2010年02月08日

ドルゴルスレン・ダグワドルジ

もともとこの張り差しを多用する横綱は、いち大相撲ファンとしてはあまり好みのタイプではありませんでした。

しかしながら、技師としての取り口にアメージングさせられることもあり、現代の相撲を最もよく象徴した力士であったことは紛れもない事実です。

力士は寡黙。インタビューでもハアハアいって何を喋っているのか良く分からない、という昭和の相撲レスラーの印象を覆したのも、この人だったのかもしれません。



大きな威力を持ったヒールがいなくなる、というのは同時に、
対岸に位置づけられる、ベビーフェースにも多大な影響を与えることは必然です。



ドルジの引退で最もやりずらくなるのは、白鵬翔その人であることは、簡単に予想できることですね。

正統派の横綱を地でゆくこの横綱に、ひとりで全てを背負わせるのは酷な気がします。

そういった意味で、面白みを感じさせる力士というのが幕内に非常に少ないのもまた事実。

取組を考えると、やはりこの横綱の不在で失うものは大きいですねえ。

キャラクターとして代役が居ない、というのはそれだけでひとつの大きな存在意義になるという事を、これからの大相撲で痛感する事になるのかもしれません。



kasahara_sod at 23:14│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字