治験には変わった人たちが紛れていることがある
健康な人ができる入院治験はどこへ行っても年齢の中心は30代
人生の意義を見出し始めてるはずの世代
入院するわけだから無職や良くてフリーターやフリーランスだ
そういう人の集まりだから変わった人たちがいるのも仕方がない
モロ俺もなんだけど・・・

30過ぎのバンドマンぽいのがいた

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まるで異世界転生したような髪の色をしている2組
メンバーと一緒に治験に挑み採用されたようだ
バンドマンって酒たばこはガンガン、自炊などせずジャンクフードが当たり前
そんなイメージがあるのだがこの2人は健康のようだ
しかしそのうちの1人が最終審査で落ち退場
部屋から出て行くすれ違いの時、お互いがムンクの叫びのような顔をし目を合わせていた
残された1人は問題行動みたいなことはなかったが常にイヤホンで耳をふさぎガンガンに音楽を流していた。音漏れがすごかった。
こんなむさくるしい男の集まりなのにチョットしたオシャレをしていた
日本語とは思えないような独り言が多かった
曲作ってるのかな?
やっぱバンドマンなのだろう
これも何かの縁だからライブ行ってどんな曲歌ってるのか聞いてみたかったが治験やってるくらいだから売れてるバンドではないのだろう

髪がボサボサの背の低い男がいた
こんな感じの顔をしていた

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特に変わった行動をしていたわけではないが採血の時、何があったかわからないが

痛たたたたたたた!痛いっすよ!!

と大声を出し現場が凍り付いた
前に書いたように秒単位で採血してるので時間のロスは命取り
控えていたナースが飛んできて次の人の採血をヘルプした
看護士も人間だからこういうことがあると以降普通にやってた採血も、ものすごいプレッシャーがかかると思う
しかもこっちはモルモットなんだからそこまで大声で抵抗みたいなことするのもどうかと俺は思う
痛いものを痛いと言って何が悪い?そういう考えも当然あるとは思うけど
治験によって何泊するか、それが何回あるかは違ってくる
今回は〇泊を2回だった
その1回目と2回目の「あいだ期間(1週間くらい)」には色々な制約がある
激しい運動、暴食、アルコールはご法度
その辺1回目の退院時に何度も言われる
その髪ボサボサな彼はその辺、徹底してなくて何かの数値が良くなかったみたい
別室へ移動し事情聴取
俺はその部屋に近かったので話が少しだが聞こえてきた
やはり彼に過失があったみたい
2回目初日でクビ
トボトボと帰っていった
やっぱ変わった人だったな
俺だって全部の言いつけを守ったわけではないがクビにはなりたくなかったので3日前くらいからは、かなりいい子で過ごしていた
一つだけ空いたベッドはまるで誰かがここで死んだような雰囲気をかもし出していた
俺も前回クビになったときはそんな感じになっていたんだろう
俺の場合は薬の副作用だから自己責任ではなかったけど