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 また、このブログでは専門の天気図を多用していますが、難しいと思われた方は飛ばし読みして、理解できる図だけをお読みください(これがブログの良いところ)。
 普通の天気マークの天気予報だけをチェックするより、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??

 当ブログで使用している専門の天気図の色塗り後の原図を、記事末尾に掲載してあります。
 記事末尾の図をクリックしても、記事中に掲載してある書き込みのある図をクリックしても原図が拡大します。
 興味のある方はご覧ください。

 ところで・・・このブログではめったに登場しない食べ物映像。

つかそば150407

 一見、普通の天ぷら(かき揚げ)蕎麦ですけど・・・麺に注目!
 なんと・・・和風のそば汁に”中華麺”が入っています。

 強烈な違和感があると思いますが・・・食べてみると、かき揚げの甘みが汁に溶け出し、麺と絡み合って実に美味いんです!!

 これ・・・新潟県上越市の方に教えていただいた、直江津駅近くの塚田そば店(通称:つかそば)の看板メニュー「天玉中華」(320円)。
 店で食べるのが一番ですが・・・中華麺とかき揚げを購入すれば、家庭でも簡単・安価に作れますので是非お試しください!!
 (どうしてもご紹介したくて・・・ごめんなさい)
 









 さて・・・今日は長野県と新潟県の県境付近・・・信濃町 野尻湖畔に来ています。

信濃町野尻湖畔の雪150407

 昨夜から雨が降り続いていますが・・・まだ積雪吹きだまりで1m弱
 ホントに今年は雪が多いです。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況150407

 昨日に引き続き、太平洋沿岸に(菜種梅雨の)前線が停滞

 前線付近では、南から流れ込む暖湿気=雨の原料の影響で大気の状態が不安定になっていて、非常にシャープで活発な雨雲が観測されています。
 また、前線の北側でも・・・南下中の大陸の寒気の先端に位置する日本海側中心に、広範囲で雨雲がかかっていて・・・ほぼ全国的にぐずついた(梅雨時のような)天気になっているようです。

 衛星の水蒸気画像を見ると・・・大陸から悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東進中
 日中も、ぐずついた天気が続いてしまいそうですが・・・


 まずは普通の天気図を使って、明日夜にかけての気圧配置の変化と空模様の関係を、大ざっぱに把握しておきましょう。

予想図アニメ150407
(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)

 明日夜にかけて、太平洋沿岸に(菜種梅雨の)前線が停滞しますが・・・
 大陸から移動してくる(冷たく乾燥した)高気圧に押されてゆっくりと南下する模様。
 「寒の戻り」になっても、天気が回復してきそうに思えますけど・・・

 高気圧の中心の南側への張り出しがイマイチ。
 太平洋側の地域では、関東付近を中心に、高気圧から吹き出す北東風が吹きこみ・・・
 三陸沖の冷たく湿った空気が運び込まれてきます。

 このため日本海側はそこそこ回復してくるものの、太平洋側には前線北側に拡大する雲がかかりやすく・・・
 北東風が直接ぶつかる関東付近では、明日にかけても梅雨時のようなぐずついた天気が続き・・・厳しい(菜種)梅雨寒?になることが予想されます。
 (なお、今日の北海道西高東低 プチ冬型上空の冬の寒気で、冷たい北西風が強く、局地的・一時的な降雪も?
 

 ということで・・・春らしくない今日の空模様・・・専門の天気図を使って、詳しくチェックしていきましょう。

500図150407
(図をクリックすると色塗りした原図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、大陸の上空寒気を運ぶ偏西風の南下とともに日本海を東進し、北日本へ

 また、上空の浅い気圧の谷が、南岸に位置する偏西風の強風帯に沿って、九州南岸~関東沿岸断続的に通過することがわかります。

 このため地上では・・・下段の図・・・上空の気圧の谷の前面で、前線の降水帯活発なまま太平洋側へと南下
  西高東低 プチ?冬型の気圧配置の北日本では、等圧線が混雑して北西風が強まってくることが予想されています。

 また、太平洋側は・・・上空の気圧の谷後面を移動してくる高気圧の南側に位置するようになって、北東風が優勢に
 三陸沖の冷たく湿った北東風が吹きこむ関東甲信付近で、前線の降水域が北側に広がる状態が続くことがわかります。

 ということで・・・今日は、日本海を通過する上空の気圧の谷が通過するタイミングと、太平洋側を断続的に通過する上空の浅い気圧の谷の影響次第で、予報にブレが生じると思われますが(梅雨時?は予報がブレますよね?)・・・


 続いて、上空の気圧の谷の通過と偏西風強風帯の南下に伴い、「寒の戻り」をもたらす上空の寒気が南下してくる様子にも目を通しておきましょう。

500気温150407
(図をクリックすると色塗りした原図が拡大します)

 こちらも上段の図から・・・空模様の骨格と同じ上空約5500mの気温分布ですが・・・上空の気圧の谷の直後を-30℃以下の冬の寒気が南下
 これに伴い、前線に伴う中層雲エリア(露点温度と気温の差=湿数<6℃エリア)もゆっくりと南下することがわかります。

 さらに、地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)でも・・・下段の図・・・0℃以下晩冬の寒気-6℃以下冬の寒気がジワジワと南下し・・・関東付近まで達する模様。

 かなり厳しい「寒の戻り」になると思われますが・・・

 気になるのは地上付近に-6℃以下の寒気が流れ込む北日本の降雪。
 先にチェックした専門の天気図では、ほとんど降水が計算されていませんでしたけど・・・日本海側、標高の高い所を中心に、局地的、一時的な雪になることも、想定しておいたほうがイイかもしれません。


 それでは最後・・・以上のチェックポイントを確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(シミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ150407
(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 前線付近・・・南西風と北風の収束線で降水が活発化するわけですけど・・・
 明日にかけて日本海に移動してくる高気圧に押されて収束線が南下
 
 明日には太平洋側も回復してきそうですけど・・・三陸沖の寒冷湿潤な北東風が吹きこむ東海~関東甲信付近では、北風と北東風が収束して雨雲が活発化
 梅雨時と同様、なかなかスパッと回復しない模様。

 また、北海道付近・・・冷たい北西風に伴って断続的に下層雲がかかるようですけど・・・
 この季節としてはかなり強めの寒気が南下してきますから、繰り返しになりますけど局地的・一時的な雪は想定しておきたいところです。
 (北・中・南アルプス、志賀高原等、関東甲信の高い山でも雪になる可能性。登山、春スキーは要注意)

 なお、この「寒の戻り」ですが・・・

週間気温グラフ150407

 最新の計算値では、10日(金)にはひと段落しそうです。
 
     府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
     府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
       気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
      (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

      府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
     府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
      (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

     専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
                 http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
 
拡大500図150407 拡大500気温150407
(専門の天気図の原図です。クリックで拡大)

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