気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

2018年11月

 Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

冬型緩む傾向も明朝にかけて北日本は荒れ模様?週末の天気と来週の寒波の影響は?(181130)


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(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気・・・冬の寒気 北日本通過中!次の寒気は??


 今日も最初は、(ここまで来たら止められなくなった)北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ181130
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 今週に入ってからユーラシア大陸の北緯40度付近の偏西風の蛇行が小さくなって、-40℃以下の強い寒気北極圏に蓄積中

 このため、現在-30℃以下の寒気の谷が日本付近を通過しているものの北日本中心
 早くも明後日には暖気流入域が接近し、気温が急上昇することが予想されています。

 ただ・・・このタイミングで偏西風の蛇行が大きくなって北極の寒気が放出期に
 現在東欧からロシア西部を東進中の上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が、来週後半にかけて深まりながら日本付近に接近するとともに、北極に蓄積された寒気を極東方面に引きずり下ろす可能性が高くなってきました。

週間気温グラフ181130

 これは向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。

 目先、(深い気圧の谷が通過し南風が強まる)3日(月)をピークに気温が急上昇した後・・・
 どうやら7日(金)頃をピークに寒気が南下
 西日本まで平年を大きく下回ることが予想されています。

 となると気になるのは、どこまで雪?初雪は??積雪の可能性は??
 昨日に引き続き、気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、7日(金)の空模様をチェックしておきました。

GSM7日181130
(図をクリックすると拡大します)

 昨日の計算値と同様、西高東低 冬型の気圧配置が予想されていますが・・・

 昨日と異なるのは、上空約5500m -30℃以下の寒気南下が強まったこと。
 昨日は津軽海峡付近を予想していたのに対して、今日は北陸付近まで南下することが予想されています。

 降水が平地で雪になる目安=上空約1500m -6℃以下の寒気四国まで南下する模様。
 「計算値通りに推移すれば」山陰も含めて、遅れに遅れた平地の初雪がまとめて訪れるかもしれません。


2、週末の空模様・・・明日の北日本以外はまずまずの天気?


 続いて明日土曜日と明後日日曜日で寒暖差が大きくなりそうな週末の空模様
 金曜日ですから久しぶりにシッカリと作図しておきました。

 まずは土曜日の空模様

GSM1日181130
(図をクリックすると拡大します)

 西高東低 冬型の気圧配置はゆるむものの、日本海に低気圧が発生し、北日本を通過することが予想されています。

 このため北日本は下り坂・・・というか・・・荒れ模様の可能性も
 条件によっては横殴りの湿雪が降り、電線着雪などによる停電被害などが心配されます。

 またになると、北日本再び西高東低 冬型の気圧配置に。
 高気圧の晴天域が優勢になる西~東日本(午前中、北陸は北日本の影響を受けそうですね)とは正反対の空模様が予想されています。

 続いて日曜日の空模様

GSM2日181130
(図をクリックすると拡大します)

 高気圧が北日本にも勢力を広げ、ようやく北海道も回復へ
 全国的に南寄りの風が優勢になって寒気が北上・・・気温の上昇も予想されています。

 ただ、暖気とともに湿った空気も流入
 西から次第に雲が広がり始め、南西諸島や九州南岸・・・場合によっては東日本の沿岸でもポツポツと降り始めるかもしれません。

 ということで、今週末は(北陸や?)北日本を除いてまずまずの天気ということになりそうです。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     


2、今日の空模様・・・冬型の気圧配置は緩み始めるけれど・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平181130

 白っぽい青空に千切れた積雲。

 善光寺平東側の志賀高原~菅平高原の2000m級の山々の稜線がボンヤリと見え、昨日のようにシッカリとした雪雲は見えません。

 最低気温は1.1℃(06時44分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181130

 西高東低 冬型の気圧配置が完成したタイミング!
 日本海側には冬型の気圧配置に伴う雨・雪雲がかかっていて、山形県以北では平地でも雪になっているようです。

 ただ・・・西からは好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近中
 早くも冬型の気圧配置が弱まりそうですが・・・どうなりますやら??

昨日19時~今日07時までのレーダー画像
全国レーダー07時まで12時間181130
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM30日181130
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 北海道では-35℃以下の真冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に通過
 下り坂そして雪雲が空高く発達しやすい状態が続くと思われます。

 一方、西~東日本では上空の気圧の谷が東海上へ
 にかけて東シナ海に、好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近し、好天傾向で推移することが予想されます。

 ただ、日本海では上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が断続的に東南東進
 北陸以北で回復が遅れることが予想されます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・全体的に冬型の気圧配置は弱まるものの、北海道では降雪や風の強い状態が残る模様。

 また、上空の浅い気圧の谷が通過する日本海には気圧の谷の降水帯が停滞
 北陸~東北南部の日本海側にも弱い降水・雪エリアが残ることが予想されています。

 一方、西日本東日本の太平洋側高気圧優勢
 気温は低めですけど、冬晴れ優勢で推移すると思われます。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181130
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 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様

 今夜日本海で低気圧が発生・・・
 明日午前中にも北海道付近を通過しそうですけど、低気圧から延びる潜在的な前線帯も南下するため、北日本だけでなく北陸付近、場合によっては関東甲信北部にも影響があるかも??

 この影響の範囲・・・今夜の天気予報で再チェックしてくださいね。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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東~北日本中心の冬型へ!この先の寒気・暖気の動向は?(181129)


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1、北半球上空の寒気・・・冬の寒気 北日本へ


 今日も最初は、北半球上空の寒気と気圧配置の動向からチェック!
北半球アニメ181129
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 およそ5日ぶり?に、北日本には冬の寒気が南下中
 北半球の寒気は北極に集まる(北上する)傾向になっていて、日本付近の寒気も影響は東~北日本限定になるようです。

 とすると・・・気になる次の寒気は・・・現在、東欧を東進中
 日本付近にやってくるのは概ね一週間先の12月6日前後になると思われます。

週間気温グラフ181129

 これは向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。

 今回の寒気の影響東~北日本限定で・・・
 寒気が抜ける日曜日頃から全国的に平年を10℃前後も上回る異常な暖かさになり・・・
 およそ一週間後・・・次の寒気がやってくる5日頃から気温が急降下することがわかります。

 北半球上空の寒気・・・かなりダイナミックな動きをしています。

 ということで・・・目先、東~北日本限定で寒さが戻る明日から日曜日までの具体的な空模様をチェック!(師走で忙しくなる前に行楽を考えている方も??)

GSM3コマ181129
(図をクリックすると拡大します)

 一応、明日朝まで西高東低 冬型の気圧配置が続く模様。
 
 ただ土曜日になると、冬型の気圧配置はすぐに緩んで日本海に低気圧が発生
 低気圧に向かって暖気が流れ込みそうですけど・・・暖気が東日本に届かないままに、低気圧が北日本を通過して・・・土曜夜再び西高東低 冬型の気圧配置に。

 そして東~北日本では日曜日の朝まで寒さが続き・・・
 日曜の夜にかけて高気圧が日本付近へと移動して西から暖気が流入・・・気温が上昇してくることが予想されています。

 ということで、太平洋側は寒くてもまずまずの天気・・・日本海側は変わりやすい天気の週末に。
 今のところ日曜日が最も好天・・・ということになりそうです。

 続いて・・・やはり気になるのは(一週間後の?)次の寒気の影響
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、「現時点」で最も寒気の影響が大きくなることが予想されている7日(金)21時の空模様をまとめておきました。

GSM07日181129
(図をクリックすると拡大します)

 西高東低 冬型の気圧配置と、今季一番?の(下層中心の)寒気の南下が予想されていて・・・

 計算値通りに推移するなら、遅れに遅れている東日本の初雪も想定されます。

 いったいどうなりますやら???・・・もちろん最新データを追いかけるつもりです。
 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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2、今日の空模様・・・東~北日本中心 冬型強まり寒気も南下


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平181129

 上空は積雲が浮かぶ青空
 
 ただ、善光寺平(長野盆地)東側に位置する志賀高原~菅平高原にかけては、新潟県方面から低い雲が流れ込んで標高約800m以上は見ることができません

 志賀高原のライブカメラを見ると、道路には新たな雪が薄っすらと積もった模様。
 菅平高原のライブカメラでも、道路が黒く濡れていることがわかります。

 長野県北部・・・山沿いには雪雲が流れ込んでいるようです。
 で、そんな今朝の実況

実況181129


 北海道既に西高東低 冬型のカタチ。
 カムチャッカ半島付近の低気圧から延びる弱い気圧の谷(黄色の点線:風の収束線を形成)が北海道へと南下中で、この気圧の谷が通過した後北日本には寒気本体が南下し、降雪が強まると思われます。

 また、関東沖低気圧が東進中
 雨雲はほとんど東海上に抜けたようですけど、これからは西~東日本も西高東低 冬型のカタチに。
 夜にかけて北風が寒気を運んできそうです。

 衛星の水蒸気画像を見ると、複数本の偏西風強風帯に沿って悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東北東進中
 明日にかけても東~北日本中心に、冬型の骨格と寒気の南下が続くと思われます。
 
昨日21時~今日06時までのレーダー画像
全国レーダー06時まで11時間181129
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM29日181129
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・北日本では、午前中-30℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過した後・・・
 夜にかけて-35~40℃以下の真冬の寒気を持った上空の気圧の谷接近
 冬型の骨格が次第に強まってくることが予想されています。

 また、日本海沿岸太平洋沿岸に停滞する(緩やかに南に蛇行した)偏西風強風帯に沿って、上空の浅い気圧の谷(正渦度極大値)が断続的に東北東進
 西~東日本では大崩れはないものの、局地的・一時的に崩れるタイミングがありそうです。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・北日本では夜にかけて等圧線が混雑し、-12℃以下の強い下層寒気が道南まで南下した状態が継続。
 西岸を中心に雪が降りやすく、吹雪になることも予想されます。

 また西~東日本では、低気圧が東海上を遠ざかるにつれ一応?西高東低 冬型のカタチに。
 高気圧が優勢なので、太平洋側を通過する上空の浅い気圧の谷の影響も小さく、むしろ太平洋側中心に晴れそうですけど・・・
 (20時追記:上空の浅い谷は関東沿岸に収束線の局地的な降水域を形成したようです)

 日本海側では、弱い気圧の谷(黄色の点線:収束線を形成)に沿った降水帯が断続的に南下
 冷たい雨や雪が降りやすく、寒気の南下に伴い局地的には大気の状態が不安定・・・ブリ起こし、ハタハタ起こしの発雷があるかもしれません。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181129
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 紫色は下層雲。

 今夜にかけて日本海収束線の降水帯が南下
 今夜0℃以下の下層寒気とともに日本海側に上陸した後、冬型に気圧配置に伴った降雪・雨が強まることに。
 (20時追記:上空の浅い谷は関東沿岸に収束線の局地的な降水域を形成したようです)

 本格的な冬型の影響は明日になってからのようですね。


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西と南から下り坂。加えて北日本は冬型強まる。向こう一週間は天気・気温 大きく変化(181128)


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1、北半球上空の寒気・・・次の寒気 接近中!!


 まずは、いつもように北半球上空の寒気と気圧配置の動向からチェック!
北半球アニメ181128
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 例によって、暖気を運ぶ偏西風の北側への蛇行域(水色の点線:上空の気圧の尾根)が東海上に抜け、大陸の寒気を運ぶ偏西風の南側への蛇行域(赤の点線と低マーク:上空の気圧の谷と寒冷渦)が北日本に接近し始めていることがわかります。

 まもなく暖気優勢から寒気優勢へ?

 ただ・・・それ以上に気になるのが、先週まで極東・北米、東欧に流出していた北極の寒気が、再び北極圏にまとまり始めているということ。
 北極の寒気の放出・流出は繰り返されるものですけど、昨年、一昨年と北半球上空の寒気の様子を毎日チェックしてきたKasayanとしては、北極圏にまとまりすぎ?のような気もします。

 あくまで感覚的なモノでしかありませんけど・・・

 今後も極端な寒気の放出、北極への回帰を繰り返すとしたら・・・激しい冬になりそうですよね?

 続いて、北半球の寒気の動向に支配される向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。

週間気温グラフ181128
(図をクリックすると拡大します)

 目先接近中の寒気の影響北~東日本中心
 週末土曜日頃まで平年を下回る低温が予想されていますけど・・・

 問題は2日(日)以降、平年を8℃以上も上回る異常な?高温が予想されているということ。
 一昨日、気象庁から異常天候早期警戒情報が発表されましたけど、かなり現実味を帯びてきたといえそうです。

 現在接近中の寒気が抜けた後、次の寒気がやってこないことに加え、異常なまでに?暖気が北上のでしょうけど・・・具体的な空模様が気になります。
 ということで、高温・低温のピークと思われる29日(明日)、3日(月)、5日(水)の空模様を、気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってザックリとまとめておきました。

GSM3コマ181128
(図をクリックすると拡大します)

 冬型の気圧配置、気圧の谷の通過、そして再び冬型の気圧配置という定番の気圧配置の変化が予想されているだけですけど、影響の差が大きすぎ
 ただ・・・今年の冬の始まりの特徴・・・「北日本中心」の冬型の気圧配置しか予想されていないことが気になります。

 気温のアップダウン、激しい天気変化があるものの・・・全体としては雪不足、高温傾向???

 この先のことはわかりませんけど、あれこれ余計なことを考えてしまいます。
 そして・・・異常高温のあと気温が急降下する5日(水)以降反動の低温(強い寒気の南下)があるのではないか?ということも気になります。

GSM8日181128
(図をクリックすると拡大します)

 これは8日(土)の空模様

 まだまだブレ幅の大きな「計算結果」という見方しかできませんけど、実際にこのような空模様になったとしたら、今季一番の冬型・・・北陸や長野県北部でも今季最初の本格的な降雪・積雪ということになります。

 ただ、やはり上空の寒気の南下はイマヒトツ・・・
 いったいどうなるんでしょう???

 データを眺めてわからないことを整理しただけですけど・・・目の付け所は見えてくるかな?と考えながら整理している次第です。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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2、今日の空模様・・・西と南から下り坂。北日本は冬型強まり寒気南下


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝は新潟県境  信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

黒姫山181128

 昨日に引き続き青空優勢・・・ですけど・・・黒姫山や飯綱山とほぼ同じ高さ(約2000m)にポコポコと浮かぶ積雲が目立ちます。

 最寄りの信濃町アメダスの最低気温-1.1℃(06時23分)。
 概ね平年並みの冷え込みといったところ。

 この程度なら水道管の凍結も心配ないのですが・・・一回凍ってしまったら大変なので、早くも凍結対策を始めています。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181128

 北日本寒冷前線が通過中
 前線が通過すると西高東低 冬型の気圧配置になって、大陸の寒気が南下してくるという状態。

 一方、東シナ海には気圧の谷が停滞していて、昨日から暖湿気が流入中
 太平洋側中心不安定性の雨雲が活発化し始めています。

昨日18時~今日06時までのレーダー画像
全国レーダー08時まで12時間181128
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM28日181128
(図をクリックすると拡大します)

 上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子
 下段の図は、地上気圧降水量、地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子

 北海道には-30℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近

 また西~東日本では、夜にかけて上空の気圧の谷が接近・通過して下り坂ということが読み取れます。

 このため・・・冬の寒気を伴う上空の気圧の谷に対応して、北日本では寒冷前線の降水帯が通過したあと西高東低 冬型の気圧配置が強まり、地上付近の寒気も南下
 平地で降雪が予想される寒気が津軽海峡を渡り乾いた積もりやすい雪を降らせる寒気が北海道を南下することが予想されています。

 また、上空の気圧の谷が接近・通過する西~東日本に向かって、熱帯低気圧が北上
 熱帯低気圧から流れ込む暖湿気によって西日本の南岸で大気の状態が不安定・・・雨雲が活発化するものの・・・熱帯低気圧は力尽きて不明瞭に

 代わって熱帯低気圧北側の気圧の谷(黄色の点線)に新たな低気圧が発生し、東日本の広範囲にまとまった雨を降らせることが予想されています。

相当温位181128
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 暖湿気による不安定な大気の影響が気になるのは西日本の太平洋側と伊豆諸島方面
 そして寒冷前線付近・・・前線帯の影響が残る北陸付近で激しい現象に気配りをしておいても良さそうです。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181128
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 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様の計算結果。
 
 今日のピンポイント予報・・・あまり当たりそうもありませんよね?

 あくまで「傾向をよみとるためのツール」として利用し、レーダー等を使い倒したほうがよさそうです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
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晴天優勢も北・東・西 3か所で雨や雪。明日から冬の寒気南下 影響は?(181127)


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 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気・・・次の寒気 接近中!!


 今日も飽きずに?北半球上空の寒気と気圧配置の動向からチェック!
北半球アニメ181127
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 現在、日本付近偏西風が北に蛇行
 大陸の寒気が南下しにくく・・・反対に太平洋の暖気が流れ込みやすい状態になっています。
 (積極的に流れ込みやすい状況とは言いにくい傾向も読み取れますけど)

 ただ、中国大陸から中心に-42℃以下の寒気を携え次の寒気塊(寒冷渦)が接近中

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データでチェックすると・・・

週間気温グラフ181127

 北日本では明日にも次の寒気の影響が出始め、東日本も道連れに平年を大きく下回ることが予想されています。

 また、明後日29日をピーク西日本でも平年並みの気温に下がり、昨日のデータより寒気の影響を受ける傾向が読み取れます。

 ということで・・・来月前半の異常な??高温も気になるところですけど・・・
 今日は、目先の低温によって雪は降るのか??という疑問に答えるべく、気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、明日夜~明後日朝の空模様をチェックしておきました。

GSM明日明後日1081127
(図をクリックすると拡大します)

 明日、台風28号崩れの低気圧が(あたかも南岸低気圧のように)伊豆諸島の南を北東進
 このため西~東日本の太平洋側を中心に、広範囲で雨が予想されています。

 そしてこの雨を境に、北日本には(北半球上空の寒気アニメでチェックした)次の上空寒気が流入
 地上も(台風崩れの低気圧を原因とする珍しい?)西高東低 冬型の気圧配置になるため北風に乗って寒気が南下し・・・
 29日朝には0℃線が太平洋側-6℃線が北陸付近まで南下してくることが予想されています。

 このため北日本の日本海側中心平地でも雪
 関東甲信と北陸の間の高い山~中国山地でも雪になることが予想されます(教科書通りなら)。

 ということで、前回の冬型以上に降雪エリア、初雪エリアが拡大することは無さそうですけど・・・
 (台風崩れの)低気圧の通過位置次第ではもう少し寒気が南下・・・想像以上に降雪エリアが拡大することもありますからご注意を!

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・北と西は下り坂。東はいったん回復へ。


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の  長野市街地・・・

菅平181127

 ちょっと白っぽいけどほぼ快晴の空模様。
 夜明け前は、空が淡いオレンジに染まりました。

北アルプス181127

 薄暗くても北アルプスがハッキリ!
 まだ薄化粧のままのようです。

 ただ・・・これだけ晴れていても最低気温は2.7℃(06時52分)。
 それなりに暖気が流れ込んでいるのでしょうか?
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181127

 中心は東海上にぬけているものの、まだ移動性高気圧が天気図の主役
 東~北日本中心に良く晴れているようですが・・・

 大陸からは背中(後面)に真冬の寒気を背負った寒冷前線南下中
 また、気圧の谷に位置する東シナ海には晩夏の暖湿気が流れ込んで雨雲が発達
 九州付近で雨が降り出しているようです。

 また高気圧のくぼみ・・・弱い気圧の谷が停滞する関東付近にも局地的に暖湿気が流入
 風の収束線に沿って雨雲が発生し、関東の沿岸にかかっているようです。

昨日18時~今日06時までのレーダー画像
全国レーダー06時まで12時間181127
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM27日181127
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置

 午前中、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が南西諸島西~東日本の太平洋沿岸東北東進
 実況でチェックした崩れが続くと思われますが・・・

 日中は好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が通過
 小康状態あるいは好天ベースで推移すると思われます。

 もっとも北日本には-30~-40℃以下の真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷がジワジワと接近
 日本海北部に伸び始める偏西風強風帯の北側を中心に下り坂に向かうと思われます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・上空の気圧の尾根が優勢になるため、関東沿岸の収束線の降水帯東海上に押し出され・・・
 東シナ海の低気圧不明瞭になって、九州方面の雨は弱いままで推移することが予想されています。

 また西~東日本では晴天域が拡大

 一方、北日本では等圧線が混雑したまま・・・強い南西風と高波が続き、上空への寒気の南下と相まって大気の状態が不安定に
 さらに沿海州に進む上空の気圧の谷に対応し、寒冷前線の降水帯の南下が予想されています。

相当温位181127
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 日本付近は大陸の寒冷乾燥空気が優勢ですけど、上空の気圧の谷の通過によって地上の気圧の谷が発生する東シナ海と関東沿岸暖湿気が流入
 寒冷乾燥空気との間に弱い前線帯を形成することがわかります。

 今日の太平洋岸・・・それほど強い暖湿気の流入は予想されていませんけど、台風28号崩れの低気圧の北上に伴って暖湿気の流入が強まることが想定されます(九州南岸は早くも強まる?)。
 今夜以降西~東日本の太平洋岸では不安定な大気に伴う激しい現象の発生に注意をする必要がありそうです。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181127
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 紫色は下層雲。

 全体の流れをみると、今日西~東日本は回復傾向・・・北日本は下り坂
 明日全国的に下り坂

 今日、Kasayanはこれから年内最後の新潟県での仕事。
 明日夜からは県境の黒姫~妙高高原越えが心配ですけど、明日日中まではなんとかなりそう。
 
 実はスタッドレスタイヤを買ったばかりなので、交換を遅らせていたりして・・・
 いけませんね


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
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東~北は回復傾向も西は徐々に下り坂。寒気は北上!(181126)


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1、北半球上空の寒気・・・今季初の本格的な寒気抜ける!


 木を見て森を見ないことにならないよう・・・
 今日も北半球上空の寒気と気圧配置の動向からチェック!
北半球アニメ181126
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 昨夜、-30~36℃以下の冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が北日本に接近・通過

 これが今回の寒気の最後の一波
 -42℃以下の寒気の中心は寒冷渦(低マーク)の東側を北上し・・・

 代わって中国大陸から上空の気圧の尾根(偏西風の北側への蛇行域)が接近
 南西偏西風に乗って、日本付近には暖気が流れ込んでくることがわかります。

 寒い週末から一転、今週は高温傾向に?!

 では具体的な気温変化を、向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データでチェックしておきましょう。

週間気温グラフ181126

 昨日のデータと同様、今日から全国的に平年を大きく上回る高温傾向が予想されています。
 特に明日は季節外れの暖かさに??

 ただ・・・月末から月初にかけて強い寒気が南下
 高温傾向の後は、北日本限定で?平年を大きく下回る低温が予想されています。

 今週は前半後半で正反対の気温傾向・・・身体にシンドイ一週間になりそうですよね?

 ということで、今日は北日本の低温傾向が終わり再び全国的に高温傾向が予想されている次の週末の空模様をチェックしておきました。

GSM週末181126
(図をクリックすると拡大します)

 低温傾向の最終日・・・1日(日)西高東低 冬型の気圧配置になって、平地で雪の目安=-6℃以下の寒気が東北北部まで南下
 また、(北半球の寒気アニメでご紹介した)-40℃以下の寒気を伴う次の寒気が北日本付近を通過していくことがわかります。

 一方、急速に気温が上昇する2日(日)高気圧が北日本へ
 高気圧後面に位置する西~東日本には暖かく湿った南東風が吹き込んで、気温の上昇に加えて大気の状態が不安定になることが予想されています。

 今回もそうでしたけど、冬型の気圧配置が西日本までシッカリと強まらない状態
 この傾向・・・いつまで続くんでしょうね??

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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2、今日の空模様・・・東と北は回復傾向、西はジワジワ下り坂?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の  長野市街地・・・

菅平181126

 夜明け前後・・・巻層雲と高層雲、層積雲がオレンジに染まるったあと、白っぽい空が明るくなり始めました。

 最低気温は2.6℃(06時43分)で平年よりやや高め。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181126

 低気圧と前線が北日本を通過し、気圧配置は北日本中心の西高東低 弱い冬型
 北陸以北の日本海側には雨・雪雲が観測されていて、概ね青森以北で雪の所が多くなっているようです。

 衛星の水蒸気画像を見ると、西から好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近中
 朝鮮半島付近を南東進中の高気圧が優勢になることが予想されます。

昨日18時~今日06時までのレーダー画像
全国レーダー06時まで12時間181126
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM26日181126
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 今回の寒気の最後の一波・・・-30~35℃以下の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が北海道の東に抜け・・・

 実況でチェックした・・・好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が北日本と太平洋岸を東進する模様。
 後面を上空の浅い気圧の谷が追いかけるものの、好天ベースで推移することが期待されます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・北日本中心の弱い冬型の気圧配置も緩んで高気圧の晴天域優勢に。

 もっとも早々に高気圧の中心が東海上に抜けるため、上空の浅い気圧の谷の影響を受け、上層の雲が厚く・・・白っぽい空になることが想像されます。

 また、断続的に通過する上空の浅い気圧の谷と、夜にかけて大陸から東進してくる上空の気圧の谷に対応して、東シナ海で低気圧が発生
 低気圧自体は目立って発達しないものの、低気圧に吹き込む東風の収束線で降水帯が活発化・・・
 九州南部に接近することが予想されています。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181126
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 紫色は下層雲。

 北日本を通過する上空の気圧の尾根に対応して高気圧の中心金華山沖に東進
 天気は回復傾向のようです。

 ただ・・・高気圧の勢力は西側に残るものの・・・上空の浅い気圧の谷の位置に対応して、若狭湾沖から関東沿岸にかけて弱い下層雲が予想されていることがわかります。

 重箱のスミをつつき破る?ような見方ですけど・・・ここが弱い気圧の谷として影響し、関東甲信以西では上層雲と相まって、結構曇りがちの空模様になることも?
 
 また、上空の気圧の谷の接近に伴って九州南部に延びてくる降水帯・・・影響は限定的のようですけど、上空の気圧の谷のわずかな違いで予想より発達する可能性があるかもしれませんね??


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
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 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
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 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
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プロフィール

Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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