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1、週末の空模様


 今週はKasayan自身のため?毎日週末の空模様をチェックし続けてきました。

 テレビの天気予報でも「週末は(北海道を除き)晴れて絶好の行楽日和」なんて伝えられていますけど・・・最新のデータはどうなっているんでしょうか?

 まずは明日、10日(土)の空模様

GSM土曜181109
(図をクリックすると拡大します)

 詳しくは図中の書き込みをお読みいただきたいのですが・・・

 悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)の親分といえる寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)直下で沿海州の低気圧は発達のピーク
 風車の羽根のように寒冷渦を反時計回りに回る上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)と0℃以下の寒気の流入によって、北海道の回復は期待できそうもありません

 また北陸から東北の日本海側は、午前中を中心に時雨模様
 夜にかけて回復傾向とはいえ、西寄りの強風と高波もすぐさま回復するとは考えにくい状況です。
 (明日、新潟で外仕事を予定しているKasayanとしては少々厳しい状況 orz)

 一方、西日本と東日本の太平洋側(北は長野県北部 長野市~中野市付近、上越国境付近まで?)では、急速に回復
 夜にかけて穏やかな秋晴れエリアが拡大し、天気予報通り「絶好の行楽日和」になりそうです。
 (もっとも中部山岳の稜線付近はかなりの強風を想定しておいたほうが良さそうです)

 続いて11日(日)の空模様

GSM日曜181109
(図をクリックすると拡大します)

 引き続き北海道は風が強く、西岸中心に時雨模様
 -5℃以下の寒気が通過する朝、地上の気温や湿度次第では(遅れに遅れている)初雪が観測される可能性(非常にわずかの可能性)がありますけど、どうなりますやら??
 少なくとも峠道では降雪の可能性があります。

 一方、西~東日本・・・今度は北陸や東北の日本海側も含めて高気圧の勢力下
 寒気の南下も津軽海峡付近までですから、穏やかな秋晴れ・・・小春日和になりそうです。


2、高温傾向がおさまる来週前半の空模様は?


 農作物への影響が心配される高温傾向も来週半ばまでに解消されることが予想されています。

 最新の気温傾向(平年差)のグラフをチェックすると・・・

週間気温グラフ181109

 やはり13日(火)頃から平年並みか平年を大きく下回る予想(北海道だけ異例の高温??)。

 気温が大きく変化するということは天気も大きく変化するかも??
 ということで、来週月曜日~水曜日の空模様と寒気の動向もザックリとチェックしておきました。

GSM来週181109
(図をクリックすると拡大します)
 
 寒気を伴う上空の気圧の谷が断続的に南下し、水曜日にかけて初冬の寒気を運ぶ偏西風も太平洋まで南下
 これを境に、東日本では平年を大きく下回ることになるようです。

 また、上空の気圧の谷が断続的に通過するため変わりやすい空模様??

 そんな中、-5℃以下の寒気が今季初めて?本州まで南下するようですから、遅れに遅れた北海道の初雪も来週半ばには観測されるかもしれません。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)


2、今日の空模様・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平181109

 綺麗な朝焼けが見えていたのですが・・・
 09時頃には雨が降り出し、善光寺平周辺の山々は「雨に煙る」状態に。

 最低気温は13.8℃(06時32分)。
 一か月前の暖かさになっています。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況181109

 ご存知のように、低気圧と寒冷前線が発達しながら北東進中。
 西から下り坂の状態。

 衛星の水蒸気画像を見ると、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)を境に、大量の水蒸気(白いエリア)と寒気(白くないエリア)がせめぎ合って、激しい現象を引き起こしていることがわかります。

 ということで、今日は発達した低気圧の接近、そして前線が通過するタイミングで荒れ模様の天気になることが想定されます。

昨日20時から今日08時までのレーダー画像
全国レーダー08時まで12時間181109
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)


 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM9日181109
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。 

 悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)と-20℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が深まりながら沿海州を北東進
 今夜には偏西風の流れから切り離され、寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)となって、動きを止めることが予想されています。

 また、-15℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷日本海を断続的に北東進

 さらに本州上と南岸の偏西風強風帯に対応して上空の気圧の谷が弱まりながら北東進することが予想されています。

 このため地上では・・・下段の図・・・-20℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷に対応して低気圧急発達しながら沿海州へと北東進
 今夜には寒冷渦直下に入り、発達のピークを迎えることが予想されています(閉塞が加速)。

 また、日本海と太平洋を北東進する上空の気圧の谷に対応して寒冷前線北東進
 (本州上の偏西風強風帯に対応してキンク部(低圧部)を形成)
 日本海では上空の寒気主体で、太平洋側では暖かく湿った南風主体大気の状態が不安定になり、活発化した前線の降水帯が北東進することが予想されています(明日朝には東海上へ:冒頭土曜日の天気図参照)。

相当温位181109
(図をクリックすると拡大します)

 これは気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 寒冷前線の東側直近には強い暖湿気南西強風に乗って流入。
 大気の状態が非常に不安定になって落雷や突風など激しい現象の発生が心配されます。

 また、前線の東側にはかなり広範囲に暖かく湿った暖湿気が流れ込む模様。
 活発な雨は寒冷前線通過時の短時間なもので済みそうですけど、それ以前にシトシト雨が降ったり止んだり・・・一日を通してあいにくの空模様になることがイメージできます。


 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ181109
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 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様の空模様。

 で・・・解像度の高いMSMモデルでチェックしたいのが回復のタイミング
 明朝西日本と東日本の太平洋側は急速に回復するものの、北海道と北陸以北日本海側は時雨模様が予想されていますけど・・・

 少なくとも北陸以北の日本海側で、どのタイミングで晴れ間が広がり、風が弱まってくるのか?
 低気圧や前線の動きが計算値と微妙に異なっているようにも見えますから、夕方発表の予報で再チェックしておきたいところです。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


(4Kタイムラプス動画:菅平高原方面 天使の梯子)

KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


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