2017年07月17日

ミニボートロック

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休日初日はミニボートで開拓!
水深20m付近で5mの根を発見。1投目からアタリあり。
そこから色々と走り回る。
最終的には水深50m前後で良いサイズ頻発。

けど最近バラシ癖がついていて最大魚は案の定バラシ(泣)
1人で「ちょっと!なんで!」って叫んでました(笑)

まあ悔しい(笑)

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下の動画は先日撮ったもの。実は同じポイントの同じ位置で同じようなサイズを掛けていて、抜き上げでフックアウト。リベンジしたのでした(^_-)



kasago2 at 07:32|Permalink動画 

2017年07月13日

SALT WATER記事 思考の断片04

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2017年8月号より
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【アオリイカ親イカの攻略】
今回はまず、実際に私が遭遇した白い親イカの経験を紹介します。
当時(15年ぐらい前)、それなりに親アオリを釣ってはいたのですが釣っても釣っても「釣れた感」がぬぐえない状態でした。ゆえにサイトで釣れ方を確認したくて方々走り回り、イカを見つけてはエギを投げ、その度にイカが視界から消えていく現象に頭を悩ませていました。そんなある日、いつものようにアオリを見つけてキャスト。シャクリを入れるとまた視界から消えていきました・・・。エギを回収する気も起きずに海底に落としたまま考え込んでいたのです。
「なぜエギを見つけた瞬間に避けるのか」と。けど、ふと気づくとさっき逃げたアオリが異様に白くなり、放置していたエギの後ろ3mぐらいの位置にいたのです。そりゃもうビックリで、ドキドキしながら観察しているとアオリはゆっくり…ゆっくりとエギに近寄りフワッと抱いてしまいました・・・。ボトムロングステイで釣った初めての親アオリでした。この時ようやく気づいたんです。シャクリを入れると逃げるアオリの感情が。
つまるところアオリは逃げてはいませんでした。ベイト(エギ)に狙っていることを悟られないように、あえて沖方向へ移動していたんです。未熟な私にはエギから逃げているようにしか見えませんでした。その後、何度か観察しているとアオリによっては人の視界からは全く見えないところまで下がるほど用心深い個体もいました。そうアオリがベイトを騙す動きに私はまんまと騙されていたってことなんです。

親回り込み


【シャクリという警戒・威嚇】
白いアオリが気づかれないように近寄るのはご理解いただいたと思います。ということはです。あなたがアオリだとした場合、近寄った段階でベイトが警戒して逃げたらどう思います?ってことです。明らかに気づかれた状態ですよね。狩りの失敗です。これで捕食を諦める個体が多いのは当然ですよね。でも私はシャクリ方を色々変えてみるばかり。気づかれたくなかったアオリに「気づいてるよ!」とアピールしているだけでした。
ここで補足です。誤解して頂きたくないのは毎回こういう状態ではなく、アオリの群れを捕らえたなら、ここまでのスローな釣りが必要ない場合も多いです。ファーストアクションのファーストフォールで抱く個体もいます。けどベイトが沢山いなかったり、群れのアオリでない場合は必然的にアオリは死角を奪う捕食方法を選択しやすいってことなんだと思います。

【バレる?】
続いて話を少し変えます。釣り方ではないのですが書いておきたいことがあります。それは「ラインを緩めるとバレる?」です。何度か耳にしたことがあると思います。これって本当でしょうか。この思考の要因はカンナが真っ直ぐであることと、イカが横抱きをするからだと思います。イカを掛けた後にラインをフリーにして観察してみると分かるのですが、アオリは触手を使って自らエギを外すことはできないんです。ちなみにラインフリーにするとアオリはある程度落ち着いて宙層を漂いだします。ラインを再度引っ張ると慌てて逆噴射するものの、ラインテンションを抜くとまた落ち着きます。これはメバルをヒットさせてラインをフリーにした時と同じです。引っ張られるから抵抗します。「作用反作用」という言葉がマッチする感じです。というわけで、ラインテンションを緩めてバレるのは基本的に横抱きしてカンナに掛かっていない時です。けど最初にしっかりカンナにフッキングできたなら、少々テンションが抜けても大丈夫です。ってまあテンション抜く理由は・・・ないのですが(笑)

【吐くということ】
アオリではないですがターゲットのキモチを考える上でもう1つ書いておきたいことがあります。釣った魚がベイトを吐く行為です。シーバスやカサゴって釣った後に食べ物をよく吐き出しますよね。それはもちろん食べてはいけないものを食べた時の防衛反応だと思います。人もそうですよね。すなわちよく吐く魚って「食べられそうなものは食べてみる」という習性の証ですよね。釣れるルアーの幅が広いターゲットであり、ルアーフィッシングが成り立ちやすいターゲットと言えるのかな?と思っています。

【想像力・妄想・想定は生き残る知恵】
キモチを想像する重要性を色々書いてきましたが、1つ違う目線からのお話を紹介します。人が幽霊を怖がるのも「想像力」が1つの原因だと思うのです。暗闇で見えない相手を想定して「出たらどうしよう」と背後が気になって仕方ありませんよね。ゆえに人は怖くなると何度も振り向いて確認します。「動いては止まり、動いては止まり」・・・そうルアーのストップ&ゴーやエギのシャクリ&フォールです(笑)もし幽霊を認識したら一目散で逃げますよね。ルアーの早巻き=エスケープアクションです。でも幽霊を想定していなければ、のんびり歩きますよね。ルアーのスローリトリーブです。
ルアーフィッシングのキモはここで、捕食者はルアーの様々な動きに対して何らかの意味を勝手に感じ取り、捕食できるか・するかを判断したり捕食方法を変えます。つまりアングラーが意識していなくてもスピードや動かし方には必然的に意図が乗っているんです。分かっている人は状況に応じて意識的に意図を乗せて釣りを組み立てているってことです。
今自分がどういう意図で通したかを分かっていれば、違う意図を通して反応の違いを確認できます。効率は段違いです。達者な人とそうでない人の差の1つはこういった情報量が大きく関わっていることは覚えておいてくださいませ。

最後は変態エギのご紹介です。

【エギマル3.5shallow】
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以前にもご紹介したのが「3.5shallow」です。実はこの変態エギ、1m沈むのに12〜16秒かかります。エギが濡れてない状態で静かに海に落とすと布が泡を掴み、浮力が増して沈まない場合があるほどスローなセッティングになっています。(数回シャクリを入れると沈みだします。笑)
なぜこんな極端なエギがあるのでしょう?それは白いイカ系を攻略しやすくするためです。シャクリを入れる回数を減らせるんです。着底もフワリとするのでボトムステイでもナチュラルな動きですし、藻の上で抱かすことができます。フォールが早いと「アクションさせたくないけど、もう藻に入ってしまう!」となるんです。アクションさせる時はキビキビとダートしてフォールは激スロー。これほど抱かせやすいエギって・・・そう無いんです。

でも、使い方を知らないと「遅すぎて使えない」と思われてしまうんです。横風受けると沈みません(笑)事実、そんなに売れるところではありません。けど勿体無いと思ってしまうのです。こんなに理にかなったエギがあるのに理解されることが少ない現状に。使いどころはここまで読んで頂いたならお分かりだと思いますので、是非試してみて下さいませ。お店になかったら「ブリーデンのエギマル3.5shallowを入れてよ!」と店員さんに言って入れてもらってくださいませ(笑)



過去の連載記事(2017)
思考の断片01
思考の断片02
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KENTARO’S LA13(ラボ) 01
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kasago2 at 12:00|PermalinkSALT WATER連載記事 

2017年07月03日

マゴチ〜♪

何気に好きなターゲット、マゴチ。

単純に子供の頃にあこがれていて、初めて釣った時の嬉しさが忘れられないんだと思います^^
カマは塩焼きが抜群で、大型のアコウ同様にゼラチン質が多くプリプリ!

というわけで、先日13SWAYを投げてたらグッドサイズが食ってくれました(^_-)

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(丸呑みのためルアーは見えませんが・・・)

13SWAYはもうじき新色が発売されます。
(それと同時に既存カラーも上がってきます)
是非、マゴチ狙いに使ってみて下さいませ〜^^

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一番人気は上記のブルーイワシです^^

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ロッド:GRF-TR85"PE special" Houri-Island
ルアー:13SWAY(コットンキャンディ)

kasago2 at 15:37|Permalinkその他の魚種 

2017年06月13日

SALT WATER記事 思考の断片03

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2017年7月号より
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さて、今回でエギングに関して3回目のご案内です。

【アオリの体色 黒・茶・白】
ご存知だと思いますがアオリがエギに寄ってくる時は大きく分けると上記の3色のどれかになっていますよね。アオリは感情が色としてモロに出ます。その感情は動きにも反映されていて以下のような印象です。

黒色:興奮・威嚇
茶色:平常
白色:冷静

【茶色いイカ】
ビックリするほど黒くも白くもないイカ。一番ナチュラルな精神状態なのだろうと思います。ゆえに横抱きもよくするイカです。(横抱きに関しては前回記事を読んでくださいませ)真っ黒状態や真っ白状態のような極端な捕食をしない標準的なアオリです。

【黒いアオリ】
黒くなるのはまだ若い小イカに多く、総じて動きが早いです。死角から間合いを詰めるのも黒です。簡単に釣れるのもタチが悪いのも黒です。タチが悪い場合はいつまでたっても距離が埋まらないですよね。多分エギに違和感を覚えているからです。それを物語るように距離が中々埋まらない場合はエギを触った瞬間にタッチ&ゴーで墨を吐いて逃げたり、触る手前で墨を吐いて逃げていく場合があります。「食べたい!けどなんかヘン!」みたいな。こういうタイプはストラクチャーを絡ませたり陸地ギリギリまでエギを誘導したりすると抱かせられたりします。抱くプロセスに+αが必要ってことで、例えば「今なら特別に○○をサービス!」に弱いのは人もイカも同じで要は買う(抱く)言い訳があれば買ってしまう状態ってことです。

あとエギの取り合いになるのもこの黒です。エギに近寄りながら仲間の進行方向へ入り込み、ブロックします。面白いのは目的が変わってしまうことです。捕食でなく相手のブロックが目的になってしまいシャクリを入れる度にエギには寄るけど相手の邪魔ばかり。中々抱きません。
横取り

黒と言えば繁殖時期にオス(ライバル)を威嚇する時も黒くなります。釣り上げると黒くなるアオリも多いですよね。威嚇・警戒・怒りの表現も黒なのだと思います。釣り上げたアオリが黒くなりエギを噛むのは「お腹がすいてるから」でなく、威嚇・警戒・怒りです。攻撃手段が噛むか掴むか墨を吐くしかないから最大限をしているだけです。

せっかくなので黒系の攻略方法を1つ書きます。「アクションを入れた状態がアオリの動けるタイミングであり、エギの動きが落ち着いた段階で距離があると止まる」というのは以前書いたのでご理解頂いていると思います。その行動パターンを利用してアオリの動きを止めさせないようなタイミングでシャクリを連続で入れてみて頂きたいのです。するとエギとアオリの距離は簡単に短くなります。距離が縮めば抱かせることは簡単ですからね。

【白いアオリ】
小イカは黒くなる個体が割合的に高いですが、白くなる個体もいます。親イカは大抵が茶色か白ですよね。この白の間合いの詰め方が以前書いた死角の攻め方と違い、死角はとるけど「ゆっくり」「一定速度」でエギに近づきます。エギの1つ1つの動きにイチイチ反応せず、動きがとても鈍く見えます。さて、なぜこんな動きなのでしょう?そもそもこんな動きで自然界でエサを捕らえられるのでしょうか?

【生き物の習性】
前回記事で書きましたが自然界では「動きが遅い」ことに重要な意味があります。例えばハエって人が腕を振っても捕まえられませんよね。けど習性を理解するとデコピンでやっつけられます。子供の頃に気付いたんです。「早い動きには異様に敏感だけど、ゆっくりな動きには異様に鈍感だな」と。でまあ試しにゆっくりゆっくりと近寄ってみると指で触ることができました。重要なのは「警戒されないスピードで近づく」それだけです。無警戒状態で近寄れたなら射程範囲に入っていてもハエは毛繕いさえします。触っても「なんやねん」的にちょっと嫌がるだけで逃げません。油断しまくりです。
そう、白いイカがスローな意味、お分かりだと思います。気づかれずに近寄るためです。ちなみに、ハエがなんとなく違和感を察知している場合は近寄った段階で少し警戒する素振りが見えます。こんな時に近寄るのはカナリ神経使いますがそれでも近寄れてしまいます。

【乗らないときの対処法】
続いてはちょっと話を変えます。エギングでやる失敗の1つが「合わせても乗らなかった」ですよね。これを経験されている方は多いと思います。では何故乗らないのでしょう?
それはラインのたるみが大きく関係しています。エギがダートするのはラインのたるみを利用するからですよね。以下の図の状態の時、あわせを入れるとエギがどう動くかを考えてみて下さい。
横抱き

軽いテンションで巻いてアオリを軽く引っ張ります。すると必然的にアオリに対するエギの角度やライン角度が変わってきます。ある程度角度が変わった段階で合わせをドン!でOKです。すなわち、ライン角度に対するアオリの位置が重要ってことです。これはアオリだけでなくケンサキやスルメなどでも応用が利く方法なので「なんか今、合わせても乗らない」と思ったらやってみてくださいませ。

最後はエギの抵抗について。

【エギマルのカンナ】
エギにはカンナが付いていますよね。エギマルのカンナって他社よりちょっと小さめなのをご存知でしょうか。実はこのカンナって水抵抗をかなり受けています。昔、回収率が上がるかと思い、カンナの角度を上げてみると・・・動きが目に見えて悪くなりました。カンナの水抵抗が極端に増えたからです。この辺りにキビキビとしたアクションをさせ、アングラーの思い通りの動きを再現させるキモがあったりします。ちなみにエギマルには「過跳」(カットビ)というシリーズもあります。これはさらに抵抗を減らすために羽を無くしカンナも1段減らしています。
歌舞伎オレンジ

ゆえに軽い力でクイックな動きが出せます。過剰に跳躍するエギ、それがカットビです。手首の負担も減り、長時間の釣行でも疲れにくく、神経を集中した釣りを続けやすいエギなのでした。


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2017年05月21日

ビーローチ動画/マゴチゲーム

ビーローチ水中アクション動画を撮影してみました。

元々浮力があるタイプの素材なのもあり、クロダイゲーム用のシンカーに装着すると立ち上がります。
そのさまは、まさしく甲殻類の威嚇。フナムシのフォルムですが、ザリガニの頭に見えてきます^^

スカートは甲殻類の足。

釣れないわけがないアクション、ご覧あれ〜



こんな釣れ釣れセッティングでクロダイを楽しんでいるのが・・・ライドさん♪
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50UPばかりを狙って釣ってるそうです(驚)


そんな私は今週末にマゴチゲーム。
ルアーは13SWAY(バイブレーション)

釣り方は単純で底をとって、底を感知しながらのタダ巻き。
マゴチは待ち伏せタイプなので地形の変化がある場所に隠れ、通りかかったベイトを狙うタイプ。
というわけで、着き場さえ見つけてしまえばそんなに難しくないターゲットだったりします。

釣りやすいのは河口のブレイク。汽水域はベイトが豊富でそれを目当てに寄ってきます。
サーフで探すよりもカナリ簡単だと思います。

おいしいターゲットですので夕涼みがてらに狙ってみると面白いですよ〜^^

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ロッド:GRF-TR85"PE special" Houri-Island
ルアー:13SWAY

kasago2 at 09:26|Permalinkチヌゲーム | 釣り「雑記」

2017年05月13日

SALT WATER記事 思考の断片02

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2017年6月号より
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前回に引き続き観察好きな私が感じるエギングに関してご案内します。

【横抱きするアオリ】
横抱き
前回は死角を利用するアオリについて解説しました。けど場合によってはエギの後ろに回り込まずに横から抱きますよね。なぜ横抱きするのでしょう?死角を使った捕食方法でないのは明白ですよね。ということは違う意図があるはずです。普通に考えると・・・死角をとる必要がないからだと。例えば瀕死の獲物がいたとしてワザワザ隠れる捕食者ってあり得ないですよね。アオリが横抱きするなら「後ろを取らなくても捕まえられる獲物」と認識していると考えるのが自然です。でも同じ動きでも横抱きする時としない時があります。それは多分個体によって感じ方・活性が違うからだと思います。人によって感じ方が違うのと同じだろうと。そしてシチュエーションが違うから横抱きするのだと思います。

【横抱きが基本?】
まずはアオリでなく別種のイカの捕食方法を思い出してみてください。コウイカ・ケンサキ・スルメはどういう抱き方でしょう?そう、イカって基本的に横抱きです。こういうタイプは激しくルアーを動かすよりゆっくりな動きを好みますよね。横抱きでベイトを捕まえようとすると必然なのかもですね。考えるに、アオリは元々横抱きというオーソドックスな捕食方法があり、目の良さと身体能力の高さを利用し、死角を使った捕食方法を獲得したのかもしれません。ちなみにアオリで横抱きが多発する時は連発する場面が多いですよね。これは単純な話で、群れのベイトをターゲットにしているアオリだからです。アオリは基本的に団体行動です。ゆえにアオリも複数でいることが多いです。この沢山ベイトがいる状態で1匹に対して「気づかれずに」死角をとるのは到底無理です。ゆえに横抱きが多発しているのだと思います。けどアオリ以外もそうですがベイトに逃げられず横抱きできるものなのでしょうか?
それは多分ベイトを「精神的に追い詰めること」で横抱きを可能にしているのだと思います。この解説はちょっと違う方面からの視点も入れないと説明しにくいので少し遠回りな解説をします。

【シャクリの意味するところ】
前回、エギにシャクリを入れた動きにどういう意図があるかをいくつか書きました。でまあ実は1つ確信していることがあります。弱い生物(ベイト)は大別すると隠れるか群れるかで生きています。人は見つけてもらおうとした場合は手を振りますよね。それは生き物が動きにとても敏感で認識しやすいからです。ゆえに隠れる系生物は外敵に認識されないことが重要です。保護色は認識されないためですが、どんなにカモフラージュしていても動けば目立ち、認識されてしまいます。ゆえに隠れる系はよく本能的に「素早く動いて止まる」という行動をとります。捕食者側からすれば獲物が止まると風景と同化して見失いやすくなるからです。「あの辺で今なにか動いたけど・・・」と。
私はエギのシャクリの意図も「隠れる系ベイトの素早く動いて止まる」の演出だと思っているのですが、そう思う理由を以下で解説します。

【ゴキ○リ】
多分「素早く動いて止まる」で一番理解して頂けるのが身近?な「ゴキブリ」です。壁にいるゴキブリは素早く動いては止まるを繰り返しますよね。あの動きです。ちなみにゴキブリに上手くスプレーを噴射できますか?実は超簡単なコツがあります。(ルアーフィッシングにも関係アリ)少し離れている位置からスプレーを少しずつ出し、ゆっくり一定スピードで近づくと・・・逃げられません。スプレーをモロに当てられ、しっかり当たっている状態になっても中々逃げません。さてここで問題です。ゴキブリはスプレーをかけられる前から私に気づいています。ではなぜ逃げないのでしょう?
実は逃げられないんです。それはゴキブリが「外敵(私)に気づかれているか判断できていない状態」であり「外敵(私)に狙われているか判断できない状態」だからです。少し詳しく解説します。動くということは外敵の注意を自ら引き付けることです。ゆえに下手に動けない状態です。けど気づかれていたとしても狙われなければ問題ありません。結果、人が何かしら動いたタイミングで動こうとします。ゆえに最初にゴキブリと対面した段階でひたすらこちらが動かなければゴキブリは警戒心を解き、ゆっくりな動きに戻ります。反面、こちらが機敏に動けばパニックです。素早く動いては止まり、叩こうとしたり強いスプレーをシュッ!としたなら一目散で隙間へ逃げようとします。
というわけでスプレーを取りに行くならスローに動いてください(笑)強いジェットスプレーは勢いにビックリするのでオススメしません。上記を考慮したならスプレーの射程範囲には簡単に近寄れますので弱めのスプレーがオススメです。という感じでスプレーを売ったら売れるんじゃないでしょうか(違)
エギングに戻ります(笑)私はアオリに限らずイカが死角をとらず横抱きできるのは上記が関係していると思っています。(ミノーのポンプリトリーブ、バイブレーションのリフト&フォールなんかも)ベイトにプレッシャーを掛けて動けなくして捕食しているのだろうと。

蛇足ですがゴキブリが異様なほど人に嫌われる要素は「人の動きに対応して動くから」だと。こちらを観察してジッと動かず、人が気を抜いて動けば「ササッ!」と動き、人が止まればゴキブリも止まります。そりゃ怖いっす(笑)でも思い出してください。死角を使うアオリの動きを。同じなんです。違いはゴキブリは逃げる立場、アオリは追う立場ってことです。言うなればゴキブリの動きって捕食者に狙われた時の感じに近いんです。人が本能的に恐怖を感じるのは、そりゃあ当たり前なのだと思います。

【無警戒】
自然界では往々にして「ゆっくりな動き=無警戒状態」が成り立ちます。捕食者はそれを利用して無警戒を装い、近寄ります。ゆえにアングラーがルアーをゆっくり動かすなら無警戒をアピールさせられるってことです。「スラックジャーク」私が今この単語を出した意図も、スラックジャークがアオリに与える意図も、もう説明の必要ないですよね?

続いては・・・とまたスペースがなくなってきたので次回もエギングに関して続ける予定です。最後はロッドについて。

【エギングロッド】
863T_LOGO
ブリーデンに「SWG-SPECIMEN86 3T tiptoptwo」という人気の高いロッドがあります。このロッド、実はとても面白いのです。エギングロッドってシャクリを入れるためバットや全体に張りがあることも多いのですがこのロッドはティップとバットが柔らかく、ベリーに張りがあります。バットが柔らかめということはシャクリ上げる時、一瞬遅れてべリー部分が跳ね上がります。面白いと思うのはココで、エギに瞬発的な力を加えようと思った時、とても楽なんです。それはバットが柔らかいゆえにシナリが入るからです。イメージを伝えるなら「ムチ」です。ムチって力が伝達されて先っぽの早さが増しますよね。これに近いんです。ゆえにタテのシャクリやスラッグジャーク系もしやすく、エギをキャストする際にもシナリを利用してキャストできます。どれか1本と言われれば私はこれを選ぶだろうなというオススメロッドなのでした。

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2017年04月18日

ジグヘッド&ワーム発売開始!

【NEWジグヘッド SUMO HEAD】
ついに発売となりました!
というわけで既に手に入れて頂いた方、ありがとうございます^^

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SUMO HEADにはスタンダードタイプと太軸タイプの2種類あります。
私は太軸をメインにテストしてたのでその辺りを中心に紹介しておきます。

テスターさんからの要望も踏まえ、低重心系のデザインになっているのですが、私が求めるものはベーシックかつバーサタイルな形状と機能という点につきます。

機能的には、動画を見て頂ければ一目瞭然で分かって頂けると思います。



SUMO HEAD

【スタンダードタイプと太軸】
スタンダードタイプは軸径:0.6mmでオールマイティに使えるフックサイズと機能になっており、アジングと30cmまでのメバルを見ています。で、多分というか確実にスタンダードタイプが倍以上需要が高いのは分かりきっているのですが、どうしても欲しかったのが「太軸」。求めたものは「差し込めたなら曲がらない。曲がらせない」「根掛かり回避能力」

この純度を上げたものです。
さらに低重心であること、ゲイブ幅が小さいことで根掛かり回避能力を上げ、形状と太さで曲がらないものとしています。
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太軸径は0.8mm。ぶっちゃけ太いです。少しオーバースペックです。ジャストを求めるなら0.7mmのPE05だろうと思います。けど、このちょっとしたオーバースペックこそが獲れない経験をした人にとって必要な要素で。欲しいと思ってから・・・10数年。この辺りの思いを一度書いておきます。

【太軸の使いどころ】
言わずもがなデカメバル対応なのですが、知っておいて頂きたいことがあります。それは太軸はPEラインだからこそ生きるってことです。(フロロ等はラインが合わせの力を吸収してしまいやすい)
(その強さゆえスモールワームでのチヌ・タイ・シーバス等にも活躍してくれると思います)

【タックルバランス】
デカメバルを狙うには大きく分けると2通りあります。
1つはフロロやナイロン系の釣り、そしてPEの釣りです。針の太さに比例して貫通させる時にはどうしても力が必要になってきます。この時に重要になってくるのが「タックルバランス」と「合わせ方」です。例えば昨今のアジングは切れやすいエステルラインが増え、針の軸は細く、先が開いた形状になっていますよね。これは掛けにいくことが前提で、エステルゆえにフックの強度が必要ないゆえに針も細く開いた形状が可能になっています。これは理にかなったバランスの1つです。

【デカメバル×太軸のバランス】
大型メバルをバラすパターンは大きく分けると「ラインブレイク」「フックが開く」「刺さり切らず」です。
で、問題だと感じるのが「合わせで開く」や「合わせる間もなくフックが開く」です。やり取りの最中に開くならアングラー次第でまだやりようがありますが、そうでない場合はバランスを変えない限り根本的に解決しようがないんです。
これはバラシの質が悪いってことで、フックが刺さり切らずにバレる方がよっぽどGOODなんです。(やりようがある)けど、どんなに強いフックだろうと針を差し込めなければ生かせません。ゆえに知っておいて頂きたいのは太軸の意図であり、タックルバランスを再考して欲しいという提案であり、バランスに似合った合わせ方を覚えてほしいという思いです。

言うなればSUMO HEADの太軸は釣り人のポテンシャル(技術面や知識面)を上げてくれる道具になっています。コンセプトを持った道具は使い手を良くも悪くも導きます。というのも私はプロトを使い続けることで、色々なことが見えてきました。

【使いこなす】
太軸を使う上で重要になることの1つは合わせるまでの準備です。大型になると上あごも硬くなり、通常より強い合わせが必要になってきます。それに加えて太軸です。

油断すると差し込めずにやられます。例えば底をリフト&フォールするときにロッドを倒し過ぎないこと。倒しきった時にアタリが出ると確実に合わせのパワーが減ります。

キャスト時のファーストフォール中もそうです。ロッドを倒している状態でバイトが出ると同じようにやられます。
ロッドを立て過ぎた状態でも同じです。そこから合わせを入れても力のこもった合わせは入りません。こういったちょっとしたスキを毎回作るか作らないかだけで、かなりの差が出ます。

これは太軸に限った話ではないんです。気づかずに危ないスキを作っている場合が多々あるんです。というわけで精度が上がったのは、この太軸に限ったものではない応用の効く技術と知識でした。これはちょっとのオーバースペックがもたらした副産物で。

私が色々気づけたように使いこんだら気づかせてくれること、多々あると思います。

良いもの出来ています。

使ってみて下さいませ^^
FullSizeRender



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