気象予報士Kasayanのお天気放談

故郷長野に帰ってきたヨットオタクの気象予報士Kasayan。 天気予報は当たるのか?天気予報がハズレたらどうなるのか?天気予報の安全マージンは? 一般的な天気予報とは異なる視点からの解説をモットーに、日々の天気を放談?します。

2019年03月

 Twitterでは、今日の記事の内容をひとことでまとめています。お時間の無い方・更新時間を知りたい方はご利用ください。https://twitter.com/kasayangw

冬型完成へ!そして強い寒の戻りに!!「桜に雪」の可能性も!?(190331)


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(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・日本の北に寒冷渦、西に大きな寒気塊!


 今日も北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190331
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 お天気の世界の冬が終わってはや一か月。
 北半球上空からー42℃以下の厳冬期の寒気(紫)が姿を消そうとしていますけど・・・・

 昨夜、日本の北に反時計回りの巨大な渦=寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が到着。
 中国大陸にたっぷり溜まったー30~36℃以下の冬の寒気の不良在庫?が日本付近に放出されようとしています。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190331

 一昨日、そして昨日の計算値とほぼ同様・・・
 大陸の寒気の南下によって、4日(木)頃まで、平年を大きく下回る低温傾向が長期間続くことが予想されています。

 計算値もかなり安定。
 もはやこの寒の戻りから逃れる術はなさそうです。

 となると・・・やはり気になるのは寒の戻りのよる具体的な空模様。
 今日は、目先明日1日(月)の空模様を詳しくチェックしておきました。

GSM1日21時190331
(図をクリックすると拡大します)

 右側の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
 左側の図は、地上気圧と降水量、地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子。

 -35~40℃以下の真冬の寒気を伴う上空の気圧の谷(オレンジの点線:偏西風の南側への蛇行域)が北日本を通過。
 さらに、-30℃以下の冬の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線)が関東甲信付近を通過。

 このため、真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷直下の低圧部が北海道に進んで西高東低 冬型の気圧配置が強まり始め、平地で雪の目安=上空約1500m -6℃線が近畿まで南下する中、北陸付近で雪雲が活発化。

 さらに、冬の寒気を伴った上空の気圧の谷の通過に伴い、関東沿岸に南岸低気圧が発生。
 関東の平野部での降雪の目安=-4℃以下の寒気が関東南部まで南下する中、南岸低気圧の降水域が陸地にかかることが予想されています。

 「計算値通りに推移するなら」・・・北陸中心に日本海側ではまとまった雪・・・条件次第では大雪に。

 関東南部など太平洋側でも、地上気温が3℃を下回るタイミングで降雪・・・条件次第では「桜に雪」の景色が広がることが想定されます(容易に条件を満たしそうなのは多摩や秩父、丹沢など西側の高地?)。
 
 数年に一度・・・天気予報番組の解説ではなかなか触れにくい現象が徐々に現実になりかけているわけですけど・・・
 もうちょっと詳しく・・・関東甲信付近を拡大しておきました。

GSM中部1日21時190331
(図をクリックすると拡大します)

 -30℃以下の寒気が太平洋まで南下するのは・・・暖冬だったこの冬、数回しかなかった出来事。
 大気の状態が不安定になって、雨雲・雪雲が空高く発達することが想定されます。

 また、上空の気圧の谷が通過することで房総半島 野島崎付近に発生する南岸低気圧・・・
 関東平野の南東端に発生するため、(低気圧西側で)冷たい北風を強める働きが優勢で、(低気圧東側で)暖気を引き上げる働きはそれほど強くなさそう。

 このため、-4℃以下の寒気が太平洋側まで南下。
 気温が下がる夕方以降、地上気温が3℃を下回るタイミングで雨が雪に変わることが考えられます。
 (低気圧の発生位置が西に変化すると雨主体で推移する可能性が高まる??)

 今日の段階で(関東地方の)気象庁予報の中に雪の可能性が記載されているのは、埼玉県秩父、山梨県、群馬県、そして栃木県。

 最新の予報はどのように変化するのか??
 農作物の凍霜害も心配される状況ですから注目したいところです。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・じわじわ、西から冬型と寒の戻り本格化!?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の 長野市街地・・・

菅平190331

 上空には雲の穴?もありますけど、善光寺平(長野盆地)は雲底1000ⅿ前後の灰色の雲にフタをされた状態。
 雲がかかる里山には雨?またはミゾレが降っている模様。

 ライブカメラを追いかけると、標高1000ⅿ前後の飯綱高原や戸隠高原はミゾレ?
 1500ⅿを超える志賀高原などでは雪が降っているようです。

 ちなみに長野市の最低気温は5.4℃(07時37分)とかなり高め。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190331

 南北二つの低気圧と前線が東海上に抜けて西高東低 冬型・・・にはならず・・・・
 日本海を北東進中の真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(水蒸気画像:赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)に対応する低気圧が日本海を東進中。

 この低気圧が太平洋側に抜けるタイミングで西高東低 冬型の気圧配置が完成し、寒の戻りや降雪が本格化すると思われます。

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190331
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 ※山陰~北陸を南東進中の雨・雪雲が通り過ぎた後、冬の寒気が西日本からドッと南下。
  今日は西から寒の戻りに!




 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM31日190331
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 例によって悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)をたくさん書きこみましたが・・・

 今日のポイントは・・・
 本州を横断する-30℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(ピンクの点線)と・・・
 沿海州へと南東進するー35~40℃以下の寒気を伴った寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)と上空の気圧の谷(オレンジの点線)。

 これに対応して地上では・・・下段の図・・・先行するピンクの上空の気圧の谷に対応して、低気圧が秋田県付近に停滞。

 また、低気圧から西に延びる気圧の谷(低圧部:等圧線の高気圧側への湾曲域)に吹き込む風の収束線による降水帯が北陸以西の日本海側に南下することが予想されています。

 このため、西から西高東低 冬型の気圧配置になって(上空寒気の影響で)大気の状態が不安定に。
 日本海側で降水域が活発化する中、強まる北風に乗って-6℃以下の寒気が南下し、標高の高い地域から雨が雪に変化することが予想されます。

 ということで、今日の空模様は冬型の気圧配置と強く長い寒の戻りの準備段階?スタートライン??




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190331
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 紫色は下層雲。

 詳しくはアニメ中の書き込みをご覧いただくとして・・・

 今日降るモノは雨主体。
 寒の戻りが強まって雪主体?に変化するのは、-6℃以下の寒気が九州方面から南下する明日以降。

 今週は久々にテレビのロケ(足を洗ったはずだったのに・・・orz)をはじめ外仕事の予定が盛りだくさん・・・
 無難に予定をこなせるよう「計算値や予報がハズレて好転することを祈っています」!!


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
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 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
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寒の戻り本番前の雨や風!来週前半は「桜に雪」も?(190330)


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1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・明日から冬の寒気の在庫整理?


 いつものように冬の寒気の在庫チェック!?・・・北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190330
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 昨夜から日本付近は2つの寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)に挟まれ、寒気の南下は一休み。
 暖気が北上する”スキ”ができたので、日本付近では寒気と暖気のせめぎあい・・・傘マーク優勢の空模様になっています。

 ただ大陸の寒冷渦は-36℃以下の寒気を巻き込んで大きな寒気塊を形成。
 上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)とともに、明日にも日本付近を通過する気配を見せています。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190330

 昨日の計算値とほぼ同様・・・2日(火)頃をピークに、明日から全国的に平年を大きく下回る寒の戻りが予想されています。

 ということで、生育が早すぎる?農作物への影響が気になる具体的な空模様・・・
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、明日31日(土)から2日(水)の空模様を詳しくチェックしておきました。

GSM明日から3日190330
(図をクリックすると拡大します)

 上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
 下段の図は、地上気圧と降水量、地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子。

 詳細は図中の書き込みをお読みいただきたいのですが・・・

 上段の図・・・とにかく今回の寒の戻りの主役は-40℃以下の真冬の寒気を伴う寒冷渦。
 悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の浅い気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)を断続的に西~東日本に南東進させながら、3日間かけて(弱まりながら)北日本を通過することが予想されています(ピンクの点線に注目)。

 下段の図・・・このため、31日(日)の-30℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷が通過するのを皮切りに、西高東低 冬型の気圧配置が微妙に強まったり弱まったり(東日本付近に気圧の谷が発生したり弱まったり)。

 このため、基本的に日本海側中心に風雪の強い状態が続き、冬型の気圧配置が弱まるタイミングでは関東沿岸に低気圧又は低圧部が発生。

 吹き続ける強い北風によって-4℃以下の寒気が太平洋沿岸まで南下しているため、低気圧や低圧部の降水域がかかる関東南部でも雪になり、地域によっては(地上気温が下がり切る地域では)数年に一度の「桜に雪」になることが想定されます。

 気の早い桜の開花と同様、農作物の生育もかなり進んでいるはず・・・
 太平洋側でも農作物の管理に注意する必要があるかもしれませんね?

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2、今日の空模様・・・寒気の南下一休みも、風雨強めで肌寒く?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の 長野市街地・・・

菅平190330

 空は決して暗くはないのですが、影ができない曇り空。
 ボンヤリした空は春を感じさせてくれるのですが・・・

 最低気温は0.2℃(05時37分)。
 平年をやや下回り、気温は春らしさを感じさせてくれません。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190330

 九州の南に前線のキンク部(「へ」の字:低圧部)、対馬付近には低気圧、さらに朝鮮半島の北にも低気圧。
 これらの低圧部や低気圧をつないだ南北縦長の気圧のt谷が西日本を東進中。

 このため九州南岸付近と山陰沖に東進する雨雲が観測されていて、天気は西から下り坂を転がり落ちている?ことがわかります。

 衛星の水蒸気画像を見ると、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東シナ海と黄海を東進中。
 下り坂はこれからが本番・・・今のところ南も北も雨雲は海上主体ですけど、これから陸地にもかかってくるんでしょうか?

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190330
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。
 
GSM30日190330
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 今日、骨格の主役は夜にかけて北陸付近に進む-30℃以下の冬の寒気を背負った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)と、太平洋側沖を東進する上空の気圧の谷。
 それぞれ日本海側、太平洋側で天気を崩し、日本海側の上空の気圧の谷が寒の戻りの”露払い”をすることになるようです。

 なお、後続の-30~35℃以下の寒気を伴う寒冷渦と上空の気圧の谷は、明日冬型の気圧配置の骨格を完成させることになる模様。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・上空の気圧の谷にドリブルされるように、日本海沿岸と太平洋を低気圧が発達しながら北東進。
 さらに夜には、関東沖に新たな低気圧が発生することも予想されています

 このため西~東日本は夜にかけて下り坂。
 日本海の(後面に上空寒気を背負っている)低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧や潜在的な前線(黄色の点線)付近では大気の状態も不安定になると思われます。

 また、後続の寒冷渦や上空の気圧の谷に対応して、黄海で発生した低気圧が日本海へ。
 今日、太平洋岸と日本海沿岸を通過する低気圧が春の空気を取り払った後、明日にも冬型の気圧配置を完成させ、冬の寒気を呼び込むことになるようです。

相当温位30日190330
(図をクリックすると拡大します)
 
 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。
 
 暖湿気が南海上の前線帯、太平洋岸の低気圧、日本海の低気圧へと南から北へ3段階で流れ込むことが予想されています。

 反対に低気圧上空の寒気は日本海側ほど低温。

 結局、太平洋側も日本海側も大気の状態が不安定。
 潜在的な前線(黄色の点線)が通過するタイミングでは落雷や突風など、激しい現象があるかもしれません。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


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 紫色は下層雲。
 
 南北縦長の気圧の「谷」の中には複数の低気圧の「湖」があって、周辺の暖かい風、冷たい風が吹き込んできます。

 そんな風がぶつかる収束線上を中心に降水が活発化。
 基本的に今日の天気は、日本海を東進する低気圧と低気圧から延びる潜在的な前線の収束線主体で推移しそうですけど・・・複数の低気圧や低圧部が複雑に絡み合い、発生する(潜在的な前線に対応する)収束線も複雑に絡み合うため、雨雲の発達や動きは単純なマークで表現できるようなモノではありません。

 つまり・・・時系列のピンポイント予報がハズレやすい状況。
 ピンポイント予報は天気変化の「目安」として把握し、気象レーダーを使いこなしたほうが良さそうです。


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  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

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虫食いあれど晴天優勢。週末の空模様と寒の戻り最新データ!(190329)


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1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・寒気の南下 明日は一休み?


 今日も寒気の在庫チェック!?・・・北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190329
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 先週末の寒の戻りが終了した後・・・

 26日(火)夜から、-30~36℃以下の冬の寒気が北日本に流れ込んで再び寒の戻りがスタート。
 一昨日から昨日にかけては、冬の寒気が一時的に北陸付近まで南下して東日本の日本海側も寒の戻りになりました(長野県北部県境 野尻湖畔では積雪に。昨日の記事参照)。

 で・・・今年度最後の週末は???

 大陸にはまだまだ-36℃以下の寒気の在庫がタップリ。
 寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)の位置や寒気の強さや量からすると、明後日(日曜日)には日本付近に南下し、季節逆戻りの厳しい寒の戻りをもたらすことが予想されます。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190329

 昨日の計算値と同様、来週 月~火曜日頃をピークに平年を大きく下回る低温が予想されています。

 桜が長持ちしてイイ・・・なんていう話題で盛り上がれるのは桜が開花した地域だけ?
 暖冬傾向に翻弄された雪国の方々は「いまさら」の低温や雪にうんざりしているのではないでしょうか?

 ということで・・・春休みの行楽、年度末の引っ越し、さらには農作物への影響も気になる週末(明日09時~明後日09時まで)の空模様・・・
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってチェックしておきました。

GSM週末3コマ190329
(図をクリックすると拡大します)

 図を拡大してご覧いただきたいのですが・・・

 明日は、-30~35℃以下の冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が西~東日本を通過。
 また、太平洋岸でも上空の気圧の谷が北東進。

 このため、上空の気圧の谷前面(東側)に低気圧が発生。
 本州を挟み込むように太平洋岸と日本海沿岸を発達しながら北東進することが予想されています。

 もちろん西~東日本は次第に風雨が強まって荒れ模様に。
 低気圧に向かって暖かく湿った南寄りの風が吹き込むため、一時的に気温は上昇するものの大気の状態が不安定に。
 落雷や突風の発生も予想されます。

 そして明後日日曜日・・・上空の気圧の谷に押し出されるように低気圧は東海上で一体化してさらに発達。
 西高東低 冬型の気圧配置が強まり始める中、-35~40℃以下の真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷が断続的に南東進。
 ダラダラと北日本から始まった今回の寒の戻り・・・西日本や南西諸島も巻き込んでようやく本番に突入することになりそうです。

 ということで・・・この週末はあいにくの空模様になりそうですけど・・・
 とりあえず日曜日の朝までは東北北部以北を除いて降雪の可能性は極めて高い山に限られます。

 となると、やはり気になるのは今回の寒波のピーク・・・2日(火)前後の具体的な空模様。
 ザッとチェックして目についた2日(火)21時の空模様もまとめておきました。

GSM2日21時190329

 右側の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空約5500mの気圧配置と気温の様子。
 左側の図は、地上気圧と降水域、そして地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子。

 なんと-30℃以下の冬の寒気が関東南部まで、-35℃以下の寒気が北陸まで南下。
 また、上空の気圧の谷が断続的に東~北日本を南東進。

 上空の気圧の谷が通過するタイミングで、太平洋側に降水域が発生する中、地上付近(上空約1500m)-4℃以下の寒気が関東南部まで南下。
 地上気温が十分下がるという要件を満たせば、太平洋側の桜が咲いた地域でも雪・・・「桜に雪」というニュース映像になりそうな景色になることが想定されます。

 昨日桜の開花が伝えられた富山ではそんな景色になる可能性が濃厚・・・

 あくまで降水と寒気がセットになった場合の話しですけど、計算値通りに推移すれば、花見は暖かくして・・・とか・・桜が長持ちするからイイというレベルではない地域も多そうですよね??
 (長野県千曲市では昨日、観測開始以来最も早いアンズの開花発表がありました。ただアンズの花に雪が付着して凍結するようなことがあれば収穫に大打撃。果実の早すぎる開花と長引く寒の戻りはとても恐ろしい組み合わせです)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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2、今日の空模様・・・寒の戻りジワジワ拡大も天気は持ちこたえる?


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の 長野市街地・・・

菅平190329

 薄っすらと影ができるかできないかという高曇り。

 最低気温は-1.7℃(04時44分)で平年より3℃ほど低め。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190329

 北風に乗って冬の空気が流れ込んでいる北日本は西高東低 冬型の気圧配置。
 東北北部~北海道の日本海側では雪雲が観測されています。

 また、南風に乗って春爛漫の暖かく湿った空気が流れ込んでいる南西諸島では季節を分ける停滞前線が活発化。
 九州南部に雨雲がかかり始めています

 そして両者の中間・・・西~東日本付近には日本海から高気圧が南東進。
 東北中心に晴れているようですけど、全般に曇り空優勢になっているようです。

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が日本海を東進中。
 このため日本海は高気圧が優勢になっているようですけど・・・・

 西からは悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近中。
 高気圧の勢力・・・長く続くわけではなさそうです。

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190329
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)




 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM29日190329
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 日本付近・・・偏西風は比較的東西方向に流れていて、急激に寒気や暖気が流れ込むような状態でyはありません。

 北海道付近には-30℃以下の冬の寒気を伴った偏西風強風帯が停滞。
 もっとも、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東海上に抜け、(弱い?)好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の浅い気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近するため、そこそこ回復に向かうと思われます。

 また、東日本付近にも偏西風強風帯が停滞していて、上空の浅い気圧の尾根が通過する模様。
 バッチリの好天ベースとは言えませんけど、そこそこの好天ベースといったところ。

 そして西~東日本の太平洋沿岸と沖にも偏西風強風帯が停滞。
 この強風帯が春先と春爛漫の空気の境目になっていて、上空の気圧の谷が通過するタイミングで、地上の前線帯や低気圧を活発化させる仕組みになっているようです。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・空模様の骨格通り、北海道は回復傾向。

 また、上空の浅い気圧の尾根の恩恵で東日本も貧弱な高気圧の晴天域に入る模様。
 もっとも、高気圧後面に入る夜、湿った南東風が関東平野に流入・・・一時的に弱いにわか雨があるかもしれません。

 そして南岸に偏西風強風帯が停滞する西日本・・・
 前線や低気圧の降水帯は南下傾向ですけど、東日本と同様湿った南東風が吹き込むため、(可能性はかなり低そうですけど)局地的な通り雨があるかもしれません。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190329
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 高気圧が貧弱なのであちこちに強弱様々な気圧の谷が発生。
 気圧の谷に吹き込む風が収束して雲を形成するため・・・
 全般に雲が多く、局地的、一時的なにわか雨をもたらすことが予想されています。

 南西諸島を除いて、それほど気にするような崩れではなさそうですけど・・・

 問題は明日土曜。

 関東では早朝から収束線が活発化・・・雨の朝を迎える地域もある模様。
 日本海側と太平洋側 2つの低気圧の影響が重なるので、降り出しのタイミングや風の強さ等は今夜の予報で確認してくださいね。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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 可能な限り返信いたします。

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前線南下し冬の空気に入れ替わる。寒の戻り最新データ!(190328)


・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・東日本も寒の戻りに!


 今日も寒の戻りのパトロール・・・北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190328
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 一昨日から昨日にかけて-30~36℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が北日本を通過。
 北日本は、早くも寒の戻りがスタートしました。

 そして昨日から今日にかけては-30~36℃以下の寒気を伴う寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北日本へ。
 寒冷渦の西側からジワジワと寒気が南下し始め、寒の戻りが東日本でもスタート。

 今朝、太平洋側の気温はそこそこ高いものの、日本海側は冬に逆戻り・・・
 長野県北部や新潟県の標高の高い地域では、すでに雪が降っています。

 で・・・日本の北西側・・・シベリアには-36℃以下の寒気の在庫がタップリ。
 -42℃以下の寒気は小さくなりましたが-39℃前後の寒気として勢力を拡大し、日本付近に南下するチャンス?をうかがっています。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温グラフ190328

 すでに寒の戻りが始まっている北海道では、向こう一週間は寒の戻りが継続。

 東日本も今夜には太平洋側を含めて寒の戻りに突入し、一時的な気温上昇はあるものの、低温の長いトンネルを走り続けることに。

 そしてジワジワと南下する寒気の影響は西日本にも。
 週末には南西諸島も含めて気温が下がり、新年度には平年を8℃前後も下回ることが予想されています。

 ということで・・・春休みの行楽、引っ越し・・・新年度に向けての移動が多くなると思われるこの週末・・・
 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、週末29日(金)~31日(日)の3日間の空模様をチェックしておきました。

GSM週末3コマ190328
(図をクリックすると拡大します)

 上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空約5500mの気温と偏西風強風帯の様子。
 下段の図は、地上気圧と降水域、そして地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子。

 詳細は図中の書き込みをお読みいただくとして・・・

 -40℃以下の真冬の寒気を伴った寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北海道付近に停滞。

 西~東日本を周期的に上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するたびに寒気がジワジワと南下。
 30日(土)に、寒冷渦と深い上空の気圧の谷が通過(地上では日本海側と太平洋側の低気圧が通過)するのを機会に西日本でも強い寒の戻りに突入することがわかります。

 まあ・・・とにかく変わりやすい天気。
 そして多少のアップダウンはあるものの週明けに向けてジワジワと寒の戻りが強まる模様。
 残念ながら行楽や引っ越しにはあいにくの空模様になりそうですね。
 
 ちなみに今回の寒の戻りのピーク・・・2日(火)頃の空模様・・・気になるのが人情ですよね?
 今日もしっかりチェックしておきました。

GSM2日09時190328
(図をクリックすると拡大します)

 引き続き太平洋側でも降雪・積雪の「可能性がある」空模様が予想されています。

 計算値通りに推移するなら・・・「桜に雪」の映像が撮影される地域もあるかも??

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
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2、今日の空模様・・・北日本の寒の戻り、一雨・雪降って東日本に拡大!


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝も新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔190328

 昨夜は森全体がうなりをあげるような強風に横殴りの雨。
 一夜明けて窓を開けると・・・雪景色が広がっていました。

 未明から積もり始めた雪は、09時現在で5センチ程度
 日が高くなるにつれ雪の粒が大きくなっています。
 
 最寄りの信濃町アメダス最低気温は-1.1℃(07時02分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190328

 気圧配置を見ていると・・・どうやら日本付近は3つの空気の覆われているらしい。

 まず・・・北陸から東北南部を横切る寒冷前線の北側は冬の空気。
 北日本は西高東低 冬型の気圧配置になっていて、日本海側中心に広範囲で雪雲が観測されています。

 続いて・・・日本海側の寒冷前線と太平洋沿岸の停滞前線に挟まれた西日本と東日本の太平洋側は、春爛漫ではないけれど、そこそこ暖かい春先の空気。
 北陸付近は冬の空気とのせめぎあいが強まって、雷を伴うような雪・雨雲が発達し、信濃町などそこそこ標高の高い地域を中心に雪が降り始めているようです。

 そして・・・九州南岸付近に延びる停滞前線の南側は春爛漫あるいは(本州の春末期)の空気。
 沖縄では初夏を思わせる暖かさになっていて、春先の空気とせめぎ合う九州南部付近では雨雲が活発するとともに大気の状態も不安定になっているようです。

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・北日本を真冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が南東進中。
 また、東日本にも冬の寒気を伴った上空の気圧の谷が接近中。

 このためまだまだ下り坂・・・そして北日本の冬の空気が優勢になってきそうですけど・・・

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190328
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM28日190328
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

  実況でチェックしたように、日本付近の(冬・春先・春爛漫)3つの空気を司るのが3本の偏西風強風帯(水色・灰色・薄赤色)。
 
 冬の寒気を司る偏西風強風帯に沿って、北海道付近には-30~40℃以下の冬又は真冬の寒気がコンスタントに流入。
 悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するたびに雪雲が強まったり弱まったりする状態が続きそうです。

 また、東日本付近では午前中、上空の気圧の谷が通過し下り坂に向かうものの、夜にかけて好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近。
 次第に回復に向かうことが予想されます。

 そして春爛漫の南西諸島付近は・・・東西方向の偏西風強風帯が停滞。
 強風帯に沿って季節を分ける前線帯が停滞すると思われます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・北日本は強弱あれど西高東低 冬型の気圧配置が続き、等圧線が混雑。
 日本海側の降水(雪)、北西強風・高波が続き、平地降雪の目安=-6℃以下の寒気が関東甲信北部まで南下することが予想されています。

 また、上空の気圧の尾根の接近に伴い日本海には高気圧が東進。
 西から晴天域が拡大し、高気圧後面の朝鮮半島付近で寒気が北上することがわかります。

 そして偏西風強風帯が停滞する南西諸島方面・・・
 前線の降水帯が停滞することが予想されています。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190328
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 紫色は下層雲。

 GSMモデルとほぼ同様。
 
 3つの空気のせめぎあいという視点でご覧いただくと、天気変化の「流れ」が比較的理解しやすいんじゃないかと思いますけど・・・いかがですか?


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 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


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春と冬のせめぎあい!前線の雨・雪降って寒の戻りへ(190327)


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1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・北日本から寒の戻りスタート!


 まずは北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190327
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 -30~36℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が北日本へ。
 上空の気圧の谷が東海上に抜けるタイミングで、北日本の強い寒の戻りがスタート!

 一方、大陸ではさらに強い-30~42℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷が南下中。
 北半球の-42℃以下の寒気は縮小傾向に見えるけど、ー39℃前後の寒気エリアは拡大中。

 次の上空の気圧の谷が日本付近を通過する明後日29日頃から、西~東日本でも強い寒の戻りになることが予想されます。

 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックすると・・・

週間気温190327

 週末から来週前半をピークに、平年を大きく下回る長く?厳しい??寒の戻りが予想されています。

 また、期間後半の予想のバラつきが大きくなっていますけど、どの程度寒くなるのか?という寒さの程度問題にすぎません。

 ということで・・今日も強い寒の戻りに伴う具体的な空模様・・・

 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデルを使って、「日本海側だけでなく太平洋側も含めて、強い寒気の南下の影響が顕著に表れそうな」4月1日(月)21時の空模様をチェックしておきました。

GSM01日21時190327
(図をクリックすると拡大します)

 -40℃以下の「真冬でも数えるほどしか南下してこない」強い寒気を伴った寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北海道付近に南下。
 北日本中心に下り坂、そして大気の状態が不安定になって雪雲が空高く発達することになりますが・・・

 寒冷渦を反時計回りに回るように-30~35℃以下の真冬の寒気と悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)伴った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に本州上へと南東進。

 上空、地上付近ともに季節外れの強い寒気が南下し続ける中、息をするように冬型の気圧配置が強まったり弱まったりすることが予想されています。

 このため、十分に寒気が南下する中、冬型の気圧配置が弱まるタイミングで関東付近に南岸低気圧や気圧の谷が発生。
 特に1日は、気圧の谷の降水域が関東南部にかかる中、上空約1500m-4℃以下の寒気が太平洋上まで南下することが予想されていて・・・

 「計算値通りに推移し」「先行する寒の戻りで地上気温が十分に下がっている」のであれば、先週土曜日のように箱根や富士五湖、奥多摩で雪が降るだけでなく、八王子周辺などでも降雪・・・最悪「桜に雪」になることが考えられます(日本海側では平地降雪の可能性)。

 次の元号が発表されるのは、雪の中という地域も?
 いずれにしても、今回の寒の戻りの影響・・・天気予報では桜の話題ばかり目につきますけど・・・もう少し前倒しで深く伝えてもいいんじゃないのかな?なんて気がします。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・寒の戻りの露払い?前線の影響始まる・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝は新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔190327

 夜明け直後は白っぽい青空にモルゲンロートの黒姫山が映えていましたけど、08時を過ぎて空の白さが増してきました。

 最寄りの信濃町アメダスの最低気温は-2.0℃(06時16分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190327

 昨日、午前中を中心に太平洋側に雨を降らせた低気圧は東海上で発達中。
 また、夕方以降、日本海側に雷雨をもたらした低気圧はオホーツク海へ。

 北日本中心の西高東低 冬型の気圧配置が形成され、北日本には冬の寒気が流れ込み始め、日本海側に弱い雪雲も観測されていますが・・・

 東シナ海に中心を持つ高気圧に覆われている西日本は晴天優勢。
 高気圧の西側を回って暖かい南西風が吹き込んでいるため、朝の放射冷却さえ乗り切れば、急速に気温が上昇しそうです。

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190327
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM27日190327
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 北半球のアニメでチェックしたように、-30~35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)と(上空の気圧の谷が深まった)寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北海道を通過。
 これを機に北海道付近は北西偏西風の場になって、真冬の寒気が流れ込みやすい状態になる模様。

 また、日本海では北西方向の偏西風強風帯が顕在化。
 偏西風強風帯に沿って、上空の浅い気圧の谷が断続的に近畿~東日本を南東進し始めることが予想されています。

 さらに、東シナ海方面でも偏西風強風帯が顕在化。
 夜にかけて上空の気圧の谷が東シナ海へと東進することも予想されています。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・上空の気圧の谷にできた寒冷渦直下で低気圧が発達のピークを迎え、オホーツク海をゆっくりと北東進。
 -40℃以下の寒気が流れ込む北海道は風こそ弱まるものの大気の不安定な状態(雷を伴って雪雲が空高く発達しやすい状態)になることが予想されています。

 また、日本海で顕在化する偏西風強風帯と上空の気圧の谷に対応して、日本海に低気圧が発生。
 前線の降水帯を伴いながら東北南部付近へと東進することが予想されています。

 そして東シナ海でも・・・前線の降水帯が活発化しながら東進を開始。
 
 全国的に下り坂・・・だけど、北日本は寒気優勢の下り坂・・・
 西~東日本は暖かく湿った南西風優勢の下り坂・・・
 冬と春のせめぎあいによる下り坂になっていることがわかります。

相当温位190327
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 この時期としては強めの300Kという暖かく湿った空気が、南西風に乗って高気圧の西側を回るように西~東日本に流入。
 日本海を東進する低気圧付近で冷たい北西風とぶつかって前線帯を形成することがわかります。

 まさに冬と春のせめぎあい。
 
 上空寒気も南下傾向ですから低気圧と前線付近では大気の状態も不安定。
 落雷や突風など激しい現象の発生も予想されます。

 中部山岳北部の春山、バックカントリーは要警戒!!




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

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 今日、日本海側で活発化する低気圧や前線の降水帯・・・
 夕方以降 急速に活発化して新潟~山形付近の沿岸を襲うことが予想されています。

 本当に急速・・・ちょっと怖いくらい・・・

 また、上陸した前線帯は南下を続けて明朝には太平洋側でも雨の可能性。
 さらに東シナ海から前線の降水帯が東進して、南西からも下り坂。
 
 発達した低気圧ではなく前線の影響で天気が崩れますけど、前線付近の現象は結構過激かもしれませんね?

 ということで・・・今日は荒れる可能性がある新潟へ・・・
 誤字脱字、意味不明・・・ありましたらご容赦ください。


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Kasayan

大昔、気象会社や東京の放送局で天気予報番組を作っていたこともありますが今は故郷長野で2回目の日本一周を夢見るただのヨット好き。山岳ガイドのタマゴたちと気象の勉強中。最近多くの時間を野尻湖畔の山小屋で過ごしています。

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