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 今日は日本海からのブログ更新。

日本海の夕陽190707

 昨日は久々・・・いわゆる「日本海の夕陽」を満喫することができました。
 
 右側の水平線に見える黒い影は佐渡島。
 19年前に小さなヨットで旅をしたとき、この景色に魅せられて「いつかまた日本海でヨットに乗りたい」なんて誓ったことを思い出します。



1、今日の空模様・・・今日も沖縄方面と関東甲信で残念な?空模様


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の新潟県 柏崎市 鯨波海岸・・・

鯨波190707

 濃い青空の下、高積雲(羊雲)と層状の層積雲(うね雲)が広がり、空気の層が面的にふれあい、あたかも水面の緩やかな波のように上下にうねり、所々でさざ波を立てていることがイメージされます。

 最寄りの柏崎アメダスの最低気温は19.7℃(04時24分)。
 この時期としてはとても快適な朝になっています。

 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190707

 南海上に梅雨前線が停滞しているものの、南西諸島方面で大きく南に蛇行中。

 このため暖湿気の通り道にあたる沖縄付近は大気の状態が不安定。
 前線がかかる本島付近を中心に断続的に大雨になっているようです。
 (昨日石垣島を旅行中の知人からメールがあり、本島から石垣島への飛行機の運行に乱れがあったようです。ただ前線南側の石垣島は晴れていたとのこと)

 また、梅雨前線上の低気圧に近い関東甲信南部にかけては、昨日に引き続き雨雲がかかった状態。
 どうやら低気圧北東側から流れ込む暖湿気と、オホーツク海由来の冷涼湿潤な北東風がぶつかって(冷湿北東風上の暖湿気が滑りあがって雨雲を形成)しているようです。

 衛星の水蒸気画像を見ると、引き続き日本付近は逆位相。
 (北に高気圧(尾根)、南に低気圧(谷)がある状態)
 偏西風が大きく南北に蛇行していて東西方向の天気変化が遅くなっています。

 ということで・・・今日も昨日と似た空模様が続きそうですが・・・どうなりますやら?

昨夜19時から今日07時までのレーダー画像と07時の推計気象分布

全国レーダー05時まで190707
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 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM7日190707
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 昨日から空模様の変化を遅くしている逆位相の気圧配置(北に高気圧(尾根)(偏西風が北に蛇行)、南に低気圧(谷)(偏西風が南に蛇行)がある状態)が継続。
 どうやら昨日と似たような空模様が続きそうですけど・・・

 よーく見ると、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った東海沖の上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が夜にかけて東海上に抜ける模様。
 とすると・・・関東甲信付近も夜には回復へ?

 一方、東シナ海には悪天パワーの親分と言われる寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が東進。
 明日にも西日本は下り坂に?

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・確かに太平洋沿岸の上空の気圧の谷の東進に伴って、梅雨前線上の低気圧も新陳代謝をしながら東海上へ。
 回復の兆し?が予想されています。

 ただ・・・北陸付近の切離低気圧(寒冷渦に似ていますがイマヒトツ寒気を伴わない)の影響で北陸付近に低圧部が残存。
 この低圧部が梅雨前線上の低気圧から雨雲(暖湿気)を引き込み、回復を遅らせる「気配」が見えています。

 また、上空の太平洋高気圧の勢力が復活し始めるのに対応して南西諸島方面では梅雨前線が北上を開始。
 勢力を保ったままとりあえず奄美付近まで北上することが予想されています。

 そして気になる西日本・・・寒冷渦の影響・・・今日のところは大丈夫そうですけど・・・?



 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190707
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 確かに前線上の低気圧は東海上に抜けますけど・・・
 関東甲信・・・特に南部の梅雨空の解消は遅め。
 特に沿岸に停滞する暖湿・冷湿風の収束線上の雨が残ってしまうようです。

 そして・・・沖縄付近は回復傾向ですけど・・・小康状態といった感じ。

 梅雨前線は再び北上傾向。
 朝鮮半島付近では寒冷渦に伴う不安定性の降水域も拡大してくる模様。
 明日以降の空模様・・・最新の予報をコマメにチェックしたいところです。

 ということで、今日は狭いチャートテーブルでのブログ更新。

キャビン190707

 そろそろ出港準備もありますので・・・短めの更新、ご容赦ください。
 慌てて書いたので誤字脱字、意味不明・・・ありましたらご容赦ください。




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 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
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  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

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 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
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