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(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


 今朝、経理兼家計用のパソコンにトラブル(弥生会計etc.)・・・
 女房はお手上げ・・・わずかな財産の一大事!!ということで、対策に時間がかかり更新が遅れてしまいました・・・orz

1、北半球上空の寒気と気圧配置の動向・・・寒の戻り第二波スタート!


 もう少しで終了??
 今日も寒の戻りのパトロール・・・北半球上空の寒気と気圧配置の動向から。
北半球アニメ190412
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 -30℃以下の冬の寒気が北日本を通過中。
 今朝も東~北日本中心に平年を下回る冷え込みに。

 日差は春・・・晴れればそれなりに温かくなりますが、朝晩は平年を下回る寒の戻り第二波が始まっています。

 とはいえ、この寒気もまもなく東海上に抜ける模様。
 ようやく春爛漫の陽気が訪れそうですけど・・・・

 シベリアでは-42℃以下の厳冬期の寒気を伴った寒冷渦が成長しつつ南下中。
 仮にこの寒気が日本に南下してくるなんてことになれば、トンデモナイ寒の戻りになってしまいます。

 まさか・・・と思いたいところですけど・・・

 ※11時05分訂正(1月20日と書いてそのまま1月20日の記事にリンクしていました。お詫びして訂正いたします)
 2013年4月21日(当日のブログ記事にリンク)・・・今回の寒気に近い強さの寒気が東~北日本に南下。
 Kasayanの住む長野市では観測史上最も遅い積雪になり、桃などの果樹や野菜などに深刻な凍霜害が発生してしまいました(長野マラソン当日の降雪・積雪)。

 ですから、なんの根拠もなく(データの裏付けもなく四月も半ばだからという理由で)「平成の寒の戻りはこれで終わりです」なんて言えません(Kasayanは)。

 恐る恐る?向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データをチェックしてみると・・・

週間気温グラフ190412

 とりあえず向こう一週間はゆっくりと昇温傾向。
 15日(月)頃、一時的に寒気の弱い南下があるものの、凍霜害を心配するような寒の戻りは予想されていません。

 心配しすぎかも???
 念のため、昨日発表された一か月予報(リンク)もチェックしてみると・・・

一か月予報190412

 向こう一週間(19日まで)は西日本で低温傾向、北日本で高温傾向・・・西低東高?の気温分布が予想されていて、向こう一週間の気温傾向のグラフと矛盾しないように思われます。

 一方、再来週(20日から26日まで)は気温傾向が逆転・・・西高東低?の気温分布が予想されています。
 というのも、東~北日本で(寒気を運び込む)偏西風が南側に蛇行しやすい(東谷)から。

 ちなみにこの状態が(東谷)が非常に強まったのが、先にご紹介した2013年1月20日。

 だから強い寒の戻りがあるかも?なんて「言える段階ではありませんけど」、Kasayan的には来週を乗り越えるまで、寒の戻りのパトロール?を続けてみたいと思っています(心配性すぎるといえばそれまでなんですけど、生活の糧である自分の畑で凍霜害があったら・・・と考えると心配するのが当たり前ですよね)。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     



2、今日は金曜!!週末の空模様・・・土曜はOK、日曜の下り坂の様子は??


 今日は週末金曜日!!
 今日の空模様をチェックする前に、週末の空模様をチェックしたいと思います。

 ちなみに昨日の記事でご紹介したように、明日13日(土)の空模様は(めったにお目にかかれない)「全国的な晴天」(「的」ですよ)。

 ですから下り坂が予想されていた14日(日)の空模様を詳しくチェックしておきました。

GSM14日3コマ190412
(図をクリックすると拡大します)

 冬の寒気を伴う上空の気圧の谷が深まり、寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)となって日本海を北東進。
 この寒冷渦に対応して低気圧が発達しながら北海道方面に北上。
 発達する低気圧と前線によって春?番の強い南風が吹く荒れ模様の天気が予想されています。

 で・・・この図を見ると、「何時頃降り出すのかな?」「何時まで外にいられるのかな?」なんて考えてしまうのが人情ですけど・・・

 繰り返しますが、日曜日の荒天の原因は寒冷渦。
 寒冷渦は偏西風の流れから切り離されているため動きが遅く・・・野球のスローボールが打ちにくいように・・・寒冷渦に関連する空模様の変化については予想がブレやすいという傾向がみられます。

 天気変化の傾向に劇的な変化はないと思いますが、変化のタイミングがブレやすい・・・orz
 山や海に出かけるなら安全マージンを大きめに、街中なら期待をもって、最新の予報をチェックするのがお勧めです。



3、今日の空模様・・・太平洋側でにわか雨。落雷や突風の可能性も??


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の長野市街地・・・

菅平190412

 曇ってはいますけど、菅平高原(写真左上)の根子岳(2207m)の山頂が余裕で見える高曇り。
 千曲川沿いの山すそがぼんやり霞んで、ある意味春らしい景色になっています。

 長野市の最低気温は久々の氷点下・・・-1.0℃(05時24分)の冷え込み。
 菅平アメダスでは-11.1℃を観測し、全国トップの冷え込みに。
 高曇りでも放射冷却は強まったようです。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190412

 日本海側に高気圧が張り出す一方、相対的に気圧の谷に位置する太平洋沿岸には四国付近、東海付近の二か所に弱い気圧の谷(黄色の点線:低圧部)が発生。

 さらにその南側には、春の空気と初夏の空気のせめぎあい・・・停滞前線(早いですね・・・梅雨のはしり)が停滞しています。

 このため日本海側は晴天優勢・・・太平洋側は曇りベースでにわか雨も・・・といった状態。
 (太平洋側、箱根など標高の高い所では雪になっているようですね)

 衛星の水蒸気画像を見ると、東シナ海や黄海付近から悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が南東進中。
 東シナ海 大陸沿岸の高気圧と日本海の高気圧に挟まれた気圧の鞍部・・・九州付近から下り坂に向かいそうですけど・・・どうなりますやら??

昨日18時から今日06時まで12時間のレーダー画像と、06時の推計気象分布

全国レーダー06時まで190412
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 ※レーダー画像を自動保存している廃物利用の?タブレット端末も調子悪め.
  一部データが抜けてカクカクしています・・・orz






 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM12日190412
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 実況でチェックした上空の気圧の谷(ピンクの点線:偏西風の南側への蛇行域)は、夜にかけて西~東日本を南東進。

 上空の気圧の谷の先端・・・偏西風強風帯(水色の矢印)が太平洋上まで南下するため、太平洋側中心に下り坂・・・そして-30℃には届かないもののそこそこ低い(-25℃前後)の寒気も南下するため、南から温かく湿った空気が流れ込みやすい地域(気圧の谷)を中心に大気の状態が不安定になることが予想されます。

 また、-30℃以下の冬の寒気を伴った上空の気圧の谷(オレンジの点線)が北日本を通過。
 こちらも局地的・一時的に大気の状態が不安定になることが予想されます。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して・・・下段の図・・・四国沖と東海沖の気圧の谷では風の収束線の降水域が活発化。

 上空の気圧の谷の動きに対応して、降水域は沿岸をかすめるように東に進み、関東沖には新たな低気圧が発生することが予想されています。

 この点、空気の乾燥した北日本にはこれといった降水域は予想されていませんけど・・・
 さすがにー35℃以下の寒気も流れ込むので、念のためモクモク湧き上がる雲には注意したほうが良いでしょう。






 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190412
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 シッカリと上空の気圧の谷が通過する割には、崩れるのは太平洋側のみ。
 それも長引くような雨ではなく、房総半島を除いて夜には回復する模様。

 そして明日・・・ど真ん中に高マークがあって、期待できそうですよね??






 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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