2018年02月13日

SALT WATER記事 思考の断片11

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2018年3月号より
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前々回にミノーイングについての話が途中でしたので今回はその続きです。
ライトリグではワーミングが総合的には有利だけどミノーイングに有利な場面が多々あるというお話し。

というわけで、じゃあどんな時?ですよね。一番分かりやすいのがトップ(水面)で釣れる場合でしょうか。外灯廻りでパシャ!と音がする場合、当然ながら水面のベイトを捕食していることが多いです。こんな時は冗談抜きでワーミングとトップ用のプラグでは10:0の差になることがあります。これは別にメバルだけの話でなくシーバスや青物のトップゲームでも同じです。ナブラにルアーが届いても沈むルアーにはビックリするほど反応してくれないことがあります。けどルアーをトップ系に変えるだけですぐ解決してくれることが大半ですのでペンシル系、ポッパー系はボックスに入れておいて下さいませ!

ちなみに解決しない例がサヨリ付きシーバスで(笑)水面にゴバッ!と出ているのにトップを投げても・・・ほんと釣れないです。サヨリ付きに関してはベイトの性質の違いが大きいです。通常のベイトは強引に水面に追いやられているのに対し、サヨリは元々水面付近を泳いでいます。それゆえ追われてのトップでないというか、シーバスはトップでなく水面直下の魚を狙ってるんです。勢い余って水面に出てるというか、バイトの瞬間だけ結果的にトップで食ってる状態だと思います。

脱線したのでライトリグに戻します。ワームより強いプラグと言えば、クリアなプラグがあります。昔と違い、今はクリアが主流になりましたよね。ご存知の通り外灯回りではクリアなベイト(アミ類)等に偏食しているメバルが多いです。クリア系ワームが支持されやすいのも、このためですよね。クリアプラグの1番の強みは飛距離が出せるのにスローに誘える点です。ワーミングはここに限界があります。もう1つの強みは「ルアーが動く=屈折も動く」です。ワームとは違った屈折の良さが引き出せます。さらにセッティング次第で水面に浮かせることもサスペンドさせることも可能ですから、使い方によってはそりゃあ強いです。フロートリグを使ったワーミングで対応出来なくはないですが、プラグはとっても手軽で勝負が早いです。

続いては明かりとの関係について。メバル釣りのシチュエーションは大きく分けて2つあります。明かり付きかそうでないかです。プラグが有利なのはどちらでしょう? と、この答を書く前に質問です。なぜメバルは明かりに寄るのでしょう?もちろんベイトを捕食するためですよね。つまり明かりに寄っている段階で基本的に活性が高い場合が多いってことです。続いて質問です。じゃあなぜプランクトンは明かりに寄ってくるのでしょう?これは多分「走光性」という光に対して必然的に寄ってきてしまう性質が1つの理由なのだろうと思います。夏の陸上の外灯(昆虫)を思い出してもらうと簡単に想像できると思います。ちなみに昆虫が寄りやすい外灯と寄りにくい外灯がありますよね。例えば明かりが沢山ある場所は1つ1つの外灯には虫はそこまで集まりませんよね。ばらけます。けど真っ暗闇の山に1つの外灯があったら?さらに近くに川があったら?川の場合は昆虫が羽化したタイミングでは凄まじい量が明かりに集まりますよね。釣りで言う〇〇パターンと同じです。月の影響もそうですよね。当たり前な話、満月が出ていれば外灯の明かりは弱くなり、外灯では釣れにくくなりがちです。(ベイトに見つかりやすく活性が落ちやすいというのもあると思いますが)
釣れる外灯・釣れない外灯の差も基本的には同じ構図です。って、外灯に限った話ではありませんよね。明かりのない磯も基本は同じです。時期によって・場所によって発生したベイトが溜まる条件があって、そこに捕食者が待ち構えているだけです。活性の高い魚というのはそういうことです。で、プラグとまたちょっと話が逸れますが、重要なことなので続けます。実はメバルの場合は活性がそれほど高くない魚を釣ることも少なくありません。例えば闇磯の藻場に付いたメバルを釣るとカナリの確率で胃に何も入ってないんです。反面、外灯付きの魚はカナリの確率で胃に何か入っています。それは捕食のために移動してきた魚か、寝床を狙った釣りかの違いが大きいです。後者はチャンスが来たら食うけど、あえてベイトを待ち構えてはいない状態であることが多いです。南紀のデカメバルを釣ってるとよくあるのですが、何度もルアーを通していている場所で急にスイッチが入って食ってくる要因の1つはコレです。
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この辺りの「どういう魚を狙っているのか」を知ることはポイント選定にはカナリ役立ちますので覚えておいてくださいませ。とまあだいぶ脱線したのでプラグの話に戻ります(笑)

「プラグは釣れるメバルの型が良い」これも経験されている方は多いと思います。それは単純に大きくなると小魚を追う傾向が増えるのが原因の1つで、体が大きくなれば単純に狙えるターゲットの幅が増えます。ボリュームの差が影響していることが多いです。
これはプラグに限らずワームでも同じです。小さいワームでは食ってこなかったのに大きくするだけで大型が食ってくることがあります。この選り好みの幅を利用し、ある程度は型を選別することができたりもします。(このちょっとした「魚の意識の差」が釣りを理解するのに大切)

さて、ここで質問です。例えば大きなルアーと小さなルアー、どちらを先に投げますか?
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よりベターなのは大きなルアーです。リスクが少ないです。小さいルアーは食う個体数が増える傾向にあり、キャスト位置を間違えると大型が食う前に格下の魚が食ってしまいやすいんです。これだけなら別に問題はないのですが、魚は時にナーバスです。ある程度魚をポイントから抜いたり、魚をバらしたりすると何かしらの異変を察知してパタッと口を使わなくなることがあります。(20分ぐらい時間を空けると口を使ってくれることが多い)ゆえに大型になるべくプレッシャーを与える前に魚を掛けるのが得策で、その戦略としてトレースコースはもちろん、サイズを上げる方がリスクが少なかったりします。(ブリーデンのワームで言うとバチを先に投げて、後からNejiNejiの方が良い)これは小型中心のエリアでも同じで、小型ばかりの中でも大型を狙いやすいです。

ちなみにイカはどうでしょう?イカは丸呑みしませんよね。少々大きなベイトというか、自分より大きなベイトでさえ弱っていれば獲物になり得ます。ゆえに胴寸20cmあれば4寸で普通に勝負になりますよね。捕食者に対するルアーの大きさで考えるとかなりビッグルアーです。大きな獲物と言えば・・・堤防や磯でフナ虫に足をかじられた経験ないでしょうか。動かなければ人もベイトになるってことで(笑)仮眠していて噛まれると「イタッ!」と目が覚めるので超ムカつきます(笑)ちなみにセミを捕まえて腕に乗せておくと、樹液を吸おうとして針を刺しにきます。(って、釣りと関係ないですね。笑)

とまあ、プラグの話から何度も脱線してしまいましたが、結局いろいろ繋がってるんですよね。どう関連しているかがルアーフィッシングには重要だと思っています。

最後に。
SUMO HEAD&SUMO HEAD太に追加新サイズ登場しました!SUMO HEADは1.5g/2.0g/3.0gを追加、SUMO HEAD太は2.0g/3.0gを追加です。低重心でコケにくい安定感抜群のジグヘッド。これでちょっとディープなエリアもカバーしやすくなったので使ってみて下さいませ!
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