涙を流した「和氏の璧」の故事と
殷富門院大輔の和歌「みせばやな」をおさらいしました。

この話を仲間に話して聞かせられるほど
しっかりと覚えていた門下生もいました。
このあたりが普門坊の和尚さんのやりがいです

門下生には、
いずれ和歌に詠まれた人の心や、風景を感じられるようになってほしい、
和歌を通して歴史を身近に感じてほしいと願っています。

豊かな心を育む百人一首道場「遍照寺かるた会」、詳しい情報は
こちら

次回のお稽古は、
4月21日(日)午後2時〜を予定しています。
急な法務により日時を変更することがありますので、
参加、体験希望の方は、お問い合わせください。

問い合わせ 遍照寺(へんじょうじ)☎0238-88-2285




お探しの記事は?
アクセス感謝です!
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

livedoor プロフィール

和尚さん


遍照寺の住職です。

いつもブログ「ウチの和尚さん」をご覧いただきありがとうございます!

弟子の普門坊住職と二人で
二つのお寺を護っています!

引き続き遍照寺&普門坊の
応援をよろしくお願いします。



最新コメント
  • ライブドアブログ