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 今朝の長野市街地北部、善光寺や長野県庁がある旧市街地方面・・・

市街地北191130

 昨日の白く湧き上がるような雲が消え、濃い青空が広がっています。

 そして標高600~700m前後の里山の標高450m以上には粉砂糖??

善光寺191130

 善光寺にズームすると、国宝の本堂の屋根が真っ白に。

 この景色・・・子供のころから見てきた「長野市の冬の始まり」の原風景です。



1、向こう一週間の気温傾向(平年差)と、明日以降の空模様


 明日からの師走を前に・・・ようやく関東甲信越にも到着した冬の使者の様子からチェック。


 (1)向こう一週間の気温傾向と、次の寒気までの空模様


 例によって、まずは向こう一週間の気温傾向(平年差)の最新データ。

週間気温グラフ191130

 今回の低温は今朝で終わり。
 明後日にかけて平年を大きく上回る高温傾向が予想されています。

 ただ、早くも来週3日(火)には北日本中心に平年を大きく下回り、西日本も含めて週末にかけて低温傾向に。
 昨日までのデータと一昨日に発表された一か月予報を併せ見ると、来週は低温傾向で推移すると考えておくのが良さそうです。




 (2)12月3日(火)、次の寒気南下までの空模様は?


 続いて12月1日(日)~3日(火)、次の寒気が南下するまでの空模様

 気温のアップダウンが予想されているということは寒気と暖気のせめぎあいによる悪天候が心配されます。

GSM3コマ191130
(図をクリックすると拡大します)

 ※訂正:当然ですが初期値は29日です。お詫びして訂正いたします。

 上段の図は、地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置と寒気の様子。
 下段の図は、地上気圧と降水量、日変化や地形の影響を受けにくい上空約1500mの寒気の様子。

 明日01日(日)は、好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が東日本を通過して、東海上に抜けた高気圧の勢力が西に残るものの・・・
 悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が、北日本そして西日本に接近・通過。

 このため東日本には高気圧の晴天域が残り気温も上昇するためまずまずの天気で推移しますが・・・
 西日本と北日本を低気圧や前線の降水帯が接近・通過することに。
 低気圧や前線には南風に乗って暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態も不安定になることが予想されます。

 そして、2日(月)から3日(火)にかけては深い上空の気圧の谷が日本付近を通過し、偏西風強風帯が次第に東西流(ゾーナル)に変化。

 2日(月)は上空の気圧の谷前面を活発な寒冷前線が通過して、前線に暖かく湿った空気が流れ込むとともに-30℃以下の冬の上空寒気が北日本に南下するため、全国的に大気の状態が不安定に。
 短時間強「雨」、落雷、突風など激しい現象の発生が予想されます。

 また、上空の寒冷前線が東海上に抜ける3日(火)は、東西流となる偏西風強風帯に対応して冬の寒気がコンスタントに流入する北海道限定の西高東低 冬型の気圧配置に。
 雪をもたらす下層寒気の南下も北日本限定となり、東北以北の日本海側中心に降雪が強まることが予想されています(北陸付近はブリ起こしの雷と冷たい雨又は降雹、あられなど?)。

 天気が荒れて冬型の気圧配置がになるのはこの時期お約束の天気変化ではありますけど・・・
 冬型の気圧配置が北海道限定というのは・・・Kasayan的に少々変だな?という感じがします。



 (3)低温が続く週末まで・・・特徴的な空模様


 続いて・・・低温傾向が予想されている来週にあって気温の上昇「傾向」が予想されている07日(土)の空模様が特徴的だったので簡単にチェックしておきました。

GSM7日191130
(図をクリックすると拡大します)

 ※訂正:当然ですが初期値は29日です。お詫びして訂正いたします。

 3日(火)の空模様と同様、-30℃以下の冬の寒気を伴う上空の気圧の谷が通過する北日本限定の西高東低 冬型の気圧配置。

 そして日本の南では、上空と地上の太平洋高気圧の西側縁辺を発達した低気圧が北上してくることが予想されています。
 現時点でこの低気圧の「素性」が何なのかは??ですけが、もしかすると熱帯低気圧という可能性も??

 また、この低気圧北側の雨雲が太平洋岸にかかる可能性があって・・・
 雨雲が南岸にかかるタイミングで北東風に乗った下層寒気が十分に南下すれという条件が「重なりすぎた場合」、熱帯低気圧の雨雲による(熱帯低気圧北側の前線帯による??)太平洋側の雪・・・なんていう非常にレアな現象が発生することも「妄想」?されます。

 歴史的な台風19号が発生した令和元年の師走、予断無しで特徴的な天気変化を追いかけてみたいと思います。

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/   


3、今日の空模様・・・低温と降雪終了!晴天拡大 気温上昇へ!


 それでは今日の空模様


 (1)今朝の実況・・・予報のスタートライン


 今朝の 長野市街地・・・

菅平191130

 記事冒頭でご紹介したように市街地北部では薄っすらと雪化粧。

 一方、市街地東側では志賀高原や菅平高原は雪雲におおわれているものの、南側は冬型における太平洋側の天気分布エリアは快晴の空。

北アルプス191130

 北アルプスの表銀座の山並みがハッキリと見えています。

 長野市の最低気温は思ったより温かい?0.2℃(07時30分)。
 そんな今朝の実況ですが・・・

実況191130

 衛星の水蒸気画像を見ると、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が東海上に抜け・・・
 西から好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が接近中。

 天気は回復傾向で・・・
 北日本限定の冬型の気圧配置はまもなく解消。
 西から高気圧の晴天域が拡大し、穏やかな空模様になることが予想されます。

03時実況考察191130
(図をクリックすると拡大します)

 これは03時のアメダス気温・積雪深と推計気象分布

 昨日に引き続き、今日も概ね地上気温2℃が雨と雪の境目になっているようですね。

昨日19時から今日07時まで12時間のレーダー画像と07時の推計気象分布

全国レーダー07時まで191130





 (2)今日の空模様・・・気象庁発表のGSMモデル


 それでは、今日これからの空模様・・・

 気象庁発表のGSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使ってポイントを詳しくチェックしておきましょう。

GSM30日191130
(図をクリックすると原本にリンクします)

 ※訂正:当然ですが初期値は29日です。お詫びして訂正いたします。

 まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置。

 実況から予想された通り、好天パワー(地上の高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根(水色の点線:偏西風の北側への蛇行域)が日本付近を東進。
 今日のところは、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った寒冷渦や上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)の影響を心配する必要はなさそうです。

 で・・・このような空模様の骨格に対応して地上では・・・下段の図・・・大きな高気圧が本州付近を東進し、北日本の冬型の気圧配置も解消に向かうことに。
 また高気圧の中心の西側、南風エリアでは順調に寒気が北上することが予想されています。

 ということで、午前中の北陸以北日本海側、そして道北で冬型の影響が残るほかは、まずまずの晴天で推移すると思われます。




 (3)気象庁MSMモデルで空模様を具体的にイメージ


 それではGSMモデルで確認したチェックポイントを確認しつつ・・・

 解像度の高いMSMモデル(スーパーコンピューターによるシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を具体的にイメージしておきましょう。

全国流線アニメ191130

 紫色は下層雲。

 概ねGSMモデルと同様。
 ただ、日本海側に晴れ間がのぞくのは夕方以降になる模様?

 そして明日・・・寒冷渦や上空の気圧の谷が通過に伴い寒冷前線が北海道と九州北部に接近。
 また、東海沿岸でも収束線の降水帯が活発化。

 冒頭でチェックしたように「今のところ」東日本は天気が持ちそうですけど、太平洋沿岸は夕方の予報で収束線の降水帯の影響を確認すると安心です。



 府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
 府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック: http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
 気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
  (マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)

 府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
 府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/     

 気象庁発表GSM・MSMモデル 無料サイト: http://weather-gpv.info/
 アメリカ気象機関(NOAA)GFSモデル: http://mag.ncep.noaa.gov/
 アメリカ海軍 HP GFSモデル: https://www.fnmoc.navy.mil/wxmap_cgi/index.html?tab=global#global
 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF): http://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue

 専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
          http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
        http://www.hbc.co.jp/weather/pro-weather.html


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