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1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 まずは寒の戻りのパトロール?・・・北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190322
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 17日(日)頃から明瞭になった-36℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)・・・・
 成長しながら朝鮮半島の北あたりまでやってきました。

 関東に桜前線が届いた直後、強い寒の戻りになることが予想されます。
 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190322

 どうやら週末いっぱい、全国的に平年を6℃前後も下回る一級品の?寒の戻りになる模様。

 また、来週の気温傾向は・・・昨日までは予想のバラツキが大きいながら低温傾向が続く(寒の戻りが続く)「気配」もしていましたが・・・最新のデータでは概ね平年並みで推移する予想に変化。
 そして、来週末?再び次の寒の戻りになる「気配」が漂っています。

 となると・・・知りたくなるのが寒の戻りによる具体的な空模様。

 まずは週末の寒の戻りのピークといえそうな明日23日(土)21時の空模様をチェックしておきました。

GSM23日190322
(図をクリックすると拡大します)

 -35~45℃以下の真冬でもなかなか見られないほどの強い上空寒気が北陸以北に南下。

 また、西高東低 冬型の気圧配置が完成する前・・・明日夜までに関東沖に発生する南岸低気圧の降水域が関東南部に残るさなかに・・・
(冬場に平地で雪の目安)-6℃以下の寒気が関東北部に、(冬場 南岸低気圧による関東南部の雪の目安)-4℃以下の寒気が神奈川県付近まで南下。

 寒くなるのはもちろん・・・
 日本海側の降水域が平地でも雪になるだけでなく、太平洋側に予想されている降水域の「一部?」も雪になることが想定されます。
 (明日、新潟県境 野尻湖畔で外仕事の予定があるKasayanとしては・・・orz)

 ちなみに今日05時発表の気象庁予報では、山梨県 東部・富士五湖地域にのみ「所により 昼過ぎ から 夜のはじめ頃 雨か雪」の文言が記載されている状況。

 さすがに降水量が少ないことと、地上気温が高くなっていることからすると、関東南部で”桜に雪”なんてことは考えにくいですけど・・・正直なところ気にならないと言ったらウソになります。
 最新予報をチェックする際は一応注意しておいてくださいね。

 なお、来週末の寒の戻りの気配・・・30日(土)09時の予想(計算値)は以下のようになっています。

GSM30日190322
(図をクリックすると拡大します)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・まずは第一段階の冬型の気圧配置


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝は一時的に長野市街地に戻っています。

菅平190322

 激しい雨の後、急速に回復した昨日から一転、再び下り坂。
 長野市東方の志賀高原~菅平高原を伝って灰色の雲が南下中。

 長野市街地は曇り空ですけど、長野市の北・・・新潟県境の地域では弱い雨(雪?)になっている所もあるようです。

 最低気温は7.9℃(07時03分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190322

 低気圧と前線が東海上に抜け、気圧配置は西高東低 冬型・・・が「強まり始めた」ところ。
 日本海側の雨(雪)雲はまだそれほど活発化しておらず、雪が降っているのは北海道や標高の高い地域に限られているようです。

 ただ水蒸気画像を見ると・・・-30℃以下の冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が朝鮮半島方面に南下中。
 この上空の気圧の谷が北日本を通過する今夜以降、とりあえず?冬型の気圧配置が完成することになりそうです。
 (冒頭でチェックしたように本当の冬型の完成は明日の南岸低気圧が東海上に抜けてから?)。

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190322
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM22日190322
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 -30℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が北日本をゆっくりと南下。
 また、西~東日本でも上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が南東進。

 これをもって冬型の気圧配置の骨格が完成すると思いきや・・・
 後続の上空の気圧の谷が(冒頭でチェックしたように)-35~40℃以下の真冬の寒気を伴って沿海州へと南東進。
 どうやら今夜までに完成する冬型の気圧配置の骨格は第一段階目に過ぎないようです。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・カットオフ(偏西風の流れから切り離された)した上空の気圧の谷直下で発達のピークを迎える低気圧がオホーツク海をゆっくりと北東進。

 また、低気圧から延びる前線も東に遠ざかるようですが・・・
 西~東日本を通過する上空の浅い気圧の谷に対応して関東沖には気圧の谷、風の収束線が停滞(明日、ここに南岸低気圧が発生)。

 「とりあえず」西高東低 冬型の気圧配置が形成されて東~北日本中心に等圧線が混雑し・・・
 強まる北西風に乗って地上付近の寒気が南下。
 日本海側に-6℃線が上陸する今夜以降日本海側で降雪域が拡大し、平地でも雪になる所がありそうです。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190322
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)
 
 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様・・・詳細はアニメ中の書き込みをお読みいただければ幸いです。

 ・・・ということで、今日も午後から信濃町 野尻湖畔へ。

 明日のブログ更新・・・簡易更新になるかもしれませんけど・・・そうなったらご容赦ください。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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