気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

2017年11月

 Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

晩秋と初冬混雑の空模様は初冬優勢に。12月初旬の寒気の影響は?(171130)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


-42℃以下の寒気を伴う寒冷渦接近!・・・いつまで居座る?影響は??



 (1)強い寒冷渦接近!・・・北半球上空の寒気(実況)と今後の動き(予想)


 「木を見て森を見ず」にならないよう、今日も北半球上空の気圧配置と寒気の動向(実況)からチェック!
北半球アニメ171130
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 いつものように、過去6日間の北半球上空の様子をアニメ化しておきましたけど・・・
 今週前半に小春日和をもたらした暖気が、「どこからやって来て」「どこに行ったのか?」が良く分かります。

 そして今は、中心に-42℃以下の真冬の寒気を伴う寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が接近中。
 誰が見ても、これから寒くなることがわかります。

 では、「いつ?」「どこまで」寒気が南下し、寒冷渦が「いつまで?」影響し続けるのか?
 週間予報支援図という専門の天気図を使ってザックリとまとめておきました。

週間高層天気図171130

 北半球上空の気圧配置を極東にズームして、明後日から6日間の予想を並べたもの。
 偏西風の様子と寒気が南下するタイミングをKasayanが加筆しておきました。
 (-30℃以下の寒気の南限と高度5400m付近の偏西風強風帯がほぼ一致しているようです)

 偏西風の南への蛇行域(赤の点線:上空の気圧の谷)が通過するタイミグで、寒気が南下するわけですけど・・・

 2日(土)に寒気が抜けた後、西南西風の偏西風に乗っていったん暖気が流入。
 そして、「5日(火)~6日(水)」にかけて、上空の気圧の谷とともに「太平洋側まで」冬の寒気が南下することが予想されています。

 さらに、その後も寒冷渦はしばらく停滞する気配・・・?

 そこで、最新の向こう一週間の気温の傾向(平年差)の予想もチェック。

週間気温グラフ171130

 今週末に気温が低下し、その後いったん気温が上昇した後・・・

 5日(火)~6日(水)にかけて西日本から「平年を大きく下回る」ことが予想されています。


 (2)強い寒気の影響・・・寒気南下ピークの空模様は??


 となると、気になるのは寒気が南下するタイミングでの具体的な空模様。

 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って・・・
 現時点で、寒気南下のピークと思われる明日1日(金)、6日(水)、そしてデータとしてはかなりアヤシイ10日(日)の空模様を、ザックリとまとめておきました。

 ①12月1日(金)

GSM1日171130
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 (左側の図)地上は、東~北日本中心の西高東低 冬型の気圧配置。
 そして、平地で雪の目安(地形の影響を受けにくい上空約1500m)-5℃以下の寒気は近畿付近まで南下。
 北陸以北の日本海側に活発な降水(雪)域が予想されています。

 (右側の図)上空では、-30℃以下の冬の寒気が東北北部まで南下することが予想されていて、北海道には大雪に目安になる-36℃以下の寒気が南下(平年より低め)。
 北日本では雪雲が空高く発達しやすく、活発な降雪は北日本中心ということになりそうです。

 ②12月6日(水)

GSM6日171130
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 (左側の図)またまた東~北日本中心の冬型の気圧配置に見えるものの、日本海西部に気圧の谷(低圧部:等圧線の高気圧側への湾曲域)が発生。
 気圧の谷に沿った降水(雪)帯が北陸を指向することや、九州北部から山陰にベッタリとかかる降水(雪)域が予想されています。

 また、-5℃以下の寒気が九州南部まで南下。
 地上気温にもよりますけど、西日本の平野部も含めた広範囲で降雪になることが予想されます。

 (右側の図)上空では、-30℃以下の寒気が能登半島付近まで南下。
 明らかに明日(1日(金))に予想されている冬型の気圧配置より強い冬型になることが分かります。
 来週水曜日前後、西~東日本でも雪に注意をする必要があるかも??

 ③12月10日(日)

GSM10日171130
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 そして・・・寒冷渦は6日以降も停滞しそうですけど・・・
 実は12月10日に、6日(水)よりさらに強い冬型の気圧配置が予想されています。

 もっとも現時点では・・・計算上のハナシというレベル。

 ただ、計算通りに推移したとすれば、全国的に真冬の寒さになって、広範囲で季節外れの雪や大雪になることも考えられます。

 このあたり、今日午後に発表される一か月予報(気象庁HPにリンク)が気になるところです。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


今日の空模様・・・冬型、次第に強まる!


 それでは、ここから今日の空模様


 (1)予報のスタートライン・・・実況


 今朝の長野市・・・

菅平171130

 善光寺平周辺の里山の標高およそ600m以上はどんよりとした層積雲に覆われています。
 まるで盆地にフタをされた状態。

 最低気温は4.9℃(07時15分)。
 気温は徐々に下がり続けていて、夜になって最低気温が観測されるかもしれません。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況171130

 北日本は西高東低 冬型の気圧配置。
 西日本の南岸には(晩)秋雨前線が停滞し、晩秋と初冬のハイブリッドのような気圧配置になっています。

 衛星の水蒸気画像を見ると、冬の寒気を運ぶ偏西風強風帯が北海道付近で東西方向に停滞。
 秋と晩秋を分ける?偏西風強風帯が西日本の南岸で、これまた東西方向に停滞。
 このようなミルフィーユ状態?の偏西風強風帯によって南北に季節が並び、ハイブリッドの気圧配置になっていると思われます。


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 では今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM30日171130
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・今夜にかけても偏西風の強風帯(水色の矢印)は東西~西南西の流れ。
 若干東に向かった上り坂?になりますけど、偏西風のミルフィーユ傾向が続きます。

 このため北海道を、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)と-30℃以下の冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、断続的に通過。
 (雪雲を発達させる)大気の不安定な状態と強い冬型の骨格が続くと思われます。

 また、西日本の太平洋岸でも、(晩)秋雨前線に対応する偏西風の強風帯が停滞。
 思い出したように、時々浅く小さな上空の気圧の谷(正渦度極大域)が東進していくことが予想されています。

 さらに、日本海を上空の浅い気圧の谷が足並み(位相)を揃えながら東進。
 日本海の雨・雪雲を活発化させると思われます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・引き続き北日本は西高東低 冬型の気圧配置が継続し、南岸に前線の降水帯が停滞するというハイブリッドな状態が続く模様。
 また、ジワジワと(地形の影響を受けにくい上空約1500m)0℃ラインは南下しても、-5℃ラインの位置は新潟県付近に停滞し続けるようです。

 ただ、日本海を東進する上空の浅い気圧の谷の影響で、日本海西部の気圧の谷(黄色の点線:低圧部)が深まり降水(雪)帯が活発化。
 北陸付近の雨や雪を強めることに。

 また、前線帯の北東進に伴い南岸の降水帯も関東の東海上に進むことが予想されています。
 
相当温位171130
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 昨日に引き続き、暖湿気(暖かく湿った空気)が東シナ海から西日本に流れ込んで(大陸から流れ込む寒冷乾燥空気とぶつかって)前線帯を形成(黄色の点線)。
 夜にかけて東進し、寒冷乾燥空気の強まりに伴って南下することがわかります。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは最後、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。 

全国流線アニメ171130
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 ハイブリッドな気圧配置なので、ひとことでまとめきれる空模様ではありません。
 アニメ中の書き込みを読みながら、最寄りの地域の予報を(具体的な空模様として)イメージしていただきたいと思いますけど・・・

 ジワジワと北日本中心の冬型の気圧配置が強まって、全国的に寒くなることだけは確かです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

拡大GSM1日171130拡大GSM6日171130拡大GSM10日171130拡大GSM171130拡大相当温位171130 
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

  KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





暖かさは今日まで、北日本中心の冬型へ。週末の空模様は?(171129)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


小春日和終了・・・週末にかけて寒気再来!来週半ばは寒波襲来??



 (1)再び寒冷渦停滞!・・・現在の北半球上空の寒気と今後の動き


 今日も広い視点から・・・北半球上空の気圧配置と寒気の動向(実況)からチェック!
北半球上空の寒気アニメ171129
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 日本付近を通過していた暖気エリアも東海上へ。
 -42℃以下の寒気を伴う寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が日本に接近しています。

 では、今後この寒冷渦がどのように動くのか??
 ユーラシア大陸上空の気圧配置と-30℃以下の冬の寒気を運ぶ偏西風強風帯の様子を、7日間先までアニメ化しておきました。

500図アニメ171129
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 先週末までと同様、寒冷渦は日本の北(アムール川河口付近)に進んでほぼ停滞。
 日本付近はシベリアの寒気を運ぶ偏西風強風帯(水色の矢印)の南側の蛇行域になり続け・・・
 上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するたびに、(冬型の気圧配置が強まるとともに)周期的に寒気が南下することが予想されています。

 中でも明後日1日(金)頃と、来週半ば、5日(火)頃に寒気の南下のピークを迎え、特に5日(火)に南下する上空の気圧の谷は非常に深く(蛇行が大きい)、偏西風の強風帯と伴に西日本の太平洋側まで冬の寒気が南下してくる模様。

 ということは・・・天気予報で伝えられているように週末寒くなるとしても、来週半ばはさらに寒くなるようです。


 (2)向こう一週間に予想される寒気の影響?・・・週末の空模様


 ではここで、向こう一週間の気温の傾向(平年差)の最新データをチェックしておきましょう。

週間気温グラフ171129

 昨日のデータでは、太平洋側まで寒気が南下する5日以降の気温低下の兆候は西日本にしか見られませんでしたが・・・・
 今日は南西諸島も含め、全国的に5日以降、平年を大きく下回ることが予想されています。

 やはり週末の低温に続いて来週半ばに、全国的に数日間続く厳しい冷え込み・・・寒波があると考えておいたほうが良さそうです。

 となると、知りたいのは具体的な空模様。

 来週半ばの空模様については、昨日の記事に掲載したGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)をご覧いただくとして・・・
 今日は目先の北日本中心のミニ?寒波・・・気になる週末の空模様をまとめておきました。

GSM週末171129
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 明後日1日(金)に寒気を伴った上空の気圧の谷が通過し(ユーラシア大陸の気圧配置のアニメ参照)、寒気の南下の1回目のピークを迎え、冬型の気圧配置が強まる模様。
 その名残が2日(土)の朝まで続き、北日本中心に冬型の気圧配置の影響が予想されています。

 その後、西から高気圧が張り出し、冬型の気圧配置は弱まる模様。
 晴天域が拡大してくるようですが・・・

 偏西風は日本付近で東西に流れるため、冬の寒気がコンスタントに北日本に流入。

 このため地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)の寒気もあまり北上せず・・・
 (高気圧が東海上に抜け)気圧の谷が通過して、日本の北と南に雪や雨が予想されている日曜日にかけても、(気温傾向のグラフと同様)そこそこの低温傾向が続くことが予想されます。

 まあ、寒気が南下して気圧の谷が通過するにしても西~東日本は降水エリア少なめ。
 北日本はあいにくですけど、(計算値通りに推移したとすれば)この時期としては週末、まずまずの天気ということじゃないでしょうか?

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


今日の空模様・・・冬型ゆるみ西から暖かく


 それでは、ここから今日の空模様


 (1)予報のスタートライン・・・実況


 今朝の長野市・・・

菅平171129

 最低気温は0.9℃(05時46分)で概ね平年並みでしたが・・・
 青空優勢の空に千曲川や犀川の川霧が沸き立って、二日連続幻想的な光景が見られました。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況171129

 太平洋側を中心に晴れている所が多いものの、日本付近は東海上と大陸の高気圧に挟まれた気圧の谷。

 大陸からの寒気の南下が優勢で、低気圧が発達しながらサハリン付近を南東進中・・・
 そして低気圧からのびる寒冷前線が日本海を南下。

 北日本では、低気圧と前線の雨雲が上陸しようとしていて・・・
 山陰付近では前線前面に吹き込む暖かく湿った南西風の収束線の雨雲の帯が上陸中。
 
 上空の気圧の谷の接近に伴い(水蒸気画像参照)、晴れている地域も下り坂に向かうことになりそうです。


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 では今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM29日171129
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・北海道では、道北中心に真冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に通過。

 偏西風強風帯(水色の矢印)が東西流なので、コンスタントに-30℃以下の寒気が北海道に流入することになりそうです。

 また、西日本の太平洋側を中心に偏西風の強風帯(水色の矢印)が強まりつつ停滞。
 強風帯に沿って上空の浅い気圧の谷(正渦度極大域)が周期的に東進するため、西日本南岸に潜在的な前線帯が形成される可能性があります。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・寒気を伴う上空の気圧の谷の影響で、低気圧が発達しながらサハリンの東へと北東進。
 北日本中心に西高東低 冬型の気圧配置が強まることが予想されています。

 このため、北日本では北西強風・高波に。
 北風に伴う寒気の南下によって、日本海側の時雨れが雪に変わると思われます。
 
 また、西日本の偏西風強風帯に対応して、潜在的な前線と思われる降水帯が東シナ海から西日本で顕在化。
 夜には西日本の南岸に停滞することが予想されています。

相当温位171129
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 暖湿気(暖かく湿った空気)が東シナ海から西日本に流れ込んで(大陸から流れ込む寒冷乾燥空気とぶつかって)潜在的な前線を形成。
 午前中は寒冷前線の延長線上で山陰付近に雨を降らせ、夜にかけて南岸に停滞することが分かります。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは最後、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。 

全国流線アニメ171129
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 寒冷前線が東~北日本を通過して西高東低 冬型の気圧配置になりますが・・・

 西日本の南岸には潜在的な(晩)秋雨前線が停滞。
 初冬と秋が混在するような空模様が予想されています。

 平地で雪になる目安、-6℃ラインの位置も微妙。
 
 明後日、1日(金)に予想されている(寒気を伴う)上空の気圧の谷が通過するまで、中途半端な空模様と寒さが続くことになりそうです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

拡大北半球171129拡大GSM週末171129拡大GSM171129拡大相当温位171129 
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

  KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





小春日和も関東や九州付近で虫食いの雨?来週中頃強い寒気南下?(171128)?


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


寒気ひと休み・・・でも、週末にかけて寒気再来!来週半ばに寒波襲来??



 (1)冬の寒気の全体像・・・北半球上空の寒気(実況)


 今日も最初は冬の寒気の全体像・・・北半球上空の気圧配置と寒気の動向(実況)から確認しておきたいと思います。
北半球寒気アニメ171128
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 引き続き北半球上空の寒気のほとんどが日本の北に集まっているような状態ですけど・・・

 一昨日から東西に寒気が分裂。
 二つの寒気塊の間に暖気が流れ込み、日本付近では気温が上昇し始めています。

 ただ、分裂後の西側の寒気は、酷寒のシベリアで着々と成長中。

 明後日にも北日本方面に南下し、そのまま反時計回りに回転しながら日本の北に停滞。
 来週半ばにも西日本からドッと南下し、いわゆる寒波(気象庁用語集:主として冬期に、広い地域に2~3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。 )として振る舞うことが予想されています。


 (2)来週に予想される寒波の影響?・・・週間の気温傾向と具体的な空模様


 続いて向こう一週間の気温の傾向(平年差)をチェック。

週間気温グラフ171128

 確かに今日をピークに小春日和の暖かさは終了し、30日(木)から週末にかけて、北日本中心に平年を大きく下回ることが予想されています。

 特に北日本では2~3日以上も平年を下回るわけですから、(気象的に11月は秋ですけど12月にまたがるので)これだけで寒波と呼んでも良さそうですけど・・・

 早くも来週月曜日には、平年並みかそれ以上に回復することが予想されています。
 また、西日本ではこの週末も平年並みで推移。
 これだけなら明後日からの寒気の南下は・・・この時期としては普通・・・特段騒ぐものではないと思われます。

 もっとも、西日本では5日頃から再び平年を下回る気配。
 前回もそうでしたが、西日本から寒気が南下するときほど寒気の影響が大きくなる傾向があります。
 このブログでは一昨日からご紹介していますけど・・・実はこのタイミング・・・5日(火)以降に本格的な寒波の襲来が予想されています。

 ということで、5日(火)09時~7日(木)09時の空模様・・・
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってザックリとチェックしておきました。

GSM来週171128
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 計算値通りに推移するならば、5日(火)に気圧の谷が東海上に抜けて西から寒気が南下。

 6日(水)~7日(木)は冬型の気圧配置が強まり、西日本の太平洋側でも地上気温次第で降雪になることが予想されます。

 また若狭湾から関ケ原に雪雲が流れ込む可能性も示唆されています(東海道新幹線に影響がでるパターンですね)。

 降雪や寒さに関して、今シーズン一番の影響があるかもしれませんから、今後も計算値の変化に注目したいと思います。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


今日の空模様・・・冬型ゆるみ西から暖かく


 それでは、ここから今日の空模様


 (1)予報のスタートライン・・・実況


 今朝の長野市・・・

菅平171128

 快晴だけに放射冷却現象が特に強まり、寒気の南下はイマヒトツでも最低気温は-0.9℃を観測。
 善光寺平(長野盆地)の縁を流れる千曲川からは、志賀高原や菅平高原を覆い隠すほどの川霧が立ち上っています。

 ただ、空気は乾燥傾向。

北アルプス171128

 透き通った空気を通して大天井岳~槍ヶ岳~燕岳がハッキリと見えています。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況171128

 やや北偏した高気圧に覆われているように見えますけど・・・
 高気圧の中心は、東海上と朝鮮半島付近にあって、本州の上にはありません。

 もっとも・・・衛星の水蒸気画像を見ると・・・日本付近を好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が北東進中。

 このため、東海上に抜けた高気圧の尾(気圧の尾根)が本州上に残り、晴天優勢の空模様になっているようです。

 とはいえ、高気圧の中心から離れているので晴れのエリアも力及ばずの地域あり。
 気圧の谷が停滞中の関東付近は、暖かく湿った空気が流れ込んで、沿岸中心に曇りベース(沖には雨雲)。
 高気圧の勢力が及びにくい北海道や九州南部などでも曇りがちの空模様になっているようです。


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 では今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM171128
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東海上に抜け・・・
 好天好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が北東進。

 大陸から真冬の寒気を伴う上空の気圧の谷が南下してきますけど、その影響が始まるまでは好天ベースで推移すると思われます。

 で、このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・高気圧の中心が東海上に抜けた後も気圧の尾根の晴天域優勢。
 0℃以下の寒気が北海道まで北上し、小春日和の地域が多くなりそうです。

 ただ、東海上に抜けた上空の気圧の谷に取り残された(地上の)気圧の谷が関東沿岸に停滞し、関東付近は虫食いの曇り空に。
 沿岸部では、弱い通り雨の可能性も?

 また、西日本の南岸では偏西風の強風帯が活発化。
 偏西風の強風帯に沿って上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が東進するため、九州から四国南岸付近は曇りがち。
 風の収束線が発生する所などでは弱い雨も予想されます。

 さらに、上空の浅い気圧の谷が弱まりながら通過する日本海では、等圧線が混雑気味。
 湿った空気を運ぶ南西風が強まり、南西風が収束しやすい九州北西岸や北海道北西岸では局地的ににわか雨も予想されます。

 ということで、小春日和といえども虫食いの曇りや雨の地域もある模様。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは最後、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。 

全国流線アニメ171128
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)
 
 紫色は下層雲。

 GSMモデルとほぼ同様の地域に虫食いの曇りや雨が予想されていますけど・・・
 いずれの地域も風の収束線が出来ていることが分かります。

 そして明日は、日本海を2本~3本の収束線が南下。
 
 第一波、第二波と曇りや雨のラインが通過し、最終的に0℃以下の冬の下層寒気が流れ込んでくることになりそうです。

 (今日なら佐渡島までセーリング出来るかも?でも明日以降帰れない・・・)


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

拡大北半球171128拡大GSM来週171128拡大GSM171128 
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)


(4Kタイムラプス動画:千曲市姨捨棚田から長野市、北信五岳、志賀高原方面、層積雲の停滞)
  KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





寒気抜け、高気圧に覆われ、西から暖かく。この先の寒気の見通しは?(171127)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


寒気ひと休み!・・・今後の寒気の動向は?



 (1)現在の寒気の棚卸?・・・北半球上空の寒気、昨夜までの動向


 低温傾向が続いてきた11月ですけど、天気予報などでご存じのように、今日からすこしばかり暖かくなります。

 そんな今日の空模様は後ほど詳しくお伝えするとして・・・
 まずは低温傾向から高温傾向に変化する原因の全体像・・・北半球上空の寒気や暖気の動向(実況)をザックリと把握しておきましょう。
北半球上空の寒気アニメ171127
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 連日お伝えしているように、現在北半球では偏西風が大きく蛇行していて、日本の北には巨大な寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が停滞。
 北半球の寒気の半分以上を渦に取り込み、反時計回りに回転しながら日本に寒気を送り続けてきました。

 ただ、ここにきて巨大な寒冷渦が東西に分裂気味。
 中心に-42℃以下の真冬の寒気を持った二つの寒気塊に分かれ、両者の間に暖気エリア(偏西風の北側への蛇行域)が形成されたことが分かります。

 そして今日から暖気エリアが日本付近へ。
 およそ三日に渡って、小春日和をもたらすことが予想されています。


 (2)向こう一週間の上空の気圧配置と寒気の動き・・・広域アジア高層・地上 予想天気図


 ではこの先、偏西風が大きく蛇行し、寒冷渦が停滞する状態に変化はあるのでしょうか?

 向こう一週間の上空の気圧配置や寒気の動き、これに対応する地上の気圧配置の予想が描かれているFEAS(アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度天気図)という特殊な天気図に着色し、アニメ化しておきました(作図は大変。でも面白い作業でした)。

アジア高層予想アニメ171127
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 北半球上空の寒気の動向(実況)から推測できるように、29日(水)頃まで、日本付近を上空の気圧の尾根(偏西風の北側への蛇行域)が通過して暖気が流入。
 地上は高気圧に覆われるため、暖気と晴天によって暖かくなることが予想されます。

 ただ、30日(木)頃から、アムール川下流域に停滞する寒冷渦(低マーク)を中心に、上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に南下。
 大陸の寒気を運ぶ偏西風もジワジワと南下し、地上では北日本中心の西高東低 冬型の気圧配置になることが予想されています。

 その後2日(土)頃から、偏西風が東西流に変化して津軽海峡付近に停滞。
 このため、日本付近は北偏した高気圧に覆われるものの、北日本には冬の寒気がコンスタントに流入するようになり、しばらくは太平洋岸に季節の境目・・・前線帯が停滞することに。

 そして4日(月)にかけて強い寒気を伴った上空の気圧の谷が大陸を南下し・・・
 来週半ばには再びドカンと寒気の影響がありそうです。

 ということで・・・暖かさは木曜日頃まで。
 週末は北日本中心に寒さが戻り、来週半ばにはドカンと寒くなる可能性が示唆されています。


 (3)週末の空模様・・・気象庁GSMモデル


 では、この先の具体的な空模様は?
 特に気温が下がり始める30日(木)以降の空模様が気になります。

 ということで、まずは週末の空模様・・・気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってザックリとまとめておきました。

GSM週末71127
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 ひと言で表現しにくい中途半端な空模様が予想されていますけど・・・

 先にご紹介したアニメと合わせてご覧いただくと、土曜日は北日本中心の冬型の気圧配置になるタイミングで、日曜日は冬型がゆるみ気圧の谷が通過するタイミングということが分かります。

 また、冬の寒気を運ぶ偏西風強風帯が津軽海峡付近に停滞するため、-30℃以下の冬の寒気の南下は青森県付近。
 下層寒気(上空約1500mの寒気)もあまり南下せず、予想されている降水域で降雪が予想されるのは-5℃以下の寒気が南下する東北北部以北ということになります。

 ということで、週末は再び冬型の気圧配置も予想され、寒くなるけれど・・・それほど厳しいものではなさそうです。


 (4)来週の空模様・・・次の寒波襲来は??


 となると、さらにその先・・・強い寒気を伴った上空の気圧の谷が南下してくる4日(月)より先の空模様が気になります。

GSM6日71127
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 これは昨日の記事でもご紹介した、6日(水)の空模様
 昨日に引き続き、強い冬型の気圧配置と真冬を思わせる強い寒気の南下が予想されています。

 これで2日間連続。

 計算値のバラツキが気になったので、ヨーロッパ中期予報センターの予想もチェックしておきました。

ECMWF6日71127

 気象庁発表のGSMモデルと同様、冬型の気圧配置と寒気の南下が予想されています。

 次の寒気の影響・・・来週の半ば頃に注目してチェックを続けたいと思います。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


今日の空模様・・・冬型ゆるみ西から暖かく


 それでは、ここから今日の空模様。


 (1)予報のスタートライン・・・実況


 今朝の長野市・・・

菅平171127

 西の空は層積雲に覆われ、北アルプスを見ることが出来ませんけど・・・

 東の空は2000m級の稜線を除いてほぼ快晴。
 太陽の輝きが一段とまぶしく感じられます。

 最低気温は3.7℃(07時11分)で、平年より高め。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況171127

 昨日寒冷前線が通過した後、一時的に西高東低 冬型の気圧配置になりましたが、冬型は北海道限定。

 大陸から高気圧が移動して、西から晴天域が拡大しているようです。

 ただ、高気圧の中心はかなり北寄り。
 衛星の水蒸気画像を見ると、華南から太平洋岸にかけて初冬と秋を分ける偏西風強風帯が強まっていて、これに沿って悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が九州方面に進んでいることが分かります。

 とすると・・・高気圧の南側・・・九州付近の気圧の谷(黄色の点線)付近を中心に、下り坂に向かうように思えますが・・・・


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM27日71127
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・日本海を好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が断続的に東進。
 東日本の日本海側や北日本を中心に好天ベースで推移することが予想されます。

 一方、西~東日本を、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の比較的浅い気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に東進。
 昨日寒冷前線が通過した後乾燥した空気に覆われているため、浅い気圧の谷程度では下り坂に向かいそうもありませんせんが、上空の太平洋高気圧縁辺に位置する太平洋岸~太平洋沖にはそこそこ影響をもたらすと思われます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・東~北日本は日本海を東進する高気圧に覆われ晴天優勢。
 高気圧東側に位置する地域では北風によって寒気の北上は弱いものの、高気圧西側では寒気が北上、日射しと相まって暖かくなると思われます。

 また、上空の浅い気圧の谷が通過する西日本も、後続の上空の気圧の尾根に影響もあって、高気圧の晴天優勢。

 ただ、暖湿気(暖かく湿った空気=雨の原料)が流れ込みやすい太平洋沖では、気圧の谷(黄色の点線:等圧線の高気圧側への湾曲域)を中心に降水域が活発化し、今夜にかけて伊豆諸島方面に進むようです。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。 

全国流線アニメ171127
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 高気圧の北と南で雲が広がりやすいものの、まずまずの天気。

 太平洋上の降水域も沿岸にほとんどかかることなく、東進することが予想されています。

 また、明朝も九州方面に高気圧が移動するため晴天優勢で推移。

 週の後半の下り坂を前に、外仕事を進めておきたいところです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

拡大GSM週末171127拡大GSM6日171127拡大GSM171127 
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)


(4Kタイムラプス動画:寒冷前線通過直前の黒姫山・妙高山)
  KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





北から寒冷前線、南岸に潜在的な前線、一時的に冬型へ。次の寒さは?(171126)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


明日から寒気の影響ひと休み!次の寒さは??



 (1)アジア上空の向こう一週間の気圧配置と寒気の動き


 今日は新潟県境、野尻湖畔からのブログ更新。
19時20分追記
昨夜25日21時の観測値を加えた北半球上空の気圧配置と寒気のアニメを作成しておきました。
北半球寒気アニメ171126
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

この先の動きを下のアニメでご確認下さい。

 連日お伝えしている北半球上空の寒気の様子を作図することができないので、アジア上空の向こう一週間の気圧配置と寒気の動きを作図しておきました(北半球上空のアニメは仕事場に戻り次第、追記したいと思います)。

広域アジア500図アニメ171126
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 手作り感満載で申し訳ありませんけど・・・

 29日(水)頃までは、大陸の寒気を運ぶ偏西風強風帯(水色の矢印)がサハリン付近まで北上。
 日本付近から寒気が抜けることが分かります。

 ただ、日本の北には寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が停滞。
 日本付近をいったん抜けた寒気を取り込み、寒気の再出荷?に向けて準備態勢に入るようです。

 そして30日(木)頃、チカラを蓄えた寒気が「次の寒気」のフリをしながら?上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)とともに少しずつ北日本へ。
 来月初旬には、偏西風強風帯の南下に伴いジワジワと東日本にも冬の寒気が流れ込んでくることが予想されています。

 そして12月3日頃、大陸を深い上空の気圧の谷が南東進。
 この上空の気圧の谷が通過するタイミングで冬型の気圧配置が強まり、次の寒気南下のピークになることが考えられます。


 (3)次回の寒気南下のピークは??・・・一か月予報は、2日以降 低温傾向を示唆


 ということで・・・気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、3日(日)以降、寒気のピークと思わしき日を調べてみました。

GSM6日171126
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 あくまで計算上の話ですけど、どうやら12月6日(水)前後が次の寒気のピーク?
 計算値通りに推移したとすれば・・・

 (右側の図)強い悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った深い(偏西風の蛇行が大きい)上空の気圧の谷(赤の点線)とともに、-40℃以下の真冬の寒気が日本海へと南下。

 (左側の図)このため冬型の気圧配置が強まり、全国的に北寄りの風が強まるとともに、日本海側には活発な降水域が予想されていて・・・
 強い北風に乗って(上空約1500m)-5℃以下の寒気が鹿児島県付近まで南下するため、降るモノは全国的に雪になると思われます。
 
 日本付近に寒気がたまりやすい状態・・・もうしばらく続くようですね。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


今日の空模様・・・北から寒冷前線、南岸に潜在的な前線、一時的に冬型へ


 それでは、ここから今日の空模様。


 (1)予報のスタートライン・・・実況


野尻湖畔171126

 新潟県境の信濃町、野尻湖畔の木々はすっかり葉を落として冬支度終了。

 ビッシリと露がついたガラス戸を開けると、木々の枝を透かして朝日に染まる黒姫山が見えました。

 これ・・・荒井由実の「旅立つ秋」の情景。
 久々にCDをかけました。
 (林 美雄のパックインミュージックにはまってハガキ職人をしていた高校生も還暦間近。ご存じの方もたぶんアラ還暦?だと思います。来週は”12月の雨”?それとも”ロッジで待つクリスマス”??)

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況171126

 気圧配置は・・・教科書的な言い方をすれば南高北低型。
 高気圧の西側から暖気が流れ込むので気温が上がるパターンと言われています。

 ただ、紀伊半島付近の高気圧はちょっと小さめ。
 西~東日本中心に晴れる所が多そうですけど、暖かい空気が流れ込みもそれほど強まらないかも?
 暖かいといっても、日射し任せの頼りない暖かさになるかもしれません。

 また、低気圧が早くも北海道方面へ。
 暖かい空気を十分に北へと引き上げないまま東海上に抜け、寒冷前線の南下とともに一時的な西高東低 冬型の気圧配置をもたらすと思われます。

 ということで今日の天気・・・イマヒトツといった雰囲気です。


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 では、今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM26日171126
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った複数の上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、中心に-40℃以下の真冬の寒気を伴い、足並み(位相)をそろえて北海道方面へ。

 また、本州上に停滞する偏西風強風帯(水色の矢印)に対応し、別の上空の気圧の谷が山陰から東日本付近を通過することが予想されています。

 このため地上では・・・下段の図・・・寒気を伴う上空の気圧の谷前面を低気圧が北東進。
 低気圧から南西に延びる寒冷前線の降水帯が東北から北陸を南下することが予想されています。
 上空に強い寒気が流れ込むため低気圧や前線付近は大気の状態が不安定。
 このため低気圧や前線の通過に伴い、突風等の激しい現象の発生が心配されます。
 
 また、山陰から東日本を通過する上空の気圧の谷に対応して山陰沖から北陸西部にかけて潜在的な前線(風の収束線)に伴う降水帯が南下することもわかります。
 こちらも短時間強雨・落雷・突風に注意が必要。

 さらに、高気圧の南西側・・・気圧の谷に位置する東シナ海では、湿った南東風の吹き込みによって(潜在的な前線が発生して)降水域が活発化。
 夜にかけて東進し、南西諸島や太平洋沿岸に雨を降らせることになりそうです。

相当温位171126
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 南西諸島から九州南部にかけては比較的強い暖湿気(暖かく湿った空気=雨の原料)が流入する模様。
 結局、南西海上も大気の状態が不安定。
 こちらでも落雷や突風に注意をする必要がありそうです。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。 

全国流線アニメ171126
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 低気圧や前線が通過した後、北日本は一時的な冬型へ。
 -6℃ラインが急速に南下するため、東北北部以北では再び降雪になると思われます。

 また、北陸から関東甲信北部でもにわか雨。
 明朝にかけて時雨れることになる模様。

 ただ明朝・・・日本海で高気圧が勢力を強める模様。
 いわゆる北高型というカタチですが、どこまで回復するのか?
 月曜日から水曜日にかけては貴重な”暖かい晴れ”ということになりそうです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

 拡大GSM6日171126拡大GSM171126拡大相当温位171126
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

  KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)

航海のための天気予報利用学バナー121212





お気に入りに追加




プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索

 
Kasayan執筆の本



航海のための天気...

航海のための天気...
著者:笠原久司
価格:1,890円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る



チラシ120312

 




最新コメント
QRコード
QRコード