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・また、このブログでは専門の天気図を多用し、あえて回りくどいコメントをしています
 難しいと思われた方は飛ばし読みして理解できる図だけをご覧ください
(これがブログの良いところ)。それでも天気マークだけの天気予報より、ずっと多くの情報が得られる・・・はず??
   


 今朝、PC画面を見ていると・・・目の奥がジンジン痛くなって・・・目薬を差して1時間ほど朝から昼?寝。
 少し良くなってきたので描きかけのCGを完成させ、ブログにアップすることにしました。

 ということで、今日のコメントは超短め・・・ご容赦ください。

1、南の海上・・・アヤシイ同心円の動向について


 昨日の記事では、「もしかすると梅雨前線を吹き飛ばしてくれるかもしれない」「南の海上の同心円」についてご紹介しました。

 進路や発達次第で、大雨や低温をもたらしている梅雨の気圧配置を吹き飛ばしてくれるかもしれないし・・・大雨に拍車をかけてしまうことも考えられます。

 一回紹介してしまったら、最新の情報を追いかけないのは不親切!

 今日も南海上に予想されている低気圧に関する最新データをご紹介しておきます

台風4号モデル比較190711

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 気象庁発表のGSMモデルは単一?の低気圧を台湾方面に北西進させているようですが・・・
 米国の気象機関(NOAA)発表のGFSモデルは、複数の低気圧を予想し、気象庁GSMモデルより2日間ほど早めに台湾方面への北西進を予想しています。

 両者の予想・・・何かしらアヤシイ熱帯低気圧の発生・発達の「可能性を示唆」しているものの、まだ傾向を云々できるような状況ではありません。

 また、昨日は両者に右へならえで低気圧を予想していたヨーロッパ中期予報センターのモデルに同心円は描かれていません。

 まだバタバタするような状況ではありませんけど、来週末頃、早めの夏休みで沖縄方面の旅行を予定している方は(キャンセル料金と相談しながら)コマめに予報をチェック。

 アウトドアを予定している方は、太平洋から流れ込む暖湿気によって雨雲が活発化しないか?ということに着目しながら予報をチェックしてくださいね。



2、気になる?3連休の空模様・・・最新データ!



 そしてもう一つ・・・連日お伝えしている3連休の空模様。
 こちらも最新データをご紹介しておきます。

GSM3連休190711
(図をクリックすると拡大します)

 こちらは昨日の計算値とほぼ同様。

 土曜日の中国・近畿~東北付近を除いて(関東は除けない?)、あいにくの空模様。
 北は大気の状態が不安定、西~東日本は梅雨前線上を発達しながら東進する低気圧が通過するタイミングをピークにまとまった雨・・・
 条件次第では強い風を伴う大雨になるかもしれません。

 ただ・・・降り出しのタイミングや止むタイミングをシッカリ見極めれば(命に係わる外仕事やアウトドアを除いて)期間の半分・・・三分の一は有効に使えるかもしれません。

 それには・・・最新の情報をシッカリ把握してださいね。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/ 


2、今日の空模様・・・活発な雨雲 次第に東日本へ


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の 長野市街地・・・

菅平190711

 比較的明るい曇り空ですが、9時過ぎからポツポツ。
 南寄りの風がコンスタントに6m/s前後・・・建付けの悪い窓枠をカタカタと鳴らしています。

 最低気温は20.2℃(04時01分)で、少しジメジメ。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況190711

 梅雨前線が停滞し・・・
 西では前線上の低気圧が対馬付近を北東進し・・・東ではオホーツク海高気圧が昨日に増して南に張り出しています。

 このため低気圧に流れ込む暖湿気、オホーツク海高気圧から吹き出す冷湿北東風が西日本でガッチンコ!
 寒時計回りの渦を巻くように、雨雲が活発化しています。

 衛星の水蒸気画像を見ると、梅雨前線に対応する偏西風強風帯が南海上に停滞。
 一方、日本海では、寒冷渦(寒気を伴う上空の低気圧)と上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)がせめぎあい、東西ガッチンコの気圧配置を形成していることが分かります。

 とすると・・・今日も気圧配置の変化・・・天気の変化・・・遅くなりそうですが・・・??

昨夜20時から今日08時までのレーダー画像と08時の推計気象分布

全国レーダー08時まで190711
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)





 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM11日190711
(図をクリックすると拡大します)

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 やっぱり寒冷渦と上空の気圧の尾根がガッチンコ。
 夜にかけても寒冷渦と上空の気圧の尾根がせめぎあい、空模様の骨格に変化なし!

 ただ・・・天気図をよーく見ると、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(ピンクの点線:偏西風の南側への蛇行域)が、他の上空の気圧の谷より比較的足並み(位相)をそろえつつ北東進する模様。

 これに対応して地上では・・・下段の図・・・日本海の低気圧が閉塞を強めながら(低気圧が停滞し、寒冷前線の位置にある前線が温暖前線の位置にある前線に追いつくこと)ゆっくりと北東進し、閉塞点に位置する四国沿岸に新低気圧が発生。

 活発な降水帯がゆっくり東進し・・・夜には東日本にかかってくることいが予想されています。

相当温位190711
(図をクリックすると拡大します)
 
 これは上空約1500mの気温に水蒸気の様子を加味した相当温位図という特殊な天気図。

 昨日は(梅雨前線に沿って)南西から、(東海上の高気圧の縁に沿って)南東から吹き込む暖湿気がぶつかって九州付近に活発な雨雲が形成されていましたが・・・

 今日は南西から吹き込む暖湿気と、遠州灘の乾いた東風がぶつかって雨雲が発達・・・しているように読み取れます。

 そこで、風がぶつかる中部付近を拡大してみると・・・

相当温位850拡大190711
(図をクリックすると拡大します)

 やはりそんな気配が・・・

 でもさらに地面に近い高さでは暖湿・冷湿・・・湿った空気がぶつかっているのでは?
 ということで、上空約300mの相当温位図もチェック。

相当温位975拡大190711
(図をクリックすると拡大します)

 地面付近の相当温位(暖湿気・乾燥空気)と降水域の対応悪し・・・

 どうやら、閉塞して南海上に形成される前線帯で太平洋の暖湿気が上空へと滑り上がり・・・
 本州上のやや高い所で(日本海の低気圧に対応した)潜在的な前線帯を形成しているのかもしれません(目薬を差し、目をつぶりながらちょっと考えたKasayanの思いつきです)。

 ・・・ちょっと脱線してしまいましたね・



 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ190711
(スマホ版のブログではアニメが動きません。「PC版サイトを見る」に設定してご覧ください)

 紫色は下層雲。

 いずれにせよ、天気変化はとーってもゆっくり。

 ということは・・・活発な降水エリアが小さいものの、同じ場所で強い雨が降り続くおそれがあるということ。
 明朝にかけては近畿~関東に予想されている風の収束線付近がアヤシイ感じ。

 特に暖湿気の入り口にあたる東海付近で積算の降水量が増えそうですね?

 ということで・・・今日は走り書きのブログ更新。
 更新時間も遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。




 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     
  (マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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