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1、北半球上空の寒気・・・明日からの強い冬型・寒気の南下 最新データ!


 今朝は各地から冬の便りが続々と・・・

【初雪】室蘭・函館・盛岡
【初氷】宇都宮・福島・水戸・熊谷
【初霜】水戸・熊谷

 3連休も目前・・・今日も昨夜までの北半球上空の気圧配置と寒気の動向からチェックしておきましょう。
北半球アニメ181121
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 北日本には昨夜から(まとまった雪の目安)上空約5500m -30℃以下の冬の寒気が流入中。
 -30℃以下の寒気がこれだけ堂々と?本州まで南下してくるとさすがに「冬になったんだな」という気持ちになってきます。

 で・・・今回南下してきた冬の寒気・・・

週間気温グラフ181121

 昨日同様、向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データでも、連休前半まで平年を大きく下回る低温をもたらすことが予想されています。

 低温のピーク西日本で明日22日(木)東~北日本では明後日23日(金:勤労感謝の日)。

 となると・・・具体的な空模様が気になるわけですけど・・・
 もちろん今日も最新のデータを使ってまとめておきました。

 まずは明日22日(木)・・・冬型の気圧配置が完成する21時の空模様から。

GSM22日181121
(図をクリックすると拡大します)

 右側の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
 左側の図は、普通の天気図と同じ地上気圧と降水量、そして上空約1500mの寒気の様子。
 
 今季初・・・-35℃以下の真冬の寒気だけでなく、-40℃以下の厳冬期の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、大きく南に蛇行した偏西風強風帯に沿って北日本を通過

 西~東日本でも、晩秋~初冬の寒気を伴う上空の気圧の谷通過していくことが予想されています。

 このため、上空の気圧の谷前面・・・太平洋低気圧が猛発達
 大陸の高気圧との間で西高東低 冬型の気圧配置が強まり等圧線が大混雑し・・・
 全国的に北よりの風が強まり海上はシケ模様に。

 北よりの強風によって地上付近の寒気も南下し・・・
 暖かい日本海では水蒸気が蒸発して雨・雪雲の帯が発生・・・日本海側へと南下してくることが予想されています。

 寒気の南下の様子からすると・・・教科書的には東北以北の平野部でも雪が予想されますけど・・・
 標高等を考慮すると、長野県北部の平地や関東北部の山沿いでも降雪・積雪があると考えておいたほうが良い状態です。

 3連休前夜・・・特に北日本では荒れ模様の天気が予想されますから、早めに遠出される方は要注意!!

 続いて一番気になる3連休の空模様

GSM3連休181121
(図をクリックすると拡大します)

 上段の図は、雪雲を発達させる上空約5500mの寒気と寒気を運ぶ偏西風の蛇行の様子。
 左側の図は、普通の天気図と同じ地上気圧と降水量、そして上空約1500mの寒気の様子。

 22日(木)の深夜?あるいは23日(金)の早朝?ピークを迎える冬型の気圧配置・・・
 弱まりながらも23日(金)いっぱいは北日本中心に影響を及ぼしそうですけど・・・

 24日(土)には西から高気圧が張り出して弱まる模様。
 ただ、山陰~北陸をかすめるように-30℃以下の冬の寒気を伴う上空の気圧の谷が通過することが予想されています。

 このため高気圧に覆われ、下層に寒気が流れ込んだ状態が続いても・・・局地的に大気の状態が不安定になるかも?
 低温傾向が続くのに加えて、高気圧周辺には気圧の谷も発生し、局地的なにわか雨・にわか雪・・・条件次第では落雷や突風の発生が心配されます(北日本はしっかりとした冬型に?)。

 そして25日(日)ようやく寒気も抜けて高気圧優勢になるようですが、高気圧が南寄り。
 日本海には早くも潜在的な前線の降水帯が発生・・・夜には?日本海側に影響することが予想されています。

 ということで3連休・・・西日本や東日本の太平洋側の方は厚着をして木枯らしに備え・・・
 関東甲信以北の方は降り方に対応した雪への備える必要がありそうです。
 (明日も最新データ追いかけますね)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)



2、今日の空模様・・・高気圧に覆われるけど下り坂の始まり・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝は新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔181121

 冬枯れの木立を透かして見る空は青空
 黒姫山に雪は見えませんが、妙高山はうっすらと雪化粧をしています。

 最寄りに信濃町アメダスの最低気温は-3.6℃(06時37分)。
 放射冷却が強まり、今季一番の冷え込みになりました(水道管、そろそろ気にしなくては・・・)。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181121

 天気図で一番「幅をきかせているのは」本州上の高気圧
 確かに晴天域優勢のようですけど・・・

 北日本には潜在的な前線を伴った低気圧が接近中
 北陸以北の日本海側では冷たい雨や雪が降っているようです。

 また、大陸からは次の気圧の谷が東進中
 高気圧に覆われているといっても、単純に晴れるというわけではなさそうです。

昨日21時~今日09時までのレーダー画像
全国レーダー09時まで12時間181121
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM21日181121
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 北日本では、午前中 -30℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東に抜けるものの・・・
 にかけて-30~35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷が再び接近(その後ろにはー40℃以下の厳冬期の寒気)。
 今日の空模様・・・回復というより小康状態といったほうがイイかもしれません。

 一方西~東日本では、好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラを持った)上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が通過
 日中は好天ベースで推移するものの・・・
 上空の気圧の尾根が通過した後を、上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が追いかける模様。
 束の間の好天ベースといえるかもしれません。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・午前中北日本を潜在的な前線を伴った低気圧が通過
 一時的に雨や雪が強まるようですけど、いったん天気は回復
 後続の上空の気圧の谷に対応し発生・北東進を始める日本海の低気圧の接近によって、明日未明には?再び下り坂に向かうようです。

 一方西~東日本では、上空の気圧の尾根に対応して高気圧の晴天域優勢に。

 ただ、上空の尾根後面を東進する上空の浅い気圧の谷によって、関東沿岸では気圧の谷が深まり降水域が沿岸へ
 東シナ海でも低気圧と前線が顕在化し、降水域が九州に接近することが予想されています。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181121
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 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様。

 今日の雨や雪のエリアは局地的ですけど、明日はかなり広範囲で雨や雪
 夜以降は今季一番の冬型・・・そして寒気の南下と降雪域の拡大が予想されていますから、連休の準備、雪対策は今日中に終えてしまいたいところです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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