2017年11月13日

SALT WATER記事 思考の断片08

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2017年12月号より
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秋と言えば、ベイトが豊富になる季節ですよね。全国各地、メタルマルゲームを楽しまれている方も多いと思います。というわけで今回はメタルマルゲームについてご案内します。
ご存知の方も多いですがメタルマルはとても人気のルアーです。ではなぜ、ここまで人気になったのでしょうか。それはやはり「釣れる」と認知されているからだと思います。そして「使っていて楽しい」と思って頂いている方が多いからだと思います。01


まずは基礎知識。ボディにブレード(キラキラした薄い板)が装着されたルアーは「スピンテールジグ」や「ブレードベイト」等と呼ばれています。メタルマルもこのカテゴリーに入ります。

【ブレードの種類】
市販されているブレードの形状は大きく分けると3種類。「ウィローリーフ・インディアナ・コロラド」です。水抵抗の強さはウィローリーフ>インディアナ>コロラドという順番です。フォールの遅さ(水抵抗の強さ)はウィローリーフ<インディアナ<コロラドです。シーバスで多く採用されているのがウィローリーフです。メタルマル13と19に採用されているのがコロラドで28はインディアナが採用されています。ブレードの種類

【アクション】
元来のブレードベイトの特徴は「タダ巻き」が基本であり、アクションさせにしても「リフト&フォール」ぐらいのものでした。実はこれ、そうせざるを得ない理由があります。それは水抵抗です。ブレードベイトはブレードが回ることで水の抵抗がとても強くなるルアーです。ゆえにアクション入れようにも中々入れられないし、強くシャクリ上げても動きが鈍く、重くてシンドイために「タダ巻き」や「リフト&フォール」がメインアクションにならざるをえないんです。そこでメタルマルはブレードのサイズを落とすことと、ラインアイを前に配置することでルアーに動きを入れやすくさせているんです。多分、メタルマルが出るまでブレードベイトでジャークを入れるような使い方って、ほとんどされてなかったと思います。その既成概念を変えたのがメタルマルです。個人的にメタルマルが化けたのもココだと思っています。そこが釣果だけでなく、アングラーの釣った感や楽しさに繋がり、選んで頂いているのだと思います。

そういえばブレードベイトって昔からバスではよく使われますよね。ほんと魚がよく反応してくれますよね。けどメタルマル発売当時はシーバス用でさえソルトではブレードベイト系ルアーはそこまで認知されているルアーではありませんでした。その認識をもメタルマルは変えてしまいました。

メタルマルの強さはこれだけではありません。続いては「飛距離」です。元来ブレードベイトは空気抵抗を受けやすく、飛距離が出にくいタイプのルアーだったんです。ゆえにソルトではブレードベイトが強いと分かっていても飛距離の誘惑でメタルジグを選択する人が多かったんです。ナブラ撃ちって届いてナンボの釣りですから、それはある意味必然でした。そんな中、メタルジグに匹敵する飛距離が出せるように開発されたのがメタルマルです。更に更にブレードにフックが隠れるステルスフックシステムでブレードにバイトしやすくミスバイトが多かったブレードベイトの弱点さえ克服してしまいました。もう至れり尽くせりですよね(笑)

ゆえに実釣ではご存知の通りビックリするほど色々な魚種がヒットしてくれ、今では無くてはならないルアーとなっています。まだ使ったことがない方は是非使ってみて下さいませ!大人買いされる方のキモチ、分かると思います^^

そして現在開発が進んでいるのがメタルマル40です。02


実釣ではもう既に折り紙付きを叩き出していますが、これってまだ改良前の段階のプロトの釣果です。現在は何点も修正されてより使いやすく・釣りやすいものになっています。楽しみにしていてくださいませ!

さて、メタルマルの強い要素は色々ご紹介しましたが、ご存知の通りいくら釣れるルアーを持っていてもそれだけでは釣れない場面もあります。というわけで私が経験した場面をちょっとご紹介します。

【ボートメタルマル】
ある時、ボートでのメタルマルゲームでこんな経験をしました。ミニボートでベイト(小イワシ)の群れについた魚を狙っていたのですが中々釣れないんです。実はボートだからと言って簡単に釣れるかというと、そうでもなかったりします。ベイトの群れの近くに寄ってはルアーを投げるんですがうまくいきません。

ミニボートでベイトに近づく=ベイトはボートから逃げる=必然的にベイトを後ろから追う形になります。釣れない(釣れにくい)要因は私のボートのプレッシャーの可能性を感じたんです。試しにベイトをよく観察し、ある程度動きを予想し、ベイトに警戒されないように迂回して回り込んでみたんです。そしてキャストせずに待っているとうまい具合にベイトがこちらへ寄ってきたんです。そのタイミングでベイトの後ろにルアーを落として巻き始めると・・・ゴンッ!!!・・・1発でした。散々苦労したのがウソのように・・・です。
これって私が海の中の状況をイメージ出来てなかった証拠で。単純にベイトのエッジを狙えば何とかなると甘く考えていたんです。(そういう場合も多々あるので、安易に考えてしまっていた)

考えてみれば当たり前ですよね。ベイトを追う状況って魚にとっても同じで、位置的にはボートの真下が本来ターゲットが陣取りたい位置で、その上にエンジン掛かった船がいたらそりゃあ魚は散りますよね。

観察力と推察力が足りてなかったってことで。でも一度分かってしまえばそう難しくなくて。闇雲にルアーをキャストしてた時とはまた違った見方を出来るようになり、楽しさが断然増したのを覚えています。

とまあそんなメタルマル、ショアからもオフショアからも使いどころ満載で皆さんの武器になってくれるのは間違いありません。メタルマルで秋を満喫してくださいませ!03



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思考の断片02
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