・このブログは天気図アニメ等、PCに最適化されています。
 スマートフォンでご覧になる方は、ご面倒でも「PC版サイトを見る」に設定願います。
・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向


 今日も飽きずに?北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190314
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 昨夜から-36℃以下の真冬の寒気を伴った寒冷渦(低マーク:寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北日本を通過中。
 このため北陸以北の日本海側を中心に久々のまとまった雪になっています。

 また、北極海では-42℃以下の寒気が蓄積中。
 先月末には「風前の灯」レベルまで弱まりましたが、2週間ほどで立派な?寒気塊の成長しています。

 で・・・今後の課題?は北極海に蓄積中の寒気が、いつ?どこへ?どの程度?流れ出すかということ。
 向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックしてみると・・・

週間気温グラフ190314

 昨日の計算値と同様、今回の寒の戻りは17日(日)か18日(月)頃まで続く予想。
 また、一転来週は平年を大きく上回る高温傾向が予想されています。

 となると暑さ寒さも彼岸まで・・・この週末で寒さや雪も終わり???
 念のため今日もグラフの”その先”・・・来週末、不穏な空模様が「計算されている」23日(土)の空模様をチェックしておきました。

GSM23日190314
(図をクリックすると拡大します) 

 昨日に引き続き不穏な空模様・・・
 日付を隠して「2月前半の空模様」と言われても信じてしまうような計算値がはじき出されています。

 東京には降水域とともに上空約1500m -6℃線が南下してくる予想(あくまで計算値)。
 (まずありえない?と思いますけど・・・)これで東京に「なごり雪」が降るようなことがあれば、
 (21日に桜の開花が予想されている東京では)桜に雪なんてことになるかもしれません。

 【おまけ】
 今日は、週末の空模様もチェックしました。

 図が小さいですけど、図をクリックすると拡大します。

 図中のコメントを参考に週間予報を具体的な空模様としてイメージしたり、天気マークの裏に隠れた「サブマーク」や天気予報のブレ幅を考える参考資料にしていただければ幸いです。

GSM週末190314
(図をクリックすると拡大します)

 「いまのところ」「計算値通りなら」アウトドアは日曜日がマシだけどコマメな状況確認は必要になりそう??

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日の空模様・・・日本海側の雪も午後には回復!低温傾向・・・


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝は新潟県境 信濃町 野尻湖畔からのブログ更新。

野尻湖畔190314

 昨夕からの降雪で積雪は30センチ弱。
 車はすっかり雪に埋もれ、風も強かったので屋根のあるベランダにも雪が吹き込んでいます。

 最寄りの信濃町アメダスの最大積雪と最低気温は46センチ(07時)、-3.2℃(06時12分)。
 これから道路までの除雪をして、車を掘り起こさなければ・・・orz

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190314

  衛星の水蒸気画像を見ると、(北半球のアニメでチェックした)寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が津軽海峡付近を南東進中。
 北西偏西風に乗って大陸の寒気が日本付近に流れ込んでいる模様。

 このため地上では、寒冷渦直下の低気圧が津軽海峡付近を東進中。
 日本海側では雪雲が活発化していて・・・
 西高東低 冬型の気圧配置が完成しようとしていることがわかります

 もっとも黄海方面からは好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が南下中。
 冬型の気圧配置が完成してもすぐに東シナ海に中心を持った高気圧が優勢に。
 天気は急速に回復すると思われます。

昨日18時から今日06時までの全国レーダー画像と推計気象分布をアニメ化

全国レーダー06時まで190314
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)




 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って詳しくチェックしておきましょう。

GSM14日190314
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 昨夜からの大雪をもたらした寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)は、-40℃以下の真冬の寒気とともに東海上へ。
 夜にはかなり遠ざかるため、北日本は回復に向かうと思われます。

 一応、西~東日本はには偏西風の強風帯が停滞。
 緩やかに蛇行しているだけなので、天気を大きく崩すことはなさそうですが、断続的に上空の浅い気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域:正渦度極大値)が通過することが予想されています。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・午前中は西高東低 冬型の気圧配置が継続。
 等圧線が混雑するとともに-6℃線は太平洋側まで南下し続けるため、東~北日本中心に低温傾向、強風・高波、日本海側の降雪が予想されています。

 一方、午後は北日本も含めて冬型の気圧配置が弱まる模様。
 日本海側の降雪もかなり弱まり、高気圧の晴天域が拡大してくることが予想されています。

 ただ・・・上空の浅い気圧の谷の影響で、雲が取れにくい空模様になると思われます。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それでは、以上のチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190314
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 冬型の気圧配置による日本海側の降雪・・・夜にはかなり弱まる模様。
 明朝にはすっかり回復しているようです。

 また、西~東日本も太平洋側中心にまずまず空模様で推移するようですが・・・

 明朝には寒冷渦に続く-35℃以下の寒気を伴う上空の気圧の谷が日本海を通過。
 これに伴って日本海で新たな低気圧と前線が発生することが予想されています。

 早くも明日は、週末の低温と冬型の気圧配置、そして日本海側中心の雪?の準備段階に入るようですね。


 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


KasayanのYouTubeチャンネル(タイムラプス映像集)https://www.youtube.com/user/kasayangw


 ご意見・ご質問等は、コメント欄・メール(kasayangw@yahoo.co.jp)にてどうぞ。
 可能な限り返信いたします。

(当ブログに引用の天気図等は、気象庁、WNI、プログラム配布先より使用許諾を得ています)
(当ブログはリンクフリーです。ご自由にリンクしてください。)
(私が撮影した映像・動画は無断転載OKです。連絡をいただければ原本を差し上げます。)



航海のための天気予報利用学バナー121212