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・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


今日は野尻湖畔の山小屋からのブログ更新。PCにPhotoShopが無いので、北半球上空の寒気CGなどは午後にも追加UPしたいと思います。

北半球最大の寒気塊は?・・・午後追加予定


 (1)北半球上空の気圧配置と寒気の様子


 寒気の在庫チェック・・・北半球上空の気圧配置と寒気の様子(実況)18時46分追記
北半球上空の寒気アニメ180226
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 シベリアにはまだ寒気の在庫がタップリ。
 どんな形で日本付近に南下するのか?それとも南下しきれないのか??
※図をクリックすると天気図を除いた昨夜21時の寒気と地図のみの図が表示されます。
 画素数は放送にも使用可能レベル。完全にKasayan作成で著作権も放棄しています。
 寒波中はリンクを続けますので商用・放送を問わず自由にご利用ください(加工も可)。
 表示内容については原図(AUXN50)を確認し、自己責任でお願いしますね。


 (2)向こう一週間の気温傾向・・・3月に入ると気温は乱高下??


 では向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェック。

週間気温グラフ180226

 28日(水)から1日(木)にかけて気温急上昇。
 このタイミング・・・天気予報番組では早くも春の嵐が伝えられるようになりました。

 というのも、寒気と暖気のせめぎ合いによって低気圧が急発達しながら日本海を北上するから。

GSM3コマ180226
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 気象庁が普通の天気予報(短期予報・週間予報)の作成に用いているGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)には、春一番が吹くときの典型的な気圧配置が描かれています。

 そして春一番のお約束は反動の寒さや雪。
 今回も2日(金)に東~北日本中心の西高東低 冬型の気圧配置と寒気の南下が予想されています。

 このサイクルが周期的になると、まさに「三寒四温」。
 過激な天気変化が多いこの頃・・・三(真冬並みの)寒、四(初夏を思わせる)温・・・にならないことを祈ります。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)




今日の空模様・・・西から晴天エリア拡大も、北日本の寒さ続く!


 それでは、ここから今日の空模様


 (1)予報のスタートライン・・・実況


 今朝の新潟県境の信濃町、野尻湖畔・・・

信濃町180226

 夜明け直後はチラチラと雪が舞っていましたが、日が高くなるにつれて木々の間から黒姫山や妙高山が見え始めました。

 Kasayanが居る山小屋周辺の積雪は1m以上。
 入り口へと昇る階段はすっかり雪に覆われ、真横から入る状況になっています。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況180226

 太平洋を東進する上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)前面を、南岸低気圧が東進中。

 先週金曜日までは、降水(雪)域が陸地にシッカリかかることが予想されていましたけど、次第に南寄り、そして弱まりながら通過する予想に変化。
 結果的に降水域は沿岸をかすめるだけになりました。

 一方、北海道は西高東低 冬型の気圧配置・・・というか?冬型のカタチ。
 日本海側には弱い雪雲が観測されています。

 そして以上二つのエリアに挟まれた西~東日本・・・
 西と東の二つの高気圧の間に入り、気圧の谷というよりは気圧の尾根になっていて・・・
 雲が多めながらもまずまずの天気になっているようです。


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM26日180226
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・津軽海峡付近に停滞する偏西風強風帯(水色の矢印)に沿って、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)と-35~40℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が断続的に北日本を通過。
 北海道では真冬の寒さと雪の降りやすい状態が続くと思われます。
 
 一方西~東日本では、午前中に上空の気圧の谷が通過。
 夜になると上空の気圧の谷は東海上に抜け、代わって日本海に好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)がやってくることが予想されています(東シナ海にも大陸から上空の気圧尾根が接近)。
 夜にかけて好天ベースの空模様が予想されます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・北海道は夜にかけて等圧線が混雑気味。
 北海道西岸には、北寄りの風の収束線(黄色の点線)付近を中心に局地的ではあるものの活発な降雪域が予想されています。
 (地形の影響を受けにくい上空約1500m)-10℃以下の寒気に覆われて、厳しい寒さも続く模様。

 一方西~東日本・・・午前中は沿岸を中心に南岸低気圧の影響を受けるものの・・・夜にかけて高気圧の晴天域が優勢に。
 寒気の北上は鈍いものの、日射しの強さに近づく春を感じられるかもしれません。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ180226
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 太平洋側は午後にも回復。
 遠州灘付近に東寄りの風の収束線が予想されていて・・・重箱のスミを突き破る??(ネガティブに考える)と東海への影響が気になるところ。

 また北海道では、北寄りの風の収束線が石狩湾付近に停滞。
 いわゆる石狩湾低気圧と呼ばれる小低気圧の発生も示唆されているので、局地的に強まる風雪に注意が必要となりそうです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html

 拡大GSM3コマ180226拡大GSM26日180226北半球公開180226
(図をクリックすると注釈の書き込みのない図が拡大します)

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